五月一日。
高度育成高等学校に入学してから、ちょうど一ヶ月が経過した朝。
学生寮の自室で目を覚ました俺――呉 刃叉羅は、ベッドの中でゆっくりと上半身を起こした。
カーテンの隙間から差し込む朝日が、部屋の中を明るく照らしている。春の陽気はすっかりと定着し、心地よい気候になっていた。
だが、今日の俺にとって、天気などどうでもいいことだった。
(さて、答え合わせの時間だな)
枕元のサイドテーブルから、学生証兼用の端末を手に取る。
画面をタップし、ポイント残高のページを開く。
『残高:72,500pp』
表示された数字を見て、俺は小さく息を吐いた。
四月中、俺は食費や日用品、そして数冊の文庫本を買う程度にしかポイントを使わなかった。一族の郷でのサバイバルに近い生活に比べれば、毎日温かい飯が食えるだけで御の字だ。無駄遣いをする理由もなく、結果としてこれだけの額が残っていた。
問題はそこではない。
『昨日から、1ポイントも増えていない』という事実だ。
「……やっぱりな」
俺はベッドから降り、軽くストレッチをしながら思考を巡らせた。
四月の入学式の日、茶柱先生は確かにこう言った。『ポイントは毎月1日に振り込まれる』『今月は10万ポイントが支給されている』と。
毎月10万ポイントが約束されているわけではない。その言葉の裏にある意味を、俺はずっと警戒していた。
俺自身は、この一ヶ月間、授業を真面目に受け、校則を破るような真似は一切していない。テストも平均点より少し上を取るように調整し、極めて『模範的な普通の高校生』を演じきってきた。
もしポイントの査定が個人単位で行われているのなら、俺の口座には満額、あるいはそれに近い額が振り込まれているはずだ。
だが、現実は0ポイント。
となれば、導き出される結論は一つしかない。
(ポイントは『クラス単位』で評価され、連帯責任で増減する)
一ヶ月間、毎日のように繰り広げられてきたDクラスの学級崩壊。授業中の私語、居眠り、携帯電話の使用、遅刻、欠席。
それらすべての『マイナス要素』がクラス全体に適用された結果、俺たちのクラスに与えられたポイントは、綺麗さっぱりゼロになったというわけだ。
暗殺の任務において、チームの誰か一人のミスが全員の死に直結するというのは常識だ。この学校のシステムは、ある意味でそれに似ている。
俺は洗面台で顔を洗いながら、端末でメッセージアプリを開いた。
宛先は、もちろんあの銀髪の天使だ。
『刃叉羅:おはよう、椎名さん。少し聞きたいんだけど、今日、そっちはポイント振り込まれたか?』
送信して数分後、すぐに可愛らしい通知音と共に返信が届いた。
『椎名ひより:おはようございます、呉さん。はい、確認したところ、49,000ppが振り込まれていました。呉さんのクラスはどうでしたか?』
(4万9千、か……)
クラスによって支給額が違う。これで完全に推測は確信に変わった。
どうやら椎名さんのいるCクラスも、満額の10万ポイントからは半分以上減点されているらしい。だが、少なくともゼロではない。
『刃叉羅:教えてくれてありがとう。俺の方は、振り込まれてない。いや、正確には「0ppが振り込まれた」ってとこかな。完全にやられたよ』
少し自嘲気味にそう返信すると、すぐに『えっ!? ゼロですか!? 大丈夫ですか、呉さん……もし生活に困ったら、私のポイントを少し……』という、天使すぎる心配のメッセージが返ってきた。
俺は即座に『俺は7万以上貯金してるから全然平気だ。心配してくれてありがとう、その気持ちだけで腹いっぱいだよ』と返し、彼女の優しさに朝から悶絶しそうになるのを堪えた。
俺の青春のオアシスは、今日も通常運転で最高に可愛い。
身支度を整え、寮を出て学校へ向かう。
足取りは決して重くはない。ポイントがゼロだろうが、俺の平穏な日常が脅かされるわけではないからだ。
