ドラゴンタイプジムリーダー。ただし自称。   作:ロクロー

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フライゴンはガブリアスに負けてない


ジムバトル(違法)(虚言)

少し時間を巻き戻し

客室にて

 

「じゃあ………ストリートファイトでお金を稼ぐって言うのはどう?」

 

「ストリートファイト?格闘ゲームの…」

 

「違う違う!路上でポケモンバトルを募集する対戦スタイルよ。人気なヒトなんて1日でフツーの会社員の月収分稼ぐなんて言われてる大人気スタぁ~イル」

 

「……路上で…フツーのポケモンバトルと違うとこあるんすか?」

 

「良い質問ね!ストリートファイトで重要なのは魅せる事よ。勝敗も……重要視されてないわけじゃないけど、一番重要なのは魅せる事。私もあの人とあんなバトルしてみた~い!!って思わせて、その体験を得る事でソレが伝播して……っていう感じのバトル。」

 

「はぁ~なるほど、パフォーマンス重視なんすね。」

 

パフォーマンス重視………あまり意識したことのない戦い方だ。

動画配信サイトにて配信者がそういうバトルを好み実践する者らは見たことはあるし、やったことが無いわけじゃない。地元で子供相手にやったし。

でもこの地でやるとなったら別だろう。どうやら相当人気のコンテンツのようだ。この地ならではの開拓も進んでいるだろう。恐らく俺の見様見真似のパフォーマンスじゃなんとも……

 

「その点リュウ君は素質あると思うな。」

 

「マジすか?」

 

なんともなりそうだ。

 

「え、えっと……その…リュウさんのバトルは見てて気持ちがいいというか…バトルの緩急がハッキリしていて爽快感があります。その上、アッシュさんみたいなトレーナーには常識に捕らわれない戦い方が新たな発想と考察を齎すと思うんです。だから、大衆向けでありながら強いトレーナーの方向けでもある幅広さから素質があると…」

 

シェリィちゃんから補足が入る。他人から自分の戦闘を褒められるというのは何ともこっ恥ずかしいが、なるほどそういうのが刺さるのかと理解する。

 

「そうそう!シェリィちゃんソレが言いたかったの!!あとはあれね、ガブリアスの存在が大きいわ。りゅうのまいを覚えているガブリアス。これは凄いわ、革命なのよ。神によって縛られたガブリアスがりゅうのまいを覚えられないという法則を自らの舞によって打ち破り習得させる。これほど美しいものは無い……っ!!!」

 

「そういうもんっすかね?そしたら明日にでもやってみようかな」

 

「良ければ周辺でバトルするのに借りやすい場所を探しておきましょうか?」

 

「ありがたいっす。お願いします。」

────────────────────────────────────────────

次の日

 

リュウはシェリィに連れられ街のはずれにある敷地へと辿り着く。

朝6時だというのに、周囲も同じようなストリートファイトを行う者らで溢れかえっておりその人気の具合が伺える。

色々と準備を行い、良い感じの木の板を拝借し一筆したためる。

 

「これで良し!!」

 

「……あ、あの……やっぱりジムリーダーを名乗るのってちょっと……リーグに申し訳ないというか、名前を勝手に使うのって違法というか……あ、やっぱりやm」

 

「ドラゴンタイプジムリーダーの出張ストリートファイト!!1回\1000!!!腕に自信がある奴はかかってきなッ!!」

 

「は、話を聞いてくださいよ……」

 

 

数時間後……

今の所誰1人として挑みに来ない。

 

「何故……何故誰も来ないィ……」

 

「すいません……私のリサーチ不足で…まさかゴーダさんとソンさんというこの街のストリートファイトで名を馳せているお二方に挟まれるとは思わなくて…」

 

どうやら俺の両隣のスペースがそれぞれ名の知れたトレーナーらしく、そっちに人が吸われ誰も見向きしていないようだ。

あまりにも暇なもんだからシェリィさんに俺の戦術とか手持ちの話をしながらシェリィさんが取り入れることが出来そうなものを話合いながら昼食を口にしていた。昼食はアッシュさんがお好み焼き弁当を渡してくれた為それを頬張る。かつおぶしがりゅうのまいに見えるから縁起がいいと半ば無理やり渡されたのだが……悔しい事にうまい。

 

「いやぁこれは仕方ないっすかねぇ……」

 

「え、えっと……今日はお開きにしますか?」

 

流石に今日は無理そうだと諦めを付け同調をしようとして……

 

「そうっすねぇ………いや、まだそれはやめておきましょう。」

 

こちらに1人の少年が歩み寄ってくるのを見つける。

 

「…………アンタ、ドラゴン使いか?」

 

立ち上がり腕を組み、少年を見下ろしながら答える。

 

