酒寄研究所の禁止リスト   作:白鷹泉

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こちらは本日3話目、そろそろまとめようと思っていた研究員達の人物紹介です。
最新話までのネタバレも含みますので、目を通す際はご注意を。



え?
前回更新時は2本立てって言ってたのに、3話投稿されてるって?

私は「研究員紹介“と”2本立て」と言ったのであって、
「研究員紹介“を含んで”2本立て」とは一言も言ってないよ。



研究員紹介

 

 

 

 

 

研究所設立時メンバー

 

 

 

 

 

リスト編纂担当者

 

…男性。所長の同期。

まだ自身の目標を取り繕えていなかった頃の彩葉と出逢い、かぐやの為なら法も倫理も承知の上で逸脱しかねない彼女に興味と危機感を抱いてついてきた。義体技術分野の人間であり、あまりツクヨミ関連の出来事には詳しくない。2030年の騒動についても対岸の火事程度の認識で、彩葉がその当事者だったなど露も知らなかった。

コアメンバーの中でも最も常識的な価値観と公平性を持つ為、当リストの責任者に選ばれた。

……のだが、第29項の出来事以降、ヤチヨガチ勢と化してしまった。本人は取り繕えているつもりだが、ヤチヨのお願いには自動で首を縦に振る体質になってしまっている。所長には「そろそろ後進のOさんあたりに引き継いで貰った方がいいかな……」と思われている。

 

 

 

 

 

研究員A

 

…女性。所長の同期。

生粋のツクヨミユーザーかつ神々で、彩葉とは大学一年の頃からヤチヨファンとして、また仮想現実分野の探究者として気心の知れた仲。

ヤチヨとはすったもんだの末、「アイドルとファン、かつ腐れ縁の悪友」という不思議な関係性を築くに至っている。ファンサにはキャーキャーはしゃぐし感涙に咽びもするが、それはそれとして悪ノリが過ぎる時はしっかりシメるしシメられる。

AはabnormalのA。

超かぐや姫!:大学編におけるヒロインにしてキーパーソン。彩葉の事は今でも恋愛的な意味で好きだが、2人(或いは3人)の間に割って入るつもりもない。彩葉が自分の方を向く事はきっと無い。それでいい、それがいい。だってAは、「かぐやとヤチヨに人生を捧げた彩葉」に恋をしたのだから。

実は色々重い背景があったりなかったりする。

 

 

 

 

 

研究員B

 

…男性。年齢は所長達より一つ下。

Aやリスト編纂担当者を差し置いて、酒寄所長の右腕と称される程には有能。研究所設立にあたり、サークルが同じだったAに「お前なら向いてるかも(というより、お前くらいの才能じゃないとついてこれないかも)」と勧誘される形で合流した。

ただ、他のコアメンバーとは違いあまりオタクではない為、皆のノリにたまに着いていき切れていない事に疎外感を感じている。

BはburnishのB。

……オタクではない? 否、そう思っているのは本人だけ。実は無自覚なROKA推し崇拝型強火ファン。「ROKAを好きなのは言うまでもなく全人類の共通認識だろ」とか考えている狂人なので、コイツも大概人の事は言えない。

 

 

 

 

 

研究員C

 

…女性。Bの同期……もとい、幼馴染。

Bとは、幼少の頃から何かにつけて競っている仲。研究所にも「お前が居ないとイマイチ張り合いが無い(あとツッコミ役も足りない)」と後から引き摺られてきた。なので厳密には設立時メンバーではない(とはいえ一週間遅れなので誤差ではある)。

Bに比べ生来の才覚が劣っているのを気にしているが、コツコツ積み上げる事を何ら苦にしない努力型の人間の為、彩葉には気に入られている。……気に入られた結果、よく無茶振りされたり、暴走の被害を真っ先に喰らう羽目になっている。苦労性。

CはcommonのC。

 

 

 

 

 

設立一年後以降のメンバー

 

 

 

 

 

研究員D

 

…男性。[削除済]。

DはdeletedのD。

「本作の酒寄研究所には後ろ暗い面もある」事を、第一話から頭の片隅においてもらうために生まれた舞台装置(メタ)。好奇心旺盛……というより、「他者の秘密を暴く事」そのものが(悪い意味で)生き甲斐なタイプの人間。

有能である事は間違いなかった為採用されたが、その時点で人間性は疑問視されていた。最終的には危惧されていた通り、許可なく研究所の最高機密に触れようとする暴挙に出たため、記憶消去の上で周囲の認識も改変、「大学で一年留年した」事にされて大学院に戻された。

