『我が戦士の機体を倒すとはな…!あのザクが大将首だ!他は無視しろ!!』
「おいおい…」
陸也は迫って来たデッドセイバーズの機体を見る。
「いるのはジェガンⅡだけじゃないな…マナテックガンダムと……Hi-νガンダムに似た奴だな…マニー、データの照合は出来たか?」
『はい!名は…量産型Hi-νガンダムです』
陸也は「あれの量産型とかヤバすぎるな…」と引き気味に答える。
シェキナー帝国の新たな量産機はあのアムロ・レイが乗っていたとされている有名な機体だからだ。
パイロット自体ニュータイプが不明な点があるものの、多くのフィン・ファンネルが飛んできてることにいるのは確定してるのだろうと陸也は息を飲み、冷静に対処する。
機体の外部装甲であるPK装甲はビームを弾き、実弾攻撃による被害を半減するが、それにも限度がある。
陸也はならべく被弾しないように攻撃を避けながら、マナテックガンダムと対峙する。
『今度はこっちか!』
「手加減はしない。殺しはしないが、脱出の用意ぐらいするんだな」
ヒートホークとビームサーベルが交じり合う。
陸也が相手にしているマナテックガンダムは不気味なルーンが刻まれたフルアーマーの機体。差し詰め「フルアーマーマナテックガンダム」というべきだろう。
「フルアーマーは実弾が効き辛いが、それはあくまでアーマー事態に、だ。俺が隙間も攻撃できん奴だと思ったか?」
鋭いキックで距離を離す。マルチザクマシンガンをしまい、バズーカを取り出した。
「マルチザクバズーカ、ビーム兵装に変更。これを耐えきれるか実験してやる」
相手が避ける行動に出ようとする直前にバズーカのトリガーを引く。一直線に飛ぶビームが重装甲のマナテックガンダムの胴体に直撃し、コックピットの上部に風穴が空く。
『クソッ!フルアーマーでもあのバズーカに耐えられないのか!?』
パイロットは悔しがりながら脱出し、機体を放棄した。
「二機目、撃破。どんどん来い!全て撃墜してやる!」
*
「流石課長だね。もう二機も倒してる。ボクも奴らを倒さなくちゃね」
アクトマンは迫り来るデッドセイバーズのMS数機を相手に優勢に立っていた。
攻撃されても転移魔法で背後に回っては敵機を壊し、左右に来られても空間魔法による敵機の動きを遅くして攻撃前にメガ粒子砲で撃ち抜いていく。
「アアアクトマァァァン!見つけたぞ!!!」
突然の狙撃をアクトマンは避ける。
「おっと、その声は……いつぞやのダークエルフかな?」
「私の名を忘れるとはな…!このクラブゾンを侮辱したな!」
狙撃して来たのは狙撃型に改造されたジェガンⅡだった。それに跨るダークエルフのクラブはアクトマンに狙いを定め、集中的に攻撃を仕掛ける。
「狙撃の腕も上がって来たね?そんなに僕の首が欲しいのかい?」
「当たり前だ!貴様のせいでフェイタリティからデッドセイバーズに異動を食らった上に、あの鬼人娘の下っ端扱いだ!これ以上の屈辱があってたまるか!!!」
怒号を上げながら正確にアクトマンを狙撃するクラブ。場所は特定できてるものの、近づけないことにアクトマンはあえて煽ることにしたのだった。
「ひょいひょいと避けて!男らしくかかってこい!」
「うーん、芋スナしている君が言える事かい?」
「何だと!?」
言い合いをしながらクラブは狙撃を続ける。
アクトマンはひょいひょいと攻撃を避け、場所を見つけて転移する。
「な!?」
「ほら、来てあげたよ」
アイアンネイルを振り上げる。振り下ろされた剛腕が狙撃用のライフルを破壊する。
「おのれ…!」
クラブはビームサーベルを抜き、斬りかかる。
互いに避けては攻撃し、互いに傷つく。
「少しは腕を上げたね…けど」
アクトマンは空間魔法を行使し、クラブの動きを遅くする。
「
アクトマンは腕部のメガ粒子砲をマシンガンに切り替え、クラブの乗るジェガンⅡを蜂の巣にしていく。
「うわあああああ!」
「死にはしないが…精々、病室で記憶喪失になることを祈ってるよ」
撃ち終えたとたんにクラブの機体が爆散する。
爆発の後に次元の裂け目が現れ、そこに魂らしき光が去っていくのが見えた。
「敵の