ドラゴンタイプジムリーダー。ただし自称。   作:ロクロー

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三話が嫌いなんだよな、イエッサンは。
\ドッ/

そんな目で見ないでくれ

お気に入りに入れてくれたそこのあなた、高評価くれたあなた!!
ちょっと嬉しすぎるかもしれんガチでやる気湧いてくるっす
あざす
書かせていただきます


ニューグン地方 アサイの平原編
知らない土地、知らない天井、知ってるポケモン


あれ~、広場にドラゴンたちが並んでるぞ~

カイリューに~ボーマンダに~プテラチゴラスオノノクス~♪

……………

……

 

 

 

「プテラはドラゴンじゃねぇぇぇぇぇぇ!!!!」

 

「きゃああああああ!!!!」

 

……………………

…………

知らない天井だ

目が覚めるとそこは………金持ちの家の客室って感じの場所だった。

謎の男の肖像画に高級そうな家具がぽつぽつと置いてある部屋に……口元をあわあわさせて転がっている女性が居る

 

「あの、」

 

「ぴぃっ!?」

 

めっちゃ怯えられている。とりあえず彼女を立たせようと身体を起こそうとして……そのまま前のめりに転んだ

身体が自由に動かない

 

「あれぇ……?」

 

「っ!!いけません!!安静にしていなくては!」

 

女性が呼んだ使用人らしき人に抱えられてもう一度ベッドに寝転ぶ。

何故体が動かないか………心当たりしかない。

 

「……………ッスー……あれですよね、倒れてたとこ助けて貰った感じですよね。すいません。」

 

「い、いえとんでもありません!!」

 

「俺、ドラゴンタイプジムリーダー(嘘)のリュウです。えーっと…」

 

「シェリィと申します。えっと……ドラゴンタイプジムリーダーというのは……私の記憶には……」

 

「あー……とある地方……というかガラルの右上の方の列島でフリーランスのジムリーダーやってます」

 

「フリーランスのジムリーダー???ガラル……?」

 

「そっす。ガラルの右上の。ド田舎なんですけど。」

 

「えっと……ガラル……という地方に聞き覚えが無いのですが……」

 

「ンな馬鹿な。えー…………ここって何地方っすかね?」

 

「………ニューグン地方のアサイタウンです。」

 

おかしい、聞き覚えが無い。どういう事だろうか。彼女が嘘を言っているようには思えない。

そして彼女はドラゴンを1体所有しているので嘘を言っているようには思えない。

この男名をリュウ、トレーナーが何体のドラゴンを手持ちに入れているか臭いで判断できる。日常生活で役立ったことは無い。

 

「………お、お父様に聞けば分かるのかもしれません!お父様は地理に詳しい方で……」

 

「そうなんですか?そしたら是非……」

 

シェリィさんが退室する。

面倒な状況だと思いながらも手当てしてもらって感謝しかないしなぁ……ともんもんとしながらスマホを………スマホが……

 

「なんか俺のスマホムカデみたいになってね?」

 

スマホに趣味が悪いようでなぜか落ち着く装飾が追加されている。スマホの中身は……なぜかボックスが見れるようになっているがそれ以外は変わらない。普通に使える。

まぁこっちは考えていても仕方ないし第一今はもっと気になることがある。

スマホ内臓の図鑑を開き……確認する。

 

「ムゲンダイナ……ドラゴン……毒!?ドラミドロアーゴヨン族かよ………ってすごい図鑑説明だな……にしても毒かぁ……夢広がるな…」

 

大怪我してまでゲットしたムゲンダイナの図鑑説明にニヤケ顔が止まらない。

書いてあること全て強くアタッカーから耐久まで幅広く使えそうという事に胸躍り……

 

「でも体格が立派過ぎるんだよなァ……」

 

デカすぎるからあんまり使えないことに落胆した。

と、勝手に盛り上がって盛り下がってしているとノックする音が聞こえたのでスマホを仕舞い返事をする。

と、鬼の形相の男性が入ってきた。

 

「君がリュウ君かね?」

 

「う、ウッス!!」

 

「娘の勝手で連れてきてしまって申し訳ないね。」

 

「い、いえ!!手当とかしてもらいましたしマジ全然はい寧ろありがたいというか、お父さんも…」

 

「ア”ァ”!?お義父さんだと?」

 

ヤバいタイプのお父さんだ!!話には聞いたことあるけど自分が対面するとあれだなぁ、ちびりそう。

 

「え、あ、あ~……その、ガラルって……」

 

「………コホン。その件について。まず私はガラルという地方……そもこの星にそのような地方があることを確認してない。」

 

「そうっ……すか………」

 

………別世界ってコト!?ってことはまだ見ぬドラゴンが居る可能性、アリ……

テンション上がってきたぁ!!

