うわっ、前からタケノコが!! 作:七夕ナタ
お気に、感想、評価、ここ好き、ありがとナス。
次回あたりでようやくみんな大好きスパダリ超人女子高生彩葉を出せるかもしれない…好きなキャラなのに登場させられるまで長かった…!
1:一般ナナシビト
そんなこんなで実体化したヤチヨと買い物行って晩御飯はオムライス食べました美味しかったです。ずっとガン泣き状態だったので作業できず、自分が作るとか言ってたのに俺が作る事になりました
現場からは以上です、何か質問はありますか?
因みに、わかってはいたけどボンキュッボンなお姉さんではなかったです…! でもCVはちゃんとはやみんでした、いい声ですね
耳元で囁かれると俺は恐怖でちびりそうになります
2:名無しの転生者さん
……へ???
3:名無しの転生者さん
まぁ、天外の銀河技術パワーならできちゃうよね
4:名無しの転生者さん
詳しく……
説明して下さい。
今、私は歓喜で冷静さを欠こうとしています。
5:名無しの転生者さん
ってことはかぐやちゃんはずっとウミウシの身体だったけど、漸く人間の姿に戻れたんだ。よかったねぇ…泣
6:名無しの転生者さん
出たわね。
やるじゃない、流石は『(原作)崩壊の
7:名無しの転生者さん
馬鹿な、『擬態』能力の復活で受肉したヤチヨだって…!?
こんな計画、僕のデータにはないぞ……!
8:名無しの転生者さん
データキャラやめちまえ定期
そもそも、あんなバカみたいな計画立てたやつは誰なんだよ。この指示中共がっ。「知識持ってる人間の意見なら聞いたほうがいいか」で受け入れてくれてたイッチに感謝しておけ
9:一般ナナシビト
【写真】
10:名無しの転生者さん
おいコラ
無言でヤッチョと一緒にアイス食べてる写真送るな、色んな意味で涙が出ちゃうだろ。 感動と嫉妬で心がぐちゃぐちゃになる…!
11:名無しの転生者さん
というかこの2人距離感近くない?
なんて羨ましい。ヤッチョそこ代わって、俺もイッチにあーんしてほしい。
12:名無しの転生者さん
あらかわいい。
そっちは冬なのかしら。炬燵で食べるアイスって美味しいわよねぇー!
13:名無しの転生者さん
炬燵でぬくぬくしながらアイス食べるヤチヨだって!?
なんという美しい新解釈の登場、このリハクの目をもってしても……
14:名無しの転生者さん
リハクの目は節穴定期
15:名無しの転生者さん
穴だらけの計画云々は置いといて、とりあえずヘルタお姉さまのおかげってことでおk?
16:一般ナナシビト
せやな
流石は知性と美貌を兼ね備えた「知恵」の魔法使い。ヘルタならタケノコ修理できるかなー、なんて思ってたらバージョンアップした新品が出てきた。デザインに関しては「私のセンスに合わないから」ってことでタケノコじゃなくなったけど
17:名無しの転生者さん
きゃー!さすがはミス・ヘルタ!料理できないことを除けばかんぺき〜! ところでヘルタさん今月の請求額がとんでもないことになってるそうですが…?
18:名無しの転生者さん
ミス・ヘルタは天下無双!
ミス・ヘルタは頭脳明晰!!
ミス・ヘルタは傾城傾国!!!
19:名無しの転生者さん
>>9 あのまん丸ウミウシの中の人がこんなかわい子ちゃんだったとは
20:名無しの転生者さん
>>9『ヤチヨ』はVRの中でのアバターの姿だったけど、受肉してかぐやの姿に戻ったというよりは両方の面影を残しつつ足して割ったみたいな美少女になったな。
かぐやとは別人というより容姿が似通った姉妹にも見える、これに関してはイッチは何か聞いてるの?
21:一般ナナシビト
俺はかぐやだった頃の姿は知らんが、容姿に関しては少し弄ってるらしい。戻ろうと思えば戻れるらしいけど「私はもうキラキラなかぐや姫じゃないから」だって、呼び名に関してもしばらくはヤチヨでお願いって頼まれた
まあ絶対に未練タラタラだろうけど
22:名無しの転生者さん
君たち2人揃って偽名使ってるんか
23:名無しの転生者さん
偽名じゃなくて愛称ダゾ
24:名無しの転生者さん
ところでかなりの原作崩壊なんですが、イッチはどう思いで?
