潮騒を追う夜雨   作:竹河参号

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第四幕 激突する辺庭(1)

 夕方。石崩れの高地を横切り、今州城に戻ってきた三人を出迎えたのは、巡尉の業務を終えた熾霞(シカ)だった。

 

 

「どうどう? うまくいった? 怪我はしてないよね? ほら見せて!」

 

 

 漂泊者の腕を引き、興味津々といった様子で尋ねてくる。彼女なりに気がかりだったのだろう。

 漂泊者が一通り事情を説明すると、熾霞(シカ)の顔に陰が差した。

 

 

残星組織(フラクトシデス)が今州に来てるなんて……思った以上に厄介だね……」

「連中は、どういう組織なんだ?」

「細かいことは分からないんだよ……それに、あたしなんてまだ下級メンバーにしか会ったことないし……

 あいつら、人の手で共鳴を誘発させる方法について研究してるらしい。力に良し悪しなんてない、誰もが等しく共鳴の力を授かるべきだって」

「彼らは人体に機械を仕込むことで、残像と融合させて共鳴の力を無理やり授け、そうして力を手に入れた被験者(アーティファイサー)と呼ばれる人を、残星組織(フラクトシデス)の戦力として利用します。

 そこまでして力が欲しいだなんて……私には理解できません」

 

 

 熾霞(シカ)の言葉を受けて説明を述べつつ、秧秧(ヤンヤン)はぶるりと身を震わせた。人としての尊厳を捨ててまで、人ならざる力を求めることを望まないのだろう。

 

 

 ――だが追跡者には、少しだけ分かる気がした。

 “夜”の理不尽を前に、尋常な膂力や小手先の技巧など意味を成さない。世界の摂理を根底から覆す暴虐に対抗するには、世界の摂理をも超克する力が必要だ。

 求めて得られないのならば、奪うしかない。神が世界を救わないのであれば、()()()()()()()()()()()

 たとえ、その果てにどんな結末が待ち受けていようと――

 

 

 ……無為な思考は止めよう。曲がりなりにも現代社会が正しく機能し、残星組織(フラクトシデス)がそれを破壊する目論見ならば、それを肯定する理由はない。

 

 

「……あのスカーという男が、その連中の指導者なのか?」

「“監察”という幹部であることは間違いありません」

「動きは派手だけど、捕まえるのが大変なんだよね……他の下っ端と全然レベルが違う」

「はい……ですが、私たちに危害を加えようとはしませんでした」

 

 

 それが、四人の頭を悩ませる点だった。脅威として排除しようという害意ではなく、駒として利用しようという悪意ではなく、同志として勧誘しようという意図――彼らにとっても、漂泊者には『特別な何か』がある、ということなのだろうか。

 

 

「奴の狙いは何だ。令尹(レイイン)と同じように、お前を味方に引き入れようとしているのか?」

「今のところ、そうみたいだね」

「真の目的は分かりませんが、それもまた令尹(レイイン)様が伝えたい情報のひとつなのかもしれません」

 

 

 追跡者の核心的な問いに、しかし漂泊者も秧秧(ヤンヤン)も明朗な答えを返すことができなかった。

 スカーは『令尹(レイイン)の客人』ではない、いわばイレギュラーであるはずの追跡者に対しても、決して敵対的な態度を見せなかった。彼らにとって、追跡者もまた、漂泊者と同じ特別な待遇を与えるべき存在なのだろうか? ――()()()()()()()()。その根本からして決定的な異常を有する追跡者を、漂泊者と同じように遇することなどできはしない。二人の正体、そのそれぞれを知っているのなら猶更だ。

 

 

「それにしても、あの村でそんなことがあったとは思わなかった……

 連絡を受けてからすぐ治安署で事件についてアーカイブを調べてみたんだけど、現令尹(レイイン)が着任するずっと前に、後処理も記録もとっくに済んでたよ」

「その後は?」

「安心して。犯人は捕まったし、村人も新しい場所に移住させた。でも、あんたらが言ってた女の子については署に記録がなかった」

 

 

 朗報で何とか場を明るくしようとした熾霞(シカ)の試みは、しかし失敗に終わった。儀式の中核となった少女は、犠牲の記録さえない……順当に考えるならば――

 

 

「やはりスカーに連れ去られたのですね……」

「スカーはあの子を傷付けようとしていなかった。ただ、あの子を利用して何かを企んでる可能性はある」

「はい……私たちでスカーを捕まえることができれば……」

 

 

 漂泊者と秧秧(ヤンヤン)は拳を堅く握り、決意を固めた。陰惨な儀式に巻き込まれ、その実行犯として仕立て上げられ、残星組織(フラクトシデス)の掌中にいる――今州あるいは瑝瓏の脅威である云々以前の問題として、助け出さなくてはなるまい。

