1:名無しの転生者
正直俺たち何もやることないな
2:名無しの転生者
そりゃまあ、正史通りにいけばなんとかなる戦いだし
3:名無しの転生者
可能な限り救援は(防衛軍から)送ったけど、不安なものは不安だよな
4:名無しの転生者
ガーデンが表立って介入できないからな、動きづらいんだ
5:名無しの転生者
ラスバレ第一章とかなら東京付近だし楽なんだけどな
6:名無しの転生者
援軍に行きやすいしな
7:名無しの転生者
俺たちのガーデンは、神庭と同じ出撃選択制だから強制力があまりないし
8:名無しの転生者
それに関しては上層部も最近なんか別のことで動いてるからな
9:名無しの転生者
アールヴヘイムがせっかく動いてくれたんだからこっちも何か出せばよかったのに
10:名無しの転生者
そもそも世界トップクラスのレギオンである百合ヶ丘のさらにトップと張り合えるレギオンなんて数えるほどしかいねぇよ
11:名無しの転生者
そういう意味でも希少だし喪ってはならない戦力なんだよな
12:名無しの転生者
あの子達が死ぬイメージは湧かないが
13:名無しの転生者
2代目とはいえ、最強の名を冠するレギオンアールヴヘイムだからな
14:名無しの転生者
その名は伊達じゃないってことか
15:イッチ
おっすーこんにちはー
16:名無しの転生者
おっ、イッチ?
17:名無しの転生者
珍しいな、自分が立てた掲示板以外に顔出すなんて
18:名無しの転生者
ようチート野郎!元気だったか!?
19:名無しの転生者
罵倒するのか挨拶するのかどっちかにしろ
20:名無しの転生者
相変わらず能天気な文章だなー
21:名無しの転生者
それでどしたん?こんなところに顔出すなんてなんかあったんか?
22:名無しの転生者
百合ヶ丘に滞在してるから連絡取れないこともないけど、そっちから連絡するのはすっごい珍しいもんな
23:名無しの転生者
厄介事か?
24:イッチ
うーん、まあ相談かな
流石に専門板には質問しづらくて……
25:名無しの転生者
イッチ色々特殊だもんな、まだあんまり広がってないけど十分特異戦力だもん
26:名無しの転生者
一人で特型吹き飛ばすのはヤバいでしょ
27:名無しの転生者
一騎当千とはまさにこのこと
28:名無しの転生者
控えめに言ってドチート
29:名無しの転生者
理不尽の権化
30:名無しの転生者
ヒュージにとっての悪夢
31:名無しの転生者
百合に挟まる男
32:イッチ
流石に色々言い過ぎじゃない?
あと最後のは余計だろ
33:名無しの転生者
話を戻して、なんか相談があったんじゃないのイッチ
34:名無しの転生者
そうそう、早く相談したまえよ
35:名無しの転生者
早く俺たちに話題を提供してくれ!
36:イッチ
なんだかなぁ~………
まあいいや、それじゃ相談だけど、新潟奪還戦って最終的に勝てるの?
37:名無しの転生者
新潟奪還戦?まあ勝てるはずだぞ
38:名無しの転生者
なんたってアールヴヘイムやロネスネス、ヘオロットセインツも援軍に来てるからな
39:名無しの転生者
最終的に天葉様がすこし謹慎くらうけど
40:名無しの転生者
そうだったけ?
41:名無しの転生者
もう昔のことなんで覚えてないっすわ
42:名無しの転生者
で?なんでそんなことを?
43:イッチ
実は生徒会三役からの依頼で、これまでの腕を見込んでアールヴヘイムの護衛をしに行ってほしいんだってさ
44:名無しの転生者
えっ新潟に?
