D-WAVE!ーチルアウト☆ヘレティックー   作:太刀黄泉

8 / 10
アークレンジャーイベ楽しんでますか!

アニヒリオの中身?の動きがキモくて笑いました!
アークにやったことはエグかったですけど!


-InTeRMiSSioN-

『海のあじ』

 

・煮卵ちゃんねる☆  動画

 

タイトル:【釣果報告】今日のランチ☆【Vlog】

 

よっす~☆あなぐらのみんな、息してる~?☆

 

今、あーしとちぃエニはオープンカフェに居まーす☆

ちな、見付けた時はボロボロの廃墟だったんで、ちょっと”レタッチ”済な☆

 

(画面がパッと切り替わる。青い海が一望できるめちゃくちゃお洒落なウッドデッキのテラス。カメラが数秒間、周囲をぐるっと映す。よく見ると画面の端が数フレームだけデジタルノイズのように不自然に歪み、一瞬で建物のサビや汚れが消え去って「完全な新品」に再生されている)

 

(カメラに切り替わり、ピースするリヴェラと、その横で浮遊しピースするちぃエニのツーショット)

 

つかさー、こないだの配信閉じた後に気付いたんだけど。

あーし、クラーケン(あのデカいイカ)しか釣ってなくね?☆

え? 空き缶も釣ってただろって?

……そこ、黙れ。

 

(【※事実無根】と画面下にポップな赤文字テロップが出る)

(そのテロップの下に【※事実です。byちぃエニ】と赤文字テロップが出る)

 

てことで、今日はリベンジ!☆

ちぃエニとガチで釣ってきた成果がコチラ!☆

 

(カメラが手元にチルトする。テーブルの上にドサッと並べられた、本物の魚たちのアップ)

 

ヤバくね?☆ マジ大漁なんだけど☆

マジ入れ食いってカンジで、超~楽しかったわー☆

あ、そういや途中でちぃエニがカメ釣っててウケたわwww☆

 

(別撮りのショート動画風の映像が挟まる。ウエハース号のデッキで、ちぃエニが自分より大きなウミガメを抱えて海へポイッと戻している。カメが泳ぎ去る海面を、二人の背中がシュールに無言で見つめている固定カメラの映像)

 

で、ちょうどお昼時なんでランチにしまーす☆

今回はこの『マアジ』ってやつが釣れたから、フライにしていくよー☆

 

(画面中央に映るリヴェラが、カメラに向かって指をパチンと鳴らす)

 

(直後、パチッと強烈な電子ノイズ。画面が一瞬だけ、空間ごとグニャリと時計回りに捻じ曲がるような奇妙な映像の歪みを起こす)

 

(次のフレームでは、すでに鯵が1ミリの狂いもなく綺麗に三枚におろされてバットに並んでいる。さらにストップモーションのような超スピードで、小麦粉、卵液、パン粉のバットを鯵が勝手に跳ねるように移動し、油の鍋へ飛び込んでいく)

 

 

――ジュワァァァァァァァァ!

 

 

んー☆いい音~♪☆

揚げ物の音って、聞いてるだけでお腹減ってくるよね☆

ちぃエニもそう思わん?

 

(鍋のアップから、横で喉をゴクリと鳴らして激しく縦に首を振るちぃエニの顔へカメラが素早くパンする)

 

こんがりキツネ色になったら、はい完成!☆

 

(画面いっぱいに映し出される、衣がザクザクに立った黄金色のアジフライ。湯気がリアルに立っている)

 

じゃ、ソースをたっぷりかけまして……。

いただきまーす!☆

 

――ザクッ!

 

(マイクがこれ以上ない鮮明な咀嚼音を拾う)

 

……んー!☆ ンフフフフ♪

 

(大きなアジフライを両側から一緒にガブッといく二人の顔。口の端にソースを付けたリヴェラがカメラに向かって親指を立てる。その横で、ちぃエニの目が限界までカッと見開かれ、背後に「!」の背景効果が見えるようなリアクション)

 

…はー☆あっという間に一枚完食しちゃったわ☆

ちぃエニ、次はタルタルソースでいっとく?☆

 

以上、リベンジ釣果報告でした☆

あーしら、これからアジフライパクつくのに忙しいんで☆

 

おつへれー☆

 

(片手で画面を覆うようにしてバイバイするリヴェラ。暗転する直前、背景でちぃエニがタルタルソースのボトルをものすごい勢いで激振している姿が映り込む。プツンと動画が終了)

 

 

〈概要欄〉

 

初めて食べましたが、おいしかったです。

             ―ちぃエニ

 

ウエハース号は放流した☆

             ―リヴェラ

 

〈コメント欄〉

 

@タレ友3

自分用

0:00 挨拶

0:34 今日の釣果

1:15 調理開始!

