展示がかなりよくて特にアルカナロッド持って写真撮ることができてよかったです。
自分が行った時間帯にたまたまキャラデザ担当の矢野先生が来ていてメッセージカード書いているところ見かけしました(めっちゃ美人な方でした)。
ポチタンとマシュタンのイラストが描かれたメッセージカード書いたみたいなので現地に行ってみることができるので行かれたらぜひ見てください。
「えっとね…ここが私のうち!」
「へぇ~!」
あんなちゃんが自分が住んでいるマンションがある場所に案内して来てみたはいいけど…‥‥
「街ごとないんだけど~!」
そこはなにもない更地になっていて立ててある看板には完成予想図のイメージ図が載せられていた。
「未来から来たって本当だったの~?」
みくるちゃんの方も未来から来た俺たちに驚き困惑していた。
「探偵事務所の名探偵じゃなかったの?」
「だから、わたし、ウソつかないって! 誕生日パーティーがあるの! 帰らないと! 名探偵でしょ、助けて~!」
「それを言うなら、あなたも名探偵~」
パニックになっている二人。ポチタンはよくわからずポチ~しか言わない。
「二人とも落ち着こう!ほら、深呼吸深呼吸!」
俺は二人を落ち着かせようと深呼吸させる。
「「すぅ~はぁ~‥‥‥‥」」
「どうだ?落ち着いたか?」
「は、はい‥‥‥‥」
「なんとか‥‥‥‥」
落ち着いた二人。しかしどうしよう?あんなちゃんや俺の住んでいた家はないし本当にタイムスリップしたんだな…‥‥‥
「これからどうしようか?」
「そうだ、あそこに行けば!!」
「あそこ?」
みくるちゃんがなにか思いついたようだ。
「あそこって?」
「はい!あそこです!」
いや、だからどこなの?とりあえずそこに行ってみるとしますか。
「キュアット探偵事務所?」
俺たちが来たのは俺と二人が初めて出会ったキュアット探偵事務所の前だった。
「ここに名探偵プリキュアがいます!」
「えええええ!?他にも名探偵プリキュア……!?」
「いたのか!?二人以外にプリk…‥‥むぐ!?」
慌ててあんなちゃんと俺の口を塞ぐみくるちゃん。
「しーっ!プリキュアがいることは秘密だそうです!」
「秘密なのによく知ってるね」
「ま、まあ気にせずに……きっと力になってくれます!」
「あ、誤魔化した」
「と、とにかく!入ってみましょう!!」
とりあえず建物の中に入ることにした俺たち。
「ごめんくださーい!」
誰かいないか呼んでみるが返事はない。
「……いないね」
「それにしてもここが探偵事務所か…‥‥」
木造建築で少し古めな感じになっていて室内の電気は消えていてソファとテーブル、本棚、壁一面に掛けられた町の地図にはメモ用紙がいくつか貼られていて部屋のあちこちに段ボール箱が詰まれている。
「なんか……イメージと違う」
「ポチ!」
「引っ越し前って感じみたいだね……段ボールも多いし‥‥‥‥」
「どなたかいませんかー!」
再び呼びかけても返ってくるのは沈黙だけ…‥‥かと思いきや
「依頼は断ってる」
どこからか声がしてきた。
しかし声は聞こえるがそれらしき人物は見当たらない…‥‥
「え!あ、あの……力を貸してほしいんです!私、タイムスリップしちゃって!」
「冗談に付き合ってる暇はない。帰ってくれ」
冷たく返答を返す少年。
まぁ、そういうと思ったぜ。いきなりタイムスリップの話を信じるなんて無理があるよね。
「冗談じゃなくて本当に!」
「私たち、名探偵プリキュアなんです!」
「あっ、お、俺はプリキュアじゃないですけどゼッツです!」
二人は名探偵プリキュアだと言って俺もゼッツと言った。
すると、作業用らしき机の裏から白衣を羽織り頭にゴーグルをつけた黄色い髪の少年がでてきた。
「あ……子供?」
「……お前たちがプリキュア?……ないな」
「えっ?」
「本当だよ!私、嘘つかないから!」
少年に否定されるがあんなちゃんは食い下がる。
「……ん?」
ふと、少年があんなちゃんが首からさげているペンダントを見た
「そ、それは……うわあああっ!?」
叫び声を上げながら少年はバランスを崩しそのまま机から転落した。
「……いてて」
「大丈b……って、妖精!?」
そこにいたのは少年ではなくポチタンと同じくらいの大きさの妖精がいた。
じゃあ、さっきの少年は人間じゃなくて妖精ってことか!?
