組長会議
魔都の十番組の拠点でもあり魔防本部で、全組長が集合し会議をしている。
議題は七番組の大川村寧がきっと見つける《プロミス》で見たとされる2人組についてだ。
恋「これが寧が見たと言う2人が姿を変えた姿?」
魔防隊十組長でもあり総組長である山城恋が京香に聞く。
京香「はい」
ベル「な、なんだか不気味で怖いよ」
魔防隊三番組組 長月夜野ベル
木乃実「なんだか強そうっす」
魔防隊一番組組長 多々良木乃実
八雲「なんか現世に現れた奴と似ているね。あの赤いガイコツみたいなの」
魔防隊五番組組長 蝦夷八雲
美羅「確かに、こいつらとなんか関係がありそうだな」
魔防二番組組長 上運天美羅
天花「そう考えるのが妥当ね」
魔防隊六番組組長 出雲天花
ピリペンコ「ですが、八雷神と同じで脅威ではないでしょうか?」
魔防隊八番組組長 ワルワラ・ピリペンコ
風舞希「八雷神でも厄介なのに、あの醜鬼とは違う怪物も対処しなくちゃいけないとなると、中々難しいですね」
そして…魔防隊九番組組長 東風舞希
それぞれの組長がこの2人組について話し合う。だが、魔防隊はこの怪物達がドーパントと呼ばれているのは知らない。魔防隊が知っているのは、突如現世に現れた醜鬼とは違う怪物。醜鬼が現世に現れるには門を通らなきゃ行けないが、ドーパントは門が無くても現れるという事。だが、醜鬼とは違っていつどこで現れるのか魔防隊や警察は分からない。それもその筈。ドーパントは人間又は動物などにガイアメモリを使うことで、ドーパントの姿に変わるのだからだ。そのガイアメモリを所持している人がいつどこで使うのかはその人次第だからだ。そして、現世にある防犯カメラや各地から情報を集めていると、ドーパントについてわかったのだ。人が怪物に変わる時、自身の身体になにか押し当てている映像を入手することができた。これにより魔防隊や警察はこのドーパントの正体は人間だとわかったのだ。
恋「それにしても人がこんな怪物になるなんて…桃の何かしらの力の1種なのかしら?」
京香「いえ、それはないと思います」
恋「あら?どうして?」
京香「怪物に変化した人は、今の所全部男だと言うことです。男は桃の恩恵を受けれませんから、これがなにかしらの桃の恩恵1種とは考えられません」
恋「そうね。でも、桃の恩恵を受けた女性が男性に力を与えているとしたら?」
京香「確かにその考えもあるかもしれません。ですが、怪物に変化した数人を我々は倒し、逮捕する事ができました。その人達からなにか情報を聞いてないですか?」
そう魔防隊はそのガイアメモリを使った人を倒し、逮捕をする事に成功した。だが、その数は多くはないが。だが、その人から情報を吐き出させようとしていた。
恋「ええ、警察から情報を共有されたわ」
山城恋は警察から貰った情報をこの場にいる人達全員に伝えられた。その内容は…
恋「怪物に変化した人達の中から1人が喋った情報を言うわね。名前は伏せて言うけど、とりあえずAさんとしましょう。そのAさんは毎日、会社の女性の上司に仕事の手柄やパワハラなど、不当な扱いを受け荒れていたそうよ。そして、そんな時人気の無い道で上司の愚痴を言っていたら突然、フードを被った人が現れたそうよ」
りう「フードを被った人?」
魔防隊1番組副組長 冥加りう
りう「そいつは七番組の大川村寧が見たとされる奴と関係があるみたいだね」
京香「はい、私もそう思います」
恋「ええ、私もそう思うわ。続きだけどそのフードの人は声や雰囲気からして、Aさんと同じ男だと言っていたわ。そして、そのフードの人からこのUSBメモリのような物を買ったと言っていたわ」
恋はそう言って警察から貰った写真を見せた。その写真には壊れたガイアメモリが写っていた。
木乃実「なんですか、その不気味な物は?」
天花「なんだか禍々しいデザインですね」
八雲「こんな物買うなんて趣味悪いね〜」
美羅「フードの男から買ったそのUSBメモリのような物を使って、あの怪物に変身したってことか?」
恋「ええ、Aさんはそう言ってるわ」
風舞希「そんな恐ろしい物が現世に出回ってるだなんて」