2:01 実食☆

 └ 助かる。それにしても、贅沢なランチだ

 └それな。羨ましすぎるw

 └今日の晩飯決まったわ

 ┗それよりも、ラプチャーコア搭載した船放逐していいのか……?

 

Enikk_Official

プロキシ。秘匿コードで味の感想を送るのをやめなさい。ノイズです。

 └ちぃエニwwwwwwww

 └何してんのwwwww

 ┗本体の業務邪魔してて草

 

・・・・

・・・

・・

 

―余談だが。

放逐されたウエハース号がとある島に辿り着き、とある指揮官一行と出会い、もう一度クラーケンと対峙することになるのだが……。

 

それはまた、別の話。

 

 

◆◇◆◇◆

 

『Sponsored by ……』

 

・アーク  エニックルーム

 

 

「アンダーソン。説明しろ」

 

白と赤を基調とした、軍服を思わせるスーツを纏う女傑――イングリッドは、眉間のシワを指先で揉みほぐしながら言葉を発した。

 

食事の誘いを受けて赴いたはずが、案内されたのはあろうことかアークの中枢、エニックの佇む無機質な大広間だった。色気も何もない最高機密の部屋。

その中央にぽつんと置かれたテーブルの上には、お世辞にも高級とは言えないバーガーの包みが並んでいる。彼女の不機嫌にも、真っ当な理由があった。

 

「ジャンクフードは嫌いだったか? だが、食事に誘ったからには味は保証しよう」

 

イングリッドの向かいに座る、中央政府の副司令官――アンダーソンはそう言うとネクタイを緩め、手に取ったバーガーに齧り付いた。

咀嚼しながら小さく頷く様は、どうやらお気に召したようだ。

 

イングリッドはため息をつき、二人が座るテーブルの近くに佇む、部屋の主に話を振る。

 

「……エニック」

 

『本日のメニューは、クラブケーキ・バーガーになります。カニのランプミートに合わせた特製マスタードソースは、フライドポテトにディップしても美味しく召し上がれますよ、イングリッドCEO』

 

「そうではない……いや、もういい。……頂こう」

 

観念したように包み紙を開き、イングリッドはバーガーを口に運んだ。

その瞬間、彼女の動きが完全に止まる。

 

(――っ、これは……!?)

 

口いっぱいに広がったのは、人工海産物のチープな風味ではない。

凝縮された濃厚な旨味と、暴力的なまでに鮮烈な磯の香り。

アークの最高技術をもってしても再現しきれない、圧倒的な「本物」の味だった。

 

「……アンダーソン。まさか、これは」

 

「保証する、と言ったろう?どうだ、イングリッド。……地上の『海』の味は」

 

アンダーソンはナプキンで口元を拭い、フライドポテトをチェスの駒のように弄びながら目を細めた。

 

「味の評価はここまでだ。イングリッド、本題に入ろう。最近買い付けた品物の出所と……それを扱う『彼女』の正体についてだ」

 

イングリッドの視線が、バーガーからアンダーソンの瞳へと移る。

 

「その答えが、ここにある」

 

アンダーソンがそう言うと、空間にホログラムのウインドウが浮かび上がった。

 

『それでは、例の動画を再生します』

 

エニックの淡々とした声と共に、一本の映像が流れ始めた。

 

 

「……まさか、こんな事態になっていたとはな」

 

動画が終了するとともに、イングリッドは重いため息をついた。

 

「人類の宿敵、クイーンの尖兵である『ヘレティック』がアークで配信者の真似事だと?……全く、質の悪い冗談だ」

 

