その周波数は「響き渡る」のか?   作:つヴぁるnet

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誤字脱字(ノイズ率500%)の手厚いご報告感謝します。
本当にありがとうございます。


後書き含めて今回は14000文字じゃ。


第6話

 

 

「おはノトー!皆ー!久しぶりー!」

 

 

>おはノトー!

>おはおはノート!

>ノートちゃん、こんちゃす!

>ノートの配信だぁー!

>配信キター!!!♪─O(≧∇≦)O─♪

>こんノトー!

>おはノトー!配信嬉しい!

>たまには兄様を解放しろ!

>キタコレ!

>こんノト!ノートちゃん!

>こんにちは〜

>ヒャッハー!新鮮な配信だぁ!

>ノートちゃん今日も可愛い!

>そろそろ兄様も出して差し上げろ

>ノットノットしてきたぁー!!

>っしゃぁ!はい、しん!

>今日もノートちゃん可愛い!

>やっぱピンクのパーカー似合ってる!

>ちくわ大明神

>やった久しぶりの配信!

>兄様の人気に嫉妬

>誰だ今の

 

 

 

と、画面の奥で配信名『ノート』で愛嬌を振る舞うミソラと、その外枠に用意されたコメント欄の騒がしさが配信の始まりを知らせる。

 

俺はその配信を作業BGMにパソコンに趣味兼仕事を進めつつ、配信状況に異常が無いかを横目に確認する。

 

何せ、今日は響ミソラこと配信名『ノート』の新環境お披露目配信だからだ。

 

一週間前に引っ越しを完了した後、新たに手に入れた部屋をミソラ用の配信部屋として防音室にリフォームし、ついでにマイクやカメラも新調すると、最後は内装を賑やかに飾って新しい配信部屋の完成である。

 

これによって前に住んでいたアパートの時よりも音量大きめにライブ配信できるわけだ。

 

それでSNS上ではまた近々復活する旨を報告をしていたが、ほぼ毎日配信をしていたノートが一ヶ月ぶりの配信なためリスナーは大喜び。

 

お陰で金額がたんもりと入ったスーパーチャットが飛び交っている。

 

どれだけ彼女に飢えてんだよ。

 

あー、あー、こんなに収益が。

 

今月の俺よりも稼いでるじゃん。

 

えっぐ。

 

 

「マスター!ミソラは何やってんだよ!」

 

「ライブ配信だよ、シオン」

 

「それは聞いたし!終わるまで部屋に入ったらダメだって言われたもん!」

 

「ミソラは『ノート』という配信名の歌い手として活動しているんだよ。それを聞きたい人達が集っている。ともかく楽しいんだよコレが」

 

「それは!その…孤独じゃなくなるのか?」

 

「ああ、そうだ。これは皆が一つに夢中になれる素敵な時間だ。ならば孤独とは無関係になれる」

 

「!!、近くでミソラの配信見る!!」

 

「離れたところで見るだけだぞー、割り込んだりするなよー!」

 

 

やや興奮気味なシオンは俺のパソコンの電脳に潜り込んでしまう。

 

一応ミソラの言うことは聞くと思うが少しだけ心配だ。

 

あ、でも見えるところまで近づくと大人しく座っているし、なんならリンネのお気に入りのクッション勝手に引っ張って座ってる。

 

後でリンネに怒られるなこりゃ。

 

 

「まぁーすぅたぁー」

 

「カノンか、どうした?」

 

「暇ぁー!構ってかまってよー」

 

「俺は仕事中だぞ?」

 

「ぶぅー」

 

 

全面的な幼さが引っ張っていることが原因なのか、いかんせん呂律が回り切れてないカノンは頬っぺたをぷくーと膨らませて不満げに声を漏らす。俺はやれやれとパソコンから一度体を離してカノンに振り向く。さて…

 

 

「ミソラの配信は見ないのか?」

 

「カノン、お歌わぁかんなぁい…」

 

「んー、そうか。そうだな。じゃあカノンにひとつお願いをしようかな」

 

「なになにぃー?面白いことぉー?」

 

 

俺はパソコンを開き、ミソラの配信を拡大するとコメント欄を展開し、カノンを手招きする。

 

 

「このコメント欄の端にハートマークとか、笑顔のマークとかのスタンプがあるだろ?ミソラの歌が終わる度に見ている人達がスタンプを押して応援するんだ。カノンもミソラの応援を手伝ってほしい」

 

「そうなんだー!うん!ミソラお姉ちゃんの応援!カノンもやるやるー!」

 

「お、やってくれるんだな?じゃあ俺のパソコンの電脳に入って応援してくれ。代わりにミソラの空間に割り込んだりしたらダメだぞ?シオンと同じ距離感で密かに応援するんだ。皆とお利口だ」

 

「うん!わかったー!」

 

 

