スリザリンの末裔 ~Silver-Haired Wizard’s Legacy~   作:如月斎

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第3章 第15話 敗北の余韻と真実の探求

 

敗北の余韻と真実の探求

 

敗戦後のスリザリン談話室は、まるで葬式のような静寂に包まれていた。

 

湖底から差し込む緑がかった光が、いつもより重々しく石壁を照らしている。暖炉(だんろ)の火は赤々と燃えているのに、談話室全体に漂う空気は冷え切っていた。

 

「あんなのルール違反だろう! 口でキャッチなんて聞いたことがない!」

 

マーカス・フリントの苛立った声が、沈黙を破って響く。彼は談話室の隅で、まだブツブツと文句を言い続けていた。未練がましく同じ言葉を繰り返している。

 

その近くでは、ペレグリン・デリックとルシアン・ボールが顔を真っ赤にして怒りを露わにしていた。2人とも拳を握り締め、肩を震わせている。

 

「畜生……!」

 

デリックが低く唸る。その声には、悔しさと怒りが等分に混じっていた。

 

一方、談話室の中央では、テレンス・ヒッグスがソファに沈み込んでいた。顔を両手で覆い、細身の体を小刻みに震わせている。目も当てられないほど、深く落ち込んでいる様子に、ピュシー、ブレッチリー、モンタギュー、ワリントンの4人が取り囲み、必死に励ましの言葉をかけていた。

 

兄のプルヴィスだけは、ヒッグスが沈み込んでいるソファの背に寄りかかり、黙って腕を組んでいた。励ましの言葉はない。けれど、その場を離れる気配もなかった。その表情は、誰よりも険しい。

 

「お前のせいじゃない」「ポッターの箒が暴れてたせいで、集中出来なかっただけです。そうじゃなきゃ君の方が早かったですよ」「あんな卑怯な手を使われちゃぁな」「落ち込むな」

 

コーウェンも、セリクスから離れるとすぐにその輪に加わった。薄いブルーの瞳に心配の色を浮かべながら、ヒッグスの背中をそっと撫でてやっている。

 

セリクスは、そうした騒然とした空気から少し距離を置いて立っていた。ふと、手にした万眼鏡(オムニオキュラー)に録画機能が付いていることを思い出す。

 

静かに近くの1人掛けソファに腰を下ろし、レンズを覗き込んだ。魔法的な光が小さく揺らめき、先ほどの試合の映像が鮮明に映し出される。

 

観客席。教職員席。そして、スネイプ教授とクィレルの姿。

 

2人とも明らかに唇を動かしている。片方が攻撃し、もう片方が守っている──そんな緊張感が、映像越しにも伝わってきた。

 

最後に、茶髪の人影。拡大してみても見覚えがあるようなないような──喉元まで思い出しかけているのに、肝心の名前が出てこない。

 

そこへ、足音荒く近付いてくる気配がした。

 

「なんなんだ、あの似非(えせ)英雄は! スニッチを飲み込むなんて野蛮すぎる!」

 

プラチナブロンドの髪を振り乱しながら、ドラコ・マルフォイが怒りに震える声で叫んだ。灰色の瞳には、屈辱と憤怒の炎が宿っている。

 

「セリクスもそう思うだろう!? ……何を見てるんだ?」

 

自分を無視して万眼鏡を覗き続けるセリクスに業を煮やしたドラコが、許可も得ずに横から映像を覗き込んできた。

 

「なんだ? グレンジャーじゃないか」

 

その瞬間、ドラコの声色が変わった。嫌悪と軽蔑が露骨に滲み出ている。

 

「知ってるのか?」

「知ってるとも。あの似非英雄殿のそばにいる、ピーチクパーチクうるさいグリフィンドールのガリ勉だ」

「……ああ。思い出した。ハーマイオニー・グレンジャーか」

 

セリクスの記憶に、あの茶髪の少女の名前が浮かび上がる。確か、組み分けの日にグリフィンドールに配属された1年生だ。

 

