劇場版仮面ライダーインフィニットディケイドVS仮面ライダーディバイン Movie大戦インフィニティ!   作:極王ゴット

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前回までの仮面ライダーインフィニットディケイドは?

IFディケイド「俺は救世主であると同時に破壊神でもある。俺に触れるなら全部壊す。覚えとけ」

アクル「もしかして……ブレイドの世界が消えた?」

一真「アポロガイストは世界の融合をさらに加速させただけだ。カズマが消えたのはゴット君、君のせいだ」

アスム「ゴットさんお願いです。この世界から出ていってください!」

ワタル「インフィニットディケイドがいれば僕達の世界は消えてしまいます」

渡「今から僕の仲間があなたの旅を終わらせます」

一真「インフィニットディケイド、お前を倒す」

鳴滝「インフィニットディケイドとまた全ての世界を滅ぼす!全ての仮面ライダーをそして極王ゴットをも滅ぼすのだ!」

ゴット(黒)「ラーニング完了……ライダーを全て破壊……いや……滅亡させる、変身」

ARKディケイド「来い……全部消して壊して無茶苦茶にして滅亡させてやる…!」

そら「ゴットくううううん!」


劇場版仮面ライダーインフィニットディケイドVS仮面ライダーディバイン Movie大戦インフィニティ

三人称

スカイライダーは飛びながら地上に立っている仮面ライダースーパー1とカブトと話していた。

 

スカイライダー「インフィニットディケイドはまだ発見できない」

 

そう言うスカイライダーに対してスーパー1は忠告する。

 

スーパー1「だが気をつけろ、奴は……悪魔を超えた魔神だっ!」

 

スーパー1がそう言うと飛んでいるスカイライダーを狙うかのように禍々しいエネルギーを放つエネルギー体のカードのようなものがスカイライダーの後ろに現れる。

 

《ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディケイド!》

 

謎のエネルギーに追われるスカイライダーはその攻撃からのがれようと逃げるが追尾され後ろから迫り来る禍々しい赤黒のエネルギーにスカイライダーは逃れることが出来ずに飲まれる。

 

スーパー1「スカイライダー!」

 

スカイライダーがやられたのを見たスーパー1とカブトは撃破されたスカイライダーが落下する位置まで走る。2人がそこにつくとそこでは大きめのクレーターの中で赤黒のライダーがスカイライダーのカードを拾っていた。

 

《アタックライド!クロックアップ…》

 

その音が鳴ると共にスーパー1はボールのように空中で跳ね続ける。その途中でカブトは一瞬、赤黒の影が見えるとクロックアップを使用しスカイライダーを撃破しスーパー1を叩き続ける者の正体を見る。

 

《アタックライド!インビジブル…》

 

カブトは攻撃を仕掛けると共に消えたライダーの姿をカブトが探していると後ろからスーパー1を巻き込んで迫るエネルギーに気付かぬまま……

 

《ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディケイド!》

 

?「はあああああああッ!」

 

スーパー1は圧倒的スピードに対応できずにカブトはスピードを出し切る前にやられる。そして少し離れた場所にやられたカブトの角が落ちる。それからしばらくの後赤黒のライダー仮面ライダーARKディケイドこと極王ゴットはカブトの角を手に取ってしばらく見つめてから捨てて倒した2人のライダーのカードを見て目を赤く怪しく光らせる。

 

ゴット(黒)(【アーク】残りのライダーは?)

 

アーク『残りは少しだ』

 

ゴット(黒)(わかった)

 

アークの言葉を聞いたゴットは一度目を閉じてから少しして目を開ける。

 

[全ての破壊神インフィニットディケイド、全てのライダーの敵となりその瞳には何が映る]

 

仮面ライダーインフィニットディケイド ホロライブ 救世主の帰還と仲間達

 

ゴットが破壊神となってそら達の目の前から姿を消してから数週間が経った。そら達はいつものガレージで過ごしていてそこでそらはゴットが撮った写真を見ていた。

 

そら(ゴット君はあの日以来戻って来ない、ゴット君を止めるために水君や士さんやソウゴさん、様々なライダーがゴット君に挑みにどこかへ消えた。アクル君とあくたんは行方が知らない……私はみこちとこよちゃん、ヴィヴィちゃんを連れてまた地球で過ごしてる)

 

暗い雰囲気が佇むガレージに紅蓮が現れる。

 

紅蓮「進歩がないなお前ら、兄さんのことなんて忘れればいい俺はとっくに忘れた」

 

みこ「そんな簡単に行くわけないにぇ!」

 

こより「それよりもみんなどこにいったんですかね?」

 

紅蓮「今もあそこだろ」

 

紅蓮はそう言いながらガレージについてる地球と地球がぶつかり合ってる絵を指差す。

一方の世界の中ではバイクに乗り走るゴットの前にライオトルーパーズたちが現れた。ゴットは面倒くさそうにバイクから降りて戦いの準備をしていると後ろからオーロラカーテンが現れてそこからあくあとアクルが現れる。

 

アクル「ゴット!今度こそ逃すわけにはいかない…!」

 

ゴット(黒)「別に逃げるつもりはない」

 

だるそうに言うゴットに対してアクルは悲しそうな目を向けて言う。

 

アクル「お前とは戦いたくなかったが世界を破壊から守るためだ。覚悟しろ」

 

ゴット(黒)「前置きはいいよ……来な、変身」

 

《アークカメンライド!シンギュラリティ!壊せ!滅ぼせ!滅亡させろ!アークディケイド!》

 

ゴットがARKディケイドに変わると同時にライオトルーパーズが襲いかかる。ARKディケイドはアークの予測能力を使ってライオトルーパーズを圧倒しているとそれを見ているアクルとあくあの後ろに巨大な足が現れた。

その頃、そら達の世界ではそらたちがゴットの写真を燃やしていた。

 

そら「なんでゴットくんは世界を写してたんだろう?」

 

そらの疑問に対して答えたのは悲しそうな雰囲気を纏う紅蓮だった。

 

紅蓮「兄さんはみんなが思うより強い人じゃないからな」

 

紅蓮はそう言うと立ち上がってこよりからカメラを取り言う。

 

紅蓮「自分が誰かわからなくなってからワインダー越しでしか世界と向き合えなかったんだろうな」

 

みこ「でも!それでも撮り続けたのはやっぱり世界と……いやみんなと向き合いたかったからじゃないんだにぇ?」

 

みこの言葉に紅蓮がなんか言おうとすると遠い位置にオーロラカーテンが現れてそこから巨大な人影が現れる。

 

こより「あれは?」

 

紅蓮「仮面ライダー……J!」

 

こよりたちが見るJの足元ではARKディケイドがマシンマジェスティに乗ってJの攻撃から逃れて立体駐車場に入り込んでいた。

ARKディケイドはそのまま少しずつ上に上がりそら達はJの元でARKディケイドを見つけた。

ARKディケイドは立体駐車場の頂上に来るとJを見据えてミサイル砲を召喚しJを撃ち抜く。そこにアクルがくる。

 

ARKディケイド「でりゃああああああああああああああああ!」

 

Jが怯んだ隙にそのままARKディケイドはマシンマジェスティを小型ロボットに変えてロボットから放たれるミサイルが一気にJを撃破する。アクルは倒れ込むJに巻き込まれた。

 

4人「「「「アクル(君)(さん)!」」」」

 

それからJを撃破した後Jのカードを回収したゴットが歩いているとライドドルパーズが現れた。

 

ゴット(黒)「懲りない奴らだ」

 

ゴットがカードを構えると後ろからゴットを呼ぶ声が聞こえる。

 

?「パパ!」

 

ゴットがその言葉でなんとも微妙な顔となり現れた猫耳少女を見る。

 

ゴット(黒)「またお前か!退け!俺に娘はいない!」

 

ゴットがそう言うとその少女、極王星利は不敵に笑ってベルトをつけてライオトルーパーズに向かって走って行く。

 

星利「変身!」

 

《シャイニングライド!シャイン!》

 

その姿は現在のゴットとは相反する姿。仮面ライダーシャイン!シャインはすぐにライオトルーパーズを攻撃して速攻で撃破すると変身を解き星利はゴットに向かって胸を張る。

 

星利「ふふーん!やっぱりパパには私がいないとね!」

 

その言葉に対してゴットは何も言わず歩き出す。

その頃、別の場所ではそらたちがあくあとアクルが何やってたかを聞きながらアクルの傷を手当てをしていた。

 

こより「じゃあ、アクル君達は前からずっとゴット君を追って?」

 

あくあ「うん、でもその間にゴット君にライダーが次々と破壊された。もう残るライダーは少ないよ……」

 

ヴィヴィ「そんな…でも何か理由が…!」

 

アクル「いや、あいつはもう俺たちが知ってるゴットじゃない!悪魔をも超えた……魔神だ……」

 

空達の中にわずかでもあった希望を砕くことをアクルが言うとそらは納得ができないようにゴットのカメラを取り出す。

 

アクル「それ、ゴットの?」

 

その頃、ゴットの方ではずっと星利がゴットの後ろを歩いていた。そんなゴットについて行っている星利は線路の上に乗っていた。

 

星利「あーあ、危ない!」

 

そんな星利を見ているゴットは鬱陶しそうな顔で星利に聞く。

 

ゴット(黒)「お前、ライダーのくせしてなんで俺について来る?」

 

星利「娘だからじゃダメ?」

 

ゴット(黒)「付き合いきれないな」

 

そう言いながら歩くゴットの腕に線路から降りた星利が抱きつく。

 

星利「いいじゃん!私はパパの近くにいるだけで幸せだもん!」

 

星利がゴットに絡みながら歩いているとアクルの傷の手当てをしていたそら達に出会う。

 

4人「「「「ゴット(君)(さん)……」」」」

 

ゴット(黒)「そら、みこ、こより、ヴィヴィ」

 

ヴィヴィ「その人は?」

 

ゴット(黒)「お前らに関係ある?」

 

星利の存在を不思議に思ったヴィヴィがそう聞くとゴットはそういいながらそら達を突き放す。するとそらが前に出てゴットに聞く。

 

そら「ゴット君!どうしてライダーを倒すの!?」

 

ゴット(黒)「……俺はかつて運命によって自分は救世主だと決めつけられていた。でも今は自分で自分の好きなことを決められる!」

 

アクル「それがライダーを倒す事だと?」

 

ゴットの言葉を聞いてアクルが立ち上がるとゴットは言う。

 