暇に悩ませる必要が無くなると元気よく俺のパソコンの電脳に潜り込んたカノン。シオンの隣にちょこんと座ると小型のモニターを開いてミソラの配信にスタンプを適度に送っている。

 

あまりスタンプを送り過ぎたりやりすると荒らし行為として判定されて自動的に弾かれてしまうので、カノンは緩やかにスタンプを送ることで賑やかにする。それを見たシオンもカノンと同じようにモニターを展開するとスタンプを送っていた。平和で助かる。

 

 

 

 

「さて、とりあえずこれでしばらくは__」

 

「マスター、暇な私に構うべき…」

 

 

と、横からむぎゅぅと一人が垂れてくる。

 

リンネだ。

 

普段寝ているはずの彼女だが、今日は珍しく起きているらしい。

 

こういう時は大体このように構って欲しくて俺やミソラにアクションしてくる。

 

主に俺に構ってほしがるけど。

 

実はカノンより甘えん坊なのでは?

 

 

「ん、私にも、ちゃんと構うべき…」

 

「はいはいはい、わかったわかった」

 

 

むぎゅぅぅ、むぎゅぎゅと、電波体とは到底思えない肉厚感で暇を促してくるリンネ。

 

しかも身の丈以上に備えた柔らかな双山が自己主張してくるから反応に困りものだ。

 

あのペガカスがよぉ…

 

 

 

「仕方ない。じゃあ夜ご飯の仕込み手伝って」

 

「一緒にお手伝い?わかった。する」

 

 

こうなると作業は出来ないので、共同で何かできることを考えた結果、リンネには夜ご飯の仕込みを手伝ってもらうことにした。

 

廊下に響かないよう静かに部屋を出る。

 

リンネも真似して静かに出るが電波体なので彼女自身から音が響くことはない。

 

せいぜい扉を開けるくらいの音だろうか。

 

まあ扉を開けずとも電波体として壁くらいすり抜けれるが、ヒトとしての生活感を知るためにも俺たちと同じように暮らしているのがこの三人娘ットだ。

 

 

さて、リンネに構うとはいえミソラの配信状況は随時確認していたいので予備のノートパソコンを部屋から持ち込んで久しぶりに起動するとテーブルに置く。そうして賑やかな配信状況を作業BGM代わりにしながらリンネにある料理を教えることにした。

 

 

「包丁は素材に刃を置いて前後に引くようにして切る。ツルハシのように力いっぱい砕こうとしても包丁は活かせない。良いね?」

 

「ん、こう…かな?」

 

「おお、なんだ。上手いじゃないか」

 

「楽しい……楽しい…ふふっ」

 

 

メットールの中でもレベル3だけあってスペックが高いのか物事の吸収力が早い。

 

あと元から頭も良い。

 

普段眠たそうなのもただの個性であり、こうして何か取り組めばそこらの人間とそう変わりなく働いてくれるのが彼女。

 

ともかくリンネは賢い。

 

 

「料理は火加減って言葉を知ってるかな?」

 

「ひかげん?」

 

「そう火加減。材料は火が通るサイズに切れたなら別に形はなんでも良い。最悪食える。しかしその最低ラインを満たすために火を通せなければ話にならない。ここら辺は知識がないと成立しないんだ。なので料理は火加減。火を通さない料理でもそれは火加減。通すか通さないかの知識だからな」

 

「わかった、火加減を覚える」

 

「えらいぞ」

 

「ん、私は偉いなる。…ねぇ、ワタル。もっと私にたくさん教えて。色々知りたい」

 

「もちろんだ。あとヘルメット、ズレてるぞ」

 

「ん」

 

 

褒められて嬉しくなるとメットール系はヘルメットがズレることをミソラが発見した。

 

なので三人娘ットは照れるとヘルメットがズレてしまうらしい。とても可愛い。

 

俺はくいっとリンネのヘルメットの位置を戻してやるが、戻してもらった事が照れに繋がったのかまたズルッとズレてしまう。可愛いの永久機関かな?なんともコスパの良いことか。

 

 

「あとは鍋の中に閉じて5時間だな。しばらくすればおでんができる。電波技術が進もうと真心はアナログな人の手でしか作れない。だからコレはいつまでもニホンのソウルフードだ」

 

「そうる………ソウルは、ユニゾン?」

 

「え?」

 

「ん……何でもない。記憶メモリーの片鱗」

 

「お、おう…?」

 

 

先ほどの単語に何か引っ掛かりを感じたのか首を傾げたりと反応するが、ハッキリしない。

 

てか俺も何処かで聞いた単語だな。

 

ソウル…えと、ユニゾン??

 

なんだっけか?