 一方、どうにも繋がりが見えない熾霞(シカ)は、うがぁーと唸った。

 

 

「あー、さっぱり分からん! なんで令尹(レイイン)様は漂泊者を祈池村(きちむら)に行かせたんだ?」

「スカーもそこに誤った情報をばらまきましたね」

「順番を間違えたのかも」

「順番?」

 

 

 漂泊者の推測に、三人は首を捻った。

 漂泊者たちは、紫の葉っぱに残存する周波数を辿って、祈池村(きちむら)にやってきた。つまり令尹(レイイン)の導きによって現れた漂泊者に対し、スカーは歪んだ情報をばら撒いて彼女を騙そうとした――この前提が逆転するということは……?

 

 

「まさか……餌を仕掛けたのは残星組織(フラクトシデス)の方で、村の事件から漂泊者さんに何かを伝えようとした……令尹(レイイン)様はそれに気づいて、漂泊者さんに警告しようとした、ということですか?」

「あれは、スカーの『布教』のようでもあった。令尹(レイイン)があの村で起きた事件を知っていたのなら、その成り行きも察することができたはず」

「奴らがお前を誘うことも、危害を加えないことも織り込み済みだったということか」

 

 

 言いつつ、追跡者は兜の奥で顔をしかめた。

 大前提として、漂泊者は身元不明の記憶喪失者である。そんな存在の覚醒を的確に予見し、その足取りを推測して手がかりを与え、ついでに敵対組織の反応まで織り込んで動かすなど、およそ只者の頭脳ではない。少なくとも、追跡者には到底考えられない思考だった。これを思い通りに実現した今令尹(レイイン)は、稀代の謀略的怪物といっても過言ではあるまい。

 一方、秧秧(ヤンヤン)もまた、次々に揃っていく情報に不気味さを感じずにはいられなかったようだ。

 

 

「今州の歴史を変えた人……蘇ろうとする鳴式が起こす戦争……闇にうごめく残星組織(フラクトシデス)……

 この全てが、漂泊者さんに関連しているとしたら……あなたは一体……」

「……ここから先は、令尹(レイイン)に訊くしかないね」

 

 

 微かな震えを伴う秧秧(ヤンヤン)の問いかけに対し、漂泊者は硬い表情で答えた。

 彼女にまつわる多くの謎に対し、令尹(レイイン)は本当に解を持っているのだろうか。『漂泊者』という存在が何者で、何のために目覚めたのか。どこに行き、何を為すべきなのか。

 

 

 そして、追跡者の使命とは何なのか。

 

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 それはともかく、と熾霞(シカ)は『印』を眺めた。日時計を起点とする調査は、その全ての手がかりに繋がった。

 

 

「こう見ると、『印』の調査もだいぶ進んだな。あとは日時計だけか」

「モルトフィーさん曰く、日時計には令尹(レイイン)様が漂泊者に伝えようとした、真のメッセージが隠されているみたいです」

「時刻と方位の情報は手に入れた。『南』と『(ひつじ)』――だったか」

「はい。『南の朱雀』と『(ひつじ)の刻』……これを組み合わせれば、謎が解けるはずです」

 

 

 秧秧(ヤンヤン)の言葉に合わせ、漂泊者は日時計の目盛りをかちかちと動かした。『朱雀』と『(ひつじ)』に合わせた瞬間――かちり、と何かが嵌る音がし、目盛りが固定された。同時に日時計の下方がぱかりと開き、漂泊者の手にひとつの小さな巻物が転がり出た。

 

 

「わぁ、本当に解けた! すごい!」

「これは……地図か?」

「あっこら!」

 

 

 漂泊者が巻物をくるくると開いていくのを覗き込もうとする追跡者に、熾霞(シカ)が素早く見咎めた。

 

 

「私たちは見ちゃだめだよ! ほら秧秧(ヤンヤン)も早くそっち向いて!」

「おい、引っ張るな」

令尹(レイイン)様からのメッセージだよ! きっと極秘事項に違いない! しかもこんなに回りくどいことまでしたんだから、きっと極秘の中の極秘なんだよ!

