東に復讐する者   作:チャキ

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どうも、第4話です。良かったら見てください。


第4話

 

八幡「久しぶりだな。母さん」

 

風舞希「……八幡……なの?」

 

そこには髪色が深み掛かった緑色をしており、東風舞希と酷似していた。

 

八幡「おいおい、実の息子の顔を忘れてしまったのか?いや、あれから十数年経ってるから忘れても仕方ないか」

 

風舞希「ち、違うわ!私は八幡の事忘れた事なんて1度も無いわ!!」

 

風舞希は自分の首につけているロケットペンダントを握りしめる。そう、風舞希は何時だって八幡の事を考えていた。

 

八幡「はっ、どうだか。俺がそれを信じろと?」

 

だが、八幡はその言葉を信じていなかった。それもそうだろう。あなたはいらないと言われ捨てられたんだ。それなのに忘れた事なんて無いと言われても、1ミリも信用できる筈がない。

 

八幡「俺を捨てた癖に」

 

風舞希「違うわ!私は…私はあなたを迎えに行くつもりだった」

 

八幡「はぁ?迎えに行くつもりだった?俺を孤児院に連れていった時、アンタはなんて言った?あなたはいらない子なのって言ったんだぞ?それなのに迎えに行くつもりだった?寝言は寝て言えよ」

 

風舞希「違うわ!……違う違う違う違う違う!私は…私は本当に……」

 

風舞希は八幡に一生懸命否定をする。だが、八幡はその言葉に一切信用していなかった。

 

海桐花「…本当に八幡なのか」

 

八幡「ああ、そうだ。海桐花おばあちゃん」

 

昔のような呼び方で呼ぶが、海桐花の額には少し冷や汗が流れる。

 

海桐花「行方不明と聞いておったが生きていたのか」

 

八幡「生きてたぞ。行方不明はわざとそういう風に情報を改ざんしたからな」

 

海桐花「なんじゃと!」

 

そう、八幡の行方不明は八幡がわざとそういう事にしたからだ。これにより、八幡は東家に見つからないようにしていたのだ。

 

八幡「こうでもしないと、お前らに俺の居場所がバレてしまうかもしれなかったからな」

 

海桐花「何故そこまでするのじゃ」

 

八幡「決まってるだろう。お前らに復讐する為だ」

 

優希「復讐!?」

 

京香「そんな事してなんの意味があるんだ!」

 

八幡「意味?意味なんかねぇよ。俺は俺を捨てた奴に復讐したいだけだ。男だからって言う理由で捨てた奴らにな!」

 

天花「それは違う。さっき風舞希さんも言ってたでしょ?あなたを迎えに行くって。それに風舞希さんはあなたを望んで孤児院に捨てたんじゃないわ」

 

海桐花「その通りじゃ!八幡、お前を捨てるように命じたのは紛れもなく此方じゃ!分家からの攻撃からお前を守る為に命じたのじゃ!だから風舞希はお前を捨てたんじゃない。それに風舞希は此方を説得をしお前を迎えに行くつもりだったのじゃ!」

 

 

八幡「なん……だと…」

 

さっきまで話を信用しようとしていなかったのに、さっきの話を聞いて、明らかに様子がおかしくなる。

 

八幡「そ…そんな……まさかそんな理由があっただったなんて」

 

海桐花「わかってくれか八幡。もう、こんな事やめるのじゃ。今ならまだ間に合う!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「なんて言うと思ったかバァカァ!」

 

「「「「「!?」」」」」

 

八幡「んな事誰が信用するかよ。それにそういう意図があったのならば、なんで最初からその事言ってくれなかったんだ」

 

海桐花「そ、それは……」

 

それもそうだろう。そういう意図があったのならば、何故最初から言ってくれなかったのだろう。言ってくれれば八幡もその時を待っていたかもしれない。

 

八幡「まぁ、もうそんな事はどうでもいいがな。さてと……あんたらのその顔を見れて一先ず満足だ。それじゃあ帰るとするか」

 

京香「帰らせると思うか!」

 

帰ろうとした八幡に持っていた刀の剣先を向ける京香。戦闘態勢をとる。

 

八幡「なんだよ。帰らせてくれよ」

 

京香「そういう訳にはいかん!ガイアメモリかなんか知らんが、得体の知れない物を現世にばらまいている奴をみすみす見逃すと思うか!」

 

京香は戦う気でおり、京香以外に天花、優希も同じだった。京香達は風舞希達の代わりに戦おうとしていたのだ。

 

八幡「はぁ…仕方ない。俺の力を少しお前らに見せてやろう」

 

八幡はそう言ってロストドライバーを腰に装着する。

 