イングリッドはホログラムに流れる「配信画面のコメント欄」を思い出し、すぐに眉をひそめた。

画面の向こうのアーク市民たちは、ヘレティックの恐ろしさなど知りもせずに、『大したことないな』『次はこのラプチャーを料理して』と、軽薄なコメントを連投していた。

 

「……アンダーソン。あの市民たちの反応はなんだ。相手はヘレティックなのだぞ? 揶揄していい存在ではない。この配信はアングラサイト(限定的)とはいえ、アークの危機感を著しく麻痺させている」

 

「その通りだ。だが、市民を責めることもできん。ただの冗談で済ませるには、彼女がもたらす『利益』が大きすぎる。イングリッド、君も身に染みて分かっただろう。……そして、『これ』もだ」

 

アンダーソンが手元の端末を操作すると、先ほどとは別の戦闘記録ログがホログラムで展開された。

そこに映し出されていたのは、人類を脅かす巨大ラプチャー――『クラーケン』の姿だった。

 

「これは……」

 

イングリッドの鋭い目が、ログに刻まれた数値の羅列を凝視する。

 

「彼女は配信と称して、クラーケンとの戦闘をアーク市民に向けて垂れ流した。奴の攻撃予備動作、触手の軌道、エネルギーチャージのタイミング……その行動パターンのすべてを、ゲームの解説でもするかのように、文字通り『丸裸』にしてな」

 

「……手の内をすべて、見せたというのか」

 

「ああ。おかげで我が軍は、クラーケンに関する最高精度の戦闘データを、無傷で手に入れることができた。今後奴と交戦する際、我が方の生存率と撃破率が劇的に向上するだろう。エリシオンにとっても、次世代ニケの武装開発における、これ以上ない極上のサンプルデータのはずだ」

 

イングリッドは沈黙した。

ニケを製造する三大企業のCEOとして、そして軍人として、このデータの価値がどれほど計り知れないものか、理解できないはずがなかった。

 

「彼女の『実力』は、アークの常識を遥かに超越している。……例えば、最近起きたあの大停電を覚えているか?」

 

「当然だ。アークの殆どの区域の電力が一時的に途絶した、原因不明の異常事態――」

 

イングリッドは言いかけて、息を呑んだ。

まさか、という視線をアンダーソンに向ける。

 

「あれは、このヘレティックの仕業か!?」

 

「正確には、彼女がアークのネットワークへ『配信用の超大容量回線』を強引に接続した際、不可抗力で発生した過負荷だそうだ。エニックの防御壁すら力技で突破してな。……彼女にとっては、ただのプラグの挿し間違いのようなものだろうが」

 

「……ッ!」

 

イングリッドの背中に冷たいものが走った。

アークの全電力を一瞬で狂わせるほどのエネルギーとハッキング能力。

それが一人のヘレティックの「配信の準備」のためだけに引き起こされたという事実に、目眩さえ覚える。

 

動揺を隠せないイングリッドの前に、音もなく影が差した。

黒い長髪と白い短髪の、見慣れない二人のニケが、静かに新しいコーヒーをテーブルに置いていく。

その洗練された佇まいと、アークのどの企業(エリシオン、ミシリス、テトラ)の規格にも当てはまらない未知のボディパーツに、イングリッドの監査眼が即座に反応した。

 

「……そういえば、永らく空席だった副官が埋まったそうだな。この二人か? だが、三大企業(われら)の型ではないな」

 

イングリッドの問いに、アンダーソンは、エニックを一瞥してから答えた。

 

「……ああ、済し崩しで登用している。向こうの強い要望でな、副官”代理”だそうだ。理由を聞いても、”解釈違い”の一点張りでな」

 

苦笑気味のアンダーソンの前にも静かにコーヒーを置くと、二人はその後ろで頭を下げ、静かに佇んだ。

困惑するイングリッドに追い打ちをかける様に、アンダーソンは更なる爆弾発言を投下する。

 

「それと……彼女たちの製作者(マスター)も、リヴェラだ。」

 

「何だと……!?」

 

イングリッドは思わず椅子から立ち上がりかけた。

ニケの製造技術は、三大企業と中央政府が独占するアーク最高峰の機密であり、人類の命綱だ。それを地上のヘレティックが、個人で、しかもこれほどの完成度で独自製造しているというのか。

