劇場版仮面ライダーインフィニットディケイドVS仮面ライダーディバイン Movie大戦インフィニティ!   作:極王ゴット

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仮面ライダーディバイン ビギンズナイト

三人称

夜の風都の紅探偵事務所の中で世灼は口笛を吹きながら帽子をかぶっていた。その世灼にゆっくりと近づいた影が世灼から帽子を奪った。

 

世灼「あ!親父!何すんだよ」

 

世灼から帽子を取ったのはこの世界での彼の父紅創也だ。

 

創也「いつもいってるだろ世灼」

 

創也はそこまでいうと世灼が被っていた白の帽子を投げてハンガーラックにかけて言う。

 

創也「半熟のお前に帽子はまだ早い」

 

世灼「いいだろ?ちょっとぐらい真似したってさ」

 

創也「よかねぇさ、男の目元の冷たさと、優しさを隠すのがこいつの役目だ。お前にはどっちもねえだろ」

 

創也はそういうともう一つの帽子を投げて世灼に言う。

 

創也「俺が認めるまで被るな、嫌なら母さんのところに行け、わかったな?」

 

世灼「はーい、それよりさ!今日がなんの日か覚えてる?」

 

世灼が純粋な笑顔でそう聞くと創也はしばらくの間を開けた後に言う。

 

?「メリークリスマス!」

 

世灼「はぁ?」

 

?「こら!」

 

世灼「はあ?」

 

寝ている世灼に振り下ろされる一撃があった。

 

世灼「痛った!霊矢!?あれ、父さんは?」

 

霊矢「え?パパ?何寝ぼけてるのさ、パパが帰ってきた夢でも見たの?」

 

霊矢がそう言うと世灼は再び机に突っ伏す。

 

世灼「なんだ、夢か……」

 

机に突っ伏す世灼にサンタコスのおっさんことサンタさんが近づいてくる。

 

サンタさん「寝ぼけちゃダメだよ〜予約取るよ」

 

世灼「うわあ!?」

 

サンタさん「チキンは、腕と足とどっちがいい?」

 

世灼はそう聞かれると今度はウッチマンに腕を掴まれて2人の言い合いを聞かされる。

 

世灼「どっちだっていいよ!」

 

それから世灼はみんなとワイワイ遊んでいると依頼人が来る。

 

霊矢「ああ!お客さん!」

 

?「すみません!探偵事務所と間違えました!」

 

女の人が扉を閉めようとするとファイル以外のみんなが急いで止めに入る。

 

一同「ああ!探偵事務所です!」

 

?「やっぱりそうでしたか」

 

それから世灼に来た依頼は俳優である睦月明美からの人探しの依頼だった。

 

明美「でも普通の人じゃなくて姉なんです」

 

霊矢「え?でもお姉さんって階段事故で亡くなっちゃったんじゃ……」

 

それから聞いたのはその姉の幻覚が見えるとのことだった。

 

世灼「幽霊を探せと?」

 

明美「姉は遺体が見つかってないんです。死んだと思いたくないんです!」

 

そう言われた世灼は創也が死んだ時のことを思い出す。それを知らない明美は続ける。

 

明美「姉を探してください、お願いします!」

 

頭を下げる明美に霊矢は言う。

 

霊矢「パーティー、今日は無しだね?お兄ちゃん」

 

イレギュラーズ「「「「えええええー!?」」」」

 

クイーン「せっかく今日はファイル君と仲良くなれるチャンスだったのに〜!超ムカつくんですけど〜!」

 

そう怒るクイーンをエリザベスが止めているとファイルが動き出す。

 

ファイル「死者が生き返る!そんなことはありえないな、調べてみる必要がある」

 

世灼「この街は俺の庭だ。安心してて」

 

それから世灼はイレギュラーズの仲間達と共に睦月絵梨花に関する情報を調べる。それから世灼は得た情報を電話でファイルに話していた。

 

ファイル「死人帰り?」

 

世灼「ああ、死んだ人が遺族と会っていたって噂になってた」

 

ファイル「睦月明美の姉もそうだと?バカを言うな、当時の事故も検索したが生存率は0死者蘇生もあり得ない」

 

世灼「でもな、どうしても気になるんだ」

 

ファイル「君お得意の直感か」

 