「セリクスはあんな奴の名前を口にしてはダメだ! (けが)れる!」

「……? 彼女は第2の闇の帝王か何かか?」

「違う! あいつは『穢れた血』なんだ。ゴーント家の子息の君が、関心を持つべき人間じゃないさ」

 

ドラコは吐き捨てるように言った。しかし───

 

「そうか、マグル生まれか」

 

セリクスは特に感情を込めることもなく呟くと、続けた。

 

「……ドラコ、その言葉は、寮外では言わない方がいい」

 

予想外の返答に、ドラコの表情が困惑に変わる。灰色の瞳が戸惑いを浮かべ、口元が僅かに開いた。しかし、セリクスはもうドラコのことなど頓着していないようだった。再び万眼鏡に視線を戻し、今度はクィレルの口元に集中する。

 

「……ヴェリ……トゥス? ……ヴォラ?」

 

小さく呟きながら、セリクスは唇の動きを丁寧に読み取っていく。その声は、まるで古代の呪文を解読する学者のように響いた。

 

「そうか、《ヴェリヴォラトゥス・マレヴォラ》だ」

 

突然、確信に満ちた声で言い切る。

 

「……ラテン語起源。持続系の干渉呪文か。それならスネイプ教授のは……やはり───」

 

今度はスネイプ教授の口元に焦点を合わせる。映像を何度も巻き戻し、一語一句を逃すまいとしていた。

 

「《スタビリオラ・ヴォラトゥム》。……これは、解呪と安定の複合呪文か。反作用ではなく、"共振"によって干渉を上書きしている。──ならやはり、あの犯人はクィレルだ」

 

最後の言葉は、確信に満ちていた。セリクスの瞳に、謎が解けた時の静かな満足感が宿る。

 

「セリクス、さっきから1人で何をブツブツ言ってるんだ?」

 

痺れを切らしたドラコが、遂に声を荒らげた。しかし、セリクスの反応は素っ気ないものだった。

 

「……いや、なんでもない」

 

そう答えながら、視線をヒッグスの方に向ける。

 

「……ヒッグスはまだ落ち込んでるのか」

 

見ると、コーウェンが背中を撫でてやり、ピュシーが髪をくしゃくしゃと掻き回してやっているところだった。他の仲間たちも、懸命に慰めの言葉を掛け続けている。

 

「あー、ポッターが箒からぶら下がってオタオタしてる時に、フリント先輩たちはちゃんとクアッフルをゴールさせてたのに、あの先輩はスニッチを見つけられなかったからね。せっかくのチャンスだったのに、立つ瀬がないんだろ」

 

ドラコは肩をすくめながら言った。そして、急に声のトーンを変える。

 

「やっぱり父上に言って───」

「前から思ってたんだが、ドラコは箒がそこまで上手くないのか?」

 

セリクスの突然の質問に、ドラコの顔が真っ赤になった。

 

「は!? そんな訳ないだろ!」

「じゃあ何故、ルシウス様の力を借りようとする? 自信があるなら正々堂々と選抜を受ければいい。それとも親の七光りを借りないと、ヒッグスには敵わないのか?」

 

セリクスの言葉は、まるで氷のように冷たかった。その冷静さが、かえってドラコを追い詰める。

 

「違う!」

 

ドラコは拳を握りしめて叫んだ。しばらく悔しそうに唇を噛んでいたが、やがて決意を込めて言い放つ。

 

「……そんなに言うんなら、来年絶対に選抜であいつからシーカーの座を奪ってやる!」

「そうか」

 

セリクスの返答は、あまりにもそっけなかった。まるで興味を失ったかのように、再び何かを考え込み始める。

 

談話室には、各自の思惑が渦巻く奇妙な空気が漂っていた。

 

敗戦の悔しさ、仲間への同情、そして個人的な野心──それらが複雑に絡み合い、重苦しい沈黙を作り出している。

 

セリクスは、そうした空気を感じながらも、コーウェンの方に視線を向けた。彼はまだヒッグスを慰めるのに忙しそうで、こちらに気付く様子はない。

 

セオドールが、遠慮がちにこちらの様子を(うかが)っているのが見えたが、セリクスはあえて気付かないふりをした。

 