ゴット(黒)「俺は全ての破壊神だ!俺はそれを受け入れた。それだけだ」

 

アクル「ふざけんな!」

 

そんな感じで話しているゴット達を紅蓮は見ていた。

ゴットは掴み掛かろうとした途中で先程の怪我の痛みでバランスを崩したアクルに言う。

 

ゴット(黒)「今だけは見逃してやるよ」

 

こより「こよ達は逃げないよ!」

 

こよりはそう言いながらゴットを撮るとゴットはこよりからカメラを奪い取って大きく振りかぶって投げる。

 

ゴット「カメラなんてもういらない。世界だろうとなんだろうとぶち当たる壁は正面から破壊する!」

 

ゴットがそう言うと星利はゴットを連れてこの場を去っていく。それを見ていたこの場の人たちの耳に声が届く。

 

紅蓮「なんかつまらないことになったな」

 

この場の人たちが顔を上げると紅蓮がいた。

 

紅蓮「まぁいい、俺が面白くしてやるよ、お前達はどっか安全な場所にいな」

 

紅蓮がそういうとアクルが強く反発する。

 

アクル「誰が逃げるか……悪魔をも超えた魔神を倒すためなら!俺は魔神にだってなってやる!」

 

紅蓮とアクルはしばし睨み合う。

それからアクルと離れたそらはゴットのカメラを探していた。そしてカメラを見つけたそらは呟く。

 

そら「私はどうしたら……何もできない……何もしてあげられない」

 

弱音を吐いた空の元に現れたのはベルトとカードを持ったこよりだった。

 

こより「そんな事ないですよ」

 

そら「こよちゃん」

 

こより「今のゴット君を止められるのは先輩だけです。誰よりもゴット君と一緒にいた」

 

こよりはそう言いながらそらにライドドライバーと何も描かれていないカードを差し出す。

その日の夜人目のつかないところでは再び大ショッカーが蘇っていた。

 

蜂女「偉大なる死神博士とゾル大佐に敬礼!」

 

「「「「「イーッ!」」」」」

 

死神博士「インフィニットディケイドのおかげでライダーも残りわずか。究極の生命体が完成するれば世界はショッカーのものだ」

 

ショッカーの笑い声が夜の街に不敵に響く。

復活したショッカーをゴットが破壊神として目覚めた時にもその様子を見ていたフードの子供が見ていた。

 

?「ああ、ショッカーが復活しちゃった……さてさてさーて、君たちはどうするかな?極王ゴットとその仲間達……」

 

次の日の昼

倒したライダー達のカードを見ているゴットに星利が不思議そうな顔をして聞く。

 

星利「ねぇ、なんでパパはライダーを倒す度にカードを見てるの?」

 

ゴット(黒)「戦いの後に残るのはカードだけ、せめて消したライダー達を覚えとかないとね」

 

星利「……なんか羨ましいな、私のことは誰も見てくれなかったな」

 

星利がそう言うとゴットが無言で立ち上がって星利に近づくと星利が焦ったように言う。

 

星利「つまらないこと言ってごめん、パパは私を見てくれるんだよね?」

 

そんなことをしてると後ろから現れた影にカードを奪われてゴットはカードを奪った人間に聞く。

 

ゴット(黒)「自分の師匠のモノマネでもしてるの?紅蓮」

 

ゴットがそう聞くとカードを奪った本人……極王紅蓮が困ったような顔で言う。

 

紅蓮「大樹さんは師匠じゃないっての、それにさ顰めっ面は似合ないぜ、楽しくやろーぜ、昔みたいにさ」

 

悲しそうな顔で紅蓮がそう言うと星利が走り出す。

 

星利「パパのカードを返して!」

 

そういいながら近づいてくる星利の手を避けながら紅蓮は聞く。

 

紅蓮「なんでお前が兄さんの娘を名乗ってるのかは知らないけど、お前さ、なんでここにいるんだ?」

 

星利「何訳のわからないことを!」

 

星利の攻撃を紅蓮が止めるとゴットが横からカードを奪う。

 

ゴット(黒)「いくぞ」

 

歩き出したゴットとその後ろをついていく星利に対して紅蓮は声を上げて言う。

 

紅蓮「兄さん!死人といて楽しいか!?」

 

その言葉に星利が反応する。

 

星利「死人?」

 

ゴット(黒)「黙れ!」

 

ゴットが声を荒げると紅蓮が星利に向かって話し出す。

 

紅蓮「お前は自分がわかってないよ、お前はショッカーが兄さんを模して作った改造人間。そして兄さんの力に体が耐えられず不良品とみなされて処分されもう死んでる」

 

星利「私が!?」

 

紅蓮の言葉に星利が動揺する中紅蓮はゴットをまっすぐ見つめて言う。

 

紅蓮「……兄さんだってもう気づいてるんだろ?」

 

ゴット(黒)「それがどうした!?こいつは昔の……前の世界でいじめられてた頃の俺に似てる。誰も近くにいてくれない。だから居場所が見つけられない」

 

ゴットの言葉を聞く星利はショッカーの基地で起きた絶望の過去のことを思い出す。

 

ゴット(黒)「その答えがわからないまま死んでしまった。それはただ死ぬよりもずっと苦しかったはず。だから死んでもなお居場所を探してる」

 

そこで星利は思い出す。失敗作として蜂女に殺されたことを……

 

紅蓮「それで兄さんが居場所になってやったと?」

 

星利「何それ……そんなバカな話があるの!?」

 

殺された記憶を思い出した星利は泣きながらゴットを見てどこかに走り出す。

 

ゴット(黒)「星利!」

 

星利を追おうとするゴットをブレイドと龍騎が攻撃する。星利と話すのを妨害されたゴットは忌々しく2人のライダーを睨む。

その頃、ショッカーでは死神博士が究極生命体を生み出していた。

 

究極生命体『パパ!ママ!早くここから出して」

 

蜂女「おお〜究極生命体が…!」

 

死神博士「我々はついに神を超える力を手に入れた」

 

一方のゴットは変身できぬままに龍騎とブレイドに襲われていた。ブレイドの刃がゴットを切り裂こうとすると同時にゴットの腕が禍々しいものに変わる。

 

《アークカメンライド!シンギュラリティ!壊せ!滅ぼせ!滅亡させろ!アークディケイド!》

 

ゴットはARKディケイドに変わると同時にブレイドを殴ってからブレイドと龍騎を圧倒する。ARKディケイドは龍騎の首を掴むとARKディケイドは近くのブレイドにファイナルフォームライドをして巨大な剣へと変える。

 

《ファイナルフォームライド!ブ・ブ・ブ・ブレイド!》

 

ARKディケイド「はあああ!」

 

そのままARKディケイドは剣へと変わったブレイドを振い龍騎を撃破する。そのまま龍騎を消し去りブレイドを捨てると禍々しいエネルギーを纏いなら飛ぶ。

 

《ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディケイド!》

 

ARKディケイド「でりゃああああああああ!」

 

そのままブレイドはARKディケイドに貫かれる。そしてARKディケイドが倒したブレイドと龍騎のカードを見ているとアクルが現れる。

 

アクル「俺が最後のライダーとなってしまったか……ゴット……俺がお前を倒す…!」

 

アクルはそう言うと腰にアークルを召喚してUクウガになる。

アクルがUクウガに変わるのを見ていたARKディケイドはゆっくりとUクウガを見ながら言う。

 

ARKディケイド「アルティメットだか知らないけど……俺はもう、究極を凌駕してる」

 

ARKディケイドがそう言うと2人の戦いが始まる。Uクウガは圧倒的な攻撃力でARKディケイドと互角以上に渡り合いARKディケイドを吹き飛ばして柵にもたれ掛からせる。Uクウガは動かなくなったARKディケイドに攻撃を仕掛けるがARKディケイドはその攻撃を避けて攻め込んできたままブレーキをかけきれなかったUクウガを下に落とし自身も降りて倒れ込んでいるUクウガを踏みつける。一定の時間踏みつけてからゆっくりと歩き出して立ち上がったUクウガを蹴飛ばすとUクウガが膝をつきながら言う。

 

Uクウガ「俺はこれ以上!誰かの涙を見たくない!みんなの笑顔を守るためなら……究極の闇にもなる」

 

ARKディケイド「な!?」

 

Uクウガは言葉と共にゴウラムに変わりARKディケイドを挟んで高く飛び上がる。

 

Uクウガ(ゴウラム)「ゴット、お前だけを逝かせない!俺も一緒に逝く!」

 

どこかに飛んでいく2人をそらが見ていた。

 

そら「アクル君!」

 

ARKディケイドは自身ごと倒そうとするUクウガ(ゴウラム)を無惨にも手に持つライドブッカーで切り裂いた。

 

Uクウガ(ゴウラム)「うわあああああああああ!」

 

ARKディケイドに切り裂かれたUクウガ(ゴラウム)はそのまま墜落してARKディケイドと共に落ちる。2人が落ちた場所にはBクウガのカードとARKディケイドがいた。Bクウガのカードを拾い上げているARKディケイドを見たそらが悲しそうに告げる。

 

そら「酷いよ……あんまりだ!」

 

ARKディケイドを見てそう言うそらに対してARKディケイドは立ち上がりながら聞く。

 

ARKディケイド「だったらなんだ?」

 

そら「私が、ゴット君を止めて見せる」

 

そらはそう言うとライドドライバーとなにも描かれていなかったカードを取り出す。そのカードはまるでそら達の気持ちにリンクしたように新しいライダーを描いているライダーカードに変わっていた。

 

そら「変身」

 

《カメンライド!ホロライブ!》

 

そしてそらは仲間とライダーの想いを束ねた戦士、仮面ライダーホロライブに変わった。ホロライブは静かにすいせいの金の斧を召喚する。そのホロライブを見据えるARKディケイドは構えながら言う。

 

ARKディケイド「やってみろ!」

 

ホロライブ「仮面ライダー……ホロライブ!」

 

ホロライブはそう言うと共に桜を纏わせた斧でARKディケイドを切り裂くそれに対してARKディケイドはカウンターパンチで反撃する。それを受けたホロライブはチャキ丸を召喚する。それに対抗するARKディケイドはライドブッカーを構える。

 

ARKディケイド「覚悟しろ」

 

ホロライブ「うわあああああああああ!」

 