「酒寄研究所には関わらない」よう思考誘導もされた為、今後出てくる事は一切無い。多分普通に就職して、普通に人生を送り、そして普通に死ぬ。彼にとっては与り知らぬ事だが、それが一番マシな結末である。

 

 

 

 

 

研究員E

 

…男性。

生粋のアニメオタク。酒寄研究所の事は当初、「今の自分の得手不得手を考えたら、此処で働くのが一番無難。定時厳守なのも有難いな、アニメ見る時間多くとれるし」くらいにしか考えていなかった。

が、コアメンバーからの信用を勝ち取り、研究所の裏の事情と共に所長の身の上話を開示された事で、ビジネスライクだった心境が一変。「現実はアニメよりも奇なり」なその半生に心から涙し、所長に対し生涯の忠誠を誓うに至った。狂信者三連星の一角。

EはenjoyのE。

狂信者三連星の中では、ある意味一番の危険人物。Fほどおおっぴらな訳でもなければ、Hほど信仰が深い訳でもない。また両者のような極まった実行力もない、アニメ知識が豊富なだけの一般人。だがそれ故に、何をしでかすか予測が出来ない。

 

 

 

 

 

研究員F

 

…男性。

所長目当てで入所した、野生のいろP強火ファン。元は彩葉の研究室時代、同学部に入学した後輩だった。しかし、音に聞こえる天才の活躍を耳にする内に「あれ、噂の酒寄さんっていろP様なのでは?」と(何故か)勘付き、本腰を入れて独自調査した結果確信も得てしまい、最終的に後を追う形で卒業して押し掛けてきた行動力の化身。狂信者三連星の一角。

ただ、こんな経緯でありながら本人にはやましい思いは一切無く、あくまで「所長(いろP様)のお役に立ちたい」としか考えていない。ついでに普段は所長の次くらいには有能なので、コアメンバー達にも(苦虫を嚙み潰したような顔で)許されている。

FはfanaticのF。

こっそり学生時代から「彩葉に近づく悪い虫」は徹底マークしていたヤチヨだが、Fが大学に来てからはその必要は無くなった。何故なら、ヤチヨが対応をするよりも早く、彼が対象を社会的にブチ〇していたからである。当のFも危険人物である事は確かなのだが、「心理走査してみても、純粋な彩葉への忠誠心しか検出されないんだよね~……」と、首を傾げながらもスルーしていた。

 

 

 

 

 

研究員G

 

…男性。

巨岩と見紛う雄々しい体躯、一筋の傷跡が目立つ彫の深い顔、眼光は常に鋭く険しく、口調は基本丁寧ながらも独特の訛りと重圧を感じさせる。何処をとってもカタギではない……ように見えるだけの一般研究者。

実際は生まれつきガタイがいいだけで運動能力はそこまで高くない*1し、一本傷は通り魔から女性を庇った時の名誉の負傷*2だし、目付きが悪いように見えるのはコンタクトの度が微妙に合わなくなっている*3からだし、口調はシンプルに方言。因みに、趣味はツクヨミで小物アイテムをデザインする事。かぐやゆる推し勢でもある。

GはgapのG。

 

 

 

 

 

研究員H

 

…男性。

かつては親の七光りで調子に乗っていた、今時珍しいレベルの「典型的な良いとこのボンボン」。大学時代、何かと彩葉に絡んでおり、ヤチヨも「バックが大きいので時間こそ掛かったが、“処分”する準備は整っていた」と真顔で語る程だった。……が、(自分の事にしては珍しく)ヤチヨより先に限界が来た彩葉がHに張り手を食らわし、呆然とする彼に叱咤した事で状況は一変。

──その日から、彼は生まれ変わった。彩葉の舎弟に。*4

傍若無人は消え去り、甲斐甲斐しく彩葉のパシりをするようになった。*5

卒業後は家業もしきたりも許嫁も全て放り投げて、研究所の門を叩いた。*6

今では立派な研究員であり、狂信者三連星の一角。……とはいえ、長年掛けて形成された性格がそう簡単に完治する筈も無く。研究所関係者に何かあったが最後、あらゆる伝手を使い対象を潰しに掛かるフィクサーが爆誕する。ある意味、一番の不穏分子であるのは今も昔も変わってはいないのかもしれない。

