タッタラ~♪ 私、ソリテールぅ~♪
……という事でソリテールよ。
さて、禰々子ちゃんの妙薬の力も借りて創った
ちなみに、今回の人造魔族はより“生物らしさ”をコンセプトにしているわ。ユンは正直
そういう訳で、この子は【
それで今回の細胞組織だけれど、私とアウラは勿論、継国兄弟や幾つかの妖怪の物も使っている。血液に関しては、「魔薬(液化させた魔素)」を赤血球、「河童の妙薬」を組織液、ユンの体組織を免疫系として利用しているわ。これにより、硬度はそこまでだけど靭性に優れた身体を手に入れられたのよ。あと、身体構造がより人間に近いおかげで、かなり柔軟に動けるようになったわ。
そう、この人造魔族は、私もアウラも良く知る“あの子”にそっくりである。角がトナカイというか、東洋龍のような形をしているけど、その程度の差しかない。
『ア~ン、会いたかったわ、「リーニエ」!』
『……私は「リーニエ」でも「リュグナー」でも「ドラート」でもない。私はお前を倒す者だ』
『いや、何で!?』
『……冗談です。お久し振りです、アウラ様。あなたの知っている私とは少し違うけど、また会えて嬉しいです。あと林檎下さい。禁断症状で身体が捩れそうです』
『何やこの子、面白いわ~』
彼女の名前は「リーニエ」。アウラが先んじて派遣していた「首切り役人」の一人であり、今は色々と混じり合った「
なら、名前も改めるべきかしら。皆合わせて「リーニエ・リュグドラーナ」とでもしておきましょうか。適当でゴメンね♪
『そんで、この子はどんな事が出来るん?』
『そうですね、僕もそれが気になって夜しか眠れません!』
『健康的やないか』
禰々子とユンは、リーニエの能力が気になって仕方ないみたい。
だけど、こんなど田舎とは言え、ユンの馬火力を世間にお披露目する訳にもいかないし、リーニエと模擬戦なんてしよう物なら、目立つ云々の前に大崎一円が壊滅する。流石に折角見付けた隠れ家ごと蒸発させるのは偲びないわ。だって面倒臭そうだもの。せめて拠点をもう少し増やすまでは大人しくしているべきね。四国の拠点は結界で隠しているけど、再利用の目途は今の所無いし。
それに鳴女や謎の勢力の目もある。何処で見ているか分かった物じゃないけど、それにビクビクしているのも癪に障るわ。どうした物かしらね……。
『――――――
『『『はい?』』』
良い事思い付いちゃったわ~♪
◆◆◆◆◆◆
「……ご覧の通り、父君の死後に大崎の方で不穏な動きが出ています。おそらく、離反する腹積もりかと」
「大崎もか……」
十七代目当主「
「しかも、陸奥国全体で怪し気な噂が流れています」
「噂?」
「はい……こちらを」
と、景綱が別の書状を取り出し、政宗に見せる。そこには、このような事が書かれていた。
“怪奇なお悩みは「ことりばこ」まで。必ず解決致します”
◆リーニエ
アウラの忠実な部下「首切り役人」の一人。相手の魔力の流れから動きを模倣する【
今作では吸血鬼であり、「首切り役人」の中では一番最初にアウラに接触、爛れた関係となった末に、忠実かつ愛人のようなポジションを確立した。しかし、日本遠征時に鳴女の放った使い魔に取り殺されてしまい、その魂は無念のままアウラの傍に居続けた。
そして、ユンの実験成功と戦力の更なる増強の為に、合成魔族として復活。半ば消えかかっていたリュグナーやドラートの魂すら取り込み、ユンとは別ベクトルでヤバい奴として再誕した。