世灼「死人帰りは縁のある場所で起こりやすいらしい、調べてくる」

 

そして世灼は睦月絵梨花の墓に来ていた。

 

神父「遺体はありませんがご遺族が作られた墓です」

 

霊矢「遺体がないならここから出るわけないよね」小声

 

神父「死人帰り、その噂知ってます」

 

神父は霊矢が世灼に話したコソコソ話が聞こえてたのか話し出す。

 

神父「非常に不愉快ですね、死とは人間にとって厳粛な絶対の瞬間なのです」

 

世灼「ですよね…失礼しました」

 

世灼はそう言うと霊矢を連れて外に出ようとすると霊矢に明美から電話がかかってきて依頼をとり止めたいと言われた。それにキレた霊矢を世灼が抑えようとしてると突然動きが止まる。霊矢が不思議に思い霊矢の視線の先を見ると睦月絵梨花がいた。

 

世灼「見つけた」

 

世灼は急いで絵梨花を追いかけるとその先に宙に浮かぶドルバントが現れた。

 

?「我が名はデス!死の世界の支配者。愛するものを失った人の悲しみを埋めてやることのできる唯一にして最高の救世主だ」

 

世灼「やっぱりドルバント絡みだったかいくぞファイル」

 

世灼がベルトをつけるとファイルの元にもベルトが現れる。

 

ファイル「ああ」

 

2人はディバインドライバーをつけてメモリカードを取り出す。

 

《フェニックス! ジョーカー!》

 

ファイルはフェニックスのカードを右側のスロットに入れて世灼はジョーカーのカードを左側のスロットに入れてベルトの上のボタンを押し込むと共にベルトがフェニックスの形になるように開く。

 

2人「「変身!」」

 

《思いを宿し蘇るジョーカー!フェニックスジョーカー…ディバイン!》

 

2人の思いが融合した燃え盛る切り札仮面ライダーディバインフェニックスジョーカー(以降ディバインFJ)はフェニックスの力で風を起こしてデスドルパントを落とす。

 

デス「仮面ライダーだったのか」

 

デスドルパントはそう言うとディバインFJを攻撃し出す。ディバインFJはそれを圧倒しながら左のカードを変える。

 

《ブラスター!》

 

《思いを宿し蘇る狙撃者!フェニックスブラスター…ディバイン!》

 

ディバインFJはディバインFBへと変わり風と炎が纏う弾丸をデスに浴びせるすると突然デスはディバインFBの前から消えた。

 

ディバインFB(世)「どこ行った?」

 

ディバインFB(ファ)「世灼!あれは……」

 

世灼はファイルの言葉で別のところを見ると白い服の世灼がよく知る人物。転生してから最もお世話になった人が目の先にいた。

 

ディバインFB(世)「そんな……そんなバカな!?」

 

霊矢「あれって……パパ?」

 

ディバインFB(世)「父さん!」

 

ディバインFB(ファ)「落ち着け!世灼!そんなことはあり得ない」

 

ディバインFB(世)「……そうだ、あり得ない」

 

息の荒くなった世灼がそう言うと彼らの前に現れた人物……紅創也はベルトとカードを取り出す。

 

《デッドリー!》

 

創也「変身」

 

《死を迎えろ!眠れ!街を泣かせるものに永遠の眠りを、デッドリー……》

 

紅創也は今彼らの目の前で仮面ライダーデッドリーとなった。そのことに世灼達は驚愕する。

そのディバインFBをデッドリーは攻撃する。

 

ディバインFB(世)「父さん!」

 

デッドリーはそのまま抵抗をしてこないディバインFBを圧倒する。

 

ディバインFB(世)「やめろ!やめてくれ!父さん!」

 

ディバインFBはやられているとファイルの意識がカードを取り出す。

 

《グウィバー!》

 

《変幻自在の狙撃者!グウィバーブラスター…ディバイン!》

 

ディバインFBはディバイングウィバーブラスター(以降ディバインGB)に変わり変幻自在の攻撃で対抗しているファイルを世灼は止める。

 

ディバインGB(世)「やめろファイル!」

 

ディバインGB(ファ)「冷静になれ世灼、この紅創也は偽物だ」

 

ディバインGB(世)「デッドリーになったんだぞ!本物だ!」

 

ディバインGB(ファ)「本物の筈がない……なぜなら彼は紅創也は……」

 

