鎧を纏う怪獣使いのウルトラマン   作:ナハト・リコリス

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まだまだ日記風で続きます


プロローグ3

ウルトラ暦xx年 ◉月X日

 

恒天観測員として先輩であるセブンから色々と教えて貰うこととなった

 

この日記を書くのも実は久しぶりで、当初は恒天観測員として学ぶ所が多く、日記を書く暇が無かったのだ

 

それでも家とは違って恒天観測員の先輩としてのセブンから色々と教えて貰ったので、後少ししたら1人で恒天観測員としての任務に着くことになっている

 

ただ現状では俺がエナジースパーク症候群を患っている存在であることと、グリッドテクターを使用しての超長距離移動と超長時間使用の際の様々なデータも無いので、今のところは光の国のエネルギーが届かない数光年先になっており、現在はセブンの監視化での俺の状態をみて、任務の終わりに銀十字軍での数日間の健康チェックも行われる対応もされ、後々での身体への影響等を含めた調査も兼ねている案件となっている

 

今回のグリッドテクターの使用データで更にバージョンアップさせる予定であり、グリッドテクター自体も何度も大小様々な改良をしているから、バージョンに関しては面倒すぎて未知数の【X】の状態にしているが、これで最早何度目の改良なのかも開発した自分ですら分からなくなってきているし、周りも似たような状況である

 

とはいっても当分の間はセブンさん監視と教導の元、恒天観測員としての勉強に励もうと思う

 

 

ウルトラ暦xx年 ▲月○日

 

今回に関しては仕事の一貫としてセブンさんに連れられてアニマル惑星にやって来た

 

元々恒天観測員は戦闘を主とする職では無く、非戦闘職の仕事の1つであり、セブンさんも保有しているカプセル怪獣と呼ばれる自分の代わりに戦いをして貰う怪獣の仲間を自分が得るためと、自分達と共に戦ってくれる仲間の怪獣がいることを教えるためでもあるとセブンさんから言われた

 

自分の場合は元々のスペックが弱いのと、アニマル惑星にいる怪獣を戦闘に参加させるのは個人的に怪獣の命を失わせる可能性が高いので躊躇してしまい、セブンさんにも理由を話すと納得された

 

セブンさんが言うにはカプセル怪獣とするにしても、自分のように怪獣の命を理由に躊躇したりする存在もいるらしく、自分のように他の怪獣やロボット系の存在にしたと言う人もいるとの話であった

 

 

セブンさんの話に納得すると同時に、自分としてはパワードゼノンの代わりに開発した新機体【ブレイブゼノン】の完成を急ぐことにした

 

ブレイブゼノンに関しては、パワードゼノンを元にしている部分があるが、これは元々部分的な強化の全部のせ合体みたいな案件だったパワードゼノンを、最初から全部を合体させることで自分の新たなる姿【デューク・ストロング】と言うパワー重視の形態になれるようにした物だ

 

見た目はフルブレイブと似ている系列になるが、こちらは猛毒ガス等のような有害物質を含むガスや周辺環境等からも身体を守れるように特殊マスクと特殊防御機構を標準装備しており、フルブレイブよりもこういった面に関しての安全性は数倍は向上し、パワー重視の形態だがフルブレイブよりも少しは機動性を高くしている

 

更にパワードゼノンにパワードフォートレスと言う陸上船艦形態を追加し、連携合体を行えるシステムも同時に開発しているが、見た目がストロング状態になった自分がパワードフォートレスの上に乗ると言うだけだが、パワードフォートレスからもエネルギーを供給して超強力な技を使えるようにするシステムを制作中だ

 

 

だがぶっちゃけた話、非戦闘職の仕事なのに滅茶苦茶にのが強いセブンさんだ

 

たまにセブンさんと戦闘訓練をして戦うが、一度も勝てないくらい強い。パワードゼノンやブレイブゼノンを使用する事には何にも言われないし、ブレイブゼノンも本体と合体システムの不具合とのバグ取りさせ終われば使えるからある意味楽しみでもあるが、セブンさんには勝てると言う感じが見えないのだ

 

 

ウルトラ暦xx年 □月●日

 

今回は色々と大変な目にあった、と言うよりも最悪な厄ネタ案件だった

 

バグ取り等の方面も全て終わってブレイブゼノンが一応は完成し、セブンさんから今回の恒天観測員としての訓練も終わりに近いのもあり、一度ここで光の国に帰還しようかと話になったのだ

 

自分の場合は帰還して健康チェックを終えたら、ブレイブゼノンの運用と合体システム等の動作や使用する技の調整等の方面をしようと思って考えていたら、救難信号であるウルトラサインを確認した俺達は現場に急行した