静かに立ち上がり、その場を離れた。

 

ドラコは機嫌を損ねたようで、もうこちらを見ようともしない。セリクスが先程まで座っていたソファに、ドスンと座ってふんぞり返っている。そんなことをしても、小柄だからかあまり格好はついていないが。セオドールがついてきそうな素振りを見せていたが、セリクスは足音を忍ばせて素早く廊下に出た。

 

目指すのは、『魔法薬学』の教室。

 

石造りの廊下を歩きながら、セリクスの頭の中では先程、解読した呪文の意味が静かに反芻されていた。クィレルが攻撃し、スネイプ教授がポッターを守った──それは間違いない。

 

では、クィレルの正体とは? そして彼の目的は?

 

答えを求めて、セリクスの足音が夜の廊下に静かに響いていく。

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

『魔法薬学』の教室の前で、セリクスは足を止めた。

 

重厚な木製の扉が、いつものように静寂に包まれている。しかし、扉の向こうから微かに人の気配が感じられた。

 

───コン、コン。

 

控えめにノックする。しかし、返事はない。

 

セリクスは首を僅かに傾げた。確かに人がいるはずなのに──おそらく居留守を使っているのだろう。

 

今度は少し強めにノックする。

 

───コン、コン、コン。

 

それでも、応答はなかった。

 

仕方ないと小さく溜息をついたセリクスは、最後の手段に出ることにした。

 

「スネイプ教授がいらっしゃらないのであれば、クィレル教授の方へ行きます。今日あったことを───」

 

そこまで言い掛けた時、ドアが勢いよく開かれた。

 

「──入りたまえ」

 

これ以上機嫌が悪くなりようがないのではないかと思えるほど、不愉快そうな顔をしたスネイプ教授が扉の向こうに立っていた。黒いローブが(ひるがえ)り、その鋭い眼光がセリクスを射抜く。

 

「失礼いたします」

 

セリクスは欠片も怖気付(おじけづ)くことなく──おそらくドラコやコーウェンなら震え上がるだろうが──静かに教室に足を踏み入れた。

 

教授が指で示した1人掛けのソファに腰を下ろす。部屋の空気は冷たく、薬草と魔法薬の複雑な匂いが鼻をくすぐった。

 

「それで、君は何を知っているのかね?」

 

スネイプ教授の鋭い眼光が突き刺さる。その威圧感は確かに強烈だったが───

 

(威圧感は、ダンブルドアの方が数段上だな)

 

セリクスは冷静に分析しながら、口を開いた。

 

「何も」

 

一拍置いて、続ける。

 

「──ただ、先程の試合でクィレルがハリー・ポッターを殺そうとし、あなたが救おうとした。それしか知りません」

 

スネイプ教授の表情が、僅かに変化した。眉がより深く寄せられ、唇が薄く引き結ばれる。

 

「クィレルが何をしようとしたのか、分かっているのかね」

「ええ。読唇術で呪文を割り出しました。ちょうど録画していましたので」

 

セリクスはそこで一瞬躊躇したが、続けた。

 

「──グレンジャー嬢は、スネイプ教授を犯人だと思ったようですがね」

 

その瞬間、教授の顔色が明らかに変わった。黒い瞳に、鋭い光が宿る。

 

「待て。グレンジャーだと? 何故そこであやつが出てくる……まさか」

 

セリクスは内心で舌打ちした。余計なことを口にしてしまった。

 

「……口が滑りました。何も聞かなかったことに───」

「いいや」

 

スネイプ教授の口の端が、愉快そうに歪んだ。

 

「あやつめには、何か追加課題が必要なようだな」

 

その声には、明らかな悪意が含まれていた。セリクスは一瞬だけグレンジャーに同情したが、そもそも火など付けなければよかったことだと、すぐさま切り捨てた。

 

「それで、彼は何者なんです? 何故ポッターを? ホグワーツで何をしようとしているんです?」

 

セリクスは矢継ぎ早に質問した。しかし、スネイプ教授は眉をしかめ、片目を細めただけだった。

 

