暗殺教室 地球外生命体と超生物を殺す   作:ぐちロイド

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そう言えばまた新たににじさんじから新人「YATA」と言うゲーマー集団がデビューしたんですが色々と経歴がヤバイ人多すぎでしょ…スプラチャージャー日本1とかストIVストVでガイルでランク一位とかバケモン過ぎるだろ…


第4話 検証マッハ20の実力

夜の帳が下りた椚ヶ丘中学校・旧校舎。

昼間の喧騒が嘘のように静まり返ったその場所は、今や月明かりに照らされた孤独なリングへと変貌していた。

 

一度自宅に戻り、エボルトとの対話と軽い食事を済ませた暁連は、心地よい緊張感を全身に纏いながら再び山頂へと足を踏み入れた。夜風がワインレッドの髪を揺らし、その下で紫の瞳が冷徹な輝きを放っている。

 

校舎前の広場には、既に二人の男――正確には一人の男と、一匹の怪物が待っていた。

 

烏丸「……遅かったな、暁連」

 

腕を組み、影のように佇むのは防衛省の烏丸だ。

 

烏丸「言っておくが、俺はあくまで立会人だ。この非公式な『試験』に介入するつもりはない。……だが、君が言っていた『力』が、暗殺の決定打になるかどうか、この目で見極めさせてもらう」

 

殺センセー「ヌルフフフ、待っていましたよ連君。わざわざ夜に先生を呼び出すなんて、よほど自信があるようですね」

 

殺せんせーはいつも通りの調子で触手を揺らしているが、その瞳の奥には、昼間の「ジェラート事件」で見せた隙など微塵もない。超生物としての本能が、連から漂う異質な気配を警戒していた。

 

連「……自信? いや、これは単なる検証だよ。マッハ20という『仕様』を、俺のレベルが超えられるかどうかのな」

 

連は不敵に笑うと、二人の前でゆっくりと腰を落とした。

 

連「烏丸さん、それにタコ。……特別に見せてやるよ。あんたらの常識をぶち壊す、地球外生命体の力をなぁ!」

 

連が虚空に手を伸ばすと、その指先が空中の「何か」を掴んだ。

パキパキと空間に亀裂が走り、そこから重厚な金属音と共に、無骨な変身ベルト――**ビルドドライバー**が顕現する。

 

烏丸「なっ……空間から物体を!?」

 

烏丸の目が驚愕に見開かれる。

 

連は慣れた手つきでドライバーを腰に装着した。

ガシャンッ! という機械的な接続音が静寂を切り裂く。

続いて、ポケットから一本のボトルを取り出した。

 

鮮やかな**青色**。

その中には、荒ぶる龍の力を凝縮した成分が揺らめいている。

連は「ドラゴンフルボトル」を激しく振り、そのキャップを回した。

 

『DRAGON!』

 

ボトルから龍の咆哮のような電子音が響き渡る。

連はそのボトルを、小型メカ「クローズドラゴン」の腹部へと装填した。

 

『WAKE UP!』

 

連「行くぜ、エボルト。……最高のゲームの始まりだ」

 

エボルト『クハハハハ! 暴れろ、連! ハザードレベルを上げろ!』

 

連はクローズドラゴンをビルドドライバーのソケットへ叩き込み、レバーを勢いよく回転させた。

 

**クル、クル、クル……!**

 

『ARE YOU READY?』

 

連「変身」

 

『極致の龍! クローズドラゴン! GET WAKE! DEEP DRAGON FOR BLAZE! YEAH!』

 

凄まじい青い炎が連の周囲を渦巻き、地面を焼き焦がす。炎の中から現れたのは、蒼い龍の意匠を全身に纏った戦士――**仮面ライダークローズ**。

その全身から放たれる熱気とプレッシャーに、さしもの殺せんせーも触手を逆立てて後退した。

 

烏丸「……これが、君の力ですか。スーツのエネルギー値が……測定不能!?」

 

殺センセー「ヌルフフ……! 驚きました。これほど純粋な破壊のエネルギーを、中学生が制御しているとは!」

 

連「驚くのはまだ早いぜ」

 

クローズは再び空間から、重厚な大剣**ビートクローザー**を召喚した。

グリップのトリガーを引き、音階を刻む。

 

『SMASH HIT!』

 

連「まずは一撃ッ!」

 

蒼い炎を纏った一閃が、殺せんせーの懐を抉るように振り下ろされた。

殺せんせーはマッハ20の速度で回避するが、連の斬撃は止まらない。

 

クローズのパワーは、連自身の「戦闘狂」としてのセンスとエボルトの「先読み」によって、最適化されていた。

右、左、そして斜め下――。

殺せんせーが逃げる先々を、青い炎の軌跡が追い詰めていく。

 

殺センセー「おっとっと! 危ないですねぇ! 以前より格段に速くなっている!」

 

殺せんせーは余裕を装い、分身を作り出して攪乱を図る。だが、連は冷静だった。

 

連(……見えてるんだよ。お前の移動の『クセ』がな)