 予備役とはいえ、公職を全うするものとしてこれくらいのルールは分かってる!」

熾霞(シカ)の言う通りです」

 

 

 追跡者の腕を引き、強制的に明後日の方向に振り向かせようとする熾霞(シカ)の言葉に従いつつ、秧秧(ヤンヤン)もそっぽを向いた。一人残された漂泊者は、巻物の内容を検めつつ、ふと口を開いた。

 

 

「――『瑝覧類書』って、なんだっけ?」

「お前、さては隠す気がないな」

 

 

 何でもないことのように問う漂泊者を、追跡者がじっとりと睨んだ。この流れで『瑝覧類書』の名を出してしまっては、「それに関する手がかりが書かれている」と教えているようなものではないか。

 追跡者と同じような呆れを、しかし秧秧(ヤンヤン)は顔に出さず、質問に答えることにした。

 

 

「瑝瓏に関する全ての資料が保管されているデータベースです。参照すればあらゆる疑問を解消できると言われていますが、それゆえに類書の設置場所は公表されていません。

 この瑝瓏を流れるデータの大動脈は歳主の管轄化にあります。なので令尹(レイイン)様はアクセス権限を他の人に付与することができるのですが、実際に行ったことはほとんどないそうです」

「……つまり?」

「辺庭のデータの金庫みたいだね!」

「そこで得られる情報は精細かつ正確なものです。なので、もし『瑝覧類書』を通じて漂泊者さんの身分が確認できるのなら……あることを意味します。

 それは、過去に漂白者さんは今州と何かしらの関係を持っていたということ――そしてその関係が、普通の関係ではないということ」

「今州、それどころか瑝瓏にとっての大切な人ってこともあり得るのか……もしかして私たち、とんでもなくすごいやつに出会ってしまったのでは!?」

 

 

 事情が一周した。ぎょっと目を剥く熾霞(シカ)に対し、へへーんと自慢げな態度を見せる漂泊者を、どう評価すべきか。これでも記憶喪失である。

 それはそれとして――改めて日時計に目を遣った漂泊者は、ふと何かに気付き、そして今州城を見上げた。じっと何かを探るような視線に、三人は首を傾げた。

 

 

「……どうかしました? 他に何か気になることでも?」

「辺庭って、今州の中心にあるの?」

 

 

 秧秧(ヤンヤン)の問いかけに対し、しかし漂泊者は答えず、ひとつの疑問を口にした。

 

 

「はい。政治的にも地理的にも中心と言えますね。辺庭は今州設置時に一番最初に落成した構造物で、今州で方位を示す時はそれを基準とすることが一般的です。

 ……漂白者さん、なぜその質問を?」

 

 

 しばらく今州城を見つめていた漂泊者は、改めて日時計に視線を戻しながら、静かに口を開いた。

 

 

令尹(レイイン)が、二人で会いたいって」

「ほら、言った通りじゃん! やっぱりトップシークレットなんだ!」

 

 

 漂泊者の短い言葉に、熾霞(シカ)が滅多にないシチュエーションだと興奮する一方、秧秧(ヤンヤン)は心配げな表情を隠せなかった。

 

 

「うわっ心配丸出しじゃん!

 大丈夫だって! 令尹(レイイン)様と会うのに危険なんてあるもんか! リラックス、リラックス!」

 

 

 見かねた熾霞(シカ)が、どうどうとその肩を揉む。秧秧(ヤンヤン)の心を晴らすには至らなかった。

 

 

「漂泊者さん……どうかお気をつけて。あなたの帰りを待っています」

 

 

 心配げな秧秧(ヤンヤン)を宥めるように、漂泊者はぐっとサムズアップした。こんな少女の双肩に今州の未来が懸かっているのだから、不安だと言ってよいものか、どうか。

 

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 

「今度は付いて行って大丈夫なのか?」

 

 

 辺庭の中庭。巻物に描かれた簡易地図を見ながら、方角を確認する漂泊者に向けて、追跡者が口を開いた。

 散華(サンカ)のように、突然敵対されても困る。そんな不安を覗かせる追跡者に、漂泊者はぐっとサムズアップした。

 

 

「大丈夫。いざという時はちゃんと庇うから」

「微妙に安心できないな……」

 

 

 追跡者は兜の奥で顔をしかめた。時折、というか結構な頻度でおちゃらけた反応を見せるこの少女に全てを託すのは、そこはかとない不安がある。いや、真面目な部分も確かにあり、その線引きはきっちりしているのだが……

 簡易地図に従い、中庭の隅に隠し扉を見つけ、その奥へ進んでいく。ぐるぐると回る螺旋階段を降りていった先は、どうやら辺庭の地下らしい。大量の水に浸された巨大な回廊があり、ちょうど二人の対角線上に封印を施された扉があった。自然浸水ではない。意図的に水をため込み、封印を解く装置を沈めているらしい。

 

 

「……また水底か。今州の人間は、水責めが好きなのか?」

 

 

 漂泊者の後を付いていきながら、追跡者はげんなりした。()()()()()()()()がいれば、その知恵を教えてくれたことだろう。水とは大いなる封印であり、その先にこそ神秘が隠れているのだと。