と思っているとお父さんが手を差し伸べてくる

 

「アサイタウンでひこうジムリーダーを務めるジェスターと名乗っている者だ。ジムリーダーと同時に考古学にも手を出している。君の帰郷の為、手を貸させて欲しい。」

 

正直帰郷はしたくないとは言わないが……あまり興味がない。さっきまでボックスが心配だったがスマホで確認できるようだし、何より新しいドラゴンに会える可能性もある。これが何よりも優先されるべき事象だからだ。あとあのムカデっぽかったドラゴンが欲しい。

……まァ、当たり障りない答えをしておこう。

 

「………喜んで。」

 

握手をすると同時にえげつない握力で手を握られる。

ムゲンダイナに負けず劣らずの圧力を感じる。この人特性プレッシャーか?

どんだけ娘に手出されたと思っとんねんこの人

 

「私はね、君のような聞いたことのない地方から来訪した……という者について書かれた文献をいくつか知っていてね、その中にガラルという名がある事も知っている。」

 

「マジすか。」

 

「照合・考察の為にいくらか話を聞かせて貰えるかね?」

 

「喜んで」

 

────────────────────────────────────────────

まさか2日近く質問攻めとは思わなんだ。

あんまり帰郷には興味ない……というかココ独自のドラゴンが気になるんだが…

 

今は身体も大分動くようになったから屋敷内を散歩中。もうだいたい治ったが医者のオッサンからは引きつった顔でしばらく安静にとは言われてる。

どうやらここは居住区として使う館とジムが合体しているようで、窓からジムの様子が伺える。

訪れているトレーナーの練度からしてある程度ジムに慣れたトレーナーが訪れるジムの立ち位置のようだ。

つかジェスターさん中々やる。3体で6体なら善戦した方、1体で6タテする時もある。

あの人のムクホーク強すぎ。ポケモンの力もあるがジェスターさんの指示と回避・受けの判断が的確で“良い”。ちょっと戦いたくなってくる。

 

しばらく見てるとシェリィさんがジェスターさんと戦いだした。

 

「そういや特訓してるって質問の時に言ってたか…」

 

俺が見てたトレーナー等よりはやるが……シェリィさんでも駄目っぽいな。まだ戦い方が上品すぎて攻撃をちゃんともらい過ぎてる。でも中々熱い勝負だったなぁ、自滅覚悟の捨て身の判断が出来るとことか………

などと考えているとどうやら気づかれたようで手招きされる。

 

ジムに足を踏み入れると……

 

「あ、あの!リュウさん!良かったらジムに挑戦していきませんか?」

 

「え、良いんすか?」

 

「えっと…お父様が強い方の戦闘を見て学ぶのが・・・と。」

 

「そういう事でね、良ければ一戦付き合ってくれるかな?」

 

「…………そんじゃあ、ドラゴンタイプジムリーダーの力、魅せますか……!!」

 

「ドラゴンタイプジムリーダー………?なるほど、元の世界ではそのような役職についていたと。」

 

「いえ、フリーランスのジムリーダーです。」

 

「………?」

 

「あはは……」

 

こうして、締まらない状態でゆったりと勝負が始まる

────────────────────────────────────────────

アサイタウンはリーグの四天王に挑む前の最後の関門として知られている。

理由は…ジェスターが強すぎるからである。元々四天王ということもあり、中々突破する者が現れない。

シェリィは幼いころから父の戦いぶりを眺めてきた。だから父親がこの地方でもトップクラスのトレーナーだと知っている。憧れるような強さを持っていて、父は負けないという常識を持っていた。だから分からない。理解できない。

 

今、目の前で父親が一匹のリザードン相手に5匹倒されているという現実が。

 

────────────────────────────────────────────

残り手持ち

リュウ 6 VS ジェスター 1

 

リュウは変わらずリザードンを出して様子を伺っている。

その視線とプレッシャーにジェスターは苦虫を潰したような顔になる。

正直予想していなかったのである。こんな一方的な試合になるなど。

二日ほど過ごしてある程度の人間性は掴んだつもりでいた。

リュウは大体適当で、ドラゴン命な人間で最低限の礼儀はある………だからバトルする彼もそんなのだろうと。

 

