この世界は自動翻訳があるみたいなのでそのように変えました
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ある日のこと
早朝にアレンとの訓練を終え蒼の薔薇に会いに行こうとする水篠
そんな彼の耳に興味をそそられる話題が聞こえた
「漆黒のモモンと黒の疾風のシュンどっちが強いと思う?」
言うてしまえば井戸端会議の中の話題であろう事は分かっているが1度気になったら確かめたいのが人の性
この話題は各地で徐々に大きくなりやがて、水篠の耳に届くようになったのである。
実際に強さを見た人達からはモモンが、シュンが、と言い合いになるようなことも起きており王都はシュン、エ・ランテルはモモン派が多いそうである
そんなことはさておき自身と対等と思われている人物のモモンという人物に興味が出た水篠は、今から行く蒼の薔薇に聞いてみようと思ったのであった
「なんでも数百人のアンデットとスケリトルドラゴンを撃破、さらには吸血鬼も退治しちまったらしい」
蒼の薔薇の住いにお邪魔した水篠はガガーランから漆黒のモモンの話を聞いていた。
2本の大剣に黒いフルプレートの鎧、第三位階を使えるマジックキャスターとモモン達の情報を詳しく聞いていく
蒼の薔薇達もその話に興味があるのか紅茶を出してお茶会を開くことになった。
「それで漆黒のモモンと黒の疾風のシュンどっちが強いんだ?」
「それはシュンに決まってる」
「それはどうかな?」
「私もシュンの方が強いと思うわよ」
ガガーランの問いかけに食いぎみに答えたイビルアイ。
その答えにあやふやな答えで濁す水篠
ラキュースも水篠が強いと答える中未だ考え中のティア達は水篠へ1つ提案をする
「実際にシュンの強さがわからないとなんとも言えない。」
「実際に戦って見るべき」
そういうティア達はラキュース達に模擬戦をしないかと問いかけた。
「そうね、私もシュンがどれくらい強いか見てみたいわ。」
そう言うと水篠の返事を待たず準備し出す蒼の薔薇
水篠も蒼の薔薇の強さを見たい、といった感じで一緒に開けている訓練場に向かった
「正直シュンの強さは私も分からない、全く厄介だ」
イビルアイは作戦を考える蒼の薔薇に水篠の強さを聞かれ困ったように答える
「でもよ、ギガントバジリスク2体を瞬殺したんだぜ?俺よりかもつえーな」
「私も時々シュンの気配を感じ取れなくなる事がある」
「私も」
「そうね、分かることは短剣を使うことだけね。魔法も使えないって言うし、近接戦が主体のようね」
5人が集まりシュンの情報を共有するがあまり情報がないことにイビルアイは少し疑問に思った
そして皆の準備が終わって訓練場にはあの蒼の薔薇と黒の疾風との模擬戦を見ようと冒険者が集まっている
(少しやりずらいな)
水篠は何処まで能力を出すか考えながら蒼の薔薇を見つめる
(チーム構成は、神官(大剣)、戦士、暗殺者(忍者)×2、魔力系魔法詠唱者の五名。バランスの取れたチームだ。それに長年の経験で連携も申し分ない。厄介な相手だ)
そう考察し2本の短剣を構える
(まず、最初に崩すべきは・・・)
始まりのコイントスが地面に落ちる瞬間、水篠は一気に蒼の薔薇に接近する
(ヒーラーだよな!)
鋭い一撃がラキュースを襲った。
(シュンは純粋な戦士型の冒険者、なら接近される前に魔法攻撃で機動力を奪えれば行ける)
イビルアイはフライの魔法で飛び上がり戦況を俯瞰視点で見ながら水篠の初動を考えていた
(チーム戦で最初に落とすべきは・・・)
コインが地面に落ちた
(ヒーラーだよね)
消えたように一瞬にして移動してきた水篠の速さに驚きつつ魔法詠唱を完成させる
「クリスタルウォール!」
キン!
