【読者参加型SS】異界戦線   作:ヒラーズ

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26話 この世界に存在する主人公の部隊は…二つ!?

1度目のデッドセイバーズの襲撃を除けたヘヴンリペアラーズは黒幕を追う。

ただ、スーパーロボット大戦の世界の住人とは違い戦争終戦ではなく、黒幕を倒すか捕らえてからこの世界を脱出する計画であった為、表舞台で活動している二つの対抗部隊。ディバイン・ドゥアーズとドライクロイツには極力干渉せずに裏で動いている。

一方この二つの勢力も戦争が何者かによって操作させられていることに気づき、いち早く情報を集めていた。

 

「ヘヴンリペアラーズ?」

「何やら表で戦争している二勢力の軍をすり抜けながら、正体不明の二つの部隊と交戦しているらしいです」

 

ドライクロイツ内でもヘヴンリペアラーズの情報は僅かに届いていた。

そしてその会話を行っているのはドライクロイツのリーダーであり、その旗艦「ドライストレーガー」の艦長のミツバ、その副長であるレイノルドが今後の対策を練っていた。

 

「目的は不明ですが、少なくとも敵対しない辺り放っておいても問題はないでしょう」

「連邦軍と戦盟軍…その戦いの裏で戦う正体不明の部隊ですか…」

 

ドライクロイツのリーダーであるミツバは偵察部隊から送られてきた戦闘データや一部の行動を見る。

少数精鋭の部隊とはいえ圧倒的。苦戦はあまりしていないが、いくつものMSを撃墜しまくるザクやズゴック、ギラ・ドーガやゲシュペンストを見る。

実弾からビーム兵装に切り替える武器、多くはジオン軍が持つMSの魔改造機。しかし、その中に混じるPT。

これではまるで、三つ目の混合独立部隊と同じではないかとミツバは考える。

 

「これは…ただ放っておくだけではなく、利用してもいいかもしれません」

「となると?」

「あの部隊はこの戦争を裏で操っている黒幕を追っているはず。よって黒幕の操る部隊は連邦軍でもなければ、戦盟軍でもない。敵の敵は味方…という捉え方をしてもいいかもしれません」

 

ドライクロイツはあえてヘヴンリペアラーズを利用し、戦争の収束を狙う。

その為、情報を収集しつつ次の戦場へと向かい、戦いに介入する。

そんな中、近づいてくる影が迫っていた。

 

「あのデカブツ…ドライストレーガーか?ドライクロイツの旗艦」

「だな。こんなところで表舞台の英雄部隊がうろついてるたぁ、ツイてるぜ」

 

背後にはフェイタリティの機体が迫り、連絡を入れる。

近いうちに交戦するという事なのだろう。しかし、その行動が裏目に出ることを彼らは知らなかった。

 

 

「やはりこの世界にはドライクロイツがいたか…」

「データベースに引っかかるとは思わなかったけど、他にもディバイン・ドゥアーズという異世界の部隊も存在してるようだ」

神聖なる実行者(ディバイン・ドゥアーズ)三つの十字架(ドライクロイツ)。成程、主人公勢力達が徒党を組んで連邦軍と戦盟軍の戦いに介入してるわけか」

「噂によると、近いうちにディバイン・ドゥアーズと合併して共に異世界の警察をやるそうですよ」

 

陸也は「警察にしては大所帯過ぎるけどな」とドン引きながらもフェイタリティを追いかけるものの、途中でアラートが鳴った。

 

『フェイタリティの一部の部隊が接近中、攻撃も確認しました!何やら輸送部隊との事!』

「輸送部隊か…奴らの補給路を知るチャンスだな。各位、出撃の用意を」

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