HはhungerのH。

それまで、誰一人として自身に歯向かう人間はいなかった……間違いを正してくれる人間もいなかった。両親は良くも悪くも仕事人間で、恵まれてこそいるが暖かな家庭ではなかった。周囲も、自身の家柄しか見ないイエスマンばかりだった。そんな中で、生涯で初めて受けた反抗、浴びせられる厳しい言葉……しかし、それも嚙み砕いてみれば、自身の今後を憐れみ、憂いているからこそのもので。彼は、そこに“神”を垣間見たのだ。

 

 

 

 

 

研究員I

 

…女性。

乃依きゅんガチ勢。第10項で稟議書を通そうとしたのも、第14項でリスト編纂担当者に絞られていたのもこいつ。

普段は冷静沈着で、極めて論理的な思考をするお堅い人間。理詰めが得意であり、無茶振りをするかぐやの説得は大体彼女が担当している(所長に任せると大体断り切れずに通ってしまう為)。本当に、乃依きゅんが関わった時にだけ壊れる。

IはignitedのI。

 

 

 

 

 

研究員J

 

…男性。数少ない所長より年上の所員の1人。

元はアメリカのとある研究所に在籍していた人物であり、酒寄所長の研究テーマに興味をそそられて来日したとの事。日本語はほぼマスターしているが、気にならない程度の片言が残っている。

JはjocoseのJ。

上記の来歴は全てフェイクであり、正体はCIAからの出向員。名目上は、第23項の出来事以降、要注意団体としてマークされた酒寄研究所の監視役として。しかしその実態は、酒寄研究所を裏からサポートするべく、カーター氏が寄越してくれた連絡員兼護衛役である。

本当のJはJohn DoeのJ。

 

 

 

 

 

研究員K

 

…女性。

……というか、かぐや。

元々月で中間管理職をやっていたのは伊達ではなく、その頭の中には現代の地球をはるかに超える知識や理論が詰まっている。それらを活用して所員達にアドバイスをする事も多々ある為、彼女にも例外的に研究員としての席が与えられている。……とはいえ、どちらかと言えばトラブルを起こしていることの方が多いのだが。

Kは勿論KaguyaのK。

 

 

 

 

 

研究員L

 

…女性。

生まれつき“視える”体質で、2030/8/30に発生した「違和感」をその目で見た数少ない人間。それまで視た事のあるモノとは何もかも異質な「違和感」に、彼女は目を疑い、恐怖し、そして決意した。ただ一度だけ視たその「違和感」を、人生を賭して解明しよう、と。

同年9/12、ツクヨミ内にも「違和感」と同じカタチの何かが出現した。ただそれだけの情報を頼りにして己の道を定め、そして運命に導かれるように彼女は酒寄研究所に辿り着いた。彼女が真相に辿り着けたのか否かは──「研究員L」が今も在籍している事実が物語っている。

LはlookのL。

……ちなみに余談だが。彼女は所長と出会す度に、虚空を見上げ、微笑んでから頭を下げる。それは所長に対しての礼であるのもそうだが……彼女の瞳には、その背後で所長を見守る“背の高い誰か”が映っているのかもしれない。

 

 

 

 

 

研究員M

 

…女性。

射干玉の黒髪、黄金色の瞳、白磁が如き肌。「美」の概念を人型に落とし込めたかのような絶世の佳人。年齢・学歴・出身・目的……一切合切全てが不明、戸籍すらもないありえざる13人目(ミス・サーティーン)。いつの間にか研究員として其処に居て、何故か今も尚在籍を許されている謎の美女。

MはmysteriousのM。

その正体は、月人の「姫」、かぐやが再度地球に向かうべく「もと光る竹」を制作した際の協力者……の、分体。本体は配下の月人経由でヤチヨの正体を把握しており、「事態を把握しておきながら悲劇を回避しなかった事への謝罪」と「輪廻する8000年を脱した後のアフターケア」の為に地球に分体を派遣した。因みにその際、あえて自身の乗る「もと光る竹」も隕石に当てる事で粉砕、地球を救っている。曰く、「かぐやが当たった分だけじゃ、ギリ地球滅亡コースのままだった」とのこと。

[インシデント:第3次接近遭遇]は、彼女の降臨及びファーストコンタクトを指す。これ以降彼女は「研究員M」として在籍し、かぐやをおちょくったり、彩葉にアドバイスをしたり、ヤチヨと人外トークしたり、他の所員達をからかったりして過ごしている。因みにPとは現在同棲中。

本当のMはmoonのM。

 

 

 

 

 

研究員N

 