 

技術者としてのプライド、そしてエリシオンCEOとしての危機感が、イングリッドの胸中で激しく火花を散らす。

 

「……フン。配信者を気取って、ラプチャーの素体とデータをプレゼントし、アークの電力を飛ばし、ニケまで自作してみせる、か。……全くだな、アンダーソン。これほど規格外の『お調子者』を、今すぐ見境なしに排除するほど、中央政府も私も愚かではない。……いや、排除したくとも、今の戦力ではリスクが高すぎる」

 

イングリッドは深くため息をつき、ゆっくりと椅子に座り直した。

 

「いいだろう。この『リヴェラ』とやら、私も様子見(監視)の陣営に加わらせてもらう。……アークが彼女の玩具にされる前にな」

 

「賢明な判断だ、イングリッド」

 

そう言って、コーヒーを飲むアンダーソン。

つられるように、イングリッドもコーヒーを口に運ぶ。

芳醇な香りとまろやかな苦みに、イングリッドはふと思ったことを口にする。

 

「……そういえば、クラーケンの素材はミシリスにも売ったそうだな。ここにシュエンが居ない理由は何だ?」

 

「さて。それは私にも分からないな」

 

アンダーソンは視線をエニックへ向けると、彼女は常の抑揚のない声で答える。

 

『……リヴェラが言うには、”ミサイルキッズ(・・・・・・・)は勘弁”だそうです。』

 

少しの沈黙の後、白い大広間に女性の呵々と笑う声が響く。

 

「……アンダーソン。もしかしたら私とリヴェラ(アレ)は気が合うかもしれん」

 

アンダーソンは答えず、少し肩をすくめるように苦笑しながら、コーヒーを口に運ぶ。

すると、イングリッドに答える様にエニックが口を開いた。

 

『それは良かったです、イングリッドCEO。実はリヴェラから一つ、提案がありまして』

 

「ほう?」

 

『その内容は――』

 

 

◆◇◆◇◆

 

『ROMANCE DAWN』

 

・アーク市内 某所

 

時刻は深夜。

寝静まった街の光が僅かに差し込む暗い室内で、男はある準備を整えていた。

 

唯一の明かりであるスポットライトが照らすテーブル。そこへ広げられた、工具とロープ。

それらを眺め、男は満足げに頷く。

 

「この衝動、もはや抑えられん……!」

 

先のリヴェラの配信内で、男は『ロマンニキ』と呼ばれていた。

彼は幼き頃、親に見せてもらった映像記録に魂を揺さぶられたのだ。

 

地上が平和だった頃の父方の曽祖父は、漁師だった。

荒波を蹴立てて船が駆け、命懸けで漁に挑む姿に心を打たれた。

 

「いつの日か、自分も曽祖父のような漁師になるのだ」

そう幼き日の彼は心に決めたが、ここは地下(アーク)

 

魚はおろか、海なんて望むべくもない。

 

早々に夢は砕け散るはずだったが、幸いにも彼の両親は他人より財とコネがある、いわゆるロイヤル――上流階級の人間だった。

 

その二つを駆使して情報を集め、彼はついに、かつての人類が嗜んだ趣味の一つ、『釣り』に出会う。

 

そこからは、見よう見まねで作った釣竿を自宅の広い浴槽に垂らし、魚が掛かる妄想に耽る日々。客観的に見れば奇行そのものだが、彼はその時、確かに満足していた。

家族と使用人たちは大いに心配していたが。

 

しかし、成長するにつれ、それでは満足できなくなっていった。

……いや、付き合いで参加したとあるパーティで、同志(とあるニケ)に出会ったのが引き金だったか。

自分が抱く『ロマン』とは若干方向性が違ったようだが、あの時は随分と話が弾んだものだ。

 

――それはさておき。

 

アークのネットに埋もれた情報を探り、ついには深層ウェブにまで潜った彼は、ついに「それ」に辿り着いた。

 

「……ギャルよ。いや、煮卵ネキよ! 感謝するぞ! やはり私の魂の居場所は(あそこ)なのだ!……いざ行かん、博物館へ! “地上で釣りに勤しむ(ロマンの)”ために……!!!!!」

 

 

――ピピピッ!