ホロライブは雄叫びを上げチャキ丸をARKディケイドに突き出した。ARKディケイドは抵抗せず静かにそれを受けて倒れた。倒れたゴットの髪色は徐々に黒が消えて元に戻って行っていた。それを見るホロライブも変身を解いて倒れるゴットに近づいていく。

 

そら「なんで…かわしてくれなかったの?」

 

ゴット(黒「俺が……消しちった……ライダー達を……そら達が……覚え続けて……あげて……」

 

そら「覚える?」

 

そらがそう聞き返すとゴットはそらにライダーカードを差し出す。

 

ゴット「俺は……戦いでしか……ライダーと……向き合えなかった。……俺を……倒すのが……そらで……よかっ……た……よ……」

 

今にも意識が消えていきそうなゴットが力無くそう告げると焦った様子の紅蓮が現れる。

 

紅蓮「兄さん!死ぬな!」

 

ゴットは少しだけ笑顔になると静かに目を閉じて体は糸が切れたように動かなくなる。するとゴットの体からオーロラカーテンが現れそらと紅蓮は夜の街の中にいた。2人が周りを見ていると紅渡が現れた。

 

渡「ライダーの物語は時と共に消滅する運命でした。しかし、インフィニットディケイド戦うことで人々の記憶にとどまり再び物語を紡ぐことができました」

 

そら「物語を?」

 

そらがそう聞くと渡はオーロラカーテンをそらに見せる。様々な世界で消えていったライダー達が蘇っていた。

 

渡「創造は破壊からしか生まれなかった。そして破壊から生まれた仮面ライダーの物語は永遠となったのです」

 

そら「じゃあ、インフィニットディケイドの物語は?」

 

そらがそう聞くと渡は当たり前のように残酷なことを笑顔で伝える。

 

渡「インフィニットディケイドに物語はありません」

 

そら「そんなのって!」

 

そらが何か言うよりも早く2人はJを見た場所に戻ってきていてそらが近くに置いてあったアルバムを開くと消えたはずのカズマの写真が復活した。

 

紅蓮「ほかのライダーも蘇ったんだな、だが誰からも感謝されず兄さんが死んでハッピーエンド……綺麗なもんだ。でも…残酷すぎる…!」

 

そら「ゴット君はほかのライダーの人たちの写真ばっかりで自分の写真がない、せめて一枚だけでも……」

 

その時そらは星利とゴットが2人でいた時に出会った時のことを思い出す。

 

そら「あったよ!」

 

そらがそう言うと2人めがけての攻撃がくる。2人がそれから逃げていると大ショッカーが襲ってくる。

 

紅蓮「しつこいな大ショッカー!」

 

?「違う!」

 

紅蓮達が声の方向を見上げると蜂女が言う。

 

蜂女「我々は世界征服を狙う新たな秘密結社ハイパーショッカーなのだ!」

 

紅蓮はそう聞くなりすぐに攻撃を始める。

 

紅蓮「そらは行けよ、みんなで兄さんの写真見ようぜ?」

 

そら「……うん!」

 

そらはそう言うと走り出す。そして紅蓮は1人ショッカーと戦う。

紅蓮によってショッカーの包囲網を抜けたそらはそらを追ってきたショッカーの戦闘員によって追い詰められてしまうがそこにあくあとアクルがくる。

 

そら「アクル君!あくたん!」

 

アクル「ここは俺たちに任せて!」

 

あくあ「そらちゃんはゴット君の写真を!」

 

そらはそれから走ってゴットの写真が入ったカメラを手に取ると蜂女が襲いかかってくるが蜂女の攻撃からシャインとなった星利がそらを守る……

 

そら「あなたは……」

 

蜂女「この死に損ないが!」

 

シャインはそれから蜂女とのタイマンで毒を纏った一撃に貫かれるが逆に蜂女を掴む。

 

シャイン「はあああああああああ!」

 

蜂女「うわあああああああ!」

 

蜂女はシャインから喰らった攻撃に雄叫びをあげると逃げ始める。そらが助けてくれたシャインに近づくとシャインは少し距離を取ってから変身を解き体が消えていく中言う。

 

星利「パパだけがちゃんと私を見てくれた。私は死んじゃったけど居場所ができたよ」

 

星利は目に涙を貯めながらそう言い粒子となって消える。

 

そら「……居場所」

 

そう呟いたそらはそれからガレージに帰ってこよりにカメラを直してもらい写真を現像する。そこにアクルがくる。

 

アクル「フィルムは?」

 

そら「感光してたよ、でも……もう一度焼いてみる」

 

それからも現像はうまくいかなかったがそら達が外で立っていると人が集まってくる。紅蓮、水月、正義、ラプラス、いろは、かなた、トワ、ゲニウスそして残りのホロライブメンバー。みんなが集まったのを見てそらが言う。

 

そら「ゴット君を覚えてる人がいればゴット君の居場所ができるはずだよ」

 

そらがそう言うとアクルが言う。

 

アクル「俺は絶対にゴットを忘れない」

 

水月「忘れる訳ないだろ、あの人の事を」

 

そら「ゴット君はここにいる。……ここに」

 

そらはそう言いながら不完全な写真を掲げホロライブはそれを手に取ったり見たりする。みんなが真剣な目で写真を見ていると写真にゴットが写り何枚ものオーロラカーテンが現れた。そのオーロラカーテンには自殺しようとしている幼少期のゴットを優しく抱きしめてる幼少期のそら、冒険隊の隊長みたいに森を歩いてるみこと呆れた顔でみこの後ろを突いて歩っているゴット、地図を見て喋りあってるAZKiとゴットと紅蓮、故障したロボ子さんを治してるゴット、野菜を食べようとしないすいせいに野菜を食べさせようとしているゴット、勉強会をしている0期生inゴット&紅蓮などといったホロライブやアクル達との思い出が写った写真のようなオーロラカーテンが現れてそれが一枚ずつそら達が見る道に向かって飛んでいくとオーロラカーテンから少しずつ人影のようなものが現れていき最後に星利とゴットの写真が人影をすり抜けると元の髪色や目、雰囲気に戻ったゴットが世界を守り続ける救世主が仲間達の元に……この世界に戻ってきた。

 

4人「「「「ゴット(君)(さん)!」」」」

 

みんなはゴットに向かって走っていく。

 

ゴット「そら……みこ……こより……ヴィヴィ…アクル……紅蓮……水月……正義……ラプラス……いろは……かなた……トワ……ゲニウス」

 

ゴットがみんなの名前を呼ぶと紅蓮はゴットが渡した時よりも明らかに増えているカードを取り出す。

 

紅蓮「受け取れ」

 

ゴット「?……なんか多くない?」

 

紅蓮「カードは兄さんがライダーに認められると増える。今まで1号ライダーだけだったのがそれ以外のライダーや擬似ライダーも兄さんを認めてカードが増えたんだよ」

 

ゴット「……そうなんだ」

 

紅蓮の言葉を聞いて笑顔になったゴットがそう言うとこよりが前に出てカメラを取り出しながら頬を膨らませて怒ったように言う。

 

こより「これね!直すの本当に!苦労したんだから!」

 

こよりに怒られて困ったようにカメラを受け取ったゴットにそらが言う。

 

そら「これからも世界を写してね?」

 

その言葉にゴットはカメラをそらに見せながら太陽のような笑顔で言う。

 

ゴット「ああ!俺たちみんなで生きる、世界をね」

 

ゴットが仲間達と笑い合う中ショッカーでは……

 

蜂女「究極生命体よ、我に!神を超える力を!」

 

そう言う蜂女を究極生命体は吸収してそれを見ていたフードの子供が手をかざす。

 

?「どうせならこうしたら面白いよね」

 

フードの子供がやった行動で究極生命体から怪人が生まれる。

 

死神博士「最強最悪の怪人だ……」

 

それはネオ生命体ドラスだった…そしてショッカーの基地クライシス要塞が高く飛ぶ。

ショッカーの怪人達が溢れる場所にゴット達ライダーがやってくる。

 

ゴット「ショッカーになってまでディケイドの弟子である俺を終わらせられたいんですか?鳴滝さん……」

 

ゾル大佐「インフィニットディケイドに物語は必要ない!君たちの旅はここで終わりだ…!」

 

ゾル大佐がそう言うと横から紅蓮が言う。

 

紅蓮「終わる旅なんかないぜ?」

 

紅蓮がそう言うとゴットは周りの仲間達を見ながら言う。

 

ゴット「うん、俺はこれからも世界を繋ぎ、物語を繋ぐ。それこそが俺の旅……インフィニットディケイドの物語は、これからも……永遠に続く」

 

ゾル大佐「インフィニットディケイドー!お前は……お前はなんなんだ!?」

 

ゴット「全てを繋いで全てを紡ぐ、最強の救世主で仮面ライダーだ!覚えておけ!」

 

ゴットがそういうとみんなは同時にベルトを取り出す。

 

《インフィニット(レイジング)(ネオ)(カメン)ライド!》

 

《ゼイン!》

 

《プロニウス!》

 

一同「変身!」

 

《《ディケイド(レイジ)(エンド)!(ホロライブ!)(スプリング!)(サイエンス!)(デビル!)(エンジェル!)(ウィンド!)(ネオ!ダークネス!)》

 

《ゼインライズ!

JUSTICE! JUDGEMENT! JAIL! ZEIN!