水篠の短剣とクリスタルの壁がぶつかり甲高い音をさせながら水篠の攻撃を弾く
「クリスタルダガー!」
一瞬の隙を逃さないようさらに魔法で畳み掛ける
迫る魔法を短剣で弾きつつラキュースから目を離さない水篠
「おりゃ!」
横から大振りにハンマーを振りかぶるガガーラン
一撃を受けまいと大きく後ろに下がる水篠
その後ろから姿を消したティアとティナが水篠に襲いかかる
(はいる!)
ティア達は完全に自分たちを見失っていると思い完全に一撃入れたと思ったが、
(!見られた!)
ティア達の攻撃をサラリと避けた水篠はチラリとティア達を見るとティナに蹴りを入れる
「ぐっ」
「ティナ!」
吹き飛ばされたティナを見て一旦仕切り直と大きく距離をとるティア
(私達は完全に姿を消したはず、なのに魔法が使えないシュンは私達を完璧に見つけていた。シュンに隠密は通用しない?)
ティアは確かめるように隠密を発動しゆっくり移動するが完全にみきられていると悟る。
その間ラキュースが皆に支援魔法をかけ、イビルアイが様々な魔法で攻撃をするが水篠は避けたり弾いたりしながら無効化していく
(これもダメか・・・思っていたより強いなシュンは)
イビルアイはガガーランとティア達の攻撃を捌く水篠を見ながらどう攻略するか考える
(くっそ!シュンのやろう武技を使った俺になんて事ないように対応してやがる!それにまだまだ余裕があるみたいだな)
ガガーランはティア達と息を合わせ絶え間なく攻撃を仕掛けるが水篠にかすりもしない
それどころか一瞬の隙をついてガガーラン達に攻撃を入れる始末
圧倒的強者の水篠にガガーランは持てる全能力を出すが華麗に捌かれ終いには息も絶え絶えになってきた。
(シュン、こんなに強いだなんて思はなかったわ。私達が全員で倒しにかかっても息一つ乱さないなんて・・・)
ラキュースは浮遊する剣群を操りながら魔剣キリネイラムのスキルをいつ出そうかと伺っていた
そんな蒼の薔薇を見た水篠はこの模擬戦を終わらせるため能力を出し始めた。
「消えた!」
「
「イビルアイ、シュンはどこに行ったの?」
「分からない、こんな能力を持っていたなんて」
姿を消したシュンにすぐさま対抗魔法を使うがそれでも発見できず動揺する蒼の薔薇
ドン!と鈍い音が鳴ったと思ったらラキュースが吹き飛び一瞬にして気絶させられた。
ガガーラン達は周囲を警戒するが一人一人と気絶させられる蒼の薔薇。
最後にイビルアイ1人になり攻撃を喰らわないように空高く飛び上がり
を発動させ位置の特定を試みるもなんの効果もなく地上を警戒するイビルアイに、背後から強烈な一撃が見舞わられイビルアイは気絶するのであった。
「おい見たかよ。シュンのやつあの蒼の薔薇相手に勝ったぞ」
「嘘だろ・・・」
ガヤガヤと見物客が今起こったことを言い合っている
水篠は気絶した蒼の薔薇が起きるまで冒険者の視線に晒され続けるのだった
「うん、これではっきりしたわね。漆黒のモモンとシュン、私たちは完全にシュンが強いと思うわ」
起きた蒼の薔薇と一緒に館に帰る最中ラキュースが皆の意見を代表して口にする
ほかのメンバーもうんうんと首を振り完全に同意していた
「それにまだまだ余裕があったわよねシュン。全力を引き出せなくて残念だわ」
バレていたのかと愛想笑いをするシュンに、これから一緒に夕飯を食べようとガガーランが肩を組みながら誘い、一緒に夕飯をする事になった
夕飯を食べながら先程の戦闘を振り返る水篠
(皆連携が取れていて非常に完成度の高いチームだった、ラキュース達は精鋭級、イビルアイはナイト級の強さだな。この世界からすると
とても強い良いチームだ)
蒼の薔薇を評価しながら一緒に雑談をする。
こんな時間が続けばいいと思う水篠であった。