 

 

博物館に収められた釣竿を盗みに出掛けようとした彼を、無機質な電子音が引き留めた。

 

「ぬぅ!?……BlaBlaか。誰だ、私の船出を邪魔する者は…………なにぃっ!?」

 

不退転の覚悟に水を差した野暮天を確認しようと端末(デバイス)の画面を見た男は、そこに表示されたメッセージに驚愕する。

 

 

[ BlaBla:新着メッセージ ]

 

リヴェラ:よっす~☆リヴェラこと煮卵ネキだよ~☆

 

リヴェラ:もしかしてだけど、これから釣竿パクりに行くカンジ?☆なんつってwww☆

 

リヴェラ:とりま、パクるのはあーしの話聞いてからにしない?☆

 

 

ゴクリ―――。

 

 

知らず、固唾を飲む音が暗い室内にひどく響いた。

 

自分の行動を完全に予期されていた恐怖。

 

それとは別に、己の魂が「何かが始まる」と告げた予感。

 

男は震える指先で端末(デバイス)を操作する。

 

 

ロマンチスト:用件を、聞こう

 

リヴェラ:既読スルーされたかと思ったwww☆んじゃ、内容だけど、ちぃエニと相談したんだけどさ―――

 

 

 

・・・・

・・・

・・

 

――秘匿掲示板

 

619: ロマンチスト

と、いう経緯でロイヤルロードで『釣りカフェ』を開くことになった!

 

620: 名無しのモグラ

は?

 

621: 名無しのモグラ

なんて???

ロイヤルロードで釣り?????

 

622: 名無しのモグラ

もしもし? A.C.P.U.?

ここに博物館に盗みに入ろうとした変なのがいます

 

623: 名無しのモグラ

逮捕しますよん

 

624: ロマンチスト

まだ詳しい事は話せないが、ここには『ロマン』に目覚めた同志もいるようだからな!

一言、報告をせねばと思った次第だ!

では、記者会見で会おう!

 

625: 名無しのモグラ

いや、え。マジ……?

何この圧倒的置き去り感

 

626: 名無しのモグラ

記者会見って何だよwwww

どういうことなの……

 

・・・・

・・・

・・

 

――数日後:”一般”ネット掲示板

 

【実況】中央政府緊急記者会見★1

 

105: 名無しのアーク市民

中央政府の緊急会見って何事だよ

ラプチャーがまた防衛線突破してきた?

 

106: 名無しのアーク市民

避難警報出てないし、三大企業のCEOが全員揃ってるからそれはないでしょ

 

107: 名無しのアーク市民

てか政府代表がなんでアンダーソン副司令官なんだ?

前線指揮のトップだろ。担当部署違くね?

 

108: 名無しのアーク市民

ミシリスのシュエン、今日も露骨に顔が険しくて草。不機嫌の塊じゃん

 

109: 名無しのアーク市民

【速報】地上の水産資源、人工養殖に成功

 

110: 名無しのアーク市民

は????????????????

 

111: 名無しのアーク市民

マジ!?!?!?本物の魚食えるの!?!?合成肉じゃなくて!?

 

112: 名無しのアーク市民

だからアンダーソンがいるのか。地上の利権と安全確保が絡むからか。

サンキューミシリス、フォーエバーミシリス

 

113: 名無しのアーク市民

なんか今、ロイヤルロードに「釣り堀カフェ」作るとか不穏な単語聞こえた気がするんですが

 

114: 名無しのアーク市民

聞き間違いじゃないぞ。政府公式の場でマジで釣り堀作るって言ってるwwww

 

115: 名無しのアーク市民

おい、技術デモンストレーション始まったぞ

ヘドロみたいな地上の汚水が、ミシリスの新型浄水器で一瞬で透明になった

 

116: 名無しのアーク市民

科学の力すげーな。でも流石に安全面はまだ信用できな――

 

117: 名無しのアーク市民

 

118: 名無しのアーク市民

一般のプレゼンターが出てきて、その水一気飲みしたんだけどwwwwwwww

 

119: 名無しのアーク市民

待って、あの仕上がった筋肉見覚えあるwwwwwwwww

 

120: 名無しのアーク市民

スポーツジム「ボディ×ボディ」経営の、マッスル・サトーだこれーーーーー!!!!!

