「で、結局なんだろう?この施設は…」
仕事依頼がない日は大体フィールドワークに出ている俺はとても健康的だと思う。
ただココがゴミ集積所とかいう空気状態が悪い場所でなければ確かに健康的だろうが。
しかし電波技術発展したこの世界では大昔に比べて排気ガス排出量が半分以下になったりと環境汚染はとても緩やかなので、ゴミ集積所という廃棄区域でも実は排気ガス排出率は低い。
ほとんど電気で動いてるからな。
凄い世界だよ、本当に。
ただし便利な分、ウィルスのような非実態的存在からの攻撃にめっぽう弱い。
そのためウィルスによる機械の暴走などが発生するため、問題を解決した分、別の問題も発生する。ココはそんな世界である。
「ふぅ、やっと辿り着いた」
さて、世界の仕組みを再確認したところで俺はしばらく前にやって来た、メットール達が潜んでいた建物まで再び足を運んだ。
もちろんウィルス狩りをしながら素材となるデータを集めてだが、しかし今回の目的は大型の鉄板の裏に隠されていたこの建物である。
探究心もそうだが、建物にメットール達がいた理由が気になったのもあるし、この手付かずな建物に何があるのか気になって仕方ないのだ。
侵入禁止の張り紙もない。
あと鍵も空きっぱなし。
それから…
『メトォ?』
『メトォ!』
『メトォ…』
上から順番に黄色、赤色、青色である。
上2匹は元気だが青色は相変わらず眠そう。
本当に個性出てるなぁ、昔のウィルスは。
「試しに連れて来たが、反応ありか」
トランサーの中で過去に潜んでいた建物を見て少し興奮気味になるメットール達。
この建物はこの子達の家…ってわけでもなさそうだが、電波ウィルスとは毛色が違うこの時代の唯一生き残りであろう
だがしかし、何故まだメットール達がこうして存在しているのだろうか?
電波ウィルスことメットリオなら分かるがメットールはネットウィルスだ。
つまりもう絶滅した過去のウィルス。
いや、こうして残ってるから絶滅という表現は正しくないだろうが、しかしこれはイレギュラーだ。何か訳あって残っている。
だからそれも確かめる。
それがこの建物にあるはず…だと、思う。
「お邪魔しまぁーす」
入室やや控えめに、だが探究心は積極的に。
空気を吸いすぎないよう口元をタオルで隠しながら薄暗い部屋の奥まで進んでいく。
段々と視界が暗くなる部屋の視界を確保しようとペンライトを取り出すそのタイミングで足元に光が灯される。どうやらを人を感知して光が点いたようだ。電源が入っているという事は利用される予定があるってことか?
俺は光に従ってしばらく歩く。
内装はそれほど古くない。
しかし簡単に取り付けられた地下通路。
ココがゴミ集積所であることを忘れてしまうような空間だ。
「建物というより地下施設……いや、これは地下道なのか?この奥に何があるってんだ」
もしや現代進行形で重要機密に触れてしまっているのでは?そんな思考に行き着くも、しかし歩みは止めない。好奇心が後押ししてる部分もあるが、ゴミ集積所に何故こんな地下道が続いてるのか気になって仕方ないのだ。
もし犯罪者のアジトとかだったらむしろサテラポリスに報告しないとならない。仮にこの先で俺の身に何か起きてもトランサーに搭載されているヘルプシグナルはすぐ出せるように用意してある。ゴミ集積所だけあって作業員もいるだろうし誰か駆けつけてくれるだろう。
少し奥行きある場所まで足をお運び願うことになるが、まあ過剰に渡したワイロ分を頑張って貰おう。
それに……このネットウィルスのメットール達がこの地下施設から現れたのかも気になる。
俺はコイツらを調べなければならない。
そして……辿り着く。
「な、なんだ…これは!!?」
辿り着いた場所に驚く。
それほど広いとは思わなかった地下施設。
いや、ココは発掘施設と言った方が表現的に正しい場所だろうか?