"Salvation of humankind."》

 

《見極めろ!予言せよ!祝福せよ!仮面ライダープロニウス!》

 

10人のライダーが並び立つと共にプロニウスが喋る。

 

プロニウス「祝え!10のライダーが集い!我が救世主が真の救世主として!ハイパーショッカーを打ち滅ぼす瞬間を!」

 

みんなは少し呆然とした後フッと笑いショッカーとの戦闘を開始した。

デビルとエンジェルは力を合わせてデビルは槍でエンジェルは拳でショッカーを粉砕していく。ウィンドはネオダークネスと共に抜群のコンビネーションでショッカーを打ちのめしていく。プロニウスは圧倒的な戦闘技術とマフラーの変幻自在さでショッカーを圧倒する。

IFディエンドはディレイジと共にショッカーを切り裂いてブラストを放つ。

Bクウガは拳でゼインはゼインラウザーでショッカーを切り裂く。Bクウガは後ろから掴まれるも腕を動かして拘束を解く。ホロライブ、スプリング、サイエンスは抜群の連携と他のホロライブの子の力を使ってショッカーを圧倒する。IFディケイドは肉弾戦と敵から奪った武器でショッカーを撃破する。そのまま……

 

《ファイナルアタックライド!》

 

《パニッシュメント!》

 

ライダー達の必殺でショッカーは全滅する。

IFディケイド達は一つのところに集まるとドラスが落ちてきた。

 

エンジェル「何あれ!?」

 

落ちてきたドラスを指差してエンジェルが驚愕の声をあげるとIFディエンドが言う。

 

IFディエンド「邪悪な金属生命体ドラス、ネオ生命体が蘇った?」

 

IFディケイド達はいきなり現れたドラスに困惑しながらも戦闘を開始する。立ち向かってくるIFディケイド達をドラスは圧倒的な力で打ち破っていく。IFディケイド達が苦戦しているとオーロラカーテンからアスムとワタルが現れた。

 

IFディケイド「2人とも」

 

アスム「ゴットさんのおかげで全てのライダーが蘇りました!」

 

ワタル「それだけじゃありません!僕たちの仲間も全て蘇ったんです」

 

2人がそういうとドラスは部下を繰り出してくる。すると2人は同時に前に出ていう。

 

アスム「僕たちも一緒に……」

 

2人「「戦います!」」

 

2人はそういうと変身して向かってきたショッカーの怪人をアギトからガヴまでのライダーが倒した。

 

電王「俺たちもいるぜ!こちとら暴れたくてうずうずしてたんだ!」

 

電王がそういうとIFディケイドはみんなの力を合わせてドラスと戦闘を開始する。それでも押される状況にIFディケイドはカードを取り出す。

 

《アクアシャイニング!シャイニング!サバイブ!ブラスター!キング!アームド!ハイパー!超クライマックス!ドカバキエンペラー!コンプリート21!ゴールドエクストリーム!タジャドルエタニティー!フュージョン!インフィニティー!極!スペシャル!ムゲン!ムテキ!クローズビルド!オーマ!ゼロツー!オールマイティー!五十嵐!ギーツⅨ!アルティマスチームホッパー!ヘクセンハイム!ギャラクシア!コンプリート!デストロイ!ファイナルカメンレイジングデストロイインフィニットライド!ディケイド!……マジェスティ!……マスターオリジン!ワーイルド!シャイン!》

 

ゴットが星利の変身する仮面ライダーシャインの力を宿した新たな姿仮面ライダーIFディケイドマジェスティマスターオリジンワイルドシャイン(以降IFディケイドMMOWS)に変わると同時に他のライダー達もそれぞれ姿が変わって遠距離攻撃組はドラスを撃ち抜いて斬撃組はドラスを切り裂き打撃組はドラスを拳で吹き飛ばすドラスが吹き飛んだ先にはもうIFディケイドMMOWが飛んできていた。

 

《ファイナルアタックライド!ディ・ディ・ディ・ディケイド!》

 

IFディケイドMMOWS「はあああああああああああああ!」

 

そのまま一撃を喰らったドラスは大爆発してライダー達はIFディケイドMMOWSの後ろに並んでいる。ライダー達が勝利を喜んでいると究極生命体の声が聞こえる。

 

究極生命体「ふふ、楽しいね!もっと遊ぼうよ」

 

その声が聞こえると共にIFディケイドMMOWS達の元にゾウの怪物が落ちてきた。

 

IFディケイド「うわああ!」

 

IFディケイドに戻ったゴットを怪物が襲う!

 

THEEXTRASTORY

 

仮面ライダーディバイン ビギンズナイト

 

三人称

夜の風都の紅探偵事務所の中で世灼は口笛を吹きながら帽子をかぶっていた。その世灼にゆっくりと近づいた影が世灼から帽子を奪った。

 

世灼「あ!親父!何すんだよ」

 

世灼から帽子を取ったのはこの世界での彼の父紅創也だ。

 

創也「いつもいってるだろ世灼」

 

創也はそこまでいうと世灼が被っていた白の帽子を投げてハンガーラックにかけて言う。

 

創也「半熟のお前に帽子はまだ早い」

 

世灼「いいだろ?ちょっとぐらい真似したってさ」

 

創也「よかねぇさ、男の目元の冷たさと、優しさを隠すのがこいつの役目だ。お前にはどっちもねえだろ」

 

創也はそういうともう一つの帽子を投げて世灼に言う。

 

創也「俺が認めるまで被るな、嫌なら母さんのところに行け、わかったな?」

 

世灼「はーい、それよりさ!今日がなんの日か覚えてる?」

 

世灼が純粋な笑顔でそう聞くと創也はしばらくの間を開けた後に言う。

 

?「メリークリスマス!」

 

世灼「はぁ?」

 

?「こら!」

 

世灼「はあ?」

 

寝ている世灼に振り下ろされる一撃があった。

 

世灼「痛った!霊矢!?あれ、父さんは?」

 

霊矢「え?パパ?何寝ぼけてるのさ、パパが帰ってきた夢でも見たの?」

 

霊矢がそう言うと世灼は再び机に突っ伏す。

 

世灼「なんだ、夢か……」

 

机に突っ伏す世灼にサンタコスのおっさんことサンタさんが近づいてくる。

 

サンタさん「寝ぼけちゃダメだよ〜予約取るよ」

 

世灼「うわあ!?」

 

サンタさん「チキンは、腕と足とどっちがいい?」

 

世灼はそう聞かれると今度はウッチマンに腕を掴まれて2人の言い合いを聞かされる。

 

世灼「どっちだっていいよ!」

 

それから世灼はみんなとワイワイ遊んでいると依頼人が来る。

 

霊矢「ああ!お客さん!」

 

?「すみません!探偵事務所と間違えました!」

 

女の人が扉を閉めようとするとファイル以外のみんなが急いで止めに入る。

 

一同「ああ!探偵事務所です!」

 

?「やっぱりそうでしたか」

 

それから世灼に来た依頼は俳優である睦月明美からの人探しの依頼だった。

 

明美「でも普通の人じゃなくて姉なんです」

 

霊矢「え?でもお姉さんって階段事故で亡くなっちゃったんじゃ……」

 

それから聞いたのはその姉の幻覚が見えるとのことだった。

 

世灼「幽霊を探せと?」

 

明美「姉は遺体が見つかってないんです。死んだと思いたくないんです!」

 

そう言われた世灼は創也が死んだ時のことを思い出す。それを知らない明美は続ける。

 

明美「姉を探してください、お願いします!」

 

頭を下げる明美に霊矢は言う。

 

霊矢「パーティー、今日は無しだね?お兄ちゃん」

 

イレギュラーズ「「「「えええええー!?」」」」

 

クイーン「せっかく今日はファイル君と仲良くなれるチャンスだったのに〜!超ムカつくんですけど〜!」

 

そう怒るクイーンをエリザベスが止めているとファイルが動き出す。

 

ファイル「死者が生き返る!そんなことはありえないな、調べてみる必要がある」

 

世灼「この街は俺の庭だ。安心してて」

 

それから世灼はイレギュラーズの仲間達と共に睦月絵梨花に関する情報を調べる。それから世灼は得た情報を電話でファイルに話していた。

 

ファイル「死人帰り?」

 

世灼「ああ、死んだ人が遺族と会っていたって噂になってた」

 

ファイル「睦月明美の姉もそうだと?バカを言うな、当時の事故も検索したが生存率は0死者蘇生もあり得ない」

 

世灼「でもな、どうしても気になるんだ」

 

ファイル「君お得意の直感か」

 

世灼「死人帰りは縁のある場所で起こりやすいらしい、調べてくる」

 

そして世灼は睦月絵梨花の墓に来ていた。

 

神父「遺体はありませんがご遺族が作られた墓です」

 

霊矢「遺体がないならここから出るわけないよね」小声

 

神父「死人帰り、その噂知ってます」

 

神父は霊矢が世灼に話したコソコソ話が聞こえてたのか話し出す。

 

神父「非常に不愉快ですね、死とは人間にとって厳粛な絶対の瞬間なのです」

 

世灼「ですよね…失礼しました」

 

世灼はそう言うと霊矢を連れて外に出ようとすると霊矢に明美から電話がかかってきて依頼をとり止めたいと言われた。それにキレた霊矢を世灼が抑えようとしてると突然動きが止まる。霊矢が不思議に思い霊矢の視線の先を見ると睦月絵梨花がいた。

 

世灼「見つけた」

 

世灼は急いで絵梨花を追いかけるとその先に宙に浮かぶドルバントが現れた。

 

?「我が名はデス!死の世界の支配者。愛するものを失った人の悲しみを埋めてやることのできる唯一にして最高の救世主だ」

 

世灼「やっぱりドルバント絡みだったかいくぞファイル」

 

世灼がベルトをつけるとファイルの元にもベルトが現れる。

 

ファイル「ああ」

 

2人はディバインドライバーをつけてメモリカードを取り出す。

 

《フェニックス! ジョーカー!》

 

ファイルはフェニックスのカードを右側のスロットに入れて世灼はジョーカーのカードを左側のスロットに入れてベルトの上のボタンを押し込むと共にベルトがフェニックスの形になるように開く。

 

2人「「変身!」」

 

《思いを宿し蘇るジョーカー!フェニックスジョーカー…ディバイン!》

 

2人の思いが融合した燃え盛る切り札仮面ライダーディバインフェニックスジョーカー(以降ディバインFJ)はフェニックスの力で風を起こしてデスドルパントを落とす。

 

デス「仮面ライダーだったのか」

 

デスドルパントはそう言うとディバインFJを攻撃し出す。ディバインFJはそれを圧倒しながら左のカードを変える。

 

《ブラスター!》

 

《思いを宿し蘇る狙撃者!フェニックスブラスター…ディバイン!》

 

ディバインFJはディバインFBへと変わり風と炎が纏う弾丸をデスに浴びせるすると突然デスはディバインFBの前から消えた。

 

ディバインFB(世)「どこ行った?」

 

ディバインFB(ファ)「世灼!あれは……」

 

世灼はファイルの言葉で別のところを見ると白い服の世灼がよく知る人物。転生してから最もお世話になった人が目の先にいた。

 

ディバインFB(世)「そんな……そんなバカな!?」

 

霊矢「あれって……パパ?」

 

ディバインFB(世)「父さん!」

 

ディバインFB(ファ)「落ち着け!世灼!そんなことはあり得ない」

 

ディバインFB(世)「……そうだ、あり得ない」

 

息の荒くなった世灼がそう言うと彼らの前に現れた人物……紅創也はベルトとカードを取り出す。

 