ディバインGB(世)「やめろ!言うなファイル!」

 

ディバインGB(ファ)「紅創也はもう死んだんだ!」

 

ファイルがそういうとその会話を聞いていた霊矢は絶望したように膝をつく一方でデッドリーは2人が話している時にためていたエネルギーを霊矢に向かって放つ。そのまま突っ込んでくるエネルギーに対して創也が死んだと言うことを聞いて信じられずに動けなくなっている霊矢を守ってディバインは攻撃を喰らい吹き飛ばされ変身が解けるとデッドリーは変身を解きながら世灼に近づいて言う。

 

創也「半熟には帽子は似合わねぇって言ったよな世灼、お前は進歩がない。辞めちまいな」

 

世灼はそのまま気絶する。

その日の夜陣矢と真蔵がやってきたが世灼は力無く外に出ようとしていた。

 

陣矢「メリークリスマス」

 

その言葉に対してシカトして出ようとする世灼を掴んで陣矢は聞く。

 

陣矢「シカトはねぇだろ世灼、どこに行くんだ?」

 

世灼「どこだっていいでしょう?俺はもう……今日限り探偵を辞める」

 

陣矢「え?」

 

世灼(仮面ライダーも……)

 

そう言いながら出て行った世灼を見て陣矢は複雑そうな顔を浮かべる中真蔵が言う。

 

真蔵「陣矢さん!やっぱりあいつはいい加減なやつなんですよ」

 

そんなことを言う真蔵を無視して陣矢は霊矢に言う。

 

陣矢「まぁ、そのなんだ、気にするこたねぇよ」

 

陣矢はそう言うと霊矢に資料を渡す。

 

陣矢「あいつはほら、ここしか帰るとこがねぇんだから……駆け出しの頃から」

 

陣矢はそう言うと外に出て行った。2人が出ていくとファイルが出てくる。

 

ファイル「陣矢刑事にも情報を頼んでいたようだね、世灼は……」

 

ファイルがそう言いながら資料を取ろうとするとそれよりも先に霊矢がその資料を手に取って言う。

 

霊矢「調査再開!」

 

ファイナル「だが、紅創也のことが……」

 

霊矢「ストップ!言わなくていいよファイル君、聞く時はあのバカ兄の口から直接聞くから」

 

その一方の春先家では宴会のようなことをしていた。そこで春先家の家長春先龍豪が話す。

 

龍豪「風都を震撼させる死者蘇生の噂か!はっはっはっ!私がプレゼントしたカードのせいでふっふっ!面白いことになってるな?」

 

そう話す龍豪に菜子と和歌里が話しかける。

 

菜子「今度様子を見に行ってこようと思っておりますわ」

 

和歌里「私も行こうかな、興味ありますはそのカード」

 

その中で霧彦が考える。

 

霧彦(そういえば最近妙なところでお義父さんを見たな)

 

最近龍豪はよく死神博士と屋台で飲んでいるのだ。そのままクリスマスパーティーは続く。

次の日の朝

世灼は壊れたビルのある島に向かってそこに花を手向けに来ていた。

世灼がそこに花を置くと後ろから声が聞こえる。

 

?「墓参りのつもりかい?紅創也の……」

 

世灼が後ろを見るとファイルがいた。

 

世灼「お前……どうして?」

 

ファイル「死体も見つかってないのに気休めだな、ハーフボイルドな君らしい」

 

世灼「んだと?」

 

世灼がファイルの胸ぐらを掴むとファイルは懐かしむように言う。

 

ファイル「ここで初めて会った時もこうやって胸ぐらを掴まれたっけ?」

 

ファイルがそう言うと静かに世灼はファイルから手を離して言う。

 

世灼「そうだったな……」

 

ファイル「思い出したまえよ世灼、僕たちが初めて仮面ライダーになった時のことをあの始まりの夜……ビギンズナイトにあったことを……」

 

世灼「そうだ。俺がちゃんと言うことを聞いていたら。あの日……父さんは死んでなかった」

 

そして世灼は思い出す。それは世灼がたまたま創也の仕事についてきたことが始まりだった……

回想 ビギンズナイト

 

世灼「運命の子?」

 

創也「ああ、地球の全部を背負い込んじまった少年だ。敵はこの島で彼の力を引き出し悪事に利用している。彼を救い出したい、それが俺の依頼人の依頼だ」

 