ともかくその発掘先のゴール地点には目を疑うような物体が鎮座していた。
「これは、何かの建造物か…??」
一軒家ほどのサイズだろうか?
連結物から引きちぎられたように側面が剥き出し、中身もこの位置から見える。
あとそれら外装を構成する材料は水族館の水槽並みに何層も分厚く、ただの建物とは思えない鉄の壁。
頑丈性どころかまるで耐熱性すらも確保したかのようなお金の掛け具合である。
「監視カメラも無し、防犯システムも無し。まるで他所からハッキングされないように外部の全てを絶っているようだな。なんなんだ本当に…」
侵入者の対策一つも用意されていないのなら躊躇う必要も無い。もっと調べるために俺はこの剥き出しの建物に踏み入れ、何かヒントがないかを調べるとあるものを発見した。それは…
「NAXA、だと…??」
外装に刻まれたロゴを確かめるとNAXAと書かれている事がわかる。
それに加えて施設の奥にはモニターとボタンが並んでいる。
見たところコントロールシステムだ。
だから直感的に理解してしまう。
「まさか宇宙関係の施設なのか!?サテラポリスと共同運営を計るあんな秘密機構に塗れた大型組織がゴミ集積所なんて場所にコントロールセンターなんか作る…??なにかの冗談だろ…」
長いこと分厚い鉄板の裏に隠されていた入り口とはいえ、NAXAほどの機密機構が野ざらしと変わりない隠し方をするとは思えないし、管理体制が甘い。更にいえばこんなコントロールステーションをこんなゴミ溜の真下に造るわけがない。部外者に悪さされたら終わりだ。
「しかしパッと見た管理状況からして、ある日に突然手を引いたような雰囲気だな。もしや開発中止にしたとか?いや、それならこんな風に残さないだろ。まあその前にゴミ集積所にコントロールステーションなんざ開発する酔狂なアホ組織とは思えないし。それにまだ新しめに開拓された地下道だ。最近のモノとして考えれるなら行き着く先はなんだ?」
開発じゃないのなら、発掘?
でもこんな立派に備えるなど……
「?」
NAXAに続いて俺はコントロールパネルに別のロゴを発見する。
それに歩み寄り、顔を近づけ確認する。
一文字ずつ、読み上げた。
「き、ず…な??」
きずか…??
いや、絆?
キズナ…
…待て、俺は何か知ってる。
俺はこれを知っているぞ。
多分だが…
最近の話だよな?
なにか、何か耳にしたことあるニュース。
キズナ………
宇宙……
NAXA……
数年前……
無関係なゴミ集積所……
発掘……
地下施設……
耐熱性……
剥き出し……
連結物……
ステーション……
コントロールパネル……
……NAXAのキズナ……
____!!!!!
「コレ、まさか…!!!??」
キーワードを頭に思い浮かべ、それを繋ぎ合わせて考え、紐つかせた先で発覚する。
俺は見開いた目を閉ざさず、驚いて開いた口を閉じれずに、しばらく驚愕に固まっていた。
しかし、この立っている場所を再確認するべく周りを見渡し、そうして再認識する。
この施設が__いや、この【片鱗】がなんなのかを誰もいない場所で言い当てた。
「宇宙ステーション【きずな】なのか!!?」
宇宙ステーションきずな。
それはNAXAが3年前に宇宙と交信するために打ち上げた人工ステーションであり、ニホンでは新たなる電波の革新として大いに期待された。
しかし、ある事故によって宇宙ステーションきずなは破壊されてしまい、そして宇宙ステーションは消息を絶ったとNAXAから公言された。お陰で大ニュースになった。
ただ噂では宇宙ステーションきずなの一部が地球に帰った、もしくは墜落したと話が出ていたがそれは明かされる事はなく、そうして3年が経過した。
今でも宇宙ステーションきずなの突然な事故は痛ましい記録として語られている。
「で、コレがその落ちてきた一部…と、いうことになるんだな?このドリームアイランドにあるゴミ集積所という場所に…」
注ぎ込まれた情報量にしばらく驚愕したままだったが、少しずつ処理を終えた脳が答えを定めてくれる。それでパネルのボタンを押してみようか考えるが、まあそれはやめた。下手な事はしないでおこう。
……で?