 

 

……まぁいいや。

 

 

そんなこんなで気づけば1時間程キッチンにいた。新しい家になってからはキッチンも広々として楽しい。しかもこうして誰かと肩を並べて料理できるのは結構楽しい。

 

ああ、懐かしいな……母さん。

 

調子が良い日はたまにキッチンに立って料理を作ってくれた。貴方の料理をもう食べれないのは寂しいけど貴方の味は今ミソラのために作っている。どうか天国で健やかにいて欲しい。

 

 

「しかしすぐに終わっちゃったな。他に何かしようか?」

 

「お昼寝」

 

「それはお昼ご飯を食べたらな」

 

「ん、もう作ったコレを食べるの…?」

 

「それは夜ご飯。お昼はまた別で用意する」

 

「ん、ならもう一度何か作る」

 

「もう作ってある。冷蔵庫に昨日の余り物だ」

 

「……暇になった」

 

「そういうもんさ」

 

「……寝る」

 

「はい、おやすみなさい」

 

 

そう言ってノートパソコンの中に潜り込んでしまったリンネ…っと、しまった。

 

コイツって予備のノートパソコンだ。使わなくなったら電源落としてまた物置に片付けるつもりだったがリンネが潜り込んでるなら電源を落とせなくなるな。やれやれ仕方ない。

 

それなら久しぶりにネットセキュリティーの更新でもするか。その間に起きるだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふー、楽しかったー!」

 

「お疲れ、ミソラ」

 

「うん!頑張った!あと今日すごかったよ!スパチャだけで70万くらい稼いだよ!」

 

「知ってる。確認した。オマエすげーよ。何者だよ本当に」

 

「ふふーん!褒めよ褒めよ!我が兄よー!この素晴らしき妹を存分に褒め称えよー!」

 

「お小遣いの額は変えないけどな」

 

「ケチー!」

 

 

と、昨日の残りの中華丼をバクバクと食べるミソラ。

 

なんだかんだで朝から昼過ぎまで3時間ぶっ通しの配信だったから相当お腹が減っているだろう。

 

こりゃ俺の分も食べてしまうな。

 

まあいい。

 

育ち盛りは遠慮せずに食え。

 

妹を空腹になんかさせねぇぞ、こっちは。

 

 

 

「そういやミソラ、このあとヤシブタウンのショッピングモールまで遠出するけど一緒に付いてくるか?おやつにジェラートでも食べに寄る予定だけど」

 

「行く行く!!…で、なにか買いに行くの?」

 

「人をダメにするクッション」

 

「おおー」

 

「それも5人分」

 

「おおー!!」

 

 

10年位はこの家から動くつもりないので、金がある内にとっとと生活環境を充実させようと考えて、まずは人をダメにするクッションを用意しようと考えた。

 

因みに購入予定のクッションはどこぞの名馬(ジャパン)も広告になった有名商品である。

 

三人娘ットも気にいるだろう。

 

特にリンネあたりが病み付きになりそう。

 

 

 

「そうだお兄ちゃん。今度配信に参加しない?」

 

「えー?またかよ…俺の事はもうええやろ」

 

「せっかくの新環境だから出て欲しいって要望が多くてね。それでスパチャ沢山貰っちゃった」

 

「や、厄介過ぎる……」

 

 

実のところ俺もミソラの配信に特別ゲストとして定期的に出される時がある。主に歌の休憩中にコーヒーブレイクとして雑談するミソラの隣に半分ほど無茶振りで参加させられる。それも月に一回の頻度で。

 

 

いや出過ぎだろ。

 

なのに面白枠として扱われている。

 

 

 

まあそれもそうだろう。

 

ミソラが___少しだけ喋りすぎた。

 

 

 

簡単に述べれば___亡くなった両親に代わって育成学校を辞めた兄が妹のために金を稼ごうと起業して働いている、との事。

 

 

そりゃあ、こんなの俺がリスナー側なら食い付きたい事情だわ。

 

是非、本人から色々と話聞きたいもん。

 

 

とりあえずミソラには安易に配信で身内のことを話するな注意したが、しかしこうなったのはリスナー達から「なんで歌が好きなの?」という素朴な疑問を受けたから。

 

それでミソラは歌に対する想いをリスナー達に説明したのたが、それで思わず沢山話しちゃったらしく、その過程で俺の話もすることになった。自慢の兄だから自慢したいとさ。

 

で、だ。

 

そのミソラの想いを総集すると。

 

 

__お兄ちゃんには感謝している。

__お兄ちゃんのお陰で歌が楽しい。

__お兄ちゃんがいなければ今の私は無い。

 

と、なかなかに重くのしかかる言葉の数々は想定していた以上の内容として届き、逆にリスナー達の琴線に触れると兄本人からも是非詳しい話が聞きたいと要望が広がった。

 

なので俺はこのタイミングでミソラのためのクラウドファンディングを作り、ミソラの現状の配信活動と、後に表業界の音楽家(シンガー)として目指せるよう彼女の夢を助けてくれたのなら配信に出ることを約束すると言ったら…

 

 

なんか2日で600万ほど集まった。

 

なんなら今も集まって現在は5000万円ほどに達している始末。

 

えぇ…(困惑)

 

 

 

