\ドッ/
感想ってめっちゃ嬉しい事に気づいた昼
唐突に始まった謎のトレーナーとのバトル
アッシュていう人がジェスターさんに駄々こねてジムのフィールドを使わせて貰えるようになった。ありがたいね。
「今ちょっと戦える手持ちが3体しかいないから3体でお願いしていいかしら?」
「OKっす」
「青年!!」
「ドラゴンタイプジムリーダー(仮称)のリュウっす」
「リュウ君!!君はどんなポケモンが好きかな?」
「ドラゴンです。」
アッシュさんは目を覆い天を仰いでいる。
「そうじゃ……ッ!!ないでしょ!!」
「……と言いますと?」
「この世界のポケモンは二つに分けられるッ!!りゅうのまいを覚えられるか、そうじゃないかッ!!」
アッシュがモンスターボールを投げる。それに合わせてリュウもボールを投げる。
アッシュのボールからはフライゴン、リュウのボールからはガブリアスが飛び出てくる
「あ”ァ”ぁあぁ”ァ”ぁあああぁ”ァァ”ああああ”あ”あ”あ”!!!!」
「……どしたんすか?」
「ガブリアスゥ……憎きポケモン……貴様はドラゴンの癖に何故りゅうのまいを覚えないィィィィィィ!!!」
「……しょうがないんじゃないっすか?」
「フライゴンっ!!!奴を叩きのめせ!!りゅうのまい!!」
「ただ……1つ、そこで止まっててりゅうのまい覚えるかどうかほざいてる程度で……俺に勝てると思うなよなァ!!」
「ガブリアスッ!! り ゅ う の ま い ッ!!」
ガブリアスが舞う。ありえない現象にアッシュは目を丸くし膝から崩れ落ちる。
フライゴンは俺ガブリアスに勝てるのりゅうのまい覚えるところだけやったんにと言いたげに不貞腐れた
「何故っつ!!何故ガブリアスがりゅうのまいを覚えているの!!」
「俺が躍って指導した!!それだけの事よッ!!」
「そんな馬鹿な事が!!フライゴン、スケイルショット!!」
「ガブリアス………ステルスロックッ!!」
フライゴンがスケイルショットを放つ!!無数の岩の弾丸がガブリアスに襲い掛かるが、ガブリアスは馬鹿にするような笑みを浮かべた後に地面を蹴りつける。するとその衝撃により浮き出たフィールドの残骸がスケイルショットを弾いて撃墜したばかりか、フィールドに漂うステルスロックで反射し幾つかの弾丸がフライゴンへと反射される。
「フライゴン!!げきり……」
「舞え、そしてげきりんン!!」
立て直そうとしたフライゴンの前には、りゅうのまいを2回発動したガブリアス
間に合うはずもなく、げきりんで沈められる。
「かたき討ちお願いね!!セグレイブ!!」
「っげぇ!!」
「セグレイブ!!ふぶき!!」
「ガブリアス!!一旦退い……げきりんしてるからって熱くなんな馬鹿!!」
肉斬骨断
ガブリアスはふぶきを正面から食らい反撃を行う。
セグレイブは咄嗟に避けようとするが、ガブリアスは空中で舞い軌道を逸らし回避先のセグレイブを捉える。
りゅうのまいが3回乗ったその一撃は……セグレイブに当たることは無かった。
ガブリアスの腕が当たるその直前、そこで見事な氷像が出来上がっている為だ。
「熱くなりやがって……」
「セグレイブ!!トドメを!!」
そのまま一方的に嬲られたガブリアスは気絶する。
頭を抱えてやっちまったなアという顔をした後、リザードンのボールを握り投げようとして、止まる。
「どうしたのかしら?」
ここはひこうジムである。むこうポケモンが戦うための場として、空が大きく解放されている。
そう、十分な空間があるのだ。
つまり、奴を使う最大の欠点である空間が珍しく満たされているフィールドなのだ。
「出すポケモンを変えるだけっすよ。」
「そう?」
「改めて……来い、ムゲンダイナッ!!!」
ボールを真上に力の限り投げる。
そしてそこからセグレイブの20倍はありそうな巨躯を持つ龍がステージを覗く
「…………すっごいポケモン持ってるじゃない!!!セグレイブ!!一気に行くわよ!!」
「ムゲンダイナァ!!りゅうせいぐん!!」
空が煌めく
堕ちるは天埋め尽くす無数の龍の弾。初めて見るそれは……誰もが目を奪われるだろう。
それはポケモンも例外ではない。
「………っ!!セグレイブ!!避けて!!」
セグレイブは眼前の美しき絶望に魅入ってしまって反撃することもなく一撃で吹き飛ばされる。
ムゲンダイナはリュウを一瞥すると再び眼前の敵を見据える
「本当にすっごいポケモンね………楽しくなってきたわ!!ジュカイン!!大将任せたわよ!!」
「ムゲンダイナァ!!もっかいりゅうせいぐんッ!!」
「ジュカイン!!避けて反撃行くわよ!!リーフブレードっ!!」
ジュカインが助走を付け……大きく跳躍する。いくつか当たるがそれでも止まらずリーフブレードを直撃させる。がしかし効いている様子も脅威を感じているような素振りもない。