45:名無しの転生者
ガンシップでも結構掛かるんだが?………いやイッチならいけそうだが……
46:名無しの転生者
とんでもない移動手段で着きそう
47:名無しの転生者
そういやアールヴヘイムって命令違反して留まったんだっけか……
48:名無しの転生者
最終的に正解だったとはいえ、あそこの命令違反はちょっとな
49:名無しの転生者
現地のガーデン────柳都女学館の内情も酷いもんだから、少女を戦わせることの弊害がモロに出てるな
50:名無しの転生者
所詮感じやすい十代の少女なんで……
51:名無しの転生者
反りが合わないってのも勿論ある、か
52:イッチ
………あんまりいい気分はしないな、子供を戦わせるって
俺が言えた義理じゃないけど
53:名無しの転生者
異世界人のイッチにはそうだろうな
54:名無しの転生者
でもこっちはこうしなきゃ滅ぶんだ、勘弁してほしい
55:名無しの転生者
できることなら自分で戦いたいって奴は山程いるからな
56:名無しの転生者
常識が昔と変わってるから仕方ないんだろうけどな
57:イッチ
………ごめん、無神経だった。そっちの事情も考慮しないで……
58:名無しの転生者
いいよいいよ、別におかしなことじゃない
59:名無しの転生者
そっちの常識ではそうなだけだからな、この世界にもそうやって訴える人たちはいるし
60:名無しの転生者
まあ大体はリリィに対する批判になるところが悲しいけど
61:名無しの転生者
こんな力を持つなんて危険だ!とかな
62:名無しの転生者
悲しいけど人間の性なのかねぇ
63:名無しの転生者
話を戻して、イッチの依頼は受けてくれたら俺たちも安心だな
64:名無しの転生者
何が起こるかわからない戦場で、絶対的強者が味方にいるってだけでもう心強い
65:名無しの転生者
原作通りになる保証も何もないし、保険は多いほうがいい
66:名無しの転生者
なんかここの掲示板も暖かくなったな
67:名無しの転生者
だって夢結様助けてくれたし
68:名無しの転生者
ここで感謝しないと人間失格だろ
69:名無しの転生者
百合挟まるのは許せんが、それでも感謝はすべきだ
70:名無しの転生者
外の掲示板の奴等はしらんがな
71:名無しの転生者
ここの転生者掲示板は本場の掲示板よりも格段に民度いいのもあるんだけどな
72:名無しの転生者
全員が全員ネット廃人なわけないし
73:名無しの転生者
元がまともの社会人の人もいるわけだ
74:名無しの転生者
というかそっちの方が多いな
75:名無しの転生者
なるほどね
76:名無しの転生者
俺達が未来を変えられるかはわからないけれど、多分これからが本番だと思う
77:名無しの転生者
一歩間違えば人類全滅だろう出来事も沢山あるしな
78:名無しの転生者
今回の出来事そう、アールヴヘイムや御台場のレギオンが全滅した場合、確実に日本は終わる
79:名無しの転生者
だから、助けられるなら助けたいん………だけど、俺たちじゃ無理なんだよ
80:名無しの転生者
これまで何度かやってみたけど、未来を変えられたことは殆どない
81:名無しの転生者
できる限りはやってみたけどな
82:名無しの転生者
甲州撤退戦も幕張奪還戦も変わらなかったし、俺たちじゃ限界がある
83:名無しの転生者
戦える人数も少ないしな……
84:名無しの転生者
だから俺達じゃなくて、イッチが行ってくれれば安心だな
85:イッチ
────それは違う
86:名無しの転生者
ん?
87:名無しの転生者
どした真面目な話ししてんだけど
88:名無しの転生者
なんかあった?
89:イッチ
君達の努力が無駄だったなんてことは、ないよ
90:名無しの転生者
………
91:名無しの転生者
………
92:名無しの転生者
そう言ってくれるのは嬉しいけど、でも────
93:イッチ
君達は今を、必死に生きている
それも自分たちだけでなく、他人まで救おうとして
だから君達じゃ駄目なんてことは、絶対に言わせないよ
たとえ君達本人だったとしてもね
94:名無しの転生者
………
95:名無しの転生者
……ありがと
96:名無しの転生者
………そう言ってもらえると、ありがたいな
97:名無しの転生者
いいこと言ってくれるなー
98:名無しの転生者
異世界人───言ってしまえば部外者だからこそ言えるし刺さる言葉だな
99:名無しの転生者
なんだかすごい引き込まれる演説だったな
100:名無しの転生者
ていうか喋り方変わってね?
101:名無しの転生者
そっちが素なの?
102:名無しの転生者
思った以上に優しい喋り方だった
103:名無しの転生者
やめて、イッチ好きになっちゃう
104:名無しの転生者
そうだよな、諦めるには早いよな………
105:名無しの転生者
俺、今からでもできることやるわ
106:名無しの転生者
俺達の戦いはこれからだってやつだ!