で、こうなるともちろん約束を果たすしかないよねぇ!?って事で、半分ヤケクソ気味にミソラの配信活動2ヶ月目にして特別ゲストとして兄の俺も初登場した流れだ。

 

最初はファンサービス程度でミソラと雑談するだけのつもりだったが、まずミソラが中々のお兄ちゃん好き好き侍なので、観ているリスナーの前だろうと『妹→兄』の構図でお送りする甘えっ子パワーが収まり効かず、その妹に困り果てる兄の図は「てぇてぇ」に遜色ない要素として定着し、今ではすっかり人気になっちゃった。

 

いつのまにか専用の切り抜き作られるくらいには有名になった。

 

もちろん切り抜きの収益分は3割ガッツリと貰ってるし、もらっているなら俺もてぇてぇの供給を満たすべく、リスナーの期待にはそれなりに応えようと兄妹でのゲームとかにも手を出したりと、まあこの七ヶ月間ズルズルと引きずっている状況。

 

 

いやもう俺のことは充分じゃね?

 

 

しかし定期的な参加を求めるリスナーを止める手段もなく、しかも両手で数えきれない回数の高額スパチャで求められたりしている。

 

 

もちろん高額スパチャだからといって強制的じゃないのは当然、また基本的に悪ふざけで投げているリスナーも充分承知だけど、それでもミソラの配信活動を応援してくれてる証拠にもなるので俺としては感謝を込めてある程度の要望に応えたいと考えて定期的に参加している。

 

 

で、そろそろまた出ないか?という誘い。

 

まだ俺のこと求めるか…

 

 

いやでもなだ、ミソラの配信に出たお陰で俺の仕事で顧客増えたんだよなぁ。

 

例えば、スキージュニアチャンピオンの滑田アイがミソラの配信を見ていて、それで俺の仕事内容を知るとヤエバリゾートのウィルスバスティングシステムの案件を父経由で持ってきて依頼してくれた。

 

そうやってヤエバリゾートまで仕事で向かったら特別料金でホテルに泊まれたし、なんならマテリアルウェーブとかいうまだ一般に普及されてない代物とか伺えたりと貴重な経験もしたり。

 

これら全てはミソラの配信に顔出して自分の仕事を広告した結果である。

 

それにより現在はあの大企業ヤエバリゾートがお得意様とかいう成果。

 

生きてるとこんなこともあるんすねぇ。

 

 

 

「あー、とりあえず、今月は何処かしらで顔を出すかも的なのはミソラから言っといてくれ」

 

「じゃあその時にゲーム配信しよう!」

 

「歌じゃなければ任せる」

 

「えー、お兄ちゃんも歌上手いのに」

 

「俺は遠慮するよ。それに歌枠はミソラの独壇場ってことにしたいの俺は。だからコラボ配信するなら雑談かゲームかマシュマロな」

 

「むむむ……わかった。りょうかーい」

 

 

ブー垂れながりもお昼ご飯の手は止めずにバクバクと胃袋にぶち込むミソラ。

 

もちろん俺の分の昼ごはんも食べた。

 

それでいてジェラートも食べる予定だ。

 

若者の胃袋ってすごいな。

 

俺は育成学校を辞めてから運動量も減ってすっかりと食の量も減ってしまったよ。

 

 

 

「まぁすたぁー、おでかけ?」

 

「ああ、お出かけだ。一緒に来るか?」

 

「いくー!わたしもいくー!」

「マスター!外に行くんだな!」

「ん、私も同行する…から、寝ておく」

 

 

三人娘ットもついてくるようだ。

 

まあ俺とミソラが居ない家に取り残されたく無いだろうし、ついてくるに決まってるか。

 

賑やかな買い物になるな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、秋原町から20分程バスに乗り、そのままコダマタウンを通過すれば更に追加の20分でヤシブタウンタウンまでやって来た。

 

ちなみにここから更に40分くらいバス移動に掛ければロッポンドーヒルズという大都会まで行けるが、ショッピングならヤシブタウンで充分である。

 

あとこのヤシブタウンから別方向に向かえば俺がバトルカード収集のためにフィールドワークで良く使っていたゴミ集積場まで向かえる。

 

と、言っても時間を掛けずに向かえるけどな。

 

サテライトの管理者ことペガカスのギフトを授かってからはある手段で瞬間的に移動できる。

 

あまり使ってないけど。

ここ最近は外出機会が無いからな。

 

外に出ても近隣のスーパーマーケットで買い物するくらいだ。遠出する機会は無い。

 

 

ま、そのことは別に良いとしてだ。

 

 

今、大事なのは人をダメにするクッションを選ぶならどれにするかである!!

