という訳で更新です。
31.かぐやが研究員に「私は、わたしの事が好き」の振付を踊らせる事は許可されていません。
―……という訳なんだけど、ダメ? /かぐや
―なるほど、いろPへのドッキリ企画として、研究所内でフラッシュモブをやりたいと。/研究員A
―そうそう! みんながいきなりキレッキレのダンスし始めたら、彩葉驚くだろうなーって! /かぐや
―いいですね、確かに面白そうです。但し──。/研究員A
―…………。/酒寄所長
―所長が扉越しに全部聴いていなければ、の話ですが。/研究員A
32.第28項でも言及しましたが、再度忠告します。政治的に重要な如何なる人物に対しても、マインドコントロール関連技術の使用は許可されていません。
―でもあいつ、彩葉の事手籠めにしようと裏で動いてたんだよ? 社会的に抹殺しなかっただけ感謝してほしいなあ? /月見ヤチヨ
―そうだそうだー! /研究員F
―なら仕方ない。……月見さん、我慢せずにヤっちゃいましょう、抹殺。/リスト編纂担当者
―いや、あんたが揺らいでどーすんのよ。/酒寄所長
33.酒寄所長が提唱・証明した時空間理論によれば、月見ヤチヨは別のタイムラインから来たわけではありません。
ⅰ.月見ヤチヨは研究員に対し「タイムラインを維持しろ」と命令する事はできません。そもそも、それを義肢開発者に頼る事自体不適切です。
ⅱ.「タイムラインを改変しろ」もです。我々は貴女を失う可能性を断じて許容しません。
ⅲ.「歴史オタクを弄べ」もです。弄んでいるのは貴女の方でしょうに。
―いや~、ヤッチョ愛されてますなぁ……。/月見ヤチヨ
―まぁ、うちのスタッフはツクヨミにどっぷり漬かってる奴が大半ですしね。私含め、3/4は『神々』ですし。/研究員C
―まぁ、そうなるように選考したっていうのもあるけどねー。/月見ヤチヨ
―……だからって、言う事全部聞くわけじゃありませんからね? 少なくとも、
―およ? なんだいなんだい? /月見ヤチヨ
―……いえ、なんでもないです。何か忘れているような気がしただけで。/研究員C
34.かぐやが誰かと決闘する事、及び「ハンデ」と称して帝アキラを巻き添えにする事は許可されていません。
―第13回、かぐや争奪KASSEN選手権~!! /かぐや
―……なんだけど。実は今日、いろPが仕事の関係で来れなくなっちゃったんだよね~。そこで今回は、いろPの代わりに私を守ってくれるゲストを呼んでるんだー! /かぐや
―てな訳で、さっそく自己紹介をお願い! /かぐや
―よう、子ウサギども。お前達の帝様……じゃなくて、かぐやちゃんのお義兄様が来たぜっ! /帝アキラ
35.かぐやが分身を試みる事は、どのような手段、どのような理由であっても許可されません。前回生成されたミニかぐやが、何をしでかしたのかよく思い出してください。
―やは~、これでおわりとおもうな~。/ミニかぐやA
―やは~、たとえわれわれがたおれても~。/ミニかぐやB
―やは~、だいにだいさんのみにかぐやがいずれあらわれる~。/ミニかぐやC
―やは~、ふるえてねむれ~。/ミニかぐやD
―ほら、馬鹿なこと言ってないでさっさと私に戻る! ……直ぐ解ける省エネ分身の癖にしぶといなこいつら……。/かぐや
36.酒寄朝日と諫山真実が、信頼できる第三者の監督無しに交流する事は許可されていません。
ⅰ.駒沢乃依は第三者に含まれません。
ⅱ.駒沢雷も同様です。
ⅲ.酒寄所長、残念ながら貴女もです。推しの「兄としての側面」を直視してしまった彼女が何時間気絶していたか忘れましたか。
ⅳ.例えツクヨミ内であろうと、2人は常に5m以上距離を空けておくべきです。
―( ˘ω˘)スヤァ……/推しの過剰供給により尊死した諫山真実
37.月見ヤチヨは全ての困難に対する解決策ではありません。
ⅰ.「より多くの月見ヤチヨ」もです。
ⅱ.「ヤッチョボンバー」もです。
-(ⅰ).但し、あの一度は除いて。ええ、あれは素晴らしかったです。
―そしたら月見のアネゴが、1人でその座標を特定してなぁ。ヤッチョボンバーをぶっ放して、その悪性情報を粉微塵にしてもうたんじゃ。/研究員G
38.「ヤチヨ=かぐやカミングアウト事件」が起きた事実はありません。
ⅰ.上記インシデントを目撃したと主張するユーザーは、FUSHIによる記憶処理を実行する為ツクヨミ運営に報告されます。
―本当だって、信じてくれ! あの場で見たし聞いたし、何より切り抜き動画もあげた筈なんだよぉ! /ある暴露系ライバー
―ハイハイ記憶消去記憶消去。/FUSHI
39.月見ヤチヨが「もと光る竹」の集積記録及び自身の記憶をベースに、大河ドラマの制作陣に「善意のアドバイス」をする事は認められません。
ⅰ.酒寄所長が指示した場合も同様です。というより、三日三晩掛けて酔い潰した末にようやく引き出したソレを「指示」とは到底認められません。
ⅱ.だからといって、それは貴女自身の手で歴史ドキュメンタリーを制作し、あまつさえ公開してもいい理由にはなりません。
―ノブ君、後世に語られてるよりもずっと「そこまで考えてない」タイプなんだけどなー。特にあの施策とか……。/月見ヤチヨ
―はーい、それ以上はお口チャックですよお姫様ー? /酒寄所長
40.酒寄所長は、罰を与える為にかぐやをスパンキングする事は許可されていません。そういう事は自宅でやれよ。
ⅰ.いいえ。衆目がある中で実行するお仕置きとして適切か否かが問題なのであって、受ける対象が成人女性か否かが重要なのではありません。ですから酒寄所長、今すぐその「KG型アバターボディ(幼少Ver)」の企画書を破棄しやがれ。余計いかがわしいわ。
ⅱ.かぐやがスパンキングを受ける為にいたずらをする事は禁止されました。目的がすり替わっていませんか。
ⅲ.月見ヤチヨがかぐやにスパンキングする事もです。ある種の自慰行為を見せられる我々の気持ちも考えて下さい。
ⅳ.体罰を含む行為全般についても同様です。
―で、何か申し開きは? /研究員B
―いやぁ、そのぅ……ひかない? /かぐや
―理由によりますが。10年前はそんなそぶりはなかったようですし、アバターボディに何か影響を受けての事であれば早急な対応をしなければ──。/研究員B
―だ、大丈夫大丈夫! そんな深刻なものじゃないから! ただ……。/かぐや
―??? /研究員B
―……復活ライブ前後までは、目まぐるしくて気にする余裕もなかったんだけど。8000年振りの生の感覚って、ずっとなかった反動もあってかすっごい敏感に反応しちゃうんだよねー。特に、それが彩葉が頑張ってくれたものだと思うと、痛みすらも愛おしいっていうか……。/かぐや
―……心配して損しました。末永く爆発しやがれ。/研究員B
今話より、最新話の投稿は毎週日曜日の午前0時とします。