ダクソ未履修の方にはなかなかわからないかもしれませんが、悪しからず。
おそらく、毎週金曜投稿で落ち着くと思います。
そこにいたのは自身と似たような背格好でありながら、鎧の前面や盾に太陽のマークをいれ太陽に向かって両手を挙げる、ほとんどの人が見ればなにかおかしくなった人という評価を下すであろう見た目をした男、
ソラールであった。
こちらがソラールに気づいたのとほとんど変わらぬタイミングでソラールもこちらに気づいたようで、
「おお!貴殿もここに来ておったのか!やはり、われらの出会いは大王グウィンの導きなのかもしれんな!」
そちらもなと返しておき、ここがどこなのかについて聞いてみる。
「ふむ、ここがどこなのかは俺にもわからん。だが、ここにもわれらが父である太陽があるのだ!問題はないさ!」
相変わらずの太陽への信仰だなと思いつつ、これからどうするのかと聞くと、
「特に考えてはおらんが、この地に俺の太陽があるかもしれんからな!いろいろな地を回ってみるとするさ!」
そうか、とだけ返しそろそろあいつらが戻ってくる頃だろうと考えていると、
「貴殿には仲間ができておるのか!俺はこの町の近くしか見たことがないが、ロードランのデーモンたちに引けを取らない奴らもいるようだしな...。俺も誰か仲間を見つけてみるとしよう!」
あの牛頭や山羊頭と同レベルもいるのかと考えつつ、いろいろな地を巡っていればいずれ会うこともあるだろうと言い、手を振って別れを告げる。
「うむ、貴殿にも太陽の加護があらんことを。」
-------------------------------------
しかし、この世界に彼がいるということは他のやつらもこちらに来ているのか?と考えていると、
「あ!いたいた~!もーう、探したわよう!」
「そんなところにいたでやすか!」
「なんでそんなところにいたんだよ!」
と言いながら、三馬鹿たちと見知らぬ女性がこちらへ近づいてきた。
「ごめんね、私がこの子たちを引き留めちゃったからだね。」
そのように言ううのは珍しい黒の長髪に、謎の仮面をかぶった一人の女性。
顔が見えないため正確な年齢がわからないが、声色は若い人とも老齢の人ともとれるような不思議な声をしている。
「いやいや~!私も女の子が入ってきてうれしいし別にいいわよう!」
「いや、この状況で良い悪いをいうのはグウィンさんだろうが!」
いつもどおり騒がしい奴らだと思いながら、気にしていない旨を伝える。
「そう、それならよかった。じつは私もジュラの森に用があってこの子達についていかせてもらうことにしたの。」
そもそも再びジュラの森に行くこと自体が初耳なのだがそれは置いておき、そうかとだけ返す。
「よーし!じゃあ再びジュラの森へレッツゴー!」
「だから俺がリーダーだっていってるだろうがー!」
「ははは!このやり取りももう何回目でやすかねぇ!」
「ふふっ」
こいつらは騒ぎ続けないと死ぬのか?と思うも、このやり取りを見るのがなかなか悪くないと思っている自分がそこにいた。
とにかく、何も問題なくこの依頼が終わることを望みつつ、ブルムンド王国を出発するのであった。
-------------------------------------
「ふむ、我がこの世界に来たことで不死たちの使命である火を継ぐ先としてこの世界に来ているのか...。」
そうこぼすはこの世界にやってきて早々に一つの小国を滅ぼし、その力を以てして魔王となった薪の王。
“大王”グウィン
「このままにしておくのも面白くない。ならば、火を継ぐにふさわしいものであるか、試させてもらおう。」
そういい、配下の黒騎士に指示を出す。
石像のデーモンたちをジュラの森へ送れ、と。
一人の魔王の意思がもうすぐそこに近づいてきていることも知らず、不死たちはジュラの森へと歩みを進めるのであった。
リムル「ふう、ドワルゴンで処されかけたぜーあぶねー」
あとがきにはまだ絡みのないリムルの状態をかるーくかいておきます。