 

ウルトラサインが出た惑星は光の国のエネルギーが届かない場所で、距離的には今回の訓練事案でも移動できる範囲なので大丈夫だったのと、問題のウルトラサインが発信された現場に近いので、俺自身もまさかこんな緊急性の高い案件を経験するとは思わなかったが、セブンさんからも何かあれば自分の身を守ることを優先するようにも言われた

 

 

ウルトラサインが出ていた惑星に降り立つと、自分の幼馴染みでもあり、近衛隊に入隊したと聞いていたレイアと、自分と同じブルー族の女性が未確認の怪獣と思われる存在に、敵の出したエネルギーのような物で雁字搦めにされて身動きを封じられている状態にされ、相手の怪獣が自身の餌にしようとブルー族の女性を捕食しようとしている状況であった

 

流石にヤバいと判断した俺は、ブレイブゼノンとパワードゼノンの分離状態の各個の存在として素早く出現させ、2人を拘束している怪獣から2人にこちら側の攻撃が当たらないように攻撃させ、2人を拘束しようとしている部分をセブンさんがアイスラッガーを飛ばして切り裂き、2人も拘束状態から脱出して上空へと退避した

 

 

邪魔をした俺達の方に怪獣が振り向いたが、その時には俺は砲撃形態である『デューク・バスター』の姿になり、ドリル部を展開しての光線と特殊エネルギー実弾による一斉射撃を怪獣に向けて放った

 

流石の怪獣も無防備に近い状態からの一斉射撃をまともに受けて怪獣は炎に包まれ、完全に消した去ったのを確認し、少しだけ周りを見回したが追撃等のような方面は無さそうなので、セブンさんが指揮をとってこの惑星からレイアとブルー族の女性と一緒に離れるのであった

 

そしてこの惑星から少し離れたので、事情を聞くために話し合いとなった時にブルー族の女性の身体を見て、自分にとっては最悪だと判断した

 

何しろ相手の女性の身体の色が、銀色の身体に青、王族の女性のみとされる体色である【アクアロイヤル】とされる身体を見たので相手が王族の女性だと知ってしまったからだ

 

レイアがいたから可能性はあったが、来た時に見てしまった状況が状況だったので人命優先で対処したとはいえ、一歩間違えたら王族の身体に傷をつけたと言うことで滅茶苦茶にヤバい事案になっていた

 

 

ウルトラ暦xx年 △月∇日

 

何故か知らないが、あの王女様が俺の専属技術協力者みたいな形に収まってしまった

 

流石に当初はそれを知って驚いたが、あの事件の際に襲われた怪獣に関しては、自分達を自身の仲間を増やす苗床のような物にしようとしていたと数日前に話を聞かされていたので、そういう点もあって王族としてのメンツだ何だで来たのかも知れないと思うことにした

 

因みに彼女の名前はセレーネと言って、継承権は第三位なので放棄しているに近いらしいが、宇宙科学技術局の技術者の1人であり、あの惑星にいたのはフィールドワークのような物だったらしい

 

まぁ専属の技術協力者ができたのは嬉しいが、この王女様との結婚なんて事にはならないよな、多分

 

 

セレーネ Sids

 

あの事件から少し経ち、自室で1人少しだけ物思いにふけていた

 

「あの人が、デューク」

 

噂には聞いていた人物なので、どんな人物なのかと思っていた

 

エナジースパーク症候群を患っているにも関わらず警備隊と科学局の両方に入籍し、自作の専用アーマーの開発までして外に出ようとした変わり者

 

一度で良いから会ってみたいとは思っていたが、王族である私に変な影響を与えてはと、私が彼に会わせないように周りが色々としていたのは実は知っていた

 

少し位ならと思ったことは何度もあったが、王族の生まれであり、この身体の色の意味もあって仕方無いと思うが、会ってみたら面白い人であった

 

今回の事件に関しては助けに来てくれた二人からの証言と、僅かに残っていた問題の怪獣の破片を警備隊や科学技術局等の多方面が調査した結果、私とレイアの二人を拘束していた怪獣に関しては、あの惑星に元々いた存在が何かの理由で異常進化した特殊個体だと判明し、私達を捕まえていたのは自分の仲間を増やすための苗床に仕様としたのではいう見解となった

 

こうなると私とレイアの二人の処遇と言うのも色々と面倒な事になり、私が今回の事件の功労者の1人でもあるデューク専属の技術協力者として手伝いをするとして、今回の事件を早急に終息させることにしたのだ

 

「当分は彼の人となりね。あの時は緊急事態だったものね」

 

