ハリー・ポッター 「オーグリーの旗を掲げよ」RTA 1938年シナリオ トム・リドル攻略チャート 作:魔法省真理部記録局
実績「
えーまずはこの高難易度実績の達成条件から説明しましょう。2017年開始シナリオ「
っとその前に皆さん「
……これでネタバレしてもよくなったかな? 大丈夫だよね?
さて、では説明していきますとデルフィー、あるいはデルフィーニは皆様ごぞんじお辞儀様ことトム・リドルの娘さん、ということになっています。いやあの時の肉体は父の骨、
ながらアバダを撃って叫ぶ雑な悪役扱いされがちなところもありますが、実際は彼女には相当なデバフがかかっていて、それを解除していくとかなり強くなるんですよね。というか普通に杖無しで飛んでいるんですが。
「
そんな状態から
ちなみに公式の想定は1991年開始シナリオ「
そして魔法大臣になったとしても存在の権利について色々やるのがかなり難しい。一応狼人間の権利などの方面ではマシなんですが、ただでさえ死喰い人ルートだとマグル生まれ排斥をする必要があって、これを長く続けているとオブスキュラス案件の発生をI.C.W.から隠蔽するとかいう面倒なイベントとかが出てくるのに、排斥を止めると不満がかなり上がって普通に反乱起きますからね。才能があっても父親と違って追い詰められた過去が少ないのでその分カリスマと畏怖が足りないみたいなバランスです。
しかしちょっとした裏技というか仕様がありまして、レストレンジ家の女性とトム・リドルが結婚して子供が生まれれば第一子が自動的にこの実績のフラグを満たす「デルフィー」になります。おいブラック家じゃないのかよと思うでしょうが仕様なので仕方がない。
そしてトム・リドルは
つまりですよ、主人公であるレストレンジ家の女性でトム・リドルを攻略して、彼を反純血主義運動に進ませれば彼の娘としてのデルフィーニが実績解除できる体制下の魔法大臣になるルートができるんですね。完璧なチャートだぁ……。
そういうわけでトム・リドルに介入するために彼の入学に合わせた1938年開始シナリオ「
つまり第二次世界大戦と世界魔法戦争が並行して起こっている時代が1938年開始シナリオ「
というわけで今回のチャートでは主人公をレストレンジ家の少女にして、同級生のトム・リドルと接触させて、彼の補佐としてイギリス魔法界を改革するルートでやっていきましょう。つまり残念ながらトム・リドルはハゲにはなりませんし、生き残った男の子に対しお辞儀を要求したりもしません。そんなのトム・リドルじゃないという人は戻るボタンを押してください。
あと普通に汚い要素はありません。パロディをするならきちんと原典を見ろって良く言われていますけれどもあれを見る勇気は私にはないんだ……。
ささっとキャラメイクのための初期設定が終わりました。トム・リドルと一緒に過ごすとなるとゴーント本家とか一緒の孤児院とかみたいなルートもあるんですが、今回はデルフィーニを産まなくちゃいけない以上レストレンジ家は固定です。
そして重要になってくるのが「
そしてこの二つを取ってポイントを使い切ったので、名前も出生も経歴も含めて全部他の要素は完全ランダムになってしまいます。たぶん運命調整の観点から悲惨な感じか狂った感じになるんじゃないかな。ほら、歴史上でも強い魔法使いって家庭環境がカスじゃないですか。さすがにゴーントされた幼児期を過ごすなんてことは……いやでもレストレンジってヤバい家だからな……。
まあともかくそれではスタート。いやあ名家レストレンジ家の令嬢開始だときっと序盤は楽ですねぇ。
──1935年、パリ郊外。隙間風が吹く部屋。
痩せこけた母親が乾いた咳をすると、そばにいた娘が水差しからコップに水を注ぎ、ベッドの上の母親に手渡した。
「あたしも、もう長くないね」
母親の言葉に、娘は小さく頷いた。その目は真っ直ぐ、かすかに震える手でコップを持つ母親に向いていた。
「なあ、いつまでなんだい?」
「……明日」