「メットール達はこの場と何の関係が?」
トランサーの中を覗く。先ほどまでやや落ち着きなかったメットール達だったがら今はトランサー内で寛いでおり、黄色と赤色はわんぱく気味で青色はいつものように眠っている。もしかして懐かしの我が家って訳でもない?
「こう、色々と
一応これでも同じ語学で意思疎通できないか試してみたがどれも空振り。
おやつ食べる?くらいのアクションに対しても「この人から何か美味しいの食べれるぞ!」くらいの反応でしかない。
つまり、犬が尻尾を振ってるからこの子は喜んでいる程度の反応しか分からないのだ。
まあこちらの意思はある程度伝わるようだから何一つコミニュケーションが取れなかった訳じゃないが、それでも言葉交わせるならそうでありたいのが人間の抱きたい安心感。
不自由さを減らせるならそれに越した事ない。
『ならばそれを叶えてやろう。
運命力に愛されし、地球の者よ』
「!!!???」
突如、どこから声がした。
驚いた俺はトランサーからバッと目を離してその声に振り向く。
すると大型モニターが起動する。
しかしモニター画面に何か映し出された訳でもなく、ただ起動しただけだ。
だがそれが引き金__いや、通信口となった事でこの宇宙ステーションの片鱗に電波が届く。
それもすごく、重厚に満ちた電波だ。
『我は3つのサテライトの管理者』
『注がれた魂に呼応する者よ聞け』
『お主は護るために選ばれている』
そして目の前に現れた。
3つの電波体が。
『我はペガサス・マジック』
『並びにレオ・キングダム』
『最後にドラゴン・スカイ』
そう重圧感を込めた黒い影達が揃えて目の前に登場し、プレッシャーを放っている。
しかし…
「いや、ちっさァ!!?」
なんと手乗りサイズだった。
ちんまり、と目の前に3つが現れた。
電波体の妖精さんかな??
「それでも我らはサテライトの管理者である」
「そうだ。今は限られた電波故にこの程度」
「つまりエコノミー状態と言うわけだ」
うーん、この。
いや、周波数見える身としてはこの3体がどれほどなのか伝わるけど、でも小さな体となると見た目が仔馬に子猫にチビドラゴンである。
正直可愛らしい。
『ピッ!』
『メト!』
『キュ!』
そしてサテライトの管理者達を見たメットール達は喜ぶかのように反応する。なんだ?
「そうか。無事に辿り着いたようだな」
「え?」
「簡潔に告げよう。このウィルス達は我らがこの世に適応できるよう電波体にし、そして地球に送ったのだ」
「!!?」
なん…だと??
このウィルスを送った??
あと驚きの連続で流してしまったが、そういやこの者達ってサテライトの管理者と言ったな?
つまり、あの宇宙に浮かぶサテライト…か?