「あっ!んんっ!!」
妖精は先程の少年の姿に戻り咳払いをして誤魔化した。
「‥‥‥‥とりあえず、話だけは聞いてやるよ」
「あっ、はい」
とりあえず話をきいてもらえることになった。
向かい合うようにソファに座り少年にこれまで起こったことを話した。
「これで、プリキュアに変身しただと?」
少年はルーペを片手にあんなちゃんのペンダントを覗き込んでいる。
「妖精が人間になるなんて……」
「あなた、プリキュアのお供妖精なの?」
「いいや、僕は天才発明家のジェットだ!探偵道具を発明するのが仕事さ!」
少年あらためジェット君はそう言い張った。こんな小さいのに探偵道具を発明するなんてすごいよ。
「へえ〜!まだ小さいのに、すごいね!」
「小さい?お前、何歳だ?」
「私?14歳だよ」
「え!?私ももうすぐ14歳!」
「そうなの!?はなまるびっくり!」
みくるちゃんとあんなちゃんが同い年だという事実に大はしゃぎする。
「お前は?」
「えっ?俺は今20歳だけど‥‥‥‥」
「ふん……なら僕の方が年上だな。僕は222歳だ」
「ええっ!?」
どう見ても子供にしか見えないのに!?妖精と人間の年齢ってだいぶ違うんだな‥‥‥‥
「敬語だったから年下かと思っちゃったー!」
「小さい頃から一緒だからね!」
「同い年なら敬語はなし!あんなでいいよ!」
「じゃあ、私もみくるで!」
二人は俺たちのことを気にせずに同い歳トークで全然止まらない。
「はぁ……これだから子供は……」
「ははは…‥‥」
深いため息をつくジェット君と苦笑いを浮かべる俺。
「で、お前ら……そのペンダントをどこで手に入れた?」
話が脱線していたので再びペンダントのことを聞くジェット君。
「ずっと前におばあちゃんにもらったの。でも、詳しいことはわからなくて……」
「私はね、自分の机の上に置いてあって、そしたらポチタンが現れたの!」
「ポチタン?」
「私が連れてる妖精の名前だよ!」
「……妖精だって?」
「……あれ?そういえばポチタンは?」
ポチタンがいないことに気づき周囲を見回してもどこにもない。
そのときだった。
『ピンポン、ピンポン、ピンポン!侵入者、侵入者、侵入者……!!』
「な、なんだ!?」
突然、警報音が事務所に鳴り響いた。
「研究室か!?」
ジェット君がに立ち上がり部屋を飛び出していき俺たちも慌てて後を追った。
「侵入者って!?」
「さ、さぁ!?」
地下へ行きジェット君が扉を勢いよく開ける。そこには‥‥‥‥
「ああーっ!!僕のおやつ!!」
「す、すごい量……!」
部屋の中央には山のように積み上がったお菓子。
どうやら天井の収納スペースが開いてそこから袋菓子が落ちてきたようだ。
「発明にで頭を使うからエネルギーが必要なんだよ!」
「ポチー!」
「ポチタン!」
お菓子の山から顔を出すポチタン。お菓子を出したのはポチタンのようだ。
「……時空の妖精!!?」
「え?」
「時空の妖精……?」
ジェット君はポチタンを見て声を上げ動揺している。
「私には……普通の妖精にしか見えないけど……」
「時間と空間をワープできる、とっても珍しい妖精だ。……なるほど、タイムスリップの原因はお前か」
あんなちゃんがこの時代にタイムスリップしてきたのがポチタンが原因だとわかった。
「この妖精を使えば……元の時代に帰れるかも!?」
「えっ!?やったー!」
「よかったね!あんなちゃん!」
帰る手段が見つかり喜ぶ俺たち。
俺もついでに戻してもらえれば一件落着!!
「待て」
「はい?」
「そもそも赤ちゃんじゃなかっただろ?」
「えっ?」
「うん。ポチタン、普通に喋ってた」
「そうなの?」
「はい」
「タイムスリップで力を使い切ったんだ。元の姿に戻らないとタイムスリップはできないだろう」
「そんな……」
「どうすれば……」
せっかく帰る方法が見つかったなのに…‥‥‥二人の表情も曇りだした。
「……マコトジュエルなら」
「マコトジュエル?」
「真実の力が秘められた宝石だ。それがあれば……ただし、見つけるのは簡単じゃない」
「これのこと?」
ジェット君が難しい顔をしながらそう言っているとあっさりとあんなちゃんがマコトジュエルを差し出した。
「……持ってるのおおおおお!?」
「これで元に戻れる!」
「やったー!」
さっきまでのシリアスムードが一瞬で消えて再び喜ぶ二人。
それよりポチタンが力を取り戻したら一体どんな姿になるのだろう?筋肉モリモリマッチョマンな妖精になりそう‥‥…‥‥
「ポチタン!」
「ポチ!」
あんなちゃんがマコトジュエルをポチタンの胸元にあるブローチに近づけるとブローチが反応するように光り出した。
すると、マコトジュエルがふわりと宙に浮かび、あんなちゃんの手から離れてそのまま吸い寄せられるようにポチタンのブローチへと溶け込んでいった。
「あっ!」
「消えた!」
「何が起こるんだ!?」