《デッドリー!》

 

創也「変身」

 

《死を迎えろ!眠れ!街を泣かせるものに永遠の眠りを、デッドリー……》

 

紅創也は今彼らの目の前で仮面ライダーデッドリーとなった。そのことに世灼達は驚愕する。

そのディバインFBをデッドリーは攻撃する。

 

ディバインFB(世)「父さん!」

 

デッドリーはそのまま抵抗をしてこないディバインFBを圧倒する。

 

ディバインFB(世)「やめろ!やめてくれ!父さん!」

 

ディバインFBはやられているとファイルの意識がカードを取り出す。

 

《グウィバー!》

 

《変幻自在の狙撃者!グウィバーブラスター…ディバイン!》

 

ディバインFBはディバイングウィバーブラスター(以降ディバインGB)に変わり変幻自在の攻撃で対抗しているファイルを世灼は止める。

 

ディバインGB(世)「やめろファイル!」

 

ディバインGB(ファ)「冷静になれ世灼、この紅創也は偽物だ」

 

ディバインGB(世)「デッドリーになったんだぞ!本物だ!」

 

ディバインGB(ファ)「本物の筈がない……なぜなら彼は紅創也は……」

 

ディバインGB(世)「やめろ!言うなファイル!」

 

ディバインGB(ファ)「紅創也はもう死んだんだ!」

 

ファイルがそういうとその会話を聞いていた霊矢は絶望したように膝をつく一方でデッドリーは2人が話している時にためていたエネルギーを霊矢に向かって放つ。そのまま突っ込んでくるエネルギーに対して創也が死んだと言うことを聞いて信じられずに動けなくなっている霊矢を守ってディバインは攻撃を喰らい吹き飛ばされ変身が解けるとデッドリーは変身を解きながら世灼に近づいて言う。

 

創也「半熟には帽子は似合わねぇって言ったよな世灼、お前は進歩がない。辞めちまいな」

 

世灼はそのまま気絶する。

その日の夜陣矢と真蔵がやってきたが世灼は力無く外に出ようとしていた。

 

陣矢「メリークリスマス」

 

その言葉に対してシカトして出ようとする世灼を掴んで陣矢は聞く。

 

陣矢「シカトはねぇだろ世灼、どこに行くんだ?」

 

世灼「どこだっていいでしょう?俺はもう……今日限り探偵を辞める」

 

陣矢「え?」

 

世灼(仮面ライダーも……)

 

そう言いながら出て行った世灼を見て陣矢は複雑そうな顔を浮かべる中真蔵が言う。

 

真蔵「陣矢さん!やっぱりあいつはいい加減なやつなんですよ」

 

そんなことを言う真蔵を無視して陣矢は霊矢に言う。

 

陣矢「まぁ、そのなんだ、気にするこたねぇよ」

 

陣矢はそう言うと霊矢に資料を渡す。

 

陣矢「あいつはほら、ここしか帰るとこがねぇんだから……駆け出しの頃から」

 

陣矢はそう言うと外に出て行った。2人が出ていくとファイルが出てくる。

 

ファイル「陣矢刑事にも情報を頼んでいたようだね、世灼は……」

 

ファイルがそう言いながら資料を取ろうとするとそれよりも先に霊矢がその資料を手に取って言う。

 

霊矢「調査再開!」

 

ファイナル「だが、紅創也のことが……」

 

霊矢「ストップ!言わなくていいよファイル君、聞く時はあのバカ兄の口から直接聞くから」

 

その一方の春先家では宴会のようなことをしていた。そこで春先家の家長春先龍豪が話す。

 

龍豪「風都を震撼させる死者蘇生の噂か!はっはっはっ!私がプレゼントしたカードのせいでふっふっ!面白いことになってるな?」

 

そう話す龍豪に菜子と和歌里が話しかける。

 

菜子「今度様子を見に行ってこようと思っておりますわ」

 

和歌里「私も行こうかな、興味ありますはそのカード」

 

その中で霧彦が考える。

 

霧彦(そういえば最近妙なところでお義父さんを見たな)

 

最近龍豪はよく死神博士と屋台で飲んでいるのだ。そのままクリスマスパーティーは続く。

次の日の朝

世灼は壊れたビルのある島に向かってそこに花を手向けに来ていた。

世灼がそこに花を置くと後ろから声が聞こえる。

 

?「墓参りのつもりかい?紅創也の……」

 

世灼が後ろを見るとファイルがいた。

 

世灼「お前……どうして?」

 

ファイル「死体も見つかってないのに気休めだな、ハーフボイルドな君らしい」

 

世灼「んだと?」

 

世灼がファイルの胸ぐらを掴むとファイルは懐かしむように言う。

 

ファイル「ここで初めて会った時もこうやって胸ぐらを掴まれたっけ?」

 

ファイルがそう言うと静かに世灼はファイルから手を離して言う。

 

世灼「そうだったな……」

 

ファイル「思い出したまえよ世灼、僕たちが初めて仮面ライダーになった時のことをあの始まりの夜……ビギンズナイトにあったことを……」

 

世灼「そうだ。俺がちゃんと言うことを聞いていたら。あの日……父さんは死んでなかった」

 

そして世灼は思い出す。それは世灼がたまたま創也の仕事についてきたことが始まりだった……

回想 ビギンズナイト

 

世灼「運命の子?」

 

創也「ああ、地球の全部を背負い込んじまった少年だ。敵はこの島で彼の力を引き出し悪事に利用している。彼を救い出したい、それが俺の依頼人の依頼だ」

 

世灼「親父!俺も力になるよ」

 

創也「半人前の力だってことを忘れんなよ?いいか世灼俺の命令は必ず守れ」

 

世灼「ちぇ、こんなところでもいつもの説教かよ」

 

文句を垂れて動こうとする世灼を止めて創也は言う。

 

創也「こんなところだからだ」

 

世灼「わかったよ…わかりましたよ。約束する」

 

その言葉で創也が歩き出そうとする共に敵に見つかる。そこで世灼がドルパントを見つけて恐れていると創也がアタッシュケースを持って言う。

 

創也「世灼早速命令だ。これを持ってじっとしていろ、この場を一歩も動くなよ」

 

創也はそう言うと世灼の返事を待たずして動き出す。表に出た創也は1人で敵の戦力を圧倒していく。創也が敵を倒すと敵達はメモリーカードを使って怪物となりタブードルパントが出てきて言う。

 

タブー「コソ泥にしてはやるわね、好みのタイプの男よ、でも残念ね」

 

そう言われた創也は帽子を深く被りながら言う。

 

創也「打っていいのは打たれる覚悟があるやつだけだぜ、レディ」

 

タブー「!?」

 

創也「メモリーカードを仕事に使わないのが俺のポリシーだったんだが、やむを得ん」

 

創也はそう言うとディバインドライバーロストをつける。

 

タブー「ロストドライバー!?どうしてお前が!」

 

《デッドリー!》

 

創也「変身」

 

《死を迎えろ!眠れ!街を泣かせるものに永遠の眠りを、デッドリー……》

 

創也はデッドリーに変わると共にドルパント達を指差して言う。

 

デッドリー「さぁ、贖罪の時間だ。お前達の罪を……数えろ」

 

デッドリーがそう言うと戦闘が始まる。デッドリーは圧倒的な力で戦闘員を圧倒するがタブーにはやや押される。

その戦闘の中で世灼は運命の子のような子を見つけ動こうとするが創也に言われた言葉を思い出す。でも世灼はそれよりも父親に認められる可能性を考えて運命の子を追う。

 

世灼「お前が運命の子か?」

 

ファイル「誰だい?ここの人間じゃないねぇ、組織に選ばれる知能があるようには見えない」

 

世灼「んだと!?年上に向かってなんて口を!」

 

世灼はそう言いながらファイルを追うと何かのデータベースの部屋で世灼はそこで見つける。

 

世灼「メモリーカード?お前が……お前が作ったのか!?」

 

世灼がそう聞きながらファイルに近づくとファイルは世灼からアタッシュケースを奪って開ける。その中にはディバインドライバーと6つのメモリーカードが入っていた。

 

ファイル「これはすごい!誰が考案したんだい!?このドライバーの使用者は僕と一体化できる。同時に2枚のカードが使われ僕の記憶を持つ究極の超人が生まれる」

 

世灼はそう言って笑うファイルの胸ぐらを掴む。

 

世灼「何がおかしい?悪魔野郎。お前らが作ったカードのせいでこの街がどれだけ傷ついてるのかわかってるのか!?」

 

ファイル「拳銃を作っている工場の人間は犯罪者か?」

 

世灼はその問いに答えられないとファイルは言う。

 

ファイル「違うだろ?使って悪事を働いている人間が悪い。僕はただより効果の強いカードが見たいだけなんだ」

 

世灼「黙れ!」

 

世灼がそう言いながらファイルを吹き飛ばすとファイルは謎の装置に入って消えた。

 

ファイル(ガイアタワーに転送されたのか)

 

それから世灼は事情を話すと創也に殴られる。

 

創也「馬鹿野郎!なんで言われた通りにしなかった?あの子を抑えていたら今頃」

 

世灼『俺のせいだ。俺が約束を破ったせいで父さんは……凶弾に倒れた』

 

それからなんとかファイルを助け逃げようとする2人を後ろから凶弾が襲いそれを創也が受けて倒れた。

 

世灼「父さん!…父さん!」

 

世灼が倒れた創也に近づくと創也は白色の帽子を世灼に被らせながら言う。

 

創也「世灼……この依頼……お前が引き継いでくれ……あの子を……あの子を頼んだぜ……」

 

世灼「よしてくれ……俺に帽子は早い……まだ早いよ!」

 

創也「似合う男になれ……」

 

創也はそう言うと世灼に微笑んで糸が切れたように倒れた。

 

世灼「父さあああああああん!」

 

世灼『俺とファイルはそこで……』

 

2人がドルパントからの攻撃から逃げた先でファイルはアタッシュケースの中身を世灼に向ける。

 

ファイル「悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」

 

世灼は紫のJと書かれたメモリーカードを持って叫ぶ。

 

世灼「うおおおおおおおおおお!」

 

世灼『初めて変身した』

 

ディバインFJが誕生してからすぐビルが爆発する。

爆発によってできた穴にディバインFJと創也の死体が落ちる。

 

ディバインFJ(世)「なんだこれ……俺どうなっちまったんだ?」

 