 

 

 

「お兄ちゃん、この桃色とかどうかな?」

 

「ミソラ専用か?イメージカラーとしては良いんじゃないか」

 

「あ、でも配信映えするかなぁ?」

 

「どうかな。ああでも配信用に着ているピンク色のパーカーと色が被るならクッションは別の色が良いんじゃないのか?例えば水色とか」

 

「なるほど。じゃあ、コレ!」

 

名馬(ジャパン)モデルだな。色鮮やか」

 

「それ知ってるよ。CMでお馬さんがゴローンと寝転がっていたカラーリングだよね」

 

「そうだよ、CMのお馬さんね。さて俺は無難に灰色とかにするとして…お前らはどうする?」

 

 

と、横を見る。

 

そこにはキョロキョロと落ち着かない三人娘ットが店内を見渡している。

 

ちなみに彼女達は電波体なので周りの人々は視認できず、それぞれの周波数を持っている俺とミソラしか見えてない。

 

 

「カノンはね、ええとね!これ!」

「じゃあ私はこれだな!赤いヤツ!」

「ん、私はコレが良い……ふかふか」

 

 

ミソラに続き、カノンは黄色を、シオンは赤色を、リンネは群青色と、それぞれヘルメットのカラーリングと同じクッションを選んだ。

 

電波体とはいえ電波濃度を変えればある程度のは物理干渉は可能なのでクッションに寛ぐ程度なら彼女達も出来る。

 

一応、俺のパソコンの電脳内にも彼女達のクッションは揃えてるけど俺達と同じ家の中でゴロゴロしていたいらしい。なのでこの電波体の三人娘ットの分も購入することになった。

 

そこそこの出費だが、懐はかなり余裕ある。

 

何せこちとら有名リゾートホテルのウィルスバスティングシステムの管理者だぞ?

 

信頼相応に報酬はお高く貰えるんだよ。

 

お兄ちゃんは凄いんです。

 

 

 

「ミソラ、俺はお会計と配送手続きをするので先にジェラートの店に向かってメニューを選んでてくれ」

 

「はーい、わかった。じゃあ先に行くね。あとお兄ちゃんのも選んでいるね」

 

「ああ。よろしく」

 

「うん!じゃあまたあとでね!」

 

 

ミソラは三人娘ットをトランサーの中に招くとジェラートの店に向かい、一人残った俺は店員を呼ぶとその場で一括精算を行う。

 

それからサービスカウンターまで足を運び、秋原町まで配送手続きも行った。

 

到着は明日になるらしい。

 

さっそく楽しみだ。

 

 

 

「他に買うものはあるかなぁ…」

 

 

 

さて、ヤシブタウンでやることは終えたが一応他に買うものはないかを横目にしながら店を出て、ミソラ達が待ってるジェラートのお店まで歩みを進めている、と……

 

 

 

一人の男性が話しかけて来た。

 

 

 

 

 

「あれ?もしかして____ワタルか?」

 

 

 

 

 

その声は覚えている。

 

陽気な性格の中に秘められた使命感。

 

その姿は『頼もしさ』に繋がることも。

 

 

 

「その声____シドウ、か?」

 

「っ、やはりワタルじゃないか!」

 

 

振り向くとそこには俺よりも一回り背の高い好青年こと【暁シドウ】が立っていた。

 

その陽気さは未だ変わりなく、俺との久しい再会を喜んでくれる。

 

少しだけ懐かしいな、この人も。

 

 

 

「久しぶりだな、ワタル!まさかヤシブタウンで会えるとは思わなかった!」

 

「俺もだ。シドウは休暇か?」

 

「いや、仕事さ。サテラポリスがこの辺でウィルスの発生源を捉えたものでな。即座に動けるのがオレだけだからこうして調査に来たわけだ」

 

「そうなのか?じゃあ……とっととズラかるか」

 

「おいおいおい?少しは協力的でも良いんじゃないのか?オレたち旧知の仲だろ?」

 

「なーにがぁ旧知だよ。去年までの付き合いだろうが。それと今の俺は年中無休の家族サービス中なんだから荒事はシドウの方でなんとかしてくれ。そのために有用なバトルカードなら幾つか送っただろ?」

 

「ああ、ワタルから送って貰ったバトルカードはなかなか良いぞ。特にこのエアホッケーってワタルが開発したバトルカードが中々面白いな」

 

「3次元戦闘に慣れたシドウなら上手く扱ってくれると思ってな、だから送った」

 

「信頼の贈り物と思うと嬉しい限りだ。っと、家族サービス中だったな。あまりワタルを捕まえてると妹ちゃんに失礼だな!」

 

「あれ?俺、ミソラ居るって言ったけ?」

 

「言ってないな。でもさっきまでお兄ちゃんの顔してたな。つまり妹ちゃんが居るという事だ」

 

「相変わらずの観察眼だな。ああ、そうだよ。ミソラもいる。そこのジェラートのお店さ」

 

 

手すりにもたれ掛かりながら顎で指を差す。

 

下の階ではジェラートのお店に備え付けられたメニュー表を凝視して選んでいるミソラの姿。

 