「元に戻るの!?」
「ポポポポ‥‥‥!」
ポチタンがぎゅっと目を閉じ、全身に力を込めると眩しい光が溢れ出した。
「ムムムムム……ポチーー!!」
ポチタンの頭上に光の塊が生まれ形を作った。
「…………え?」
出てきたのは哺乳瓶に似たアイテムだった。
「戻ってなあああああい!!」
みくるちゃんの叫びが事務所に響き渡る。この子のリアクションいちいち面白いね。
「……もっとマコトジュエルが必要なのか」
「一つじゃ力が足りないみたいだね……」
そう簡単に力を取り戻すことはできないか。もっと集めないといけないようだ。
「じゃあ探そう!」
「ええ、きっと見つかる!プリキュアの先輩の力を借りればね!」
二人とも前向きのようだ。俺も見習わないとな……‥‥
「……この世界にはもう、名探偵プリキュアはいないぞ」
「「「……え?」」」
「数ヶ月前まではここにいたらしいけど、突然姿を消したんだ」
「どうして?」
「理由は不明。この事務所を閉めるために、僕はロンドンのキュアット探偵事務所から来たんだ」
ジェット君が事務所にいた理由を聞く。だからダンボールがあんなに積んであったんだな。
「じゃあ……事務所はなくなるの?」
「まあな」
「ここでプリキュアの先輩と一緒に調査するのが夢だったのに……」
みくるちゃんは夢が叶わないと落ち込む。しかし…‥‥‥
「……いるよ」
「えっ?」
「私たちがいる!やろうよ、ここで名探偵!ね、みくる!」
「ええ……!」
「でも、あんなちゃん。自分の時代に……」
「勝手に決めるなよ」
俺が言いかけようとした言葉をジェット君が遮った。
「僕はお前たちがプリキュアだなんて認めてない。僕はこの目で見たものしか信じないからな!」
「むう~!」
どうやら二人をまだプリキュアだと認めてないようだ。
「だったら、プリキュアだって証拠を見せ――」
みくるちゃんがプリキュアだと証明しようとしたその時
<ボーン……ボーン……ボーン……>
「……と思ったけど、帰る!」
「えっ?」
「学校の寮、門限だから!」
「え?」
門限があるとのことで帰ることにしたみくるちゃん。
「証拠は明日見せてあげるから!」
「みくる!」
「みくるちゃん!」
部屋から出て行くみくるちゃんを追いかけようとしたが…
「……あっ、あんなたち泊めてあげて!」
「……え?」
戻ってきてジェット君に向かってそう言って再び出て行ってしまった。
「俺、みくるちゃんを寮まで送ってくる!」
「えっ!?」
今度は俺が事務所を飛び出してみくるちゃんを追いかけた。
「おーい!みくるちゃん!!」
「あっ、翻人さん」
「学校の寮まで送ってあげるよ」
「ええっ!?いや、悪いですよ!!」
「遠慮しないでいいよ。暗くなってきたし女の子一人で歩くのは危ないでしょ?」
過去の時代でも現代と同じくらい物騒だからね。
「……‥‥じゃあ、いいですか?送ってもらっても?」
「いいよ。じゃあ行こうか」
「はい」
俺はみくるちゃんを学園の寮まで送ることにした。
「‥‥…‥‥」
「……‥‥‥」
無言で歩く俺とみくるちゃん。なんか気まずい雰囲気だ‥‥‥‥
「…‥‥‥あ、あの翻人さん」
「ん?なに?」
「翻人さんは元の時代に早く戻りたいですか?」
「えっ?急にどうしたの?」
「あんなは元の時代に早く戻りたいのに私と一緒に探偵やろうとしてくれて‥‥‥‥なんだか申し訳ない気がして…‥‥‥」
「みくるちゃん…‥‥‥」
みくるちゃんはあんなちゃんが自分のいた時代に戻ることよりみくるちゃんと名探偵プリキュアをすることを優先させてしまったことを根に持っていたようだ。
「‥‥‥‥そんなことないよ」
「えっ?」
「あんなちゃんが名探偵プリキュアやろうって言った時の眼はまっすぐで迷いがない風に見えた。無理とかしていない、本心でみくるちゃんと名探偵やりたいって思いが伝わってきたよ」
「……‥‥」
「みくるちゃん、そんな自分のせいでとか思わないでいいよ?それに探偵をし続けていけばマコトジュエルだって見つけることだってできるしね!」
俺はみくるちゃんを励ましながらそう言ってあげた。
探偵は調査や探したりすることが多いからマコトジュエルを見つけることだってできるはずだ。
「……‥‥‥わかりました!私、あんなと名探偵になっていろんな事件を解決していきます!そしてあんなと翻人さんを元の時代に帰してみせます!」
迷いが吹っ切れて決意を固めたみくるちゃん。
うん、いい顔になったね。
「ありがとう。俺も二人のことサポートするからね」
「ありがとうございます!あっ、急がないと門限が!」
「それは大変だ!急ごう!」
「はい!」
俺とみくるちゃんは走りだし寮まで向かった。
必ずマコトジュエルを見つけて元の時代に戻ってみせるぜ。
コナンコラボ回のニジ―は体張っててよく耐えたなって思った。(京極さんいなくてよかったね‥‥‥‥)