ディバインFJ(ファ)「まだ勝手がわからないようだね」

 

それから2人は爆炎に飲まれ下の階に落ちるとディバインFJの近くにバジリクスメモリーカードが近づいてくる。

 

ディバインFJ(ファ)「なるほど」

 

ディバインFJはそう言うと変身を解く。

 

世灼「え?俺、どうなってんだ?」

 

ファイル「変わろう、2人でここを脱出する」

 

ファイルはそう言うとバジリクスを腕に乗せてカードの形に変える。

 

《バジリクス!》

 

ファイル「変身!」

 

《毒牙で切り裂くジョーカー!バジリスクジョーカー…ディバイン!》

 

2人はファイルを土台としたライダーディバインバジリクスジョーカー(以降ディバインBJ)に変わる。ディバインBJは雄叫びをあげると迫るマスカレイドドルパント達を圧倒する。そして腕に牙をつける。

 

《アームポイズンファング!》

 

その音と共に牙のようなクローがディバインUJの手につく。ディバインBJはそれで敵を切り裂きながらベルトのレバーを2回押す。それを見ているタブードルパントは呟く。

 

タブー「何?あの力は……」

 

《ジョルダーポイズンファング!》

 

その音と共に今度はディバインBJの方にクローがついてそれをディバインBJは投げる。タブーがそれを受けて怯む隙にディバインBJは世灼の体を持って外に逃げる。

回想終了

 

世灼「こうやって俺はお前とディバインになった。あの日の罪を償いたい一心で……ここまで戦ってきた……」

 

世灼がそう言うとファイルは言う。

 

ファイル「まだ、君の知らないビギンズナイトが一つだけある」

 

世灼が驚いてファイルを見るとファイルは話し出す。あの日の夜創也と話したことを……

回想 ビギンズナイト

 

創也はアクセスした星の本棚の中でファイルに聞く。

 

創也「お前は今まで一つでも自分で決めて何かをしたことがあるか?」

 

ファイルが首を横に振ると創也は言う。

 

創也「じゃあ今日が最初か、自分自身の決断でこの暗闇の牢獄を出ろ!そして自由になってからお前の罪を数えろ」

 

創也がそう言うとファイルは立ちながら聞く。

 

ファイル「僕の……罪?」

 

創也「お前さんの名前は?」

 

ファイルは名前を覚えておらず創也がファイルを見ると首を横に振るう。それを見た創也は少し考えてから言う。

 

創也「じゃあこう呼ぼう、ファイル」

 

ファイル「ファイル?」

 

創也「ああ、お前は自分の決断で全てを解決しろ」

 

ファイル「決断……」

 

それから倒れる創也と泣き叫ぶ世灼を見たファイルは呟く。

 

ファイル「僕の……罪……」

 

回想終了

 

ファイル「君の罪は勝手な決断をしたこと、僕の罪は決断せずに生きてきたことだ」

 

世灼「ファイル……」

 

ファイル「僕たちには一つになって2人の罪を償い続ける義務があるんだ。だからディバインになったんだろ?」

 

世灼「お前……俺にそれを思い出させるためにここに?」

 

ファイル「君がいなければ続けられない。あの日と同じことを再び聞くよ、世灼」

 

ファイルはそう言うと世灼に帽子を近づける。

 

ファイル「これからも……悪魔と相乗りする勇気あるかな?」

 

そういったファイルから帽子を受け取った世灼は調査を再開しファイルは地球の本棚に接続する。

 

世灼「ファイル、犯人の検索だ。探す項目は犯人の職。キーワードは神父、蘇生そして睦月絵梨花だ」

 

ファイル「そこまではすでに一度検索を終えてる。だが……これ以上本が減らないんだ」

 

それを聞いた世灼は資料を開きながら言う。

 

世灼「情報屋とか警察の同じような事件の情報に何がキーワードが潜んでないかな」

 

世灼は資料を見てキーワードに気づく。

 

世灼「クリスマスイブの五日前……ファイル。追加だ。キーワードは19日」

 

ファイルがその言葉を加えて検索すると一冊の本が出てくる。

 

ファイル「絞れた!神父という本だ。ある神父が開いている闇と静寂の会という著名人の親睦会引っかかった。毎月19日に開かれている」

 

世灼「神父……あいつか……よしいこう相棒!」

 

世灼は墓で出会った神父を思い出すと共にファイルと走り出す。その道中で霊矢から電話が来る。

 

霊矢「見つけたよ!お墓の神父さん!」

 

霊矢は見つけた神父が睦月明美と一緒にいるのを見つけてついていく。

明美は神父の屋敷を見ているとついてきていた霊矢に気づく。

 

明美「霊矢さん!?」

 

霊矢「明美さんなんで連絡くれなかったんですか?逃げましょう。あいつはドルパントなんですから」

 

明美「いいんです。あの人が普通じゃないのは知ってます。それでもお姉ちゃんと一緒に暮らしたいんだです」

 

それを聞いた霊矢は悲しそうに強く言う。

 

霊矢「死んだ人は……もう帰ってこないよ!」

 

霊矢がそう言うと神父が現れる。

 

神父「知ったな?私の正体を」

 

それから2人は赤カーペットの部屋に連れていく。

 

神父「ここは私が設立した闇と静寂の会のパーティー会場。風都の名だたる人物がここに眠り続けている。みんな…死んだ愛するものとの再会を望んでやまない方ばっかりだった」

 

神父はそう言うと逃げようとしていた明美を止めて抵抗する霊矢を棺桶に押し込んだ。

 

明美「霊矢さん!」

 

神父「彼らはもう風都には存在しない!ここで眠り続けるのだ……死んだ最愛のものとの思い出に浸りながら……」

 

明美「そんな!どうしてそんなことを……」

 

神父「お前も永遠に眠り!姉の夢を見続けろ…!」

 

神父がそう言うと世灼達の持つガジェットが神父を攻撃して世灼達が現れる。

 

世灼「そこまでだ」

 

世灼が現れると霊矢も棺桶から出てくる。

 

霊矢「お兄ちゃん!ファイル君!」

 

神父「貴様ああ!」

 

神父が睨む中で世灼は神父を指差して言う。

 

世灼「闇と静寂の会会長。ロベルト四島……いやデスドルパント」

 

四島「おのれ……ならば生と死を司る私の力見せてくれる」

 

四島はそう言うとデスドルパントに姿を変えて創也を甦らせる。

 

創也「今度は加減しねぇぜ、世灼」

 

霊矢「パパ……」

 

世灼「父さん……」

 

創也を見据える世灼にデスドルパントは言う。

 

デス『この男はお前が決して逆らえない相手のはず。どうする?』

 

その間に創也はカードを取り出す。

 

創也「変身」

 

《死を迎えろ!眠れ!街を泣かせるものに永遠の眠りを、デッドリー……》

 

デッドリーはゆっくり世灼に近づく。

 

デッドリー「世灼、お前はここにいる資格がない」

 

世灼「父さん!この子は……俺の依頼人だ」

 

デッドリー「それがどうした?また俺の言うことに背くのか?また俺を殺す気か?」

 

デッドリーの言葉に対してなにも言わなくなる世灼に霊矢が言う。

 

霊矢「お兄ちゃん!聞いちゃダメ!」

 

デッドリー「退け!世灼!」

 

世灼の頭の中では創也との思い出が蘇る。そして世灼は思いっきり拳を振り上げる。

 

世灼「うおおおおおお!」

 

世灼は雄叫びをあげると共に振り上げた拳でデッドリーを殴って言う。

 

世灼「俺は依頼人のために戦う。命懸けで……父さんの教えを守る……それを邪魔するのが父さん自身なら……それとも戦う……本物は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の胸の中で生きてる父さんだけだ!」

 

そう言い切った世灼にデスドルパントが動揺する。

 

デス「バカな!?お前は一体…!?」

 

世灼「俺は……いや俺達は!」

 

世灼はファイルを見ながら告げる。

 

世灼「紅創也の忘形見!2人で1人の探偵で……仮面ライダーだ!」

 

《ジョーカー!》

 

世灼「いくぜ!ファイル」

 

ファイル「ああ」

 

《フェニックス!》

 

2人は横に並んで世灼は右にファイルは左にメモリーカードを移動させて同時に言う。

 

2人「「変身!」」

 

そのままカードをベルトに入れてスイッチを押しベルトがフェニックスの形になる。

 

《思いを宿し蘇るジョーカー!フェニックスジョーカー…ディバイン!》

 

2人はディバインFJに変身すると共にデッドリーと戦闘を開始する。その時闇と静寂の会に近づいている人影があった。

 

《タブー》

 

《ナスカ》

 

《クレイドール》

 

ディバインFJはデッドリーを圧倒していた。近接戦で圧倒しているとデッドリーが言う。

 

デッドリー「世灼、俺がどうなってもいいのか?」

 

《ケルベロス!》

 

《全てを砕く三頭のジョーカー!ケルベロスジョーカー…ディバイン!》

 

ディバインFJはディバインケルベロスジョーカー(以降ディバインKJ)に変わってデッドリーを殴り飛ばすとデッドリーは四島に戻る。そして四島は再び怪物に変わると四島から幻影が出る。

 

ディバインKJ(世)「何?」

 

ディバインKJ(ファ)「そうか!わかったよ世灼、こいつのメモリはデスじゃない。DはダミーのDだ」

 

《全てを砕く三頭の狙撃者!ケルベロスブラスター…ディバイン!》

 

ディバインKJはディバインKBへと変わりデスを撃ち抜くとデスの姿がなんとも言えないしょぼい姿に変わる。

 

ディバインKB(世)「え…ええ……」

 

霊矢「あれが正体!?うーわショボ……」

 

ダミー「私はあらゆる才能の持ち主になれる。愛するものを餌に誘き寄せたこの街の要人達になりすまし幾つものゴージャスな人生を満喫するのがこの私のパン!いって!?」

 

ダミーが自分語りをしているといつのまにかファイルの体を置いていた霊矢がスリッパで綺麗な一撃を与えていた。

 

霊矢「なんてクズ野郎なの……2人とも!やって!」

 

ディバインKB(世)「当たり前だろ?贖罪の時間だ」

 

ディバインKB「「さぁ!お前の罪を…数えろ!」」

 

ディバインKBの弾丸をダミーが受けるとディバインKBに向けて光弾が飛んでくる。

 

ダミー「あなた方は!?」

 