シドウはその後ろ姿を見つけ、何処か安心したかのように笑む。

 

 

 

「元気そうだな妹ちゃんは。ま、ライブ配信で観ているから知ってるけどな」

 

「なんだ、シドウもリスナーかよ」

 

「待機中とかでたまに視聴してるぞ?なんなら今日の新環境お披露目配信で3時間ぶっ続けで歌い続けていたあの根性もな。ワタル譲りだな」

 

「だーれが根性バカだこの野郎。お前ほどフィジカル頼りにやってねーわ」

 

「おいおい何を言うか!技能だとオレと同格だったじゃないか!こっちは危うくワタルに首席を奪われて落ちこぼれてしまうところだったんだぞ?…ふっ、やはり家族を守るべき兄はすごいってことだな!ははははっ!」

 

 

過去に競い合った仲を思い出しながら背中をバシバシと叩いて笑うシドウ。やっぱりフィジカルバカだなコイツは。叩かれている背中が地味に痛い。

 

 

「ま、ワタルが息災で何よりだ」

 

「!……ああ、俺もだ。シドウ」

 

「またそのうち飯でも行こう。もちろんワタルのチョイスでな」

 

「自分でもリサーチできるようにしとけ。じゃないと恋人と再会した時に良い男になれないぞ」

 

「おっと、コレは痛いな!」

 

「お前に叩かれた背中よりは軽傷だよバーカ」

 

 

それから一言二言交わした後、シドウとその場で別れて俺はミソラの元まで向かう。

 

それから到着に遅れたことでミソラから遅いと怒られてしまったので、俺はご機嫌取りのため両手にジェラート持って良いとミソラのご機嫌を買収することにした。半分だけ許してくれたがまだまだ家族サービスは必要らしい。

 

 

『まぁすたぁー、わたしもたべたいーい』

『アタシも何かくれよなー!』

『ん、マスター、私にも捧げるべき』

 

 

こちらも家族サービスが必要なようだ。

 

それならまたジェラートを………んん?

 

 

 

「お兄ちゃん、どうしたの?」

 

「……嫌なのを捉えた。あの方向、か」

 

 

突如、感じ慣れた気配に俺は顔を顰める。

 

その様子にミソラが心配していると、いつの間にか俺のトランサーに移っていたリンネがコチラに声をかけてくる。

 

 

 

『マスター、あの辺りにいる…』

 

「分かる。電波ウィルスだな。感じ取れた」

 

「お兄ちゃん…?」

 

「ミソラ、急いでこの場から離れるぞ」

 

「え?」

 

 

ウィルスが一箇所に集っていると言うことはつまりそう言う前兆だ。

 

この世界でよく学んだ。

 

なので俺は巻き込まれまいとミソラの手を引いてこの場から離れると…

 

 

「!」

 

 

丁度そのタイミングで感知した場所からバチバチと電気を走らせ、そして自販機から連鎖するように街灯からも煙を上げて、爆発した。

 

どうやらウィルスが本格的に動き出した。

 

 

「きゃ!?」

「なんだ!?」

「まさか!爆発したのか!?」

「二次被害に気をつけろぉ!!」

「おいおい!?ヤシブタウンのファイアウォールはどうなっているんだ!?」

 

 

その爆発に街の人達が悲鳴を上げる。

 

やはり、便利になり過ぎた代償は高い。

 

それを知らしめるようにウィルス達は容易く人の生活に侵入し、暴れ始める。

 

 

だが、しかし___

 

これ以上の被害を許すまいとする人物が爆破現場に割り込んだ。

 

 

 

「皆は退がるんだ!」

 

 

サテラポリス所属の暁シドウだ。

 

避難民とすれ違いながらトランサーを展開するとバトルカードを数枚投入し、片目に装着したウィルス視認用のビジライザーをカチャリとスライドさせると、対ウィルスのために開発された接近戦用のスティックを腰から取り出して手前のウィルスを斬り裂く。

 

熱したナイフに触れたバターのようにウィルスは胴体を刈り取られ、デリートされた。

 

ターゲットを捉えてからの撃退が早い。

 

しかしウィルスに干渉した事でシドウがウィルス達のターゲットになってしまい、討伐対象として攻撃されてしまうが、あらかじめ読み込ませていたバトルカードのバリアがシドウを守ったことでダメージはない。

 

そのままウィルスの攻撃に合わせてカウンターを発動させ、動きを制限する。

 

なんなら渡したエアホッケーも飛ばして連鎖的にデリートしてる。相変わらず手際良い。

 

 

「ウィルスだ!シドウを援護しろ!」

「対象!確認しました!」

「隊列を整えろ!攻撃の用意!」

「「「はっ!!」」」

 

 

シドウがウィルスの群れに先行している間に他のサテラポリス隊員も現場に集い、撃退のためのビーム光線銃や掃除機のようにウィルスを吸い込む吸引機をそれぞれ構える。

 