25:名無しの転生者さん
おい野暮なこと言うなよ。水差すならどっかいけ…シッシッ!
26:一般ナナシビト
どう思うと言われても知らん。てかどうでもいい。
こちとらオンパロスで原作崩壊させる為に転生させられたチート持ちやぞ、今更別の世界の物語の流れを乖離させたところでなんとも思わんぞい。
それに頑張ったなら報われるべきだろ。ほれ見てみぃ、この笑顔を!
【写真】
27:名無しの転生者さん
美しい…!
ヤッチョはすげぇよ…よくがんばった…たったひとりで…!
あ、イッチもありがとう
28:名無しの転生者さん
てかヤッチョさんが抱っこしてるウミウシカラーのちっこいワンちゃんってもしかして犬DOGEというかFUSHIだったりする? というか絶対そうだよなこれ
29:名無しの転生者さん
まじか、そっちも受肉してんのか…!
30:名無しの転生者さん
あら〜、仕事で疲れた脳に染み渡るじゃないの。
ちっこいワンちゃんを見て癒されて、一緒に戯れる白髪美少女を見て癒されて、それをバックにアイス食いながら自撮りしてるイケメンに癒されりゅっ……ふぅ、これで私は明日も仕事と戦える
31:名無しの転生者さん
限界ギリギリの社畜おって草…いや草も生えんわ、俺も仕事疲れたッピ。写真見て癒されよ、イッチ添い寝して子守唄歌ってクレメンス
32:名無しの転生者さん
ところでイッチはもうスタレ世界の帰っちゃうんか? 列車ファミリーは次の星に行ってるっぽいんだろ、そっちに行かなくても大丈夫なのか?
33:一般ナナシビト
いやもうしばらくはヤチヨと一緒にいる
どこか行こうとするとハイライトのない目でコアラみたいにしがみついてくるし、結果的に置き去りした事への埋め合わせというか頼まれごともしてるから
それに列車のみんなに関しては、俺がいなくてもどうにかなるくらいには強いし大丈夫だろう。まあ何かあれば力になれるよう速攻で駆けつける
>>31 やだ、1人で寝てろ。でもお仕事頑張っててえらいな、きっといい事があるよ
34:名無しの転生者さん
>>33 おれ仕事がんばりゅっ!!! チートないけど頑張ってホロウ探索して要救助者の救出行ってくるから!!
35:名無しの転生者さん
>>34 お前の転生先ゼンゼロかよ、まじで安全に気をつけて頑張ってくれ…!
36:名無しの転生者さん
まあ、原作の流れが大幅に乱れた事においては気にしないでおくとして。ヤチヨちゃんの言ってたイッチへのお願いってなんなの?
37:一般ナナシビト
ああ、その事なんだけど酒寄彩葉ちゃんって子が原作でバイトしてた場所って知ってる人いる?
38:名無しの転生者さん
え、どういうこと?
いろPのバイト先も何も、まだ原作始まってないんでしょ? それにそっちの世界の時期的にもまだ上京してきてないと思うし…?
39:名無しの転生者さん
え、ヤチヨちゃん連れて彩葉ちゃんに会いに行こうとかそんな感じ? さ、流石にそれは無理というか、まだかぐやちゃんと出会ってもないし、完全初対面状態になってしまうのでは?
40:名無しの転生者さん
?……イッチがされた頼み事ってもしかしてだけど
41:一般ナナシビト
いや、俺がそこでバイトする…かもしれん事になってる。
42:名無しの転生者さん
……なんでぇ?
43:名無しの転生者さん
おっと、意味がわからないぞい?