クレイドール「あなたの能力、なかなか使えそうだし特別に助けてあげるわ!」

 

ナスカ「感謝したまえ」

 

タブー「決着をつけてあげるわよ仮面ライダー」

 

《ロッド!》

 

《全てを砕く三頭ロッド!ケルベロスロッド…ディバイン!》

 

ディバインは襲いかかってくる三体の怪人にディバインKRに変わり抵抗する。ディバインKRがなんとか互角にやっているとダミーが逃げ出す。

 

ディバインKR(世)「逃すか!」

 

ディバインKRはそう言いながらディバインロッドにカードを入れる。

 

《ロッドファイナルスマッシュ!》

 

ディバインKR「「ロッドケルベロスブレイク!」」

 

ディバインKRはその攻撃で周りを吹き飛ばすとダミーは外の道路に吹き飛ぶ。

 

ディバインKR(ファ)「しぶとい奴だ、カードブレイクできなかった」

 

ディバインKRが走り出すとダミーは近くのトラックのタイヤに変わって逃げ出す。

 

クレイドール「あの恩知らず!逃げ出したわ!」

 

ディバインKR(世)「逃がさねぞ!地の果てまでも追ってやる!」

 

ディバインKRはそう言いながら倉庫に置いてある乗り物ディバンキャリーを呼び出してその中に入ってる専用バイクディバンホイルダーに乗ってディバインFJに変わってダミーを追いかける。

 

THEEXTRASTORY

三人称

IFディケイドは襲いくるクライシス要塞とゾウの怪物からマシンマジェスティに乗って逃げている。

ディバインはディバンホイルダーとディバンキャリーを使ってダミードルパントを追いかけている。

逃げるIFディケイドに究極生命体が聞く。

 

究極生命体「お兄ちゃんいい加減諦めたら?」

 

ダミー「いい加減諦めろー!」

 

ディバインFJ(世)「諦めるか!」

 

IFディケイド「諦めるか!俺が……自分と向き合ったもののことを忘れない限り!」

 

ディバインFJ(世)「その思い出を汚すものを…俺は許さない!」

 

ダミー「なんなんだよお前は…」

 

究極生命体「なんなのお兄ちゃん……」

 

IFディケイド「覚えておけ!俺は……」

 

ディバインFJ(世)「俺たちは……」

 

ディバインFJ(ファ)「僕達は……」

 

ディバインFJ「「2人で1人の!」」

 

IFディケイド「最強の救世主で!」

 

IFディケイド・ディバインFJ「「「仮面ライダーだ!」」」

 

劇場版仮面ライダーインフィニットディケイドVS仮面ライダーディバイン Movie大戦インフィニティ

 

2人がそう言ったときディバインFJは隣でIFディケイドを追っているクライシス要塞がいることに気づく。

 

ディバインFJ(世)「なんだよあれ!」

 

世灼がそう言うとクライシス要塞はディバインを見る。

 

究極生命体「君も僕と遊びたいのかい?いいよ遊んであげるよ」

 

究極生命体はそう言うとクライシス要塞はディバインFJも攻撃し始めるディバインFJは攻撃を交わしているとIFディケイドと交差する。そして2人はクライシス要塞から放たれる火炎弾を避けて止まる。

 

IFディケイド「えっと……誰?」

 

ディバインFJ(世)「その声……ゴットか?」

 

ディバインFJからなった世灼の声を聞いたIFディケイドは驚いたような動きをする。

 

IFディケイド「え!?もしかして……世灼!?なんで生きてんの!?」

 

ディバインFJ(世)「ゴット、その言い方は語弊があると言っておくぞ、それと話したいことはいろいろあるがとりあえず後だよな?」

 

IFディケイド「だね、力を貸して」

 

ディバインFJ(世)「ああ、いいよな?ファイル」

 

2人がそう話していると攻撃がくる。

攻撃が飛んできた方向にはゾウの怪物の上になったダミードルパントがいた。

 

ダミー「素晴らしい、ここは天国か?私が好き勝手するには最高の世界だ」

 

IFディケイド「世灼、それと世灼の仲間さん?力を貸して!」

 

ディバインFJ(世)「ああ、いくぜファイル」

 

ディバインFJ(ファ)「ああ、力を貸そう」

 

ディバインFJがそう言うとゾウの怪物がIFディケイド達を襲おうとしてそれを突然現れたオーロラカーテンが妨害してそこからどこかに吹き飛ばされたライダー達が帰ってくる。

 

究極生命体「邪魔しないでよ」

 

究極生命体がそう言うとIFディケイド達は攻撃に飲まれるがIFディケイドはすぐさまカードを取り出す。

 

Bクウガ「皆さん!いきましょう!」

 

《ファイナルフォームライド!オール!ラ・ラ・ラ・ライダー!》

 

そして他のライダー達は飛べる形態となってクライシス要塞と戦闘を開始する。IFディケイドはディバインGRと協力してゾウの怪物と戦っているとディバインGRはディバンタビュラーに乗る。

 

ディバインGR(世)「乗れ!ゴット!」

 

IFディケイド「はああ!」

 

IFディケイドはディバンタビュラーに乗るとそのままゾウの怪物に乗るダミーを落として逃げ出すダミーをIFディケイドが追いかける。ディバインGRはそのままゾウの操縦部分の上に向かう。

 

ディバインGR(ファ)「こいつをもらおう」

 

ディバインGR(世)「いいな、いただきだ!」

 

ディバインGRはそういいながらゾウの操縦席に乗りケルベロスのカードを取り出す。

 

《ケルベロスロッド…ディバイン!》

 

ディバインがディバンタビュラーでゾウに乗るとケルベロスに変わってクライシス要塞と戦闘を開始する。ディバイン達は力を振り絞ってクライシス要塞を撃破する。

 

《ケルベロスファイナルスマッシュ!》

 

ディバインKR(世)「自分たちの武器で潰れな」

 

死神博士はそのままクライシス要塞の爆破に巻き込まれて死んだ。究極生命体はクライシス要塞の爆破から抜け出してIFディケイドと戦うダミーを乗っ取る。

 

ダミー(支配)「よくも僕の遊びを邪魔したな……お前ら許さないぞ」

 

ダミー(支配)はそう言うとIFディケイドとディバインKRの2人をとてつもない力で圧倒する。ディバインKRはディバインFJとなり抵抗するがそれでも圧倒的な力で圧倒される。ダミー(支配)はそのまま光弾を放って2人を吹き飛ばす。

 

IFディケイド・ディバインFJ「「「うわあああああああああああああああ!」」」

 

IFディケイドとディバインFJが吹き飛ぶとディバインFJが言う。

 

ディバインFJ(世)「あの野郎、むちゃくちゃ強えぞ!」

 

ディバインFJ(ファ)「極王ゴット、何か手立てはあるかな?」

 

IFディケイド「あるよ……」

 

IFディケイドはそう言うと一度深呼吸をしてから真っ直ぐにディバインFJを見つめて言う。

 

IFディケイド「世灼、あとえっと……」

 

ディバインFJ(世)「あっ、まだちゃんと教えてなかったな、俺と一緒に戦ってるのは俺の相棒、ファイルだ」

 

IFディケイド「あ、ありがと……それで……ファイル……さん?」

 

ディバインFJ(世)(忘れてた…!?そう言えばこいつ人見知りだった…!?というかここで発動すんな!)

 

世灼が動揺している中世灼の考えが伝わっているファイルがゴットに言う。

 

ディバインFJ(ファ)「呼び捨てで構わないよゴット、君は世灼の親友なんだろう?なら僕のことはファイルと呼んでくれ」

 

ディバインFJ(世)「というかゴット!今人見知り発動すんな!俺たちは2人で1人だからファイルとは俺と接する感じで話せばいいんだよ!」

 

IFディケイド「ひゃい!あの世灼!ファイル!俺に力を貸して!」

 

ディバインFJ「「わかった」」

 

ディバインFJ(世)「それでどうすればいい?」

 

IFディケイド「俺を……信じて!」

 

IFディケイドが真剣な声でそういうとディバインFJは少し驚いたような動きをしてから言う。

 

ディバインFJ(世)「信じろ?お前、俺たちは最初からお前を信じてるぜ。なぁファイル?」

 

ディバインFJ(ファ)「そうだよゴット、僕たちは君を信じてる」

 

ディバインFJがそう言うとIFディケイドのライドブッカーから3枚のカードが2人の元に飛んでくる。

 

ディバインFJ(世)「なんだこれ?」

 

ディバインFJがカードを不思議に思っているとカードはまるで意思があるかのようにIFディケイドに体当たりをしてそれを受けてるゴットが少し笑ってから言う。

 

IFディケイド「……ふふっ、そうだった……ごめんねみんな」

 

ディバインFJ(ファ)「いきなりどうしたんだい?ゴット」

 

IFディケイド「いや、ただ世灼、ファイル、さっきの言葉を撤回するよ」

 

ディバインFJ「「?」」

 

IFディケイドの言葉にディバインFJが疑問を浮かべるとIFディケイドはマスクの下で輝くような……並の男が見れば見た目が幼女であっても惚れてしまうような輝く笑顔で言った。

 

IFディケイド「俺だけじゃなく……そらやみこやこよりやみんな……世灼のファイル達の前の仲間を信じて♪」

 

IFディケイドがそう言うとファイルが不思議そうな声を出す。

 

ディバインFJ(ファ)「僕たちの前の仲間?」

 

ディバインFJ(世)「なるほどな……ああ、信じるよ、お前も信じてくれるよな?俺の前世の仲間を」

 

ディバインFJ(ファ)「前世……興味深い!あとでじっくり聞かせてもらうよ!あと信じるに関しては構わない、僕は君達を信じてるからね、世灼、ゴット」

 

IFディケイド「ありがとう……行こう!世灼!ファイル!……それと俺達に力を貸して……みんな!」

 

IFディケイドがそう言うとディバインFJの元に行ったカードが光り出す。

 

《ホロライブ!メモリー!》

 

光ったカードからなった音を聞いた2人のライダーは立ち上がるとダミー(支配)を見据えてベルトにカードを入れる。

 

《ファイナルカメンレイジングディバインインフィニットライド!》

 

ディバインFJとIFディケイドがベルトにカードを入れると2人の体から凄まじいエネルギーが迸り2人……いや3人は同時に言う。

 

IFディケイド・ディバインFJ「「「変身!」」」

 

《無限の思いで走り続けるアイドル達……ホロライブメモリー!ディバイン!インフィニティ!》

 

