アウス「私のターン、ドロー!
手札からLPを半分払い、【黒魔術のカーテン】を発動!
デッキから【ブラック・マジシャン】を特殊召喚!
さらに手札から【黒・魔・導(ブラック・マジック)】を発動! 君のフィールドの魔法・罠カードを全て破壊する」
なにぃー! なんで小学生が【ブラマジ】なんて高額カードを持ってるんだ。それだけでも200〜300万円はするぞ。
それ以外のサポートカードだって、武藤遊戯が使ったカードということで1枚5万円ほどはするはずだ!
コナミ「(チェーン発動で)速攻魔法【収縮】を発動!
【ブラック・マジシャン】の元々の攻撃力を半分にする!」
小学生のデッキなのに殺意が高すぎるだろ……。相手の残りLPが725になったと思ったのに、【魔法吸収】のせいでLPが1725まで回復している。そのせいで絶望感が半端ない。
俺の手札に【クロスソウル】があれば突破できるが、今は持っていない。残りの手札2枚は【ヤマタノドラゴン】と【攻撃の無力化】だ。
アウス「だったら、手札から【千本ナイフ】を発動!
君のフィールドの【ジェミナイ・エルフ】を破壊。
そして【魔法吸収】の効果で500LPを回復し、ターンエンド」
とてもまずい状況だ。
俺のフィールドには【シーホース】と【デーモン・イーター】の2体。
相手のLPも2225に回復している。
次のドローに全てが懸かっているが、現状を打破できそうなプランが何ひとつ思い浮かばない。
観客たちも【ブラマジ】の出現に唖然としている。
とりあえず「なんとかなれー!」精神で行くしかない。
コナミ「俺のターン、ドロー!
【デーモン・イーター】と【シーホース】の2体のモンスターを生け贄に捧げ、【ヤマタノドラゴン】を攻撃表示で召喚だ!
そして、カードを1枚伏せる。
バトル、【ヤマタノドラゴン】で【ブラック・マジシャン】を攻撃し破壊。
この瞬間、【八俣大蛇】の効果発動! 相手に戦闘ダメージを与えたとき、手札が5枚になるようにドローする。俺はデッキから5枚カードをドロー!」
初めて【ヤマタノドラゴン】を召喚した。まさかコイツを使う日が来るとは……いつも手札事故要因だと思っていてごめん、今は感謝しかない。
ただ、精霊のデフォルメ姿で見慣れていたせいか、本物の姿はデカいし少し気持ち悪いの難点だな。
とりあえず【ブラマジ】は突破。カードを2枚伏せてターンエンド。この瞬間、【ヤマタノドラゴン】はスピリットモンスター特有の効果で手札に戻る。
そして、俺が伏せたのは【DNA移植手術】と【和睦の使者】。残りの手札は【覚醒】、【「守備」封じ】、【薄幸の乙女】だ。
アウス「私のターン、ドロー。【王立魔法図書館】を守備表示で召喚して、ターンエンド」
【王立魔法図書館】は攻撃力0、守備力2000のモンスター。
これなら勝てるかもしれない。
コンボありきではあるが、勝利の道筋が見えた。
コナミ「俺のターン、ドロー!
【薄幸の乙女】を攻撃表示で召喚!
そして【DNA移植手術】を発動し、宣言するのは『地属性』だ。さらに【覚醒】を【王立魔法図書館】に装備!
【「守備」封じ】で【王立魔法図書館】を攻撃表示に変更し、
【薄幸の乙女】で攻撃!
ターンエンド。」
これで準備は完了だ。魔法カードの連打でアウスのLPは3225まで回復してしまったが、これでいい。俺のLPは今までのダメージで3800になっているが、まだ問題ないラインだ。
アウス「私のターン、ドロー!
【魔法剣士ネオ】を攻撃表示で召喚して【薄幸の乙女】を攻撃!」
今の攻撃で俺のLPは2100になったが、まだ戦える。
コナミ「俺のターン、ドロー。
【薄幸の乙女】を守備表示にする。
【黒魔道士クラン】を攻撃表示で召喚。
ターンエンド」
【王立魔法図書館】は表示変更できず、【覚醒】の効果で攻撃力が300にし、表示形式を変更できない状態で固定できた。
これで、【黒魔道士クラン】の効果で毎ターン、バーンダメージを飛ばすことができる。