 

エボルト『連、左だ! 座標(12, 45, 9)!』

 

エボルトの声が響く。

 

クローズはビートクローザーのグリップを二回引き、必殺のメロディを奏でた。

『MILLION HIT!』

 

連「逃がさねえ!」

 

蒼い衝撃波が円形に広がり、殺せんせーの分身を次々と消し飛ばしていく。

本体の足元が、一瞬だけ止まった。

 

連「捉えたッ!」

 

クローズは地を蹴り、一気に距離を詰める。ビートクローザーが殺せんせーの胸元に肉薄した。

――だが。

 

ピタッ、と。

殺せんせーの触手が、クローズの剣先を優しく、しかし確実に受け止めていた。

 

殺センセー「……惜しいですね、連君。非常に洗練された動きだ。ですが……」

 

殺せんせーの顔が、ニヤついた「黄色と緑の縞模様」から、冷徹な「真っ黒」へと変化した。

 

殺センセー「怒りと力に頼りすぎて、暗殺に必要な『静寂』を忘れていませんか?」

 

次の瞬間、視界からタコの姿が消えた。

マッハ20。

クローズのセンサーが警告を発するが、体が追いつかない。

 

殺センセー「背中がガラ空きですよ」

 

ドンッ、という衝撃。

殺せんせーのパンチ(触手)がクローズの背中に叩き込まれ、連の体は校舎の壁まで吹き飛ばされた。

 

連「……ッ、がはっ!」

 

烏丸「連!」

 

烏丸が思わず声を上げる。

 

連は壁を突き破らんばかりの勢いで衝突したが、即座に立ち上がった。

鎧の中で、連の紫の瞳が怒りと悦喜に燃え上がる。

 

連「……ハ、ハハッ! さすがは賞金100億のターゲットだ。……エボルト、最大出力だ。全部持っていけ!」

 

エボルト『正気か? 身体が持たんぞ!』

 

連「うるせえ! このまま終わったら……ゲーマーの名が廃るんだよ!」

 

連は再びドライバーのレバーを猛烈に回した。

青い炎がさらに巨大化し、夜空を焦がす。

 

『READY GO!』

『DRAGONIC FINISH!』

 

クローズの足元に巨大な龍の幻影が重なる。

 

連「これでおしまいだ……! ライダーキックッ!!」

 

蒼い火炎を纏った飛び蹴りが、殺せんせーの眉間を狙って放たれた。空間が歪むほどの超威力。

殺せんせーはその場から動かず、ただじっとその蹴りを見据えていた。

 

そして――キックが命中する寸前。

 

殺せんせーは、極小の動きで上半身を横にズラした。

わずか数ミリ。

必殺のキックは、殺せんせーの頬を掠めることすらできず、背後の森へと突き抜けた。

 

連「……え?」

 

着地したクローズの膝が、ガクリと折れる。

最大出力を使い果たした連の身体は、限界を迎えていた。

 

パシュッ、という排熱音と共に、変身が強制解除される。

現れた連は、荒い息を吐きながら地面に膝をつき、ドラゴンフルボトルを握りしめていた。

 

連「……完敗だ。カスりもしねえのかよ……」

 

殺せんせーは、汚れ一つないガウンを整えながら、連の前に歩み寄った。

 

殺センセー「ヌルフフフ。連君、今日のあなたのスコアは『95点』です。残りの5点は、あなたが『自分一人の力』で戦おうとしすぎた分ですね」

 

殺せんせーは、連の肩に触手を置いた。

 

殺センセー「あなたは強い。ですが、この暗殺教室は一人で攻略する『ソロゲー』ではありません。クラスメイトという名のパーティと連携し、さらにエボルトさんと真の意味で共鳴した時……初めて先生を殺せるかもしれませんね」

 

烏丸も歩み寄り、厳しい表情の中に少しだけ感心の光を混ぜた。

 

烏丸「……暁連。君の力、確かに確認した。今日の結果を分析し、防衛省でも君専用の戦術を構築する。……今の敗北を忘れるな」

 

連は、二人の言葉を黙って聞いていた。

屈辱。だが、それ以上に胸を焦がすのは、攻略対象(ボス)の底知れぬ強さに対する興奮だった。

 

連「……フン。パーティプレイか。ガラじゃねえが……面白い。その『追加コンテンツ』、遊び尽くしてやるよ」

 

連は立ち上がり、ふらつく足取りで歩き出した。

脳内でエボルトが、どこか満足げに呟く。

 

エボルト『クハハハ……完敗だな、相棒。だが、ハザードレベルは上がったぞ。……次は、俺が主導権を握ってやるか?』

 

連「……断る。次は、俺が自分の腕で『クリア』してやる」

 

夜の校舎。

連の背中を見送りながら、殺せんせーは小さく呟いた。

 

殺センセー「楽しみですねぇ。この教室が、あなたの手でどう『アップデート』されていくのか」

 

暁連の、本当の意味での「暗殺教室」が、今始まった。

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