童女は母親の目をじっと見据えて言った。童女は見る力を持っていた。そして、見たものを変えられないことを今までの経験から知っていた。彼女は母親を愛していたが、その病と苦しみの中の最期は童女にとってどうしようもないものだった。
「残せるものは……もう、ないね。ボーバトンに通わせてあげるだけの金か、家の力があればよかったんだが……」
「ううん、私はそこには行かないよ。ホグワーツに行かせてくれる人が来る。はっきりと見えるようになった」
「いつも言っている、おじさま、かい?」
「そう。その人の読む運命とぶつかるようにしたから、もうすぐ、ここにやってくるはず」
「そうかい、なら……」
母親がそう言うと、扉を三度叩く、控えめだが重厚な音があばら家に響いた。
「いま出ますよ、お客様」
そう言って童女は小走りで駆け寄り、扉を開けた。外の光に照らされた男は、童女に招かれてゆっくりと部屋の中に足を踏み入れた。
右と左で異なる瞳の色。上等な外套。撫でつけられた銀髪。眼尻には経験と知恵を示す小さな皺。彼は帽子を脱ぎ、椅子にゆっくりと座って、ベッドの上の女性を見た。
「彼女を、引き取りに来た」
彼は静かに、既に決まったことを告げるように言った。
「ああ、そうかい。娘を、ヴェルダンディを、頼むよ」
彼女は苦しみを隠すように、無理に笑いながらそう返した。
「……驚かないのだな」
そう聞かれた女性は、彼のことを知っていた。いや、現代の魔法界で、彼の名前を知らないものはいないだろう。彼を知りながら、女性は相手を古い友人かのような目で見ていた。
「私も昔は見えたものさ、それに甘んじて、溺れて、あの本家の野郎に手を出されて……しまいにはこれさ。同じ予見者として、あんたは私を笑うかい?」
質問に対し、男は小さく首を振った。
「……いいや。かつて恋をした時、そしてその相手と異なる道を進んだ時、予見の力は無力だった」
「はは、それを最期に聞けてよかったよ。あの子は予見に苦しんじゃいけない。その力と、その限界を教えてやってくれ」
それを聞いた男は黙って、六つの節のある杖を出した。
「おじさま……」
かすかな声で童女は言い、母親の細い手を小さな両手で包んだ。
「ヴェルダンディ。予見で見たものであれ、強い意志さえあれば変えることができる」
そうして彼は、何も唱えることなく杖から緑色の光を放った。娘の眼の前で、母親は静かに目を瞑ったまま、息を止めていた。童女は久しぶりに、母親の安らかな表情を見た。
「……後は任せても、よろしいでしょうか」
童女はそう言って手を離し、男を見上げた。
「そうだな。少し待っていてくれ。私にはすべきことがある」
男はよく通る声で言う。童女が母親に背を向け扉の外に出ると、道路に停まっている車の前に立っていた男が無言でドアを開けた。ヴェルダンディ・ルストランジュは彼に手を引かれて、少し硬い座席へと腰を下ろした。
……愛情のある家庭で育った可愛い子ですね! いやあ引き取ってくれる優しいおじさんがいてよかった。全体的に逆光多めで顔とか良く見えませんでしたし一体どこの誰だかよくわかりませんねぇ。あんな独特な杖持ったオッドアイで威厳とカリスマありそうな同時代人に心当たりは一切ないぜ……。
あとこれフランス語読みでルストランジュ家ってなっているんですね、レストレンジ家はロンドン系の呼び方なので。というか確かにレストレンジの血を引く娘ではあるのでキャラメイクの条件は満たすんだけどこういうふうに来たか……。ヴェルダンディっていうのは原語に近い読みだとヴェルザンディ、北欧神話のノルニルが一柱、現在を示す女神ですね。Rの発音にちょっと癖があるのでホグワーツではもっと英語的な読みがされるでしょう。字幕だと違いがわからないけど。
ちなみに録画は多言語版使って各シーンごとの言語切替をオンにしています。なので表記揺れとかが起こるかもしれないけど誤字じゃないと思う。
この人が師匠枠となればおそらくホグワーツ前に訓練パートで初期能力補正が入るはずです。彼が
録画は全部終わっているので編集する気力さえあれば完結します