《ディケイド!マジェスティ!フェニックス!ジョーカー!フォーエバー!》

 

光輝を纏って現れた新たな英雄の名は仮面ライダーディバインインフィニティホロライブメモリー(以降ディバインIFHM)、仮面ライダーインフィニットディケイドマジェスティフォーエバーフェニックスジョーカー(以降IFディケイドMFOFJ)その姿の輝きにダミー(支配)が怯んだ。ダミー(支配)はその時芽生えた恐怖を否定しようと名一杯の力を込めて叫ぶ。

 

ダミー(支配)「お前達はなんなんだ!?」

 

ディバインIFHM(世)「さっき言ったのをもう忘れたのか?」

 

IFディケイドMFOFJ「しょうがないから最後に一度だけ教えてやろうか世灼、ファイル」

 

ディバインIFHM(ファ)「いいね、じゃ最後にもう一度だけ教えてあげよう、僕たちは……」

 

ディバインIFHM「「2人で1人の……」」

 

IFディケイドMFOFJ「最強の救世主で……絆を結ぶ……」

 

IFディケイドMFOFJ・ディバインIFHM「「「仮面ライダーだ!」」」

 

IFディケイドMFOFJとディバインIFHMはそう言うと高く飛び上がる。

 

《ホロライブ!ファイナルスマッシュ!》

 

《ファイナルアタックフォームカメンレイジングディバインインフィニットライド!》

 

ディバインIFHM「「ディバイン!インフィニティダブルスマッシュ!」」

 

IFディケイドMFOFJ(せっかくなら俺もやろうっと名前はえーと……)「マジェスティジョーカーフェニックス!ファイナルアタック!」

 

ディバインIFHMとIFディケイドMFOFJが必殺名を叫び上空から蹴りを繰り出すと2人の体が青く燃え上がるフェニックスの幻影に包まれる。

 

ディバインIFHM・IFディケイドMFOFJ「「「はあああああああああああああああああ!」」」

 

ダミー(支配)「グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

 

ダミー(支配)を貫いたディバインIFHMとIFディケイドMFOFJにそのまま地面に着地する。

それからディバインIFHMとIFディケイドMFOFJは変身を解いて世灼とゴットの姿へと戻り2人は向き合っていた。

世灼に再開することを夢にも思っていなかったゴットは申し訳なさそうな顔で世灼に向かって言葉を発しようとする。

 

ゴット「世灼……俺……」

 

世灼「いいんだ」

 

申し訳なさそうな顔のゴットが何かを伝えようとする前に世灼が返す。ゴットが世灼からの言葉に驚いていると少ししてゴットは強い言葉で言う。

 

ゴット「なんで!?俺は知らなかっとは言っても世灼を殺した!なのになんで…!」

 

ゴットが強い言葉で瞳に涙を溜めると世灼はゴットと初めて会った時手を差し伸べた時のような優しい笑顔で言う。

 

世灼「確かに俺はゴットに殺されたのかもしれない……でもそれはそら達を助けるためなんだろ?俺が化け物になってたことにも気づいてなくて……なら俺に怒る理由はないよ、ゴットは何も背負う必要はない」

 

世灼がそう言うとゴットは少し怯えた表情をする。そのゴットを見ると世灼は苦笑を浮かべながらゴットの頭を撫でる。それでゴットは怯えた表情を少し緩めて気持ちよさそうな顔をする。

 

世灼「初めて会った時もそうだったな、お前は俺の言葉や行動に怯えてた」

 

ゴット「だって世灼は怖いよ……すごく怖い……なんであそこまで俺に構ったの?なんで自分を殺されたことをこんなに簡単に許せるの?……なんで自分を殺したり人殺しと言われる人をそんなに真っ直ぐ見れるの?……俺はそれがわからなくて……怖い…!だからあの日も……俺は世灼を拒んだんだ……」

 

ゴットが後悔したような顔でそう言うと世灼は微笑みを浮かべながら言う。

 

世灼「ゴットって本当に怖がりだよな、初めてホラーゲームやってた時も俺を家に呼んでクリアするまでずっと俺に張り付いてたしなぁ〜」

 

ゴット「ちょっ!?それ小学とか中学とかそんくらいの話だろ!?今掘り下げんなよ!というか今ホラゲーとか関係ないだろ!」

 

世灼「えぇ〜でも本当のことだろ?それに今でも俺のこと怖いのか?」

 

ゴット「ぐっ……は、はぁ〜!?怖くねぇし!……でもまた世灼に会えるとは思わなかったよ……」

 

世灼「俺も……まさかゴットに会えるとはなぁ……」

 

それから2人は思い出話に花を咲かせていた2人は話終わってから助けてくれたライダー達を見ているとみんなオーロラカーテンを通ってそれぞれの世界に帰って行った。ゴットは再び世灼を見てから歩き出そうとしたが途中で止まって懐からカードを取り出す。

 

ゴット「これは世灼が持っておいて」

 

世灼「?」

 

ゴットの言葉の意味がわかってない世灼にゴットはデッドリーの色がついていないカードを渡す。それから世灼に向かって手を振って言う。

 

ゴット「じゃあね世灼、久しぶりに会えてよかったよ!今度会ったらまた美味しいものでも食べに行こ!」

 

ゴットはそう言いながらオーロラカーテンを通って消える。そして世灼のところでは霊矢達がくるとオーロラカーテンからデッドリーが出てきた。そしてデッドリーが帽子を取ると創也の顔が出てきた。

 

霊矢・世灼「「父さん(パパ)!」」

 

ファイル「別の世界の紅創也?」

 

創也「誰だか知らんがいい顔をしているな、帽子が様になるのは一人前の証拠だ。俺は仮面ライダーデッドリー。またどこかの世界で会おう」

 

デッドリーはそう言うとオーロラカーテンに消えていき世灼は涙を流す。

 

世灼「帽子……様になってるってさ……ああ……」

 

ファイル「それよりも世灼!さっきの子とはどういう関係なのかな?君にあのような知人がいたということは聞いたことがないが……」

 

霊矢「え?なんのこと?お兄ちゃんなんかあったの?」

 

感慨に耽る世灼はそう聞いてくる霊矢とファイルに苦笑をしながらもゴットとの関係や前世のことについて話していく。

元の世界に戻ってきていたゴットはガレージでもみくちゃにされていた。

 

そら「みんなー!ゴットくん困ってるよ!」

 

ゴット「ちょっ!?うわ!きゃん!もーう!……まぁ……しょうがないのかな?」

 

もみくちゃしされているゴットを少し離れた位置で水月達が微笑ましく見守りながら話す。

 

水月「日常が帰ってきたな?兄貴」

 

紅蓮「これからもいろいろなことがあるだろうな」

 

アクル「そしてその度にその思い出を残していくんだね」

 

アクルがそういうとゴットはみんなから抜け出して仲間達を見る。

 

ゴット「そうだね……じゃあ!これも撮ろっか!」

 

ゴットはそう言うとカメラを取り出して写真を撮った。

世灼の方では世灼が事件をまとめていた。

 

世灼『また一つ、事件が終わった。あのあと俺はゴットの件で色々大変だったが明美さんは俺に言ってくれた』

 

明美「ありがとう世灼さん、私もあなたみたいに言い切れるように頑張ります。本物は……私の胸の中に生きてるって」

 

世灼『今回はちゃんと守れたかな?依頼人の願いも心も……』

 

世灼「ねぇ霊矢、父さんもきっと喜んで……」

 

世灼が霊矢のところに行くとクリスマスパーティーをしていた。

 

世灼「聞いてないな……」

 

それから世灼が外に出ると雪を見ているファイルがいた。そのファイルに世灼は帽子を被らせる。

 

世灼「行こう、相棒。仲間とチキンが待ってる」

 

ファイル「言っておくが僕は足の方が好きだよ?それにまさか君が前世の記憶を持っていたとはねぇ」

 

世灼「もっと詳しいことが聞きたかったら教えてやるよ」

 

ファイル「別世界!興味深い……ゾクゾクするねぇ」

 

それから2人は事務所の中に戻った。

 

世灼(俺たちはここで生きている。この街……風都で……これからもずっと……あの人の……思いを背負って!)

 

一方の街の別のところではとある男がいた。

 

?「風都にいる仮面ライダーは1人じゃないぜ」

 

その男はそう言うとAと書いてあるカードを持っていた。

 

劇場版仮面ライダーインフィニットディケイドVS仮面ライダーディバイン Movie大戦インフィニティ 完

 




ゴット「ちょっと待ったああ!みんなこれで終わりだと思ってる!?この後は重大発表があるんだよ!」

そら「ねぇゴット君、重大発表って?」

ゴット「気になるならまずはこれを見ろ!」

新作発表
?『あの日……世界は静止し……崩壊する……はずだった……1人の男と一台の車がその運命を変える!この男、刑事で……

壊羅「変身!」

?『仮面ライダー!警視庁に設置された怪奇事件専門部署、特殊状況下事件捜査科、通常特状課』

スバル「本格的に捜査活動に参加することになったよ」

?『人間社会を蝕み再び世界の崩壊を企む悪ゴルミュード!奴らが起こす事件の謎を解き明かせ!』

壊羅「見えた!俺の炎が……燃え上がってる」

?『警察を舞台に車で戦う!仮面ライダーの歴史を変えろ!Let your heart burn!新番組仮面ライダーデストロイディケイド!』

ゴット「はい!新作発表でしたー!」

みこ「にぇえええええええ!?壊羅!?まさか壊羅が主人公!?嘘!?」

こより「というかモチーフドライブだよね!?隠す気なくない!?」

ゴット「正確にはやりたい劇場版のストーリー的にドライブをやるしかなかったんだよね……ちなみにヒントは俺たちのやってきた作品のモチーフだね」

ヴィヴィ「それ隠す気ないですよね?……でも壊羅さんが主人公なら色々と訳のわからないことになりませんか?」

ゴット「ちっちっちっ、全部作者が決めたことなんだよ?問題があったら全部作者のせいにする権利が俺たちにはあるのさ!」

水月「ひどいと思いたいが……」

ゴット「いやいや俺実質的にこの人に両親3回殺されてるしというかこれから俺に起こるひどいこと全部こいつの考えだし」

紅蓮「それならしょうがないよな」

ゴット「それじゃあ!新作は仮面ライダーディバインと並行して進めていく予定なのでお楽しみに!」
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