世灼「親父!俺も力になるよ」

 

創也「半人前の力だってことを忘れんなよ?いいか世灼俺の命令は必ず守れ」

 

世灼「ちぇ、こんなところでもいつもの説教かよ」

 

文句を垂れて動こうとする世灼を止めて創也は言う。

 

創也「こんなところだからだ」

 

世灼「わかったよ…わかりましたよ。約束する」

 

その言葉で創也が歩き出そうとする共に敵に見つかる。そこで世灼がドルパントを見つけて恐れていると創也がアタッシュケースを持って言う。

 

創也「世灼早速命令だ。これを持ってじっとしていろ、この場を一歩も動くなよ」

 

創也はそう言うと世灼の返事を待たずして動き出す。表に出た創也は1人で敵の戦力を圧倒していく。創也が敵を倒すと敵達はメモリーカードを使って怪物となりタブードルパントが出てきて言う。

 

タブー「コソ泥にしてはやるわね、好みのタイプの男よ、でも残念ね」

 

そう言われた創也は帽子を深く被りながら言う。

 

創也「打っていいのは打たれる覚悟があるやつだけだぜ、レディ」

 

タブー「!?」

 

創也「メモリーカードを仕事に使わないのが俺のポリシーだったんだが、やむを得ん」

 

創也はそう言うとディバインドライバーロストをつける。

 

タブー「ロストドライバー!?どうしてお前が!」

 

《デッドリー!》

 

創也「変身」

 

《死を迎えろ!眠れ!街を泣かせるものに永遠の眠りを、デッドリー……》

 

創也はデッドリーに変わると共にドルパント達を指差して言う。

 

デッドリー「さぁ、贖罪の時間だ。お前達の罪を……数えろ」

 

デッドリーがそう言うと戦闘が始まる。デッドリーは圧倒的な力で戦闘員を圧倒するがタブーにはやや押される。

その戦闘の中で世灼は運命の子のような子を見つけ動こうとするが創也に言われた言葉を思い出す。でも世灼はそれよりも父親に認められる可能性を考えて運命の子を追う。

 

世灼「お前が運命の子か?」

 

ファイル「誰だい?ここの人間じゃないねぇ、組織に選ばれる知能があるようには見えない」

 

世灼「んだと!?年上に向かってなんて口を!」

 

世灼はそう言いながらファイルを追うと何かのデータベースの部屋で世灼はそこで見つける。

 

世灼「メモリーカード?お前が……お前が作ったのか!?」

 

世灼がそう聞きながらファイルに近づくとファイルは世灼からアタッシュケースを奪って開ける。その中にはディバインドライバーと6つのメモリーカードが入っていた。

 

ファイル「これはすごい!誰が考案したんだい!?このドライバーの使用者は僕と一体化できる。同時に2枚のカードが使われ僕の記憶を持つ究極の超人が生まれる」

 

世灼はそう言って笑うファイルの胸ぐらを掴む。

 

世灼「何がおかしい?悪魔野郎。お前らが作ったカードのせいでこの街がどれだけ傷ついてるのかわかってるのか!?」

 

ファイル「拳銃を作っている工場の人間は犯罪者か?」

 

世灼はその問いに答えられないとファイルは言う。

 

ファイル「違うだろ?使って悪事を働いている人間が悪い。僕はただより効果の強いカードが見たいだけなんだ」

 

世灼「黙れ!」

 

世灼がそう言いながらファイルを吹き飛ばすとファイルは謎の装置に入って消えた。

 

ファイル(ガイアタワーに転送されたのか)

 

それから世灼は事情を話すと創也に殴られる。

 

創也「馬鹿野郎!なんで言われた通りにしなかった?あの子を抑えていたら今頃」

 

世灼『俺のせいだ。俺が約束を破ったせいで父さんは……凶弾に倒れた』

 

それからなんとかファイルを助け逃げようとする2人を後ろから凶弾が襲いそれを創也が受けて倒れた。

 

世灼「父さん!…父さん!」

 

世灼が倒れた創也に近づくと創也は白色の帽子を世灼に被らせながら言う。

 

創也「世灼……この依頼……お前が引き継いでくれ……あの子を……あの子を頼んだぜ……」

 