京香「なんだあれは?」

 

天花「気をつけて京ちん」

 

そして、八幡は懐からエターナルメモリを取り出した。

 

京香「やはりあいつもガイアメモリを持っていたか」

 

《エターナル》

 

エターナルメモリのボタンを押すと、機械音声が流れる。

 

八幡「変身」

 

そして、エターナルメモリをロストドライバーに差し込み横へ倒す。

 

《エターナル》

 

すると、八幡の身体は純白な鎧を身にまとい、両手には青い炎のグラデーションが描かれ、頭部にはEを横に倒したような3つの角があり、黄色の複眼は∞マークをイメージさせ、最後に黒いローブを纏う。

 

京香「その姿は…」

 

天花「やはりドーパント」

 

八幡「少し違うな。この姿はドーパントじゃない」

 

京香「ドーパントじゃない?じゃあ一体なんだと言うのだ!」

 

八幡「仮面ライダーエターナル」

 

京香「仮面…」

 

天花「…ライダー」

 

優希「エターナル?」

 

ドーパントとは違う雰囲気で京香は達は更に警戒心が強くなる。

 

八幡「さぁ…地獄を楽しみな!」

 

そう言葉にした後、地面を蹴り京香に向かって一直線。八幡はエターナルエッジを京香に向かって振り下ろす。

 

ガキンッ

 

京香は持っていた刀で攻撃を受ける。

 

京香(速い!それになんだこの重い攻撃は!)

 

八幡「ほう…流石組長だな。羽前京香か」

 

京香「なっ!」

 

何故、自分の名前を知っているのかと驚いたが、東海桐花が元総組長である事と、東の晩餐の事を知っていたから、自分の名前も知ってる筈。だが、何処から情報を手に入れているのだろうか。

 

そんな時だった。独特の音がしたと思ったら、天花が八幡の後ろへ回った。そして、天花が後ろから攻撃をしようとした時、八幡はそれに反応し京香を蹴りを入れた後、エターナルエッジで天花に斬りかかったが、再び独特の音を出しながら、八幡の目の前から姿を消した。天花は放心状態の風舞希の近くに姿を現した。

 

八幡「なるほど、それが天御鳥命(アメノミトリ)。空間を操る能力」

 

天花「っ!?やはり、私達の情報は全部筒抜けって事ね」

 

京香「一体どうやって手に入れているんだ」

 

八幡「それは企業秘密ってやつだ」

 

京香「なるほど、あくまで言わないつもりか」

 

八幡「そういうことだ」

 

やはり、この男は情報源を明かしてくれない。

 

八幡「まぁ、俺らは魔防隊の情報はほぼ全て手に入れ入れている。例えば羽前京香、能力は無窮の鎖(スレイブ)とかな」

 

京香「なっ!?」

 

八幡「他にも知っているが、少なくともここにいる魔防隊の情報は知っていると言っておこう」

 

一体どうすれば良いのか分からない。どうすればこの男に勝てるのか。パワーもスピードもある。

 

八幡「さぁてと、まだ地獄は「八幡 」始まっ…なんだよ」

 

そんな時だった。八幡に声をかける者がいた。声のした方を見るとそこにはフードを被った者がいた。だが、声からして女性のように思えたが、決めつけるのはまだ早い。

 

「なんだよじゃないよ。偵察と挨拶だけじゃなかったの?」

 

八幡「あっ、そうだったな」

 

「もう、自分から言ってた癖にしっかりしてよ」

 

八幡「悪かったよ」

 

そう言って八幡は変身を解き、フードの者へと近づいていく。

 

八幡「ああ、そうだ。俺達の名前を教えておこう」

 

そう言って八幡は京香達の方へ向き直る。

 

八幡「その名はミュージアム」

 

京香「ミュージアム?」

 

八幡「まっ、そういうことだ。とりあえず今日はここまでだ。じゃあな」

 

京香「待って!逃がすと思っているのか!」

 

八幡「今回ばかりは帰らせてもらうぞ。それじゃあな……またな母さん」

 

そう言って八幡は京香達の方へ複数の円柱の物体が投げ込まれた。それを見た瞬間、その場にいた京香達はすぐさま手榴弾だと思った。京香達はすぐさま手榴弾から離れようとした時、大音量の破裂音と共に閃光が発生した。眩い閃光に京香達は目を瞑り、腕で目を覆い庇う。しばらくした後、音と閃光が収まり視力も元に戻ってくる。まだ少し眩しい目を開ける。すると目の前には八幡達の姿が無かった。

 

優希「消えた?いや、逃げたのか」

 

京香「そのようだな」

 