44:名無しの転生者さん
説明をプリーズ
45:一般ナナシビト
いや、ヤチヨから聞いたんだけどその酒寄彩葉って1人で上京してきて学費も生活費も自分で稼いでどうにかしちゃう限界スパダリ苦学生なんだろ?何でも完璧にこなそうとして、人に弱みを見せられないまま限界まで頑張っちゃう性格だったらしい。
「体調崩して倒れちゃったのに病院には行こうとせずバイトには行こうとするんだからっ!」って妙に力説された。だからバイト先で彩葉嬢をサポートして、面識できたり仲良くなれたらバイト先に俺の妹のフリして彩葉に会いに行くからその土台を作っとけって言われた
彩葉嬢のバイト先どこよ? ヤチヨに聞いても「…どこだっけ? やっべわかんないや!?」だとさ
46:名無しの転生者さん
苦学生の彩葉をサポート云々も本音なんだろうけど、それ一番重要なのは絶対最後の部分でしょヤチヨさん
47:名無しの転生者さん
草
48:名無しの転生者さん
何でその彩葉ちゃんって子と一緒にいたヤチヨちゃんがバイト先知らないんだよ。てかヤチヨちゃんが知らないなら俺たちもわかんないだろ
49:名無しの転生者さん
いや確か小説版の方にはバイト先のこと描写された気がするぞい。流石に詳しい場所まではわからんが、『BAMBOOcafe』ってところで働いてたハズ
50:一般ナナシビト
了解、ちょっと探してみるわ。
バイトとかマジで久しぶりすぎてちょっとワクワクしてる自分がいる。バイトなんて学生時代の時ぐらいしかやったことないし、スタレ世界じゃ金稼ぐんだったら賞金首狙ってボコボコにするしかなかったし
51:名無しの転生者さん
イッチの学生時代ってマジでいつの話だよ
半不老不死とはいえ20回くらいの永劫回帰に加えておおよそ8000年の長旅もして、実年齢てか精神年齢はヤチヨよりもずっと年上のおじいちゃんでしょうが
52:名無しの転生者さん
オンパロス救って鉄墓撃破済みのおじいちゃんしゅごい…!
53:一般ナナシビト
ふははは、もっと褒めろ
でもバイトするにも面接は1発合格しないとまずいのよね
54:名無しの転生者さん
え、なんで?
55:名無しの転生者さん
就活ならともかく、バイトならよっぽどのことがないと面接なんてそうそう落とされないだろ
56:一般ナナシビト
いや、ヤチヨが落ちても合格するまで面接受けてこいって
もしそれでも無理なら彩葉嬢をナンパして仲良くなってこいって、絶対に接点を作って彩葉嬢と私が自然な感じで会えるようにしてって、…
57:名無しの転生者さん
草、1発合格できなきゃどっちにしてもキツすぎるってそれ
58:一般ナナシビト
あ、いまから銭湯行ってくるから俺落ちるわ〜
59:名無しの転生者さん
は、ヤッチョと銭湯ってこと!?
普通に羨ましいだが、ちゃんと楽しんでくるんだぞイッチ
60:名無しの転生者さん
迷子にならないように気をつけてねおじいちゃん。女子高生をナンパしちゃダメだからね!
61:名無しの転生者さん
女子高生に手ぇ出しちゃだめぞ、自分の年齢を考えるんだぞジジイ
62:一般ナナシビト
ぶっ56すぞお前ら
俺はボンキュッボンでエッチな年上のお姉さんが好きなの!!
63:名無しの転生者さん
イッチより年上のお姉さんはそうそう居ないのでは…?
「いやー!ずっと昔に彩葉と一緒に海に行ったことはあったけど、銭湯に行くのは初めてだったからすっごい楽しかった! あそこのお風呂ひっろいね、また行こう!……そうだ、次はリンも一緒に海行こっか! それならFUSHIも連れて行けるし!」
「いや海ってお前な、いま冬の季節なんだろこの世界……何ヶ月後の予定だよそれ。というかはしゃぎすぎだ、気持ちはわかるがもうちょいテンション下げろ転んでも知らんぞ?」
「ぷ、はは。だいじょーぶだって! 心配しすぎ……それに転びそうになっても助けてくれるでしょ?」
「まぁ、転んだ事に気がつないほどの速さで助ける。もしくは地面踏み砕いた衝撃と突風で瞬時に起き上がらせられるぞ」
「え゛……こわ、ほんとに出来そうだからやめてねそれ」
───まあ、手を繋いで歩いてる所為でヤチヨが転んだ時は俺も巻き込まれて地面にぶつかる羽目になりそうだが。