世灼「よしてくれ……俺に帽子は早い……まだ早いよ!」

 

創也「似合う男になれ……」

 

創也はそう言うと世灼に微笑んで糸が切れたように倒れた。

 

世灼「父さあああああああん!」

 

世灼『俺とファイルはそこで……』

 

2人がドルパントからの攻撃から逃げた先でファイルはアタッシュケースの中身を世灼に向ける。

 

ファイル「悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」

 

世灼は紫のJと書かれたメモリーカードを持って叫ぶ。

 

世灼「うおおおおおおおおおお!」

 

世灼『初めて変身した』

 

ディバインFJが誕生してからすぐビルが爆発する。

爆発によってできた穴にディバインFJと創也の死体が落ちる。

 

ディバインFJ(世)「なんだこれ……俺どうなっちまったんだ?」

 

ディバインFJ(ファ)「まだ勝手がわからないようだね」

 

それから2人は爆炎に飲まれ下の階に落ちるとディバインFJの近くにバジリクスメモリーカードが近づいてくる。

 

ディバインFJ(ファ)「なるほど」

 

ディバインFJはそう言うと変身を解く。

 

世灼「え?俺、どうなってんだ?」

 

ファイル「変わろう、2人でここを脱出する」

 

ファイルはそう言うとバジリクスを腕に乗せてカードの形に変える。

 

《バジリクス!》

 

ファイル「変身!」

 

《毒牙で切り裂くジョーカー!バジリスクジョーカー…ディバイン!》

 

2人はファイルを土台としたライダーディバインバジリクスジョーカー(以降ディバインBJ)に変わる。ディバインBJは雄叫びをあげると迫るマスカレイドドルパント達を圧倒する。そして腕に牙をつける。

 

《アームポイズンファング!》

 

その音と共に牙のようなクローがディバインUJの手につく。ディバインBJはそれで敵を切り裂きながらベルトのレバーを2回押す。それを見ているタブードルパントは呟く。

 

タブー「何?あの力は……」

 

《ジョルダーポイズンファング!》

 

その音と共に今度はディバインBJの方にクローがついてそれをディバインBJは投げる。タブーがそれを受けて怯む隙にディバインBJは世灼の体を持って外に逃げる。

回想終了

 

世灼「こうやって俺はお前とディバインになった。あの日の罪を償いたい一心で……ここまで戦ってきた……」

 

世灼がそう言うとファイルは言う。

 

ファイル「まだ、君の知らないビギンズナイトが一つだけある」

 

世灼が驚いてファイルを見るとファイルは話し出す。あの日の夜創也と話したことを……

回想 ビギンズナイト

 

創也はアクセスした星の本棚の中でファイルに聞く。

 

創也「お前は今まで一つでも自分で決めて何かをしたことがあるか?」

 

ファイルが首を横に振ると創也は言う。

 

創也「じゃあ今日が最初か、自分自身の決断でこの暗闇の牢獄を出ろ!そして自由になってからお前の罪を数えろ」

 

創也がそう言うとファイルは立ちながら聞く。

 

ファイル「僕の……罪?」

 

創也「お前さんの名前は?」

 

ファイルは名前を覚えておらず創也がファイルを見ると首を横に振るう。それを見た創也は少し考えてから言う。

 

創也「じゃあこう呼ぼう、ファイル」

 

ファイル「ファイル?」

 

創也「ああ、お前は自分の決断で全てを解決しろ」

 

ファイル「決断……」

 

それから倒れる創也と泣き叫ぶ世灼を見たファイルは呟く。

 

ファイル「僕の……罪……」

 

回想終了

 

ファイル「君の罪は勝手な決断をしたこと、僕の罪は決断せずに生きてきたことだ」

 

世灼「ファイル……」

 

ファイル「僕たちには一つになって2人の罪を償い続ける義務があるんだ。だからディバインになったんだろ?」

 

世灼「お前……俺にそれを思い出させるためにここに?」

 

ファイル「君がいなければ続けられない。あの日と同じことを再び聞くよ、世灼」

 

ファイルはそう言うと世灼に帽子を近づける。

 

ファイル「これからも……悪魔と相乗りする勇気あるかな?」

 

そういったファイルから帽子を受け取った世灼は調査を再開しファイルは地球の本棚に接続する。

 