「それを知って、どうするのかね?」

「何も。単純な好奇心です」

「好奇心は猫をも殺す。肝に銘じることだな」

 

スネイプ教授はきっぱりと言い切った。

 

「君には悪いが、何も話すことなどない。寮へ戻りたまえ」

 

その口調に議論の余地はなかった。さすがのセリクスもそこで諦めることにした。

 

4階の三頭犬のことは、話す気はなかった──やぶ蛇になるからだ。

 

一礼して教室を出る。

 

(開心術の気配はなかったな……。ダンブルドアよりはマシか)

 

廊下に出てから、セリクスは静かに考えを巡らせた。

 

やはりスネイプ教授は何かを知っている。しかし、具体的な収穫はゼロのまま───

 

仕方なく、スリザリン寮へと足を向ける。

 

(ヒッグスは、そろそろ立ち直っているだろうか)

 

そんなことを考えながら、セリクスは夜の廊下を静かに歩いていった。

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

周りのみんなが懸命に僕を慰めてくれているのは、分かっていた。涙こそ出なかったけど(さすがにもうすぐ14歳だし!)ショックが大きすぎて、意識がぼんやりしていた。みんなの励ましの声もどこか遠い気がして。でもかろうじて浅く頷いてはいたはず。多分。

 

エイドの手が僕の頭をぐしゃぐしゃにしたり、セルウィンが背中を撫でてくれたり。グラハムたちも「お前は全然悪くない」って言ってくれて、その気持ちは嬉しくない訳じゃなかった。でも今はそれが痛い。悪くない訳ないじゃないか。

 

だんだん談話室が静かになってきて、みんな寮室へと戻っていったんだろう。友人たちも僕のことを気にしながらも、そっと離れていく。今は逆にそれがありがたかったかもしれない。

 

しばらくして談話室内がシーンとなったから、きっと誰もいなくなったんだろう。僕はそう油断して、ちょっとだけ肩の力を抜いた。でも、違ったんだ。たった1人だけ残っていた。僕の座っていたソファの右側が、いきなりズシッと沈み込んだ。慌てて顔を上げたらそこにいたのは、僕の兄さんだった。

 

「……兄さん、いたの」

「……そりゃいるだろ」

「なんで?」

「なんで? 弟がこんなんなってんのに、放っておいたら兄じゃねーだろ」

「……慰めてくれるの?」

 

僕がポツンと言ったら、兄さんは眉間に皺を寄せて複雑な顔をした。僕に似てるけど──僕が似てるのかな?──僕より大人っぽい顔が、強張っている。

 

「……慰めて欲しいのか? そんな風には見えないけどな」

「……うん。慰めないで」

「今回の試合、正直お前の責任もある。先にスニッチを見つけられなかったのは仕方ない。でもお前、最後の最後に日和(ひよ)っただろ」

「……うん。地面に突っ込んじゃうって思って」

「あのハリー・ポッターは日和らなかった。口でキャッチは意味分かんねぇけど、その度胸だけはすげーと思う」

「……うん」

 

兄さんはそこまで言って、自分の髪をぐしゃぐしゃに掻き回した。その奇行にびっくりしていると、「あー」と項垂れてしまった。

 

「兄さん、どうしたの?」

「……あのな、確かにキャッチ出来なかったのは、お前の責任もあるけどな。その前に、もっといっぱい俺がゴールしとけばよかったんだよ。そしたらスニッチ取られても勝てただろ?」

「……えー」

「なんだよ」

「……いや、さすがに脳筋すぎない?」

 

つい突っ込んじゃった。いやだって、いったい1人で何点ゴールするつもりだったの? さすがにそんなバカスカ入れられるほど、オリバー・ウッドは甘くないと思う。

 

「お前いい度胸だな! この俺がせっかく残ってやったのに!」

「痛い痛い痛い! 頼んでないよ!?」

「なんだと!? もういっぺん言ってみろ!」

「ギャー! 誰か助けて!」

 

「何をやっているんだ……」

 

兄さんに頭を鷲掴(わしづか)みにされて──なにせ手がデカい!──絶叫している僕を助けたのは、呆れ果てたような一言だった。

 

「あっ。ゴーント」

「ひえっ」

「もう消灯時間だと思ったが。随分楽しそうだな。もう大丈夫なのか、ヒッグス」

「う、うん。お陰様で……」

 

何故かゴーントにビビり散らかしている兄さんは、なるべく体を細くして僕の後ろに隠れようと頑張っていた。体格差があるから全然無理なんだけど。なんか天敵を前にしたフクロウみたいだ。ゴーントはそんな兄さんを呆れたような冷たい瞳でチラッと見た後、背中を向けてしまった。少し不機嫌そうに見えたのは、兄さんが無意味にビビったからかも。

 

「もう寝ろ。同室のやつらが心配する」

「うん、ありがと。おやすみ」

「あぁ」

 

ゴーントは合理的で薄情な人間に見える。でもたまに「あれ? もしかして今優しくしてくれた?」って思う時もある。複雑な人間だけど、きっと悪いやつじゃない。……怒らせたくはないけど。今も「もう大丈夫なのか」って言ったってことは、落ち込んでいる僕を多少は気にしてくれてたってことだよな?

 

「……なんか元気出てきた」

「……えぇ? あのゴーントの声掛けで? 俺が付き合ってやった意味は?」

「というか兄さんはビビりすぎ。ゴーントは余計なちょっかい掛けなきゃ何もしてこないよ」

「……そうかもだけどさぁ。だって聖28一族だぜ? 生きる世界が違うだろ」

「変なの。フリント先輩も聖28一族だよ?」

「マーカスは別! あいつはいいやつ!」

 

なんだそのダブルスタンダード。能天気な兄さんの顔を見たら、なんだか気が抜けてきた。明日からまた練習頑張って、ギリギリまで地面に突っ込めるようにしなくちゃ。

 

僕は兄さんの顔を見て、にっこり笑ったのだった。

 

 

 

 

 




【あとがき】
原作はハリー視点なので、敗戦後のスリザリンの内輪の空気は描かれてません。でも絶対みんなブチ切れてるか、お通夜みたいに静まり返ってるかだろうな〜って想像してました( ̄▽ ̄;)
惜敗したヒッグスも、キレるか凹むかしてそうだなと。私のヒッグスはキャラ的に「怒って口汚く罵る」タイプじゃないので、ここはベコベコに凹ませてみました。それを慰める周りのスリザリン生たちに、寮の絆を感じていただければ嬉しいです。
お兄ちゃんのプルヴィス君は、普段陽キャなのにこういう時どう慰めてあげればいいか分かりません。ですが、何があっても落ち込んでる弟のそばは離れません。

オリジナル呪文について
今回登場した、箒への干渉呪文。
・呪い:《ヴェリヴォラトゥス・マレヴォラ》(Velivolatus Malevola)
・対抗呪文:《スタビリオラ・ヴォラトゥム》(Stabiliora Volatum)
完全にオリジナルですが、雰囲気だけでもそれっぽくなるように、ラテン語をもじって付けました( ≖ᴗ≖)

ハリー視点だと「すごく嫌なやつ」に見えがちですが、私はスネイプ先生が大好きなので、悪役っぽくしすぎないようにしました。
ただ、嫌味っぽい話し方は再現出来てるといいなーって思ってます。
セリクスから情報だけ引き出して、自分は何も教えない。ちょっと意地悪に見えるかもしれませんが、逆に学校の先生が一生徒に内情をベラベラ話す方がおかしいと思うのでこんな感じになりました。

最後のヒッグス視点は急遽書き足しました。最初に三人称部分を書いてから半年くらい期間が空いているので、ヒッグス視点ということもあり、少し雰囲気が変わっているかもしれません( ̄▽ ̄;)
ヒッグスは慰めて欲しかったんじゃなかったんですね。プルヴィスと馬鹿をやっているうちに、少し気が紛れたようです。
翌日からまた明るい顔で練習に励むことでしょう。
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