 

121: 名無しのアーク市民

ジムの社長wwwwwwww

「うまい!」じゃねえよwwwwwwww

 

122: 名無しのアーク市民

てか、コイツが釣り堀カフェ(仮)の店長かよwwwwww

あ!横からもう一人別の筋肉が増えた!

 

123: 名無しのアーク市民

ジャスティス・サトーきたあああああああwwww

 

124: 名無しのアーク市民

弟の野球の方のサトーやんけ!!!!!!!

 

125: 名無しのアーク市民

味の感想でポーズ決めて「ジャスティス!!」じゃねーんだわwwwww

記者会見の厳粛な空気一瞬で崩壊したぞwwwww

 

126: 名無しのアーク市民

でもあのサトー兄弟が飲んでピンピンしてるなら100%安全だな(確信)

 

127: 名無しのアーク市民

次は釣りの実演と、養殖に成功した魚の実食か

 

128: 名無しのアーク市民

ルピー来た!ルシェーワイ歓喜!画面が一気に華やかになったな!

 

129: 名無しのアーク市民

ルピーがギラッギラのデコられた特注釣竿で魚釣ってるwww

公式会見でもいつものノリなの好き

 

130: 名無しのアーク市民

釣った魚をその場で調理……おい、クッソ美味そうなんだが。ヨダレ出る

 

131: 名無しのアーク市民

ルピーが食べた!!!

 

132: 名無しのアーク市民

目がキラッキラでワロタwwwwwwwwww

あのリアクションはガチだわ。本当に美味いんだな

 

133: 名無しのアーク市民

マジかよ……生きてるうちに本物の魚が食べられるようになるなんてなぁ

釣りカフェ、開店したらちょっと行ってみたいわ

 

 

――同時刻:秘匿掲示板

 

110: 名無しのモグラ

「オモテ」の実況板、お祭り騒ぎで大盛り上がりだな

 

111: 名無しのモグラ

魚の養殖成功、水質問題の大幅クリア、おまけにアーク市民の娯楽と幸福度の上昇。

これ以上ない大義名分だな。

 

112: 名無しのモグラ

そら、これだけの特大メリット一気にお出しされたら中央政府もNOとは言えんわなwww

 

113: 名無しのモグラ

てか、店長のイケメンマッチョ。

アレ、うちの板にいたロマンニキだろwwwwwww

 

114: 名無しのモグラ

ニキ「うまい!……まるで清涼な朝露の如く!溢れ出るロマンを感じる!」

ちょっと何言ってるかわからないです。

 

115: 名無しのモグラ

弟の感想も大概だったけどなwww

カメラの端に映ったシュエンの「ダメだコイツら」って顔が芸術的だったわ

 

116: 名無しのモグラ

会見終了、と。

いや、ここ最近の中央政府の発表じゃ最大級の大金星だったんじゃね?

 

117: 名無しのモグラ

三大企業の株価が軒並み爆上がりしてるわ。

中でも浄水技術と魚の養殖に成功したミシリスが頭一個抜けてるwww

 

118: ロマンチスト

諸君、会見は見てもらえたかな!?

 

119: 名無しのモグラ

ロマンニキ!?

 

120: 名無しのモグラ

本人降臨キター!

 

121: 名無しのモグラ

出たわね。

 

122: 名無しのモグラ

会見おつ。お前公式であのノリやったのかよ強心臓すぎるだろ

 

123: ロマンチスト

ギャル、いや煮卵ネキからの直々の提案で今回の運びとなった!

煮卵ネキに言われたのだ!

「ロマンを一人で抱えるのもいいけど、みんなに伝えてハッピーにするのも同じくらいマジ重要っしょ☆」と!

ならば、私はこのアークでロマンの伝道師になるべく、この大役を引き受けた次第だ!

 

124: 名無しのモグラ

おぉ……ネキ、ギャルなのにたまに深くて良いこと言うじゃん……。

 

125: 名無しのモグラ

だからって一等地のロイヤルロードに釣り堀作るんですか?

どれだけ予算と利権が動いてるんだよwwww

 

126: ロマンチスト

煮卵ネキが「釣ってその場で食えたら最高じゃね?」と言っていたからな!