世灼「ファイル、犯人の検索だ。探す項目は犯人の職。キーワードは神父、蘇生そして睦月絵梨花だ」

 

ファイル「そこまではすでに一度検索を終えてる。だが……これ以上本が減らないんだ」

 

それを聞いた世灼は資料を開きながら言う。

 

世灼「情報屋とか警察の同じような事件の情報に何がキーワードが潜んでないかな」

 

世灼は資料を見てキーワードに気づく。

 

世灼「クリスマスイブの五日前……ファイル。追加だ。キーワードは19日」

 

ファイルがその言葉を加えて検索すると一冊の本が出てくる。

 

ファイル「絞れた!神父という本だ。ある神父が開いている闇と静寂の会という著名人の親睦会引っかかった。毎月19日に開かれている」

 

世灼「神父……あいつか……よしいこう相棒!」

 

世灼は墓で出会った神父を思い出すと共にファイルと走り出す。その道中で霊矢から電話が来る。

 

霊矢「見つけたよ!お墓の神父さん!」

 

霊矢は見つけた神父が睦月明美と一緒にいるのを見つけてついていく。

明美は神父の屋敷を見ているとついてきていた霊矢に気づく。

 

明美「霊矢さん!?」

 

霊矢「明美さんなんで連絡くれなかったんですか?逃げましょう。あいつはドルパントなんですから」

 

明美「いいんです。あの人が普通じゃないのは知ってます。それでもお姉ちゃんと一緒に暮らしたいんだです」

 

それを聞いた霊矢は悲しそうに強く言う。

 

霊矢「死んだ人は……もう帰ってこないよ!」

 

霊矢がそう言うと神父が現れる。

 

神父「知ったな?私の正体を」

 

それから2人は赤カーペットの部屋に連れていく。

 

神父「ここは私が設立した闇と静寂の会のパーティー会場。風都の名だたる人物がここに眠り続けている。みんな…死んだ愛するものとの再会を望んでやまない方ばっかりだった」

 

神父はそう言うと逃げようとしていた明美を止めて抵抗する霊矢を棺桶に押し込んだ。

 

明美「霊矢さん!」

 

神父「彼らはもう風都には存在しない!ここで眠り続けるのだ……死んだ最愛のものとの思い出に浸りながら……」

 

明美「そんな!どうしてそんなことを……」

 

神父「お前も永遠に眠り!姉の夢を見続けろ…!」

 

神父がそう言うと世灼達の持つガジェットが神父を攻撃して世灼達が現れる。

 

世灼「そこまでだ」

 

世灼が現れると霊矢も棺桶から出てくる。

 

霊矢「お兄ちゃん!ファイル君!」

 

神父「貴様ああ!」

 

神父が睨む中で世灼は神父を指差して言う。

 

世灼「闇と静寂の会会長。ロベルト四島……いやデスドルパント」

 

四島「おのれ……ならば生と死を司る私の力見せてくれる」

 

四島はそう言うとデスドルパントに姿を変えて創也を甦らせる。

 

創也「今度は加減しねぇぜ、世灼」

 

霊矢「パパ……」

 

世灼「父さん……」

 

創也を見据える世灼にデスドルパントは言う。

 

デス『この男はお前が決して逆らえない相手のはず。どうする?』

 

その間に創也はカードを取り出す。

 

創也「変身」

 

《死を迎えろ!眠れ!街を泣かせるものに永遠の眠りを、デッドリー……》

 

デッドリーはゆっくり世灼に近づく。

 

デッドリー「世灼、お前はここにいる資格がない」

 

世灼「父さん!この子は……俺の依頼人だ」

 

デッドリー「それがどうした?また俺の言うことに背くのか?また俺を殺す気か?」

 

デッドリーの言葉に対してなにも言わなくなる世灼に霊矢が言う。

 

霊矢「お兄ちゃん!聞いちゃダメ!」

 

デッドリー「退け!世灼!」

 

世灼の頭の中では創也との思い出が蘇る。そして世灼は思いっきり拳を振り上げる。

 

世灼「うおおおおおお!」

 

世灼は雄叫びをあげると共に振り上げた拳でデッドリーを殴って言う。

 

世灼「俺は依頼人のために戦う。命懸けで……父さんの教えを守る……それを邪魔するのが父さん自身なら……それとも戦う……本物は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の胸の中で生きてる父さんだけだ!」