107:名無しの転生者
それ打ち切りな
108:名無しの転生者
縁起悪いこというなよー
109:名無しの転生者
ありがとね、底辺リリィだけど勇気もらったわ
110:名無しの転生者
リリィさんもありがとないつも、一般人なんてお荷物の俺たちを守ってくれて
111:名無しの転生者
まじで感謝だ……
112:名無しの転生者
カーミーサーマー
113:名無しの転生者
だからトイ・ス◯ーリーあれやめろ
114:名無しの転生者
そのネタ流行ってんの?
115:イッチ
うん、こういう雰囲気のほうがいいよね
◆◆────────────────◆◆
掲示板を見て、本心からそう思う。
暗い雰囲気よりも、明るい雰囲気も方がいい。
誰もが思うことだろうけど、大事なことだから。
お陰で、俺も判断ができる。
新潟奪還戦の戦地へと赴くかという問題に、答えが出せる。
アールヴヘイムの護衛もそうだが、活性化するネストに対しての観察も含まれているらしいし。百合ヶ丘上層部はアールヴヘイムの外征に乗り気ではないようだから、何かあればすぐに連れ戻される危険もあるのだろう。
だったら、撤退の心配もないほど
簡単なことだ。
俺は万能じゃないから、一人で全部を救うことはできない。
けれど、この力で手助けをすることならできる。
一人でできないなら、複数人でやればいい。今までも仲間たちや国のみんなとやってきたことだ。
「さて、生徒会に一報を入れてから向かうかな」
一応変装の道具も持っていこう。
百合入るな派閥のことも考慮しないといつか刺されそうだし。
「あっ!涼真さん!」
と、同時に元気な声が聞こえてくる。
出てきたのは、梨璃ちゃんとヌーベルさん、それと────確か二川さん────だ。
毎度見つけるたびに声を掛けてくれるので、かなり嬉しい。
いやほかの人に挨拶されないわけじゃないんだけど、それでもよく声を掛けてくれるのが梨璃ちゃんなのだ。
「ああ一柳さん、それにお二人も」
「こんにちは涼真さん!今日はなにか学院に用事が?」
「ちょっと依頼を頼まれててね」
「依頼、ですの?」
そうやって話題に入ってきたのは、楓・J・ヌーベルさん。
かなりのお嬢様らしく、振る舞いも凛々しいこの少女は、この世界トップのCHARMメーカーの御息女でもあるらしい。
なんとも経歴モリモリな少女だ。
「機密保持の観点から話せないけど、重要な依頼をね」
「そう、なんですか…」
「まあこのお客人が秘密だらけなことは、今に始まったことじゃありませんわ」
「し、失礼だよー!楓さん!」
そんなこんなで、そろそろ行くことにするか。
「さて、そろそろ行くよ」
「あっ、はい!頑張ってください!(……やっぱり、新潟奪還戦に行くつもりなのかな……また人を助けに行くんだ…)」
「また今度取材させてください!」
「時間があったらね」
そう言ってきた二川さんに、返事をしながらそこを離れる。
理事長室に向かう際に、少し考える。
いつの間にか、自分はこの世界の人たちや同類を守ることを是としている。
勿論困っている者を助けることを否はないが、それでも最初の目的である元の世界に帰ることをすこし蔑ろにしているような気がしてならないのだ。
迷っているといえば、言い方が悪いかもしれないが。
多分どうやっても、一度進むと決めたこの生き方は変えられないだろう。
「まあ、後で考えればいいか。どっちも大切なことだしな」
両方の世界を見捨てたくないというわがままなのだが。
それでも、それを貫くのが英雄というものだろう。
所詮は円卓の騎士の末席だが、それくらいはやって見せなければ笑われる。
「じゃあ、行こうか」
あの騎士たちや我が王に恥じぬように、全力で助けることにしよう。掲示板の彼等の為にも。
そうして、俺は理事長室へと足を進めていった。
御前も出したいけど、普通にラスバレとかの整合性が取れなくなっちゃうし、ビジュ的に気にいってる御典医さんも出したいけど情報貰ったのに舞台まだ見てないし、早く結梨ちゃんも出したいし………心が三つある〜