資金については、ミシリスとエリシオンに売却した『クラーケン』があるから気にするな、と力強く背中を押された!

 

127: 名無しのモグラ

素材の売却益でロイヤルロード買収すなwwwww

 

128: 名無しのモグラ

やっぱ、ケツもチチもデカい女は話の規模もデカくするんやなって。

 

129: 名無しのモグラ

いや、あのネキだからこそ可能だったんだろ……。三大企業をまとめて動かすとか何者だよ。

 

130: ロマンチスト

それだけではないぞ!

実際には釣り堀の他に、大型デパートや、鑑賞を目的とした『水族館』なる複合施設も出来る予定だ!

食べて、遊んで、学べる!そんなロマンの聖地になるだろう! まだ少し先の話ではあるがな!

 

131: 名無しのモグラ

ファッ!?

 

132: 名無しのモグラ

マジで規模がデカすぎて草。

まぁ、ロイヤルロードっていつ行っても人少なくて静かだしな。

 

133: 名無しのモグラ

最高の土地有効活用だな。

 

134: ロマンチスト

そういえば、デパート内に設置予定のアトラクション「クラーケン・レイド」なる体験型シミュレーターを事前試遊したが、非常に面白かったぞ!

 

135: 名無しのモグラ

何それ!一般開放されたら絶対やりたい!

 

136: 名無しのモグラ

クラーケンって、もしかしてこの間の配信でネキが真っ二つにしたあのクソデカラプチャーか?

 

137: 名無しのモグラ

へー。サトー弟とでもテストプレイしたん?

 

138: ロマンチスト

私と弟、アンダーソン副司令官、イングリッドCEO、シュエンCEOの5人だな!

流石は地上奪還部門のトップと言うべきか、アンダーソン副司令官とイングリッドCEOの的確な戦術指示(コマンド)のおかげで無事にクリアできたぞ!

マスタングCEOの横からのメガ級の応援は、少し耳が痛かったがな!

 

139: 名無しのモグラ

なぁにその人類最高峰の豪華すぎるパーティメンツぅ……?

 

140: 名無しのモグラ

副司令官とCEO二人が大真面目にゲームで共闘してんのシュールすぎるだろwwwww

 

141: 名無しのモグラ

マスタングwwwwww

 

142: ロマンチスト

さて、名残惜しいが私はここまでとしよう!

これより、中央政府関係者との祝賀パーティ(もちろんドレスコードありだ!)が控えているのでね!

 

煮卵ネキよ、改めて感謝する! 私はこのアークで、最高のロマンの伝道師になってみせるぞ!

諸君らも開店した暁には、是非足を運んでくれ! それではまた会おう!

 

ロマン!!!!!!!!!

 

143: 名無しのモグラ

いってらー。ロマン!!!

 

144: 名無しのモグラ

ロマン!!!

 

145: 名無しのモグラ

……今さら思ったんだけど、この記者会見、そして施設着工までのスピード感、どう考えても政治的に異常だよな?

 

146: 名無しのモグラ

やっぱりネキの「不思議パワー(物理&人脈)」のおかげなんじゃね。

 

147: 名無しのモグラ

前に本人が配信で言ってた「ヘレティック」だっけ?

ミシリスでもテトラでもない、謎の第4勢力。エリシオンのイングリッドが黙認してる時点で、何か超法規的な取引があったのは確実。

 

148: 名無しのモグラ

可能性として一番怪しいのは技術を独占したがるミシリスだけど、シュエンが他のCEOを会見に同席させてる時点で、ネキが全方向に『圧力(あるいは魅力)』をかけた結果だろうな。

 

149: 名無しのモグラ

まあ、背景が何だっていいさ!

閉塞感しかなかったアークが、今こんなに盛り上がってるんだからな!

 

150: 名無しのモグラ

というか、規模が『カフェ』じゃなくて『パーク』とか『ランド』じゃねwwww

オープンしたら絶対初日に行くわ!

 




サブクエでロマンニキが出てきますが、家族構成・生い立ちは捏造ですのでご了承ください。
原作では、博物館に収蔵されてる釣竿を盗もうとして、更生館に収監されるバケモノです。

サブクエ回想機能実装してくれないかなぁ!
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