 

そう言い切った世灼にデスドルパントが動揺する。

 

デス「バカな!?お前は一体…!?」

 

世灼「俺は……いや俺達は!」

 

世灼はファイルを見ながら告げる。

 

世灼「紅創也の忘形見!2人で1人の探偵で……仮面ライダーだ!」

 

《ジョーカー!》

 

世灼「いくぜ!ファイル」

 

ファイル「ああ」

 

《フェニックス!》

 

2人は横に並んで世灼は右にファイルは左にメモリーカードを移動させて同時に言う。

 

2人「「変身!」」

 

そのままカードをベルトに入れてスイッチを押しベルトがフェニックスの形になる。

 

《思いを宿し蘇るジョーカー!フェニックスジョーカー…ディバイン!》

 

2人はディバインFJに変身すると共にデッドリーと戦闘を開始する。その時闇と静寂の会に近づいている人影があった。

 

《タブー》

 

《ナスカ》

 

《クレイドール》

 

ディバインFJはデッドリーを圧倒していた。近接戦で圧倒しているとデッドリーが言う。

 

デッドリー「世灼、俺がどうなってもいいのか?」

 

《ケルベロス!》

 

《全てを砕く三頭のジョーカー!ケルベロスジョーカー…ディバイン!》

 

ディバインFJはディバインケルベロスジョーカー(以降ディバインKJ)に変わってデッドリーを殴り飛ばすとデッドリーは四島に戻る。そして四島は再び怪物に変わると四島から幻影が出る。

 

ディバインKJ(世)「何?」

 

ディバインKJ(ファ)「そうか!わかったよ世灼、こいつのメモリはデスじゃない。DはダミーのDだ」

 

《全てを砕く三頭の狙撃者!ケルベロスブラスター…ディバイン!》

 

ディバインKJはディバインKBへと変わりデスを撃ち抜くとデスの姿がなんとも言えないしょぼい姿に変わる。

 

ディバインKB(世)「え…ええ……」

 

霊矢「あれが正体!?うーわショボ……」

 

ダミー「私はあらゆる才能の持ち主になれる。愛するものを餌に誘き寄せたこの街の要人達になりすまし幾つものゴージャスな人生を満喫するのがこの私のパン!いって!?」

 

ダミーが自分語りをしているといつのまにかファイルの体を置いていた霊矢がスリッパで綺麗な一撃を与えていた。

 

霊矢「なんてクズ野郎なの……2人とも!やって!」

 

ディバインKB(世)「当たり前だろ?贖罪の時間だ」

 

ディバインKB「「さぁ!お前の罪を…数えろ!」」

 

ディバインKBの弾丸をダミーが受けるとディバインKBに向けて光弾が飛んでくる。

 

ダミー「あなた方は!?」

 

クレイドール「あなたの能力、なかなか使えそうだし特別に助けてあげるわ!」

 

ナスカ「感謝したまえ」

 

タブー「決着をつけてあげるわよ仮面ライダー」

 

《ロッド!》

 

《全てを砕く三頭ロッド!ケルベロスロッド…ディバイン!》

 

ディバインは襲いかかってくる三体の怪人にディバインKRに変わり抵抗する。ディバインKRがなんとか互角にやっているとダミーが逃げ出す。

 

ディバインKR(世)「逃すか!」

 

ディバインKRはそう言いながらディバインロッドにカードを入れる。

 

《ロッドファイナルスマッシュ!》

 

ディバインKR「「ロッドケルベロスブレイク!」」

 

ディバインKRはその攻撃で周りを吹き飛ばすとダミーは外の道路に吹き飛ぶ。

 

ディバインKR(ファ)「しぶとい奴だ、カードブレイクできなかった」

 

ディバインKRが走り出すとダミーは近くのトラックのタイヤに変わって逃げ出す。

 

クレイドール「あの恩知らず!逃げ出したわ!」

 

ディバインKR(世)「逃がさねぞ!地の果てまでも追ってやる!」

 

ディバインKRはそう言いながら倉庫に置いてある乗り物ディバンキャリーを呼び出してその中に入ってる専用バイクディバンホイルダーに乗ってディバインFJに変わってダミーを追いかける。

 

THEEXTRASTORY

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