そうしてシドウが前線から飛び引いたタイミングでサテラポリス隊員は対ウィルス兵器を起動させ、ウィルスの対処を開始した。

 

瞬く間にウィルスを駆除していく。

 

 

「すごいね、お兄ちゃん…!」

 

「そうだな。アレが()()サテラポリスさ…」

 

 

あまり街中に外出しないミソラには珍しく映る光景だろうが、ウィルスと毎日闘っているサテラポリスからすれば日常的だし、避難民もこうした騒動は今回が初めてとは思えない。

 

なんなら学校でもこうした防災訓練はしているおかげなのか避難はスムーズだった。

 

その点、ミソラはあまり経験がない。

 

だから俺がいち早く手を引いて避難した。

 

 

もしこの場に俺一人だったらウィルスバスティングに乗り込む選択もあったが、まあ今回はシドウがいたので現場は任せていたはず。

 

てか今の俺は無関係者なので手出し無用。

 

 

 

「もう収まったのかな?」

 

「だな。よく統率された部隊だ」

 

 

ミソラの言うとおり、ウィルスの被害はサテラポリスの活躍によって収まる。

 

そして仕事を完了させたシドウが接近用のスティックを腰に納める。

 

するとそのタイミングで歓声が上がった。

 

避難した民間人からだ。

 

サテラポリスの活躍に喜んでいるようだ。

 

なんとも誇らしく映る仕事だろうか。

 

 

 

 

だから、まぁ。

 

 

 

 

「ねぇパパ!僕もサテラポリスになりたい!」

「お、そうなのか?」

 

「ママー!私もサテラポリスになりたい!」

「あらあら、この子ったら」

 

「なぁ?次の就職先決めたか?」

「オレらもサテラポリスになるか?」

 

「かっこいいわね!私もなりたいわ!」

「うんうん!そうなったらモテモテよね!」

 

 

 

と、男女問わず誰もが憧れる。

 

 

なにせ、サテラポリスとはそれほどに誇らしい職業として選ばれているから。

 

 

人々の生活をウィルスから守る。

 

それは周りからすれば勇ましき者達。

 

人間よりも強いウィルスに立ち向かう者だ。

 

だから常に職業人気ランキングの上位。

 

でも…

 

 

 

ヒロイックにも限度があるな…

 

「お兄ちゃん?」

 

「…いや、なんでもない。帰ろうか」

 

「え?あ、うん」

 

 

 

それでも昔に比べたら安定したもんだ。

 

今となっては人類側も自らの手でウィルスに対応できるようなっている。

 

バトルカードの偉大さを痛感する。

 

 

 

「(でも勘違いするなよ。先ほどのアレは戦闘センスの高いシドウだから出来るんだ…)」

 

 

 

白兵戦に持ち込んだシドウの活躍だが、しかしアレはウィルスの破壊活動を一時的に止めるために接近したのであって、普通は危険すぎる行為だ。専門の元でウィルスとの戦闘経験を積まなければ同じ事はできない。必要なのは勇気だけじゃない。知識も技術も必要。

 

 

それでも、昔に比べたらまだ安全だ。

 

 

今はバトルカードの存在もあるからウィルスバスティング中にリスク管理しやすい。

 

というか白兵戦に拘らずとも、安全圏からレーザー光線や吸引機のような兵器で対応できる時代。てかコッチが主流。本来はわざわざ危険を冒してまで白兵戦を選ぶ必要もない。

 

 

だから安全圏から数で対応する。

 

今のサテラポリスはそれが出来る。

 

それが、出来るようになった。

 

昔とは違うんだ。

 

 

 

 

だが、それでも…

 

やはり……

 

 

 

 

「いつ死んでもおかしくない仕事だな…」

 

 

 

 

サテラポリスは危険な職業だ。

 

誰よりもウィルスと相対する仕事。

 

憧れ程度で就けるほど甘くない。

 

命懸けであることを知ってほしい。

 

昔も、今も、それは変わらないこと、を。

 

 

 

 

「シドウ、あまり無理しすぎるなよ……」

 

 

 

 

俺は歓声の中でヤシブタウンを去る。

 

この場でやることはない。

 

何故なら今の俺は一般人だから。

 

妹のために、明日を守る兄として努める。

 

ただそれだけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__ワタル、本当に辞めてしまうのか?