「如何にも。俺はドラゴンタイプジムリーダー(虚言)のリュウ。ワッパ、名前は?」

 

「俺はアサイタウンのゼイン!!バトルだ!!ドラゴン使いッ」

 

「り…リュウさん、キャラが変わっていませんか?」

 

自己紹介を合図にモンスターボールを投げる。

この少年、相当強い。恐らくアッシュと同じくらいかちょっと下ぐらいだろう。だが今回はしっかり6VS6なのに加えてドラゴン使いとバレている。フェアリー出されたら死ぬ。こおりでも厳しい。泣いちゃう。それに彼はドラゴンを所持していない。匂いで分かる。その為こちらの手持ちが1体腐ったと言っても過言ではないのである。

 

「ま、関係ないんだけなァ!!生物の頂点ッ、ドラゴンの恐ろしさとくと味わうがいいッ!!」

 

少年が繰り出したのは………バシャーモ

対してリュウはボーマンダを放つ

 

「バシャーモッ!!インファイト!!」

 

「舞って躱せッ!!」

 

バシャーモが急速接近しインファイトを仕掛けてくるのに対し、ボーマンダはその体躯から想像できないような華麗なりゅうのまいを放ちその動きの動作でインファイトを避ける。

 

「りゅうのまい……使い方が上手いなドラゴン使い…」

 

「グハハハハハ!!驚くのはまだ早いぞワッパァ!!ダブルウィングッ!!」

 

「まもれ!」

 

バシャーモが腕をクロスさせまもるを発動、ダブルウィングをすんでのところで防ぐ。

まもるによりダブルウィングの初撃を防ぐことに成功するが、ボーマンダの翼は下からカチあげるようにバシャーモを襲う。防御こそ成功するがクロスした腕は弾かれ一撃腹部に貰う。

 

一旦距離を取りインターバル。

両者にらみ合い。お互い自分のやりたい事を押し通す為に思考を練る。

 

「バシャーモ、インファイト。」

 

「ワッパァ……馬鹿の一つ覚えかァ!?舞え!!」

 

ボーマンダが舞いインファイトを避ける先ほどの展開。同じことの繰り返し……ではなかった。

 

「今だ……ニトロチャージッ!!」

 

突然、バシャーモがインファイトの構えを解いたかと思うと、次の瞬間脚に炎を纏いながら跳躍し一回転、勢いをつけてインファイトに対応する姿勢を見せていたボーマンダを襲う。

 

「良い手だ。だが残念ッ!!ドラゴンは最強なためこれに対する答えを持っているッ!!じしん!!」

 

「何を……っ!?」

 

直後、ボーマンダを中心にフィールドが揺れ、フィールドの地面が隆起する。

隆起した地面はボーマンダを覆いニトロチャージから身を護ると同時に視界の情報を奪う。

 

「叩き壊せ……バシャーモ!!」

 

バシャーモは隆起した地面を砕きそのままその奥に鎮座しているであろうボーマンダ事蹴り飛ばそうとして……目を見開く。

ボーマンダが居ない。

 

「ウチのボーマンダは職人気質でなァ!!相手が身構えてないなら99%急所を突ける。」

 

「ハァ!!?」

 

バシャーモは自身を覆う影の存在に気づき上へと振り向くが……直後、ダブルウィングがバシャーモの急所を穿つ。

 

「戻れバシャーモッ!!……行け!ラプラスッ!!」

 

「ほほう……氷タイプ………ヤバいぜ!!」

 

「………ピンチっぽく言ってるけど、アンタのボーマンダ今こうげき上昇2回起きたでしょ。これで合計4段階上昇。」

 

「へぇ……よく見てるじゃないかワッパァ……」

 

リュウのボーマンダの特性はじしんかじょう、そして先ほどボーマンダはバシャーモをダブルウィングの1発目で撃墜し死体撃ちと言わんばかりに2発目も叩き込んでいた。

それがキーとなり2回バシャーモを倒した事になり2回じしんかじょうが発動したのだ。

 

「一撃食らえばこっちが気絶しかねない……楽しくなってきたぞ、ドラゴン使い!!」

 

「フン!!こォいワッパァ!!」




リュウ
強者演出ジムリーダー(非公認)

ボーマンダ
攻撃上昇のスペシャリスト。持ち物はヒミツ

シェリィ
弱気お嬢様
リュウのキャラ変について行けない。

ゼイン
超強い少年
親の前での一人称は僕

ゴーダ
名の知れたポケモントレーナー。ソンのライバル。
相棒はカイリキー。女装が趣味。

ソン
名の知れたポケモントレーナー。ゴーダのライバル。
相棒はゴウカザル。男装が趣味。
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