小さく息を吐いて横に視線をやる。
ルーズサイドテールで纏められた、『ツクヨミ』内でのアバターボディの時と同じカラーリングで薄い桃色のインナーカラーが混じった白い髪を揺らしながら歩く少女。
風呂上がりの帰り道。湯冷めする前に早めに帰りたいところだったが、遠回りをしながら帰りたいというヤチヨの要望で少しだけ長い帰路についていた。
隣を歩くヤチヨは風呂上がりだからか、血色のいい火照った肌に湯煙を纏いながらニコニコとご機嫌な様子で笑っている。その姿を見ていると、こちらもつられて笑みを浮かべてしまう。
やはりヘルタに頼んで『もと光る竹ver2』を制作してもらってよかった。身体を取り戻した事によるものなのか、今のヤチヨは生来の明るさを取り戻したようにも見える。
それに『もと光る竹』のデータや技術、システムを得た事による恩恵を受けられるのはきっと
3000万の輪廻の中で英雄を待ち続けていた星を救い、その為に与えられた力で
だがそれでもあの星は新生する
本来の『紡がれた物語』とは少し違う、チートによって
元々、
それに本を開き会いに行こうと思えば彼らには会えるが、だがそれでは意味がない。待ちぼうけで窮屈な思いをさせてしまっていることも心苦しい。そして何よりも、本当の意味で地に足をつけた彼らと現実世界を見てまわりたい。
だが『もと光る竹』の『擬態』による受肉、そのシステムを使えば
月人用に組まれていたその機能を、オンパロスの人間用にシステムを調整中であるがそう時間はかからないだろう。
(ああ、早く会いたいな。あいつらの驚く顔が見てみたい)
感慨に耽るのはよそう。
あいつらのことも大切だが、いま優先すべきはヤチヨである。
───しかし銭湯に行くなんざ俺としても久しぶりだった。
別に長い旅の間、風呂に入ってなかったわけじゃないが、こう、なんと言うか気持ちよさが全然違う。風呂は心の洗濯というがまさにその通りだ。
流石だぜミサトさん、なんて良い言葉なんだ…!
今度、貴重なお姉様キャラであるジェイドさんにあったら頼み込んでセリフを音読してもらおう、そんで録音しよう。うん、絶対してもらおう…対価が何になるかわからんが。
まあ、アベンチュリンとトパーズちゃん巻き込んで頼み込めばいけるっしょ!
しかしまあ、銭湯に行ったのはいいが…精神的にだいぶ疲れた。長風呂して変に疲労したとかじゃなくて、身体を得たヤチヨのテンションがバグってる所為でやばかった。
お前本来そんなキャラじゃないだろ、いやかぐやとしてはしゃぎまくってる頃はあんな感じだったのか? だとしてもだけど……!
以下、銭湯内でのやり取りとなる。
『すごいよリン! お湯が、あったかいお湯が出てきてるっ! お湯があったかい!!』
『わかった! わかったからわざわざ大声で喋りかけてくんな!! 他にもお客さんいるからさぁ!!!……イヤホントスミマセン。アノコセントウハジメテデオカシクナッテルンデス』
『リンそっち行っていい!? てかこれ見てよ!! シャンプーがすごいっ!! 全然泡立たない!安いやつだこれ!』
『いやほんとマジで黙ってろお前ッ! ちょっと静かにしててくれ! 変に勘違いされるでしょうがッ!! 違うんです、別にここのシャンプーにいちゃもんつけてるわけじゃなくて、あいつも悪気があるわけじゃないんです!!』
『リン〜? 私お風呂上がったらコーヒー牛乳飲みたいなぁ〜、リンは何飲む? いっしょに半分こしよ〜?」
『そうだね! 俺はフルーツ牛乳飲みたいかなっ!! 一緒に半分こしようなッッッ!!!』
『やった、約束だからね〜! ああ゛〜、お風呂気持ち〜!』
お風呂で身を清め癒されに行ったはずなのにドッと疲れた。
じゃじゃ馬というか、暴れ馬というか、落ち着きがない大型犬の散歩に行って引き摺り回された気分だ。
8000年ぶりに肉体を得たからと言ってテンションおかしいだろコイツ。なんでそんなにバグりにバグり散らかしてるんだよまじで、おかげで銭湯を楽しむ余裕はなく周りには妙に暖かい目で見られた。
今回利用した銭湯がレトロな作りとなっており、脱衣所や浴室の天井が男湯と女湯で繋がっているのだ。高い天井を共有して、男湯と女湯を隔てる仕切り壁が天井まで達していない空いた構造になっていた。