 

 

 

 

 

__悪い、俺はミソラを一人に出来ない…

 

 

 

 

 

__そうか………寂しくなってしまうな。

 

 

 

 

 

__悪いな、シドウ。後は任せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サテラポリス、か………懐かしい記憶だ。

 

 

 

 

 

 

 

つづく







冷静に考えたらかなり死にやすい世界でワロエない。アニメ序盤なんてロックマンが助けなかった委員長はモノレールから落ちて死んでたかもだし。こういうのパワポケではよくあることだけどロックマンでも良くある世界なんですね。ぶっちゃけ転生先としてはハードモード過ぎる。




〜 おまけ 〜


過去作(くろれきし)について】

感想でも度々上げられている過去作について。気になっている方に作品の内容を説明(記憶率64%)しますと、とある作品に影響受けて自分も書いてみた星河スバルの憑依系であり、コイツが本当に好き勝手して暴れ回ったいた頭痛が痛い作品。しかも本人は原作覚えてるので騒動に先回りしたりと対策した方がいいんじゃね?的な感じで自重を捨てたスバル(偽物)さんのヤケクソ物語。原作リスペクトはウェーブアウトしました。
(当時の作者は今よりも若かったんじゃ…)

物語の序盤ではクソ強いバトルチップのリフレクメットを探すためにゴミ集積所で全種類のメットリオをたこ焼きのようにソード刺して回って回収すると、なんかバグってメットリオ達から懐かれてしまう。それからゴン太とかツカサを大人の対応(笑)で会話することでFM星人から孤独の周波数に付け込まれないように処置する。ゴン太は何とかなったがツカサに関しては後に半ば八つ当たり気味に戦うことになった。それから三賢者に出会って力を貰う事になるが「いやペガサスだけじゃなくて全部寄越せ」ってことで三賢者はメットリオをメモリー代わりに適応する。え?空き容量?実はスバルがプスっと刺したソードの部分が奇跡的に容量として空いてたので黄色、赤色、青色にそれぞれ適応した力を注ぐ。で、バージョンアップするとなぜか女体化しちゃった。うーんこの。

物語の中盤ではクラウンサンダーと出会って戦闘し、それで満足して成仏するのと同時に武器を貰ったのでメットリオ達にインストールすると本人達も戦えるようになる。それから原作通りにミソラと出会うとマネージャーからお家に匿ってあげたりと精神面でお兄ちゃんムーブ。そのせいでミソラはスバルさんが同年代であることを忘れてやや依存気味になってしまう。それからアマケンに逃げるけど、追いかけてきたマネージャーに捕まってしまい、それで誤ってマネージャーから階段から突き落とされてスバルさんは重傷。まあ電波変換してリカバリーで回復するので怪我はなんとかなるっしょ!と楽観気味なスバルさんを他所にミソラが全てに絶望してハープに付け込まれるけど、絶望と孤独の周波数が腹の中でぐるぐるしてダークノートになる。しかも自身を音波化することで攻撃を受け付けない無敵状態になったりと恐らく一番苦戦を強いられた相手…!の筈なんだけど駆けつけたスバルさんから「お兄ちゃんの言うことを聞きなさい!!」的な感じでダークノート化を一時的に止めてハープだけを器用に攻撃して騒動を止めた。

物語の終盤ではホームステイしてきたミソラに頭を抱えながら「ストーリー通りに待ち構えるのクソ面倒じゃね?」って事でサテライトの三賢者と接触する。もうFM星まで直接殴り込むので三賢者が地上と宇宙で乗り降りしてる回線オレにも使わせてくれよ!的な感じで頼み込んだ。整理されてないウェーブロードだとガリガリと身を削られてかなり危険な道になるぞ?言われたのでじゃあリフレクメットの容量でメットリオちゃん達に守られながらエリアイーターで距離を圧縮しつつジェットアタック300倍で突っ込むぞ!と提案。そうして三賢者が乗り降りする電波を利用して宇宙に行ったらそのまま勢い余ってアンドロメダ第一形態に昇竜拳かまして破壊し、第二形態もコレまでリフレクメットで回収してきた反射エネルギーをガンダムXのサテライトキャノン化させてぶっ放し難なく撃破。最後に地球と仲良くしよーよってことでケフェウスの誤解を説いて1の物語終了。

で、アンドロメダ撃破後の帰り道の『おまけ』として「ムー大陸どうするっぺ?」って思い出したので、上手いことスカイウェーブに着地するとそのまま情報収集のためナンスカで右に左にしてるとソロと邂逅。しかし作者は何を思ったのかソロを女性の設定にしてしまう。それでバトル中に思わず胸をお触りラッキースケベかましたりと、感想では「ソロ君じゃなくてソロちゃん♀じゃねーか!!」と大盛り上がり。胸触られてちょっと涙目のブライ♀ちゃんに謝りながら、それはともかくホタルケリを10枚くらい重ねてサウザンドキックをぶち込んで勝利する。それでムー大陸は何とかしようとソロちゃんと会話し、解決に時間は掛かるけど協力するからと説得。それからソロちゃんはスバルさんだけにある程度は心開くと二人は幸せなキス(予定)をして終了したのが、過去作ですね。たしかそんな感じだった。



いや、なんだこれ…(ドン引き)

原作壊れすぎて流石に草むらステージ。

9年前の作者、よくこんなの書いたな。

いまなら絶対無理ゾ……












で、この作品(オレ)が生まれたって訳。

マジで反省しないよな、この作者。



じゃぁな!
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