そして、この跳躍が致命的な行動に繋がってしまう。
「ヘドロばくだん……ッ!!」
「まってまってまって……?りゅうせいぐんはまだ続いているッ!!技の最中に技なん……て!?」
ムゲンダイナの脚からヘドロばくだんが生成され、ジュカインへと飛んで行く。
空中に投げ出され、掴む場所もないジュカインにそれを避ける技能は無い。
ヘドロばくだんが全弾命中し、空は自分の領域だと宣言するかのようにこれ見よがしに地表へと叩き落とす。
「……ダメね。満身創痍みたい。私の負けよ。」
「ムゲンダイナァ!!ナイス!!」
「見せて貰ったよ。6対6でないとはいえ、まさかアッシュ君が負けるとはね。」
「無理無理!!あんな化け物だされちゃったら私じゃ勝てない勝てない。オッサンはどうだったのよ。」
「僕かい?リザードンに6人抜きされたよ。」
「ダメじゃない。」
感想戦に入り、アッシュがリュウのガブリアスの舞の秘密を聞き出すべく襲い掛かっている。
遠くから感染していたシェリィはこの流れを見て理解できないことだらけでこんがらがっていた。
リュウが異次元の強さをしていたのも分かるが、アッシュの指示……特にジュカインへの指示が神がかっていた。少しとはいえりゅうせいぐんの弾道を読み回避方向を指定し動かすなど並みのトレーナーが出来る技ではない。二人に自分で考えたことを答え合わせするべく近づこうとして、何やらジムの外が騒がしい事に気づく。
窓から外を覗くと……人だかりができている。
「あ、あの……外に人が……」
人が集まるような事はやってない気が……と思いながら上を見上げる
「あ」
ムゲンダイナと目があった。さっと仕舞った。
「そのポケモンが大きすぎたせいで騒ぎを生んでしまったようだね。どれ、私のジムの敷地内で起きた事だ、私が片づけよう。」
「あ~いや、俺が悪かったんで俺が……」
「大丈夫、この中で私が発する言葉が街の人々から最も信頼される言葉になるのでね。ささ、ここは任せて客室へ。それとアッシュ君はこのことをしっかりリーグに報告して謝っておくように。」
「………おじさまおじさま!私責任逃れしたいな~」
「聞き分けの悪い子供は嫌いだよ。」
「…………馬鹿爺……さ、ほとぼりが冷めるのを待っていようか」
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移動して、客室
リュウはポケモンを休ませると気になっていた質問を1つ投げかける。
「そういやリーグ戦とかここもジムって話でしたけど……この地方にゃ何ジムがあるんすか
?」
「えっと……この家がひこうのジム。他にほのお、みず、でんき、むし、かくとう、どく、フェアリーのジムが…」
「ドラゴンは?」
「えっと……ないです。そもそもドラゴンをたくさん使う方で有名なのはアッシュさんで……」
得意げな顔でアッシュが自分を指さしている。
リュウはドラゴン好き少ないんか……と若干落ち込む。
アッシュはそれに苦笑いすると言葉を発する。
「そうそうリュウ君、賞金を渡しそびれたから今のうちに渡しておこう。」
「あざ……あ…」
「どうされましたか?」
リュウはシェリィに耳打ちする。
(元居た地方と金銭の単位が違うっぽくて、元々もってたのって使えないっすよねこれ)
(た、確かに……我が家からいくらか…)
(それはちょっと………)
面倒だしこれからどうしようと相談していると、アッシュが間に割って入ってくる。
「内緒話かい?お姉さんにも聞かせなよ。」
「あーいや、大した話じゃなくて……ちょっと金欠だなって。」
それを聞いたアッシュはニヤッと悪い笑みを浮かべ提案を1つ行う。
「じゃあ……」
リュウは滅茶苦茶良いと賛同するのに対して、シェリィは頬を引きつらせる。
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次の日
アサイタウンのとある一角に人だかりができポケモンバトルをしており、その中心にかんばんが1つと男が1人。
看板には……
“あの伝説のドラゴンも扱う!? ドラゴンタイプジム出張所”の文字が書かれている。
「ドラゴンジムだぞ!!挑戦は一回¥1000!!挑戦者かかってこいやァ!!」
ジュンサーさんがリアル体術でかかってきた
リュウ
ドラゴンタイプジムリーダー(嘘)
使用可能技:りゅうのまい
ガブリアス
お調子者。りゅうのまいが使えるほかまだ切り札多数
ムゲンダイナ
今回のMVP
勝てて気分いい
シェリィ
自身の理外のバトルを繰り広げられて興奮冷めやらぬ状態
解析して言葉にして学ぶタイプなのであの試合を研究中
趣味は生け花
ジェスター
ひこうタイプジムリーダー(マジ)
趣味は陶芸
アッシュ
めちゃつよトレーナー
ジムに飾られていたビン入りの花束を落として顔が真っ青