その所為で隣から女湯に居たテンションのおかしいヤチヨが大声で喋り掛けてくるのだからたまったものではない。
『あらあら、元気だねえお嬢ちゃん。向こうに居るには彼氏さんかしら?』
『うん、そんな感じ! 私の大好きな人で大事な家族だよ、しばらく離れ離れになちゃったけど漸く会えたんだ〜! 今日はお祝いで銭湯に行きたーい、ってお願いしたら連れてきてくれたの』
『あらまぁ、最近の若い子は大胆ねぇ! わたし達ももう少し若かったらお嬢ちゃんに負けないくらいにラブラブで張り合えたんだから〜、ねーあなたー?』
『…ふふ、大丈夫だよ。ヤッチョと比べたらおばあちゃんはまだまだ若いよー? 全然綺麗なお姉さんだからもっと自信持たなきゃダメだよ!』
『もぉー、おべっかが上手なんだから! 後でアイス買ってあげちゃうわ! 彼氏さんと半分こするのよ?』
『わ、ほんとっ!? だってさ聞いてたリン! 後でアイスも半分こして食べよー!』
『すんません! ほんとありがとうございますぅぅぅ!?!? 後で食べようなっ! ちゃんとお礼言わなきゃダメだぞ!!! 頼む、もう静かにしててくれお願いだからさァ!!』
なんでお前は知らないおばちゃんと仲良くなってんだ……っ!?
しかもそのお婆さんの旦那さん俺の隣でお風呂入ってたぞ。絶対あのおじいちゃんだって、すっごい申し訳なさそうというか気まずそうにこっち見て会釈してきたもん…!
それとチョコモナカジャンボは美味しかったですありがとうございます!
マジで気まずかった、すごかったよホント。
周りにいたおじいちゃんとか他のお客さんがすっごい優しい目で見てくるんだもん。絶対に変な勘違いされてますやん。ちゃうねん、そんなんじゃないねん。
もうあそこの銭湯行けんて、絶対に顔覚えられたじゃん…!
「ヨヨヨ、ため息なんてついてどうしたのさ。そんな顔してたらせっかくの幸せが逃げちゃうよ?」
「誰の所為だと思ってんだ? 少なくとも原因の9割はお前だからな?」
「えー、ちょっと何言ってるのかヤッチョわかんないなー?」
人の不幸はなんとやら、俺の疲れ切った様子を見て楽しそうに笑いおってこの小娘めぇ…!
「なあ、ヤチヨが言ってた酒寄彩葉って子のお助け計画だけどさマジでやんのか?」
「そりゃあもちろん! 彩葉ってば誰にも頼らず1人で頑張っちゃう子だからさ、リンにはうまくサポートしてほしいんだよね。多分もう、この輪廻はヤチヨの知ってる運命じゃないから何が起きるかわからないし」
「それはいいが、マジでバイト受かるまで面接行かなきゃならんのか俺?」
「1発で合格すれば問題ナッシングでしょ! それに根気よく面接希望すれば熱意を買われていつか合格できるって! 安心して、リンならできるよ! ヤッチョが保証しちゃう!」
「イヤだよそんなこと保証されても、俺が店の人間だったら怖くてそいつ出禁にするけどな…」
その店のバイト合格するまで何度も面接に来るのは狂気の一種では? いやまあ本当にそこで働きたいっていう熱意があるのかもしれんが、店側が折れるまでバイトの面接何回もくる奴なんてどう考えても怖いだろ。
「……ナンパの練習しておくか」
「───は? それは最終手段だって言ったよね? ヤチヨだけじゃなくて彩葉にも手を出そうなんてダメだよ? というかナンパの練習って何、どこの女に声掛けに行くつもりなのかにゃ?」
「なんで提案したお前がキレてんだよ…! 俺だって女子高生のナンパなんぞしたくないわっ! 捕まるぞ普通に!」
だからそのジト目でこっち見るのやめてケロ。
「どうしよう。彩葉には早く会いたいけど、このクソボケを近づけたらきっとよくないことが…!あぁ、ダメだよ彩葉そんな悪い男!! 趣味が悪いよ!!…ああ、私の彩葉が汚されちゃう!」
ぐぬぬ、みたいな顔すんな。
というか誰が趣味の悪いクソボケだ、全部聞こえてんぞこら。そんなわけないだろう。
俺だって守備範囲外の女子高生をナンパするなんざイヤだよ。そんなことしてる場面を知り合いにでも見られた日にはマジで死にたくなるレベルだぞきっと。
何度も言うが、ナンパするならお姉さんがいい。