魔防隊はガイアメモリの事、何もわかっていない。わかっているのはフードの男がガイアメモリを販売し、そしてガイアメモリを使うと怪物に変化するという事だけ知っている状態。魔都と同じでまだまだ謎だらけの代物ということだ。
恋「まだ、このメモリについてはっきりとした事はわからないわ。魔都と同じで謎だらけね。……それにしても、この怪物の名前どうしましょうか?和倉優希、何か良い名前無いかしら?」
優希「お、俺ですか!?」
京香の付き添いで組長会議に参加していた和倉優希に山城恋が聞く。優希は突然の事で驚いてしまう。いきなり名前を考えろって言われ困惑している。そんな事を考えている中、組長達の視線が優希に集中して、余計に焦ってしまう。だが、中々いい名前が浮かばない。ドーパントの姿は様々な姿をしている。そして、考えに考えた名前を口にした。
優希「えっと…メモリを使って怪物になるから、メモリの怪物というのはどうでしょうか?……安直な名前ですが」
最後の方は自身が無くなってしまう。…が、そんな中1人だけ拍手する者がいた。それは…
天花「良い名前だと思うな」
恋「そうね…まあ、一先ずその名前でいきましょう」
そんな訳で現世に現れた怪物は、優希の名ずけたメモリの怪物となった。そしてそのメモリ怪物の対策について話し合ったが、あまり良い対策の話は出来なかった。
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材木座「くらぇ八幡!赤甲羅!」
八幡「んな!?てめぇ!材木座!」
材木座「ぐらばばばば!!油断しているからだ!」
八幡達は今マリ〇カ〇トをしていた。そして今、八幡は後ろを走行していた材木座に赤甲羅を当てられ怒っている。
八幡「気持ち悪い笑い方してんじゃねぇ!」
材木座「ふははは!悔しかったら我に勝ってみろ!八幡!」
材木座義輝
メモリの開発や研究部門に配属。厨二病を拗らせている大人。
使用メモリ ウェザー
あらゆる気象を操り多彩な攻撃をする。だが、この歳になっても厨二病を拗らせていており、攻撃する時によく変な必殺技の名前を叫んでいる。鬱陶しいからやめろと言いたいが、これでも成果をだしている為あまり強く言えない。
葉山「材木座君ばかりに気を取られて良いのかい?」
八幡「葉山!テメェ!」
そして、材木座に赤甲羅を当てられた八幡は、葉山に赤甲羅を当てられてしまった。
葉山「あれだけトップを走っているのに、今じゃそんなところだな」
八幡「うっせ!」
葉山隼人
八幡が留守の時に組織の指揮を任せられる存在でもある。
使用メモリ ナスカ
ナスカブレードによる剣撃を得意とし、ナスカウイングによる飛翔の他、伸縮自在のマフラーによって敵を拘束することもできる。
戸塚「八幡ばかりに気を取られてて良いの?葉山君」
葉山「なに!?」
戸塚は葉山の近くまで近づいた後、スーパークラックションを使い、葉山をクラッシュさせ追い抜いて行った。
戸塚彩加
他の人達のフォローなどしている。八幡の秘書のような存在。
使用メモリ アームズ
腕部を剣や銃など様々な武器に変えて、あらゆるレンジに対応していて、俺らの援護などをしてくれている。
八幡「さっきは良くもやってくれたな!喰らえ!」
葉山「なっ!」
戸塚「え!?」
材木座「なぬっ!?」
3人の後ろを走っていた俺はサンダーを使い、3人をクラッシュさせ、小さくなった葉山と材木座を踏みつけながらトップに躍り出る。
葉山「しまった!」
材木座「ぬぅ、我のした事が…」
戸塚「やられたよ八幡!」
八幡「このまま1位でゴールだ!」
比企谷八幡
旧姓 東八幡
東家に孤児院に捨てられ、恨みなどの感情が芽生える。そのまま数年後、苗字を比企谷に変え過ごしている。そして、この組織のリーダーでもある。
使用メモリ エターナル
ロストドライバーにエターナルメモリを使用し変身した姿。エターナルエッジや他のメモリの力などを駆使して戦闘する。そして、エターナルローブはあらゆる攻撃を無効化する。
そして…八幡を含めここにいる全員、目に光は無い。
材木座「そんな事させぬわ!!」