現実は違った。バトルが始まるとすぐに不敵な笑みを浮かべ、的確すぎる判断と指示・それに答えるポケモンのパワーそれらすべてをの練度が高い、高すぎる。

ドラゴンのパワーに頼った適当な戦闘をしてくると思いきや人が変わったように繊細さと、それでいて攻めどころでは大胆に来る。実に厄介極まりない。強いとは思っていたがここまでとは……

 

ジェスターが最後の手持ちであるムクホークにバトルを託す。

 

「せめて一匹、持っていくぞ?」

 

「出来るかなァ?かえんほうしゃ!」

 

リザードンのかえんほうしゃ!視界一杯に炎が広がる。

 

「飛べッ!ムクホーク!!上を取るんだ!」

 

かえんほうしゃで塞がれた視界をなんとかするためにもムクホークに上を取らせ火炎放射を中断させることによって状況の把握が出来るようにと指示を出す。

 

舞い上がったムクホークの目の前すぐに……ニトロチャージで突っ込んでくるリザードン!!

避けることは出来ず一撃貰う……が耐える。四天王への扉を護る番人としての境地が一撃持たせることに成功した。

 

「ムクホーク、ブレイブバード!」

 

「リザードン。振り切れッ!!」

 

「何を……ッ!?」

 

ムクホークがブレイブバードを発動し突撃する。同時にリザードンは天高く上昇しムクホークと一定間隔を保ちながら逃げ続ける。

まるで戦闘機によるドッグファイトのような戦いは一分もの間継続される。ムクホークは執念で追ってくるが………あまりに追いつけない事から集中力が揺らぎ、ブレイブバードが解除される。

 

その隙は致命的過ぎた。

 

「ドラゴンクロー。」

 

リザードンのドラゴンクローで捉えられ、高高度から爪で切り裂かれながら地表へと叩きつけられる。

 

「……まさか、1体も倒せないとは」

 

「ドラゴンなので。」ドヤ

 

「リザードンはドラゴンタイプを持っていないぞリュウ君。」

 

「まァ……そっすね、次はホントの手持ちでお願いします。」

 

「………ほぅ。」

 

ジムリーダーはそのジムが冠するタイプのポケモンを扱わなければならない。その為俺の考えた最強構成があるはずだ。特にジェスターさんの戦い方はムクホーク以外正直キレがない。絶対にあると踏んでいる。

 

「では機会があったらお願いしようかな。挑戦者としてね?」

 

「そん時は是非。ドラゴンタイプジムリーダーとして相手しましょう。もし買ったらバッジも渡しますよ。」ジャラジャラ

 

「君結構凝ってるね?」

 

その時シェリィが立ち上がりリュウに話を聞こうと歩きだす。

自然と足が出た。訳の分からない強さに興味が尽きなかった。今まで父親が自分の最強の位置に居たシェリィにとって、未知の強さを理解したくてたまらなかった。おくびょうで内気なシェリィだが、それでもポケモントレーナー。ここは色々と聞いて……

 

扉が勢いよく開かれる音がした。

眼を向けるとそこには露出激しめのお姉さんが立っており、こちらへとゆったり歩いて来る。

分かる。この人ジェスターさんよかつよ……ん?

 

「オヤジ!!やってるかい!?」

 

「アッシュ君。扉はゆっくりと……」

 

スンスン

 

「あーはいはい今度から気を付けますよっと。でほらポケモン出してほれほれ!!」

 

「……生憎、私ののポケモンは今全員気絶していてね?」

 

スンスンスン

 

「ハァ!?まさかアンタシェリちゃんに……いや、そこの男の子ね?」

 

スウ~~~~~~~ッ    !!!!!!!!!!!!

 

「………お姉さん。ドラゴンしてる人……ですね?それも3体……ッ!!」

 

「良いね、君。試合決定。」

 

「アッシュ君、よそでやってくれないかな?」




リュウ
自称ドラゴンタイプ
怪我の治りが通常の3倍

リザードン
最強ドラゴンポケモン(自称)
幻の五つ目の技を習得しようと頑張っている

シェリィ
草タイプ好きの女の子
相棒はフシギソウ。

ジェスター
ひこうジムリーダー
娘大好きパパ。アッシュが胃痛の種。

アッシュ
露出戦闘狂
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