だが、教室に近づくにつれて、嫌でも『現実』が耳に飛び込んできた。
「おい! マジでどうなってんだよこれ!」
「振り込まれてない! 残高ゼロのままだぞ!」
1年Dクラスの教室のドアを開けると、そこはすでに阿鼻叫喚の様相を呈していた。
あちこちで生徒たちが端末を握りしめ、顔を青ざめさせながら騒ぎ立てている。
「ふざけんなよ! 俺、昨日の夜にポイント全部使い切っちまったんだぞ! これじゃ朝飯どころか、自販機でジュース一本買えねえじゃねえか!」
池寛治が、頭を抱えて絶叫していた。
隣では山内春樹も「俺もだ……新作のゲーム買っちゃったから、残高300ppしかねえ……」と亡霊のような顔をしている。
(……ジュースも買えない? こいつら、やっぱバカだな)
俺は心底呆れ果てながら、自分の席へと向かった。
いくら毎月振り込まれると言われても、手元に入った10万円を次の支給日までに綺麗さっぱり使い切るなど、異常な金銭感覚だ。一族の訓練で『明日生きている保証はない』と教えられてきた俺からすれば、最低限の備えすらしない彼らの思考回路は理解の範疇を超えていた。
席に着くと、隣の王美雨(みーちゃん)や、前の席の綾小路も、静かに状況を見守っていた。
「呉……お前はどうだ。振り込まれていたか?」
綾小路が、背中越しに静かに問いかけてくる。
「いや、ゼロだ。見事なまでにな」
「そうか……やはりな」
綾小路の口ぶりからして、彼もまたこの事態を予想していたのだろう。彼のような冷静な人間が、あんな異常な放任主義の授業に疑問を抱かないはずがない。
教室の騒ぎが頂点に達しようとしていたその時。
ガラッ。
教室のドアが開き、担任の茶柱佐枝が姿を現した。
普段から冷ややかな印象を与える女性だが、今日の彼女が纏う空気は、一層冷徹で、一切の感情を排した能面のような冷たさだった。
「お前ら、席につけ」
凛とした、しかし凄みのある声が教室に響く。
だが、パニックに陥っている生徒たちの耳には、その忠告は届かなかったようだ。
「せ、先生! ポイントが振り込まれてないんですけど! どうなってるんですか!?」
「システムのエラーですか!? 早く直してくださいよ!」
口々に不満をぶちまける生徒たち。
茶柱は、教卓の前に立ち、騒ぎ立てる生徒たちを氷のような視線で一瞥した。
「……お前たちは、本当に愚かだな」
その冷たい一言に、教室が一瞬だけ静まり返った。
「愚か……っすか?」
少し血の気の多い本堂遼太郎が、ムッとしたように立ち上がる。
「座れ、本堂。二度は言わんぞ」
茶柱の声は全く声を荒げていないにも関わらず、背筋が凍るような威圧感があった。暗殺者である俺の目から見ても、今の彼女の佇まいには『隙』がない。
本堂は目に見えて怯み、舌打ちをしながら渋々席に座り直した。
教室が完全に沈黙したのを見計らい、茶柱はホワイトボードにチョークを走らせた。
そこに書かれたのは、四つのクラスと、その横に並ぶ数字だった。
『Aクラス:940cp』
『Bクラス:650cp』
『Cクラス:490cp』
『Dクラス:0cp』
「……これは、各クラスの現在の『クラスポイント』だ。この学校のシステム、Sシステムについて説明してやろう。毎月支給されるプライベートポイントは、このクラスポイントに100を掛けた数値が振り込まれる仕組みになっている」
(なるほど。椎名さんの4万9千ポイントは、Cクラスの490cpに由来していたわけか)
俺は静かに納得した。
そして、Dクラスの横に書かれた数字は『0』。ゼロに何を掛けてもゼロ。至極単純な算数だ。
「……先生。そのクラスポイントというのは、どうやって決まるんでしょうか?」
重い沈黙を破り、手を挙げたのは平田洋介だった。彼の顔には、いつもの爽やかな笑みはなく、真剣な焦りが浮かんでいる。
「それに、その数字の並び……綺麗すぎます。Aクラスから