葉山「1位は俺がいただく!」
戸塚「僕だよ!」
そして4人がゴールを目指す。抜かれたり、抜いたりと激しい激戦を繰り広げる。
そして1位を勝ち取ったのは…
戸塚「やった!」
八幡「くっ…2位か」
葉山「3位か…惜しかった」
材木座「ぬわああぁぁ!!この我が…我が4位だとぉぉー!」
結果
1位戸塚
2位八幡
3位葉山
4位材木座
という結果になった。そして、全レースが終了し最終結果が出た。
最終結果
1位戸塚
2位八幡
3位葉山
6位材木座
というさっきの結果と同じとなった。
八幡「あともうちょいだったな」
葉山「やられたよ比企谷」
俺と戸塚のポイントの差は経った1ポイントで、俺と葉山のポイントの差は3ポイント。え?材木座?どうでもいいよ。もう…終わったことだから。
材木座「我が…6位…だと。そんな…馬鹿な……」
八幡「いや、あれだけ下位だったんだ。その順位になるのは当たり前だろ」
材木座「くうっ…」
葉山「こればっかりは比企谷の言う通りだな」
材木座「ぐふっ!?」
戸塚「もう、葉山君。材木座君に余計なダメージ与えないでよ」
八幡「そうだぞ。面倒な事になったらどうするんだよ。ただでさえ気持ち悪いのに、余計気持ち悪くなるだろ」
材木座「ぎゃびゃあ!?」
葉山「君の方が余計なダメージを与えているように見えるが」
材木座「ぶひっ…ぶひっ…ぶひっひっ……」
ああ……葉山の言う通りオーバーキルしたみたいで、さっきよりもものすごく気持ち悪くなってしまった。地面でビクビクと動いている。面倒な事になった。…さて、どうしたものか……。
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ここは九番組寮。寮の中の1つの部屋の中いたのは東風舞希。九番組の組長である。その風舞希は自分の首にぶら下げているロケットペンダントの中に入っている写真を見ていた。その写真には1人の男の子が写っていた。
風舞希「……」
その男の子は風舞希の実の子供。名は東八幡。だが、その子供は今の東の当主である東海桐花の命令により孤児院に渡す事になった。立場的に逆らうことは出来なかった風舞希は、泣く泣く見捨てるしかなかった。だが、風舞希は八幡をこのまま見捨てる訳はなかった。海桐花を説得し八幡を迎えに行くつもりだった。……だが、八幡は孤児院から姿を消した。風舞希は八幡が苗字を比企谷に変えた事は知らない。そんな事も露知らず八幡を探し続けた…が、見つけることはできなかった。そして、八幡は行方不明となってしまったのだ。
風舞希「…八幡」
風舞希はロケットペンダントを握りしめながらそうつぶやく。行方不明になった八幡を見つけたいが、何1つ情報は掴めていない状況だ。そんな中、息子を見つけるのは難しいだろう。
風舞希「八幡…一体何処にいるの……」
風舞希は涙を流しながら息子を探し求める。だが、風舞希は八幡が生きていると信じている。そして、八幡を今度こそ迎えに行くと決めた。
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一方……
八幡「あいつら、ちゃんとやれてるかね」
戸塚「大丈夫だよ。葉山君と材木座君なら」
八幡「しっかし、マリ〇カ〇トに負けた腹いせを醜鬼に当てる為に行くとは」
戸塚「まあまあ、材木座君も強いから心配ないと思うよ」
八幡「それに関しては心配してない。あいつの強さは俺も知っている。だが、戦っている時もあのキャラは少し抑えてほしいもんだがな」
戸塚「あはは……でも、それがなかったら材木座君じゃないから」
八幡「そうだな。それは言えてる」
戸塚「まあ、葉山君もいるし安心でしょ?」
八幡「それもそうだな」
材木座「モハハハ!見たか我の強さ!」
材木座の前には無数の醜鬼達が青白い炎を上げ倒れていた。
葉山「あらかた片付いたみたいだね。そろそろ、魔防隊が来るみたいだし、帰ろう材木座君」
材木座「うむ。ストレス発散もしたしな」
葉山「それは良かった」
そう言って2人は魔防隊が来る前に、門を通って現世へと戻って行った。
ではまたお会いしましょう。