…男性。数少ない所長より年上の所員の1人。

規則には厳しいが同時に度を越したお人好しであり、やむにやまれぬ事情がある相手に対しては多少の違反も目を瞑る。結果として自分が苦労を背負い込むタイプ。

NはnotionalismのN。

日本政府からの出向員。「月見ヤチヨ」の悪用を咎める為に寄越された監視役……なのだが、元の職場が色々な意味でブラックだった為、基本ホワイトに接してくれる研究所の面々に秒で絆された。今では至って真面目に研究員生活をエンジョイしている。

 

 

 

 

 

入所1年以内のメンバー

 

 

 

 

 

研究員O

 

…男性。

凡庸な感性、平均的な能力、可も無く不可も無い容姿をした極めて一般的な新人研究員。普通過ぎる故に逆に酒寄研究所(変人共の魔窟)で浮いて見えてしまう稀有な人材。

第49項にて、今の段階で知ってはいけない情報をお漏らしされた挙句記憶消去を食らった。後に正式に閲覧権限を得ると同時に記憶も蘇り、Cに平謝りされる事になる。

OはomegaのO。

実は、ツクヨミでそこそこ名の知れたライバーの中の人だったりする。

 

 

 

 

 

研究員P

 

…男性。

「元々は文系に進むつもりだったが、ある出来事がきっかけで理転する」という所長と同じ経歴を辿ってきた異色の人材。所長ほどマルチな才能に溢れている訳ではないが、1分野のみにリソースを絞れば天才に迫る成果を叩き出せる。

PはprinceのP。

実は、[インシデント:第3次接近遭遇]において「姫」と初めて交流した地球人類。その際「姫」が成長するまでの約1週間を共に過ごしており、彼女と再び出会う為に酒寄研究所にやってきた。その後どうなったかは……研究員Mの項を見れば明らかだろう。

 

 

 

 

 

研究員Q

 

…女性。

「一定時間触れ続けた機械が致命的な故障をする」、とても現代社会では生き延びられなさそうな体質の持ち主。この「一定時間」はその日の体調等で大幅に変動し、調子が良い時は1時間以上持つが、どん底の時は30秒も持たない。

QはquestionのQ。

 

 

 

 

 

研究員R

 

…女性。

「この身で知ったものしか信じない」かつ「信じる為に全てを知りたい」、知的好奇心と行動力の塊。Sとは学生時代からの大親友であり、ぶつくさ言いながらも毎回律儀に付き合ってくれるSが大好き。因みにSの裏事情は知らず、その手の類が視えたりもしない。

RはresolveのR。

霊感は一切無い癖に極度の死霊誘引体質であり、常に何かしらの悪霊に付け狙われている。が、ソレ等がRに手出しできる日は永遠に訪れない。何故なら彼女の隣には、いつも最強の死神がいるからだ。

 

 

 

 

 

研究員S

 

…女性。

由緒正しい祓魔の家系であり、Lとは霊障関係で昔からの付き合いがある。酒寄研究所に勤めることになったのも、ここ数年間何かに取り憑かれたようだったLを心配していたのが大きい。

Rとは学生時代からの腐れ縁。裏で血生臭い祓魔業をこなす中、日常を騒がしくも彩ってくれるRには内心感謝はしている。決して口には出さないが。

SはsurviverのS。

Rに対して特別な感情を持っている。

 

 

 

 

 

研究員T

 

…[研究員Tは存在しません。]

並行世界の酒寄彩葉。[インシデント:ANOTHER END;CONTINUE]発生時、こちらの世界に救援を求めてやってきた漂流者。色々あった末、元の世界には戻らずこちらに残り、陰ながら酒寄所長達の研究のサポートをしている。

彼女のかぐや姫は、未だ目覚めない。だが、彼女は悲嘆に暮れたりはしない。自分が2人もいるならば、出来ない事など無い筈だから。

TはtripperのT。

 

 

 

 

研究員U

 

…他でもないあなた。Uは文字通りのU(you)

 

 

 

 

 

*1
自己申告。曰く、「PCより重い物は持てない」。

*2
これを機にビタースイートなラブコメが繰り広げられ、女性とは既にゴールイン済。現在は遠距離熱愛中。

*3
近々買い替える予定。

*4
なんで?

*5
なんで??

*6
なんで!?!?





え、やけに空白が多くないかって?
さあ、私からはなんとも。
でも皆さん、なぜかページの一番下まで行った後、再度上に引き返していきますね……?

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