 二人(おもに漂泊者)は頑張って中央の装置の謎を解き、水を抜いて手がかりを獲得しながら、ついに『瑝覧類書』へと繋がる扉を開くことに成功した。もしかして、ここに来る者は毎回これをやっているのだろうか……というどうでもいい疑問を胸の奥底にしまいながら、二人は扉の先へと踏み込んだ。「アクセス権を他人に与えたことがない」という謎めいた事実の裏側に、「単純に『瑝覧類書』への往来が面倒」というしょうもない真相が隠れていなければいいのだが。

 扉の先、通路を歩いていった先に、巨大なサーバーの群列が姿を見せた。ちかちかと赤い光を放つ無数のデータベースサーバーが、所狭しと並べられている。

 

 

「これが、『瑝覧類書』……瑝瓏の全てが記録されているデータベース……」

「……本棚ではないんだな」

 

 

 漂泊者と追跡者はそれぞれの意味でたじろいだ。高い天井の天辺まで積み上げられた機械が、きりきりと電子音を放ち、累積し、反響し、二人を圧倒する。全てを見、全てを記し、そして全てを隠す電子の貯蔵庫。歳主の許しを与えられた者のみが訪れることのできる、秘密の蔵書――

 

 

「道案内感謝するぞ、漂泊者」

 

 

 二人の背後から、聞き覚えのある男の声がした。

 二人が振り向くと、そこには顔に大きな傷を持つ赤い服の男――スカーが立っていた。直前の二人と同じように、サーバーの群列を感慨深げに眺めている。

 

 

「いいところだな……ここには全てがある。

 ああ……この全てを隅から隅まで、何もかも木っ端微塵にしてやりたい!」

 

 

 まさに歓喜の声を上げながら、スカーはその掌中に焦熱のエナジーを宿らせた。瑝瓏を破滅させる破壊的な欲望を前に、しかし漂泊者も追跡者も動揺の表情を見せなかった。

 

 

「案の定来たか。スカーとやら」

「俺がここにいることに、何の疑問も抱いていないようだな」

 

 

 呆れたようにため息を吐きながらも、ゆるりと佩剣を構える二人に対し、スカーはようやく不審げな表情を見せた。近衛兵の巡回を掻い潜って入り込んだはずだが、いつ見抜いたというのか。漂泊者の表情は、むしろ()()()()()()()()()()()()()()かのようで――

 その問いに答えを返す必要はなかった。ぎゃりり、と氷棘が迸り、スカーの胴体を凍り付かせた。まったく予想だにしていなかった一撃に、彼は思わず思考を止めた。

 振り向いたスカーの視線の先に、二人の女が姿を現した。上等な絹の衣装に身を包んだ白髪の少女と、首から数珠を提げた黒衣の女――今令尹(レイイン)今汐(コンシ)とその近衛:散華(サンカ)である。

 

 

「――ほお、罠か?」

 

 

 まさかの大人物の登場に、しかしスカーは不敵に口の端を歪めた。べきべきべき、と身を囲む氷棘を振り払い、好戦的な気迫を放出する。

 今汐(コンシ)が膨大な周波数エナジーを放出し、碧青の龍姿を形成した。スカーを捕えるべく睨み据える龍姿は、十。一気呵成に襲い掛かった龍姿に対し、スカーは灼熱に燃えるカードを投げつけた。

 一、二、三、四――全力でないとはいえ歳主の共鳴者による攻撃を、たった一撃で次々に相殺していくスカーの技量たるや。渾身の力でカードを投げ放ったスカーは、しかし疲弊する様子をまるで見せない。

 だが一瞬の隙を突いて、龍姿の一つがスカーの腕に噛みついた。それを嚆矢とするかのように、残りの龍姿が一斉にスカーに纏わりつき、総身を締め上げた。輝く龍姿が放つ濃密な周波数エナジーが、スカーの全身をじりじりと()く。

 

 

「面白い……まさかこの程度で、俺を捕まえられるなんて思ったのか!?」

 

 

 スカーは苦悶の声一つ上げず、灼熱の周波数エナジーを解き放った。加減を知らない瞬間的な暴力が、一瞬ながら今汐(コンシ)の出力をも上回り、絡みつく龍姿を吹き飛ばす。その勢いのままスカーは無数のカードを召喚し、結界を作り上げ始めた。四対一、さすがに分が悪いと見たか――

 

 

「もう逃がさない」

「お前らの遊びに付き合ってやりたいところではあるが……その楽しみは次に取っておくとしよう。じゃあな」

 

 

 周波数エナジーの暴風に晒されながら、漂泊者は一歩踏み込んだ。橙色に焼け焦げる濁り火の結界が、ドームのようにスカーを覆い隠していく。

 

 

「待て! 逃げるな――!」

 

 

 漂泊者は地面を蹴って飛び上がり、今まさに閉じようとしている結界の隙間に飛び込んだ。濁り火の闇に、ずぶりとワイヤークローが突き刺さった。

 

 

 

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