そして私は色々と気になっていたデュークとのこれから先の関係がどうなるのか楽しみにするのであった

 

 

ウルトラ暦xx年 ◎月◇日

 

セレーネが俺の専属の技術協力者として、俺のグリッドテクターの改良を今回の恒天観測員としての訓練で習得したデータを元にしようとしたのだが、今のアーマーは訓練生時代から数えきれない程の改良をし続けたのもあり、セレーネの助言と協力もあって新規製造する事にした

 

セレーネ曰く、これまでアーマーを改良し続けたのが原因で、今回の観測員としてのデータを入力するにしても、これ以上は今後のアーマーの装甲や運用データ等に問題が起きるかもと言われたのだが、セレーネの言う通り、元々制作者の自分も現在のアーマーでは色々と限界かもと言うような状態になっていたのは事実なのだが、まさか少しデータを観ただけで言われるとは思わなかった

 

数日後、今回の観測員としての運用データも使い、セレーネの協力もあって新規開発したグリッドテクターはデータ上は前のよりも約5倍近い運用性能に上がり、防御面も前のよりも約3倍近い物になったが、これから観測員としての仕事をしながら更なる改良をする予定なので、名称やバージョンに関しては前と同じになったのは仕方無いだろう

 

と言うわけで、新規作成したグリッドテクターのデータ上が正しいのか、タロウ教官に話を付けて警備隊の訓練場を利用させて貰う事にした。タロウ教官も話を聞いて納得し、訓練場の利用を許可してくれた

 

 

ウルトラ暦xx年 ◎月◆日

 

新型になったグリッドテクターの運用性能を調べに警備隊の訓練場を利用させて貰った際に、タロウ教官から自身の娘と話をしてほしいと言われた

 

娘さんの名前はグレースと言うのだが、自分と同じエナジースパーク症候群らしく、更に父親である自分と、祖父母の方面もあって色々と悩んでいる様子であると言われた

 

流石に年下の女の子相手の話し相手は自分には難しいと判断したが、同じ病の身なので他人事とは言えず、セレーネとレイアにも話をし、3人でタロウ教官の娘であるグレースの話を聞くことにした

 

 

 

ウルトラ暦xx年 ◇月△日

 

タロウ教官の話を聞いた数日後、タロウ教官の娘であるグレースと会わせて貰ったのだが、自分に関しては変な人扱いと有名だったらしく、思い切り凹んだ

 

年下の女の子にまでそんな風に言われる案件になっていたのを知って悲しかったが、同じ女の子であるセレーネとレイアとは何か普通に話をしていたので、微妙に虚しさを感じてしまったが、女性同士で話が進んで良かったと思うことにした

 

まぁ後でグレースからも話を聞けたので、グレースの夢を応援したいとも思い、自分が造っていたグリッドテクターのデータを元にして、彼女専用のアーマーを造ってあげることにした。因みにグレースに渡す予定のアーマーに関しては、セレーネに見た目や今後の手入れ等を一任する扱いにしておいた

 

流石にグレースとセレーネから自分が言った内容に驚かれたが、これに関しては相手が女性であるのと、グレースが目指す夢を叶えるためのアーマーなので、見た目とかも大事だと思ったからだ

 

 

グレース Sids

 

「う、うぅ~。失敗したかも」

 

お父さんがあのデュークさんに会わせてくれた

 

何しろデュークさんに関しては結構変人で有名な人で、噂通りなら変な実験とかに参加させられるのではと思ってしまった。何しろ銀十時軍にいる見習いの私ですら色々と会いたくないなぁと思うような噂もあったから、これは仕方無いだろう

 

結果は噂と全く違ったが、色々と考えてくれる人物なのは理解してしまったのだが、こうなると後の祭りでしかない

 

オマケにまさかあのデュークさんの専属に王族の方がなったと言う話は噂で聞いていたが、まさかその人が私用のエナジースパーク症候群の対策用アーマー開発に協力してくれるとは思わなかった

 

デュークさん本人は同じ女性同士の方が良いだろうとしたが、流石に相手が王族の方なので、私個人としては内心は色々と焦ったりしたのだが、アーマー開発に関してはなんとかなるらしい

 

これは私のエナジースパーク症候群の症状が比較的に軽い系列だったのが幸いし、製作するアーマーに関しても胸部分に装着する程度の物で大丈夫だと判断されたからで、作ってくれる物の見た目に関しても凄く良い物であった

 

デュークさんも少しは開発には手を貸してくれるとなり、これで少しはお婆ちゃんみたいに凄い人物になれるように頑張ろうと思うのであった

 

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