「どういう事だ??電波社会を支えるサテライトの管理者が何故ウィルスなんかを??」
「その者達は確かにウィルスであろう。人の生活を脅かす外敵。だがそれは生まれ付いて与えられたプログラム上の扱いでしかない」
「このウィルス達は固定概念から外れた唯一の2世紀前の生き残り。同時に棄てられた人工衛星の内部に保管されていた過去のウィルスである」
「我々はこのウィルスから孤独の周波数を…言わば恋しさとやら読み取り、そして大昔に放棄された人工衛星から拾い上げてこの地球に送り届けたのだ」
「っ、なるほど…!だからこの宇宙ステーションきずながある地下採掘場からこのメットール達は現れたのか!ココなら宇宙と地球を繋げれる回線を持っているから…!」
「そういうことだ」
脈絡もなく告げられた内容だが、しかしサテライトの管理者の言葉と、このメットール達がこの場から現れた理由を紐づければ理解はできる。
かなり驚く内容だけど。
「いや、でも、しかし…君達は何者??ただの管理者にしては何というか…」
「我々は元々AM星という惑星、君達人間でいう地球外知的生命体として生きている者だった」
「ただ過去に色々と起きた。今はその生き残りとしてある者に拾われ、現在はサテライトの管理者として人と人の『キズナ』を結ぶための役割を担っている」
「故に我々は3つのサテライトの管理者、ペガサス、レオ、ドラゴンとし、地球を見守っているのだ」
「その…AM星、ってなんだ??」
「かいつまんで話せば、他の星から攻撃を受けて壊滅してしまった惑星言うべきだろう。故に我々はサテライトの管理者として星河ダイゴに拾われるまではただの賢者に過ぎなかった」
「賢者!?ま、また大層立派な…」
「____響ワタル」
「っ!俺の名を知って…!」
「我々はサテライトの管理者として多くの者達を見守っている。無論、響ワタルとその妹たる響ミソラのことも知っている。そのトランサーを通して我々はこの星の住人達を遠くの宇宙から見守っているのだ」
恐らくトランサーに登録された個人情報から俺の名前と続柄を把握したのだろう。あとは…まぁ賢者だから人智を超えた何かしらで俺のことを知ったとかそんな感じか。しかしAM星の生き残りか。こんな出会いがあるんだな。
「管理者達は、その…」
「まて。聞きたい話は幾分かあるだろう。しかしこうして話すほどの時間は実のところあまり残されていない。我々はこの場の辛うじて繋がれた残留電波のみを頼りに貴殿に問いかけている」
ああ、だからエコノミー状態の手乗りサイズと化しているのか。つまりそのくらいギリギリに保ってくれていると。そういやよく見ると体がブレている。何かの拍子で消えそうだ。
「しかし貴殿の周波数は記憶した。次は別の形で出会えるだろう。一生の別れでもない」
「ま、待て!俺は…いや、違う!俺じゃない!このウィルス達をどうしろと言うんだ!?」
俺は叫ぶ。唐突な出会いと展開に未だ思考は追いついていないが、それでもこのウィルス達を憐れんでこの者達は助けた。そしてたまたま俺に拾い上げられた。トランサーに潜り込んだのはこのウィルス達の意思だが、しかしサテライトの管理者たるこのAM星の住人らが助けたと言うのなら…!!
「貴殿に___響ワタルに託したい」
「!」
ペガサスは頭を下げる。
流れるようにレオも、ドラゴンも。
「どうか頼まれて欲しい。キズナとキズナが重要視されるこの世界に於いて、響ワタルとこのウィルス達が出会えた運命力は間違いなく他には代え難い繋がりだ。無論、
「ペガサス…」
「人に害を成す存在とし扱われるウィルスなのは充分承知である。しかし僅かにでも感じ取れた孤独の周波数はあまりにも痛ましく、人間と代わりなかった。元々住んでいた星から孤独のまま遠ざかるなどあってはならない…」
「レオ…」
「だから響ワタル。どうかこの運命力もキズナとして受け止めてくれるならば、孤独の痛ましさを知ったこのウィルスのために救ってくれ。無論我々も協力する。託す一方ではなく、託してもらうからこその助けを貴殿にすると約束しよう」
「ドラゴン…」
AM星に住んでいたとされるこの者達は居所から離れてしまう辛さを知っているのだろう。
孤独の意味も分かっている。
この2世紀も宇宙に取り残されたメットール達からその感情を読み取り、そして現世で生きられるよう電波体に変えて地球に送った。