身悶えしてるヤチヨを無視しながら、帰路に歩くこと数分。
マンションの前に到着すると手を握っていたヤチヨが何やら真剣な顔でこっちへ向き直った。
街灯に照らされながら微笑むその
「───ありがとうねリン。私今すっごい幸せだよ、このまま眠って目が覚めたら……リンと再会できたことも、こうして一緒に外の世界を歩けたことも、全部夢だったんじゃないかって怖くなっちゃうくらい……すごく嬉しいの」
「……何言ってんだ、夢な訳ないだろ。それにヤチヨが望むハッピーエンドも、その為に本当に必要な相手にだってまだ会えてないだろ?」
「ふふっ、そうなんだよね〜。彩葉にも早く会いたいなぁ…でもそのハッピーエンドにはリンも居てくれなきゃイヤだよ?」
「わかったから、目ぇガン開きで見つめてくるな。普通に怖いからそれやめてくれ、いやマジで」
「ぶぅー、だってリンすぐどっか行くんだもん」
「心配しなくても、しばらくはずっと一緒だよ」
「……ふーん。ま、今はそれでいいかな」
何やら納得のいってなさそうな顔だが、今はそれで納得してもらうしかない。
俺がナナシビトである以上、繰り返される出会いと別れというものは必然なのだから。
その後、どこかいじけた様子のヤチヨのご機嫌取りをしていたら、少し恥ずかしそうにしながら「じゃあ一緒に寝よ?」と誘われたので一緒の布団で眠ることになった。
恥じらいはないんかコイツ? なんて思ったりもしたが、思い返してみればウミウシだった頃はよく一緒に寝床へ潜っていたのでそれとあまり変わらんか。
どうせならとFUSHIも入れて川の字になって寝る事にした。
FUSHIお前あったかいな!
毛並みがモフモフしてて肌触りもいいし、肌寒い日は湯たんぽいらずやん!!
・『擬態システムにより受肉したヤチヨ』
容姿の特徴は“かぐや”ではなく、“ヤチヨ”をベースとした人間体。
髪や瞳、パッと見のカラーリングはほぼアバターボディのヤチヨと一緒、長い髪はルーズサイドテールでまとめてある。
なお、任意でボディは戻せる。
ちなみに『もと光る竹ver2』によって受肉した肉体のため、リミッターを外せば身体機能が“スタレ世界基準”の超人的な運動能力になったりする。
「は? なんでこの男は女の子が一緒に寝てるのにFUSHIのほうへ夢中になってるのかにゃ〜? こっちは割と緊張しながら布団に潜ったんですけど?」
「や、ヤチヨ落ち着いて…! リンにも悪気あるわけじゃ」
「FUSHIはいいよね、リンに抱きしめられながら眠れてさ。いいなー、ヤッチョも久しぶりにそんな風に一緒に寝たいなー?」
「お、おい起きろリン……なんで爆睡してるんだこのクソボケっ! ブッ飛ばすぞ!!?」
・『新生待ちのオンパロス組』
できれば登場させたいなとも思いつつ、超かぐや姫サイドメインで進めたいという心が二つある〜〜! でもまあスタレ側のキャラを登場させるとなったとしても終盤か番外編として登場するかもしれない。
補足
キュレネ(子供)
ミュリオン(大人キュレネ)
「……はっ!」
「あら、どうかしたのミュリオン?」
「あ、モモ……ううん、なんでもないの。ただちょっと妙な電波というか、あの人がまたクソボケ度合いを発生させて他の女の子を引っ掛けてるような気配がして」
「はは、相棒がかい? 心配しなくてもきっと大丈夫さ。彼はああ見えても誠実な人間だからね、ミュリオンが思ってるような事にはならないんじゃないかな?……た、多分」
「うーん、そうだといいんだけど……ふふ、また会えた時にでもしっかり話をすればいいかしら。英雄色を好むとは言っても、限度があるって教えてあげなくちゃ…そうでしょう?」
執筆中その作品の用語とか設定を使う際に、なんとなく気になりました。
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『超かぐ』も『スタレ』も知ってる!
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超かぐや姫!しか知らんで!
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崩壊:スターレイルしか知らんで!