八幡達を取り逃がしてしまい、その事で己の実力不足を悔やむ京香だった。

 

天花「大丈夫ですか風舞希さん」

 

風舞希「え、ええ……ありがとう大丈夫よ。それとごめんなさい。頭が混乱していて」

 

風舞希は謝罪の口をしたが、まだ頭が混乱し、悲しそうな表情を浮かべていた。それもそうだろう。いつか迎えに行く筈だった、自分の子供から強い憎しみを向けられているのだから。それにガイアメモリという得体の知れない物を流通させている張本人である事も重なったのだからだ。

 

海桐花「風舞希よ!しっかりせぬか!当主のお前がそんなんでどうする!」

 

風舞希「……母様。ですが…八幡は…八幡は…」

 

海桐花「わかっておる。八幡をあんな風にさせてしまったのは此方の責任じゃ。だから、八幡を絶対に連れ戻すぞ」

 

風舞希「……はい」

 

風舞希は海桐花にそう言われたても、やはり混乱は解けず、悲しい顔してしまう。

 

優希「……あの、さっきの人は東家とどういう関係があるのですか?」

 

何が何だか分からない優希は、八幡について質問した。

 

海桐花「…八幡は此方の孫息子で、麻衣亜と八千穂の弟であり、日万凛とっては兄であり、そして風舞希の実の息子じゃ」

 

優希「日万凛のお兄さん!?そうなのか日万凛?」

 

日万凛「いや、そんな事言われてもあまり覚えてないの。写真では見た事あるけど…」

 

優希「そう…なのか」

 

この場は重々しい空気が流れる。その後、優希は八幡の事について教えてもらった。

 

 

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八幡達、ミュージアムが現れてから数日後の組長会議。

 

恋「それで、その組織の名前はミュージアムって名乗ったのね」

 

京香「はい。そのように言ってました」

 

恋「なるほど。それにしても東八幡達はどうやって私達、魔防隊の情報を手に入れたのかしら」

 

京香「東八幡は企業秘密だと言ってました」

 

恋「企業秘密ね…まったくハッキングされた痕跡もない。一体どうやって…それにこのUSBメモリのような物、改めてガイアメモリって言うのね。そして、このガイアメモリを使って変貌した姿をドーパントと呼ぶ……ね。本当に何故教えてくれたのかしら」

 

それについては本当に謎だ。八幡本人曰く、何も知らないから教えたと言っていたが、本当にそうなのか、それはわからない。

 

恋「そして、この白い姿が仮面ライダーエターナル。京香と天花が少し戦ったみたいだけど、どうだったのかしら?」

 

京香「はい。奴はパワーもスピードもあり強力でした」

 

天花「私が能力で後ろに回った事もすぐに察知してました。危機察知能力も高いと思います」

 

恋「そう。……本当に八雷神でも面倒なのに、面倒事を増やされた気分だわ。でも、東八幡の目的は東家への復讐って事は分かってるのよね」

 

京香「はい、本人がそう言ってました」

 

京香はそう答える。そして肝心な風舞希はと言うと、会議には参加していても、やはりまだ混乱しているようだ。八幡を連れ戻したい、けど八幡は自分に恨みを持っている。一体どうすれば良いのか分からないという表情をしていた。

 

その後もミュージアムと八雷神について話し合った。

 

 

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葉山「まったく、君という奴は。戸塚が止めなかったらどうなってたか」

 

八幡「うるせぇな」

 

戸塚「誰だってそういうよ。だってあの場には組長が3人、元とはいえ総組長もいたんだよ。いくら八幡でも危ないよ」

 

八幡「悪かったよ。今度は気をつける」

 

葉山「本当かな」

 

材木座「うむ、信用できぬな」

 

八幡「てめぇら」

 

戸塚「まあまあ、もうその辺にしとこ。八幡を少し反省しているみたいだし」

 

葉山「戸塚、比企谷を甘やかすな」

 

材木座「そうだぞ戸塚殿」

 

戸塚「別にそんなつもりはないけど気をつけるよ」

 

八幡「あ、そういえば魔防隊の奴ら、俺らの事八雷神?かどうか聞いてきたな」

 

葉山「八雷神?なんだいそれは?」

 

八幡「さぁ?俺も初めて聞いたからわからん。材木座、ちょっと調べといてくれ」

 

材木座「あいわかった。調べておこう」

 

八雷神……一体どういう奴らなのか。魔防隊とはどういう関係なのか調べる必要があるな。

 

それにしても八雷神か……なんか材木座が喜びそうな名前だな。

 

 

 




いかがでしたか?こんな感じにしてみました。ではまた
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