そしてたまたま、俺が目の前に現れた。
それを
サテライトの管理者達はそう言う。
「元より……この子達はもう俺の家族だよ」
『ピィッ…!』
『メトッ!?』
『メット…!』
「ウィルスとしてデリートもせず、ウィルスかと疑いながらも拾ってしまったからには俺も責任は持つさ。あとミソラも好いてるしな。今更離したりしないさ。約束する」
「そうか……そう言ってくれるか、ワタル」
「ならば…これ以上の確認は不要。この身体が消える前に授けるしかあるまい」
「授ける?」
「最初に言ったはずだ。
次の瞬間、サテライトの管理者はキランとそれぞれの持ち色で目を光らせるとトランサーの中身が3色に光る。するとトランサーの外装が青に赤に緑の順番にカラーリングされ、同時にトランサーの中身にいるメットール達もそれぞれの色に光らせながら驚きの声を上げる。最後はプシューとショートしたかのように気絶した。
「な、何をした!?」
「落ち着け、響ワタル。そのウィルス達に我々からそれぞれのギフトを授けたのだ。当初の予定というべきだろう」
「ただ我々からギフトを授かった事により、そのウィルス達はもうウィルスという枠組みから外れたと言っても過言ではない」
「元より孤独の感情を覚えるほどに時間を得てきたウィルスだ。そこに電波体としての新たなる性質を得れば変化もするだろう。だが安心するが良い。もうそのウィルスは響ワタルのキズナに巡り会えた者達である」
トランサーの中をもう一度確かめる。
メットール達は目をグルグルと回しているだけで特に外的損傷はない。
どうやら唐突な大型アップデートの処理に気絶してしまったような姿だ。
てかウィルスにアップデートって、もうウィルスって扱いではないな。
これではもう姿形がメットールってだけの知らないナニカである。
「む、そろそろ時間か…」
「だが流石、星河ダイゴが手掛けた宇宙ステーションきずなだ。この程度の残留電波だろうと想像以上に保たせてくれる」
「響ワタル。またいずれ会おう。貴殿に秘められた運命力が本物ならば我々は必ず巡り会える日が訪れる。どうか孤独を知った者達と息災で有らん事を祈ろう」
そう言って手乗りサイズのサテライトの管理者達は姿を消し、俺以外の気配が無くなった。
トランサー中にいるメットール達は未だ気絶中である。
しかしよく見ると『loading』と小文字で浮かび上がっている。
まだサテライトの管理者から施された内容をアップデート中なのだろうか?
「はぁぁぁ……なんか疲れた…」
今日はいろんな出来事に出会った。
ゴミ集積所にメットール達が現れたから、その奥を確かめに地下採掘場を進み、そしてら3年前に落下した宇宙ステーションきずなの一部が保管され、そのステーションにある残留電波とやらを利用して現れた3つのサテライトの管理者達がメットール達を送り、ギフトを施してまた会おうと去った。
もうなんだよ、これ。
この一ヶ月で色々ありすぎだ。
「そろそろスーパーのタイムセールだな。早めに切り上げるか。その前に埋めるか…」
それから宇宙ステーションきずなを保管してある地下採掘場を後にし、それと同時に入り口の隠し壁となっていた鉄板も隠す勢いでガラクタを寄せて道を封鎖し、俺だけしか分からないように目印を付けてしまえばただのガラクタのゴミ山である。掘り起こさないと分からない。
まあ、もう掘り起こす予定は無いが。
先程の残留電波とやらが最後のアクセス先であってもう使えないらしい。
ならもうココに用はない。
そう考える事で肩の荷を軽くしながらゴミ集積所を後にし、行きつけのスーパーマーケットのタイムセールに飛び込み、ウィルスバスティングよりも危険なおばちゃんの群れに弾かれながらなんとか夜ご飯を確保した。
今日は色々あったが、それでも無事に家まで帰ってこれたことを喜ぼう。
…
…
…
そして。
「まーすぅーたぁー、おーきーてぇ!」
「……………」
目を開けると、黄色のヘルメットを被った小さな女の子がほっぺを膨らませながらコチラのお腹の上に乗って起こそうとしていた。
あるるぇぇゑゑ…????????
つづく
因みにハーメルン界隈でメットールを女体化させたのはこの作品が初なんですよ。作者の性癖丸出しなの笑っちゃうんすよね。
じゃぁな!