皇国の戦役 作:考えないタイプの葦
「あの国やっぱおかしいんだよ...」
あのクソ野郎め何が「立ちおくれた者は打ち負かされる」だ、あのスターリンの出来損ないめ。
新自由領地計画に五カ年計画と舐めた真似しやがって、最初からウクライナがなかったからT-34の群れと戦わずに済んだは良いがIS戦車はクソ強いのは変わらないし戦争序盤でのKV-1の装甲はチートだよクソ野郎。
魔の王を名乗ってそんな地位に就いていながら、共産主義国家とかマルクス主義舐めてんのか。
hoi4日本の仏教共産主義と同じ雰囲気を感じる、ファンタジーの権化みたいな存在の癖して科学方面に転向するとか脅威でしかない。
数万数百万の魔物の群れが機動的に強攻してくるなんて誰も想像できなかった、バグラチオンを開戦と同時に決行されて対処できる軍隊がどれだけ居るか。
敵戦力の要はソ連としての膨大な人口と工業力
そして魔王が生み出した魔物の数々
6本足の巨大な馬の魔物
軽機関銃じゃ排除できない塹壕をメッチャクッチャに破壊する巨大な牙を備えたイノシシ型の魔物
対戦車砲でようやく撃破できるレベルの頑丈な外骨格を誇るクマ型の魔物
疫病を流行らせる為のスライムや触手みたいな有毒で寄生能力を有する微細生物群
と要警戒なのはこの辺だ、微細生物群は防疫で解決できるから問題は3体の魔物である。
6本足の巨大な馬の魔物は自動車の代わりに普通の馬では牽引できない重砲の類も牽引できる、120mmカノン砲や152mm重砲がコイツがニ頭立てで牽引されている光景は衝撃的だった。
巨大な牙を備えたイノシシ型の魔物に機関銃座が掘り返されて、浸透してきた魔軍兵と近接戦闘になって塹壕陣地が瓦解するのは嫌な日常だった。
頑丈な外骨格を誇るクマ型の魔物は単純にクソ、15t以上の体重で人間より素早く動くし戦車を天板から叩き壊す腕力はドン引き。
因みに帝国も常識外れの戦力で反攻している、4号戦車1万8000両と自走砲含む1万門以上の155mm砲で三大都市圏まで南方中央北方それぞれまで押し込んでいる。
ただ問題があったとすれば皇国勢力圏内だった
帝国が年間数千両の戦車を製造する工業地帯が敵の手に落ちた、それは皇国の存亡に関わる重大事項であると御覧のミリオタ民なら理解できると思う。
また
更に
それが魔軍の装甲戦力及び砲兵戦力強化に繋がって、機械化戦力は開戦時の5倍以上になっていた。
ドニエプルラインならともかく、ルーマニアやポーランド地域まで浸透されてその地域の産業全てを奪われてしまうのは感化できない。
戦力を賄うための膨大な工業力を抱えていた帝国もまた異常なのだが、バルバロッサ作戦を何度展開されても東部戦線を維持したのは素人ながら凄いと思う。
イネッサ・ヤキールは家族と魔王国の大粛清から逃れた
トゥハチェフスキー将軍は現在28歳の美女、そしてヤキールは私より3年程年が上の15歳の少女だな。
んで私が二人の次に求めている人材はブルニム・ウボレヴィッチというオッサンだ、砲兵の教導要員として働いてた経歴があるらしい。
あの国のイカレた物量及び機動砲兵への対抗手段を構築する実験台になってもらう、飽和火力戦術の有効性を示させたい。
イネッサは魔王軍の二度目のバグラチオン作戦を瓦解させた
トゥハチェフスキーはワルシャワ近郊まで迫っていた魔王国軍の縦深戦闘をそのまま縦深防御で無力化していた
ウボレヴィッチはこの二人と違って華々しさは無いけれど、私が導入させたい兵器の有用性を熱弁させるのに利用できればいいなと思う。
取り敢えず12.7mmブロはクソ猪野郎を殺すのに必要だからコンセプト大事に開発を任せつつ、迫撃砲と地雷そして対戦車擲弾の開発をする。
奴ら魔王国軍が徹底して塹壕の破壊を目的とした現場戦闘を遂行していた事から、ただその塹壕をただ強力な陣地として発展させる。
理論としては地雷で魔物を吹き飛ばし、倒し損ねた魔物を迫撃砲の間接射撃で減らしつつ形成炸薬弾を用いた対戦車擲弾で魔物の先鋒を穴だらけにする。
学生が兵器開発に参加する事に違和感を持つ人は多いと思う、だけど「使える」と思わせる事さえできれば正式納入もある。
学生が兵器開発をする事に違和感は覚えた、だが過去でも未来でも必要に即してあらゆる研究分野に学生が登用される事は当然の帰結だろう。
未来視の限り実際に私が14歳の段階で迫撃砲の納入が採択される事は確認済み、モンロー/ノイマン効果は既に発見されているから成形炸薬弾の基礎研究が成功すれば対戦車兵器としても流用される。
通常の対戦車兵器よりも魔物の軍勢に効果抜群、所詮生物だから外骨格さえ粉砕できれば徹甲弾より榴弾系の方が効果が高い。
名目上は安価な多機能新型砲の開発、一応今の時代の榴弾砲より迫撃砲の運用コストは安価だし下手な野戦砲より高性能だから迅速な標準化を目指す。
という事で対魔王国軍戦争における優先戦術に関して
地雷原は全ての陸上戦力に有効に作用する
クソ馬はカノン砲や重砲の様な長射程砲兵器等で迅速に排除する必要がある
クソ猪は多連装重機関銃もしくはキルゾーンに呼び込んで十字砲火にて排除すべし
クソ熊は戦車等による中口径以上の砲弾による直射もしくは形成炸薬弾を用いて最優先で撃破する必要がある
そしてコイツ等にはゼリー化した燃料を用いた焼夷弾や催涙ガス等が効果抜群だ、所詮装甲が少しあるだけの巨大な生き物だから強過ぎる刺激には弱いし普通に燃え死ぬ。
一応探し出した状態のいいイノシシとプーさんの死骸で、既存の小銃弾や下手な砲撃じゃ倒せない情報を示しておく。
その対抗手段として示した迫撃砲、それは確かに外骨格や頑丈な羽毛や筋肉を貫通もしくは破壊する事に成功した。
そしたらビックリ、東方軍管区への研究予算が増えたと思ったらそれ以上に軍隊の維持費が三分の二まで削減されていましたとさ。
意味が分からない人間の選択、まさかの軍縮派閥がこれで勢い付いてくるとか誰も思わないじゃん。
5年以上の時間をかけての計画的な軍備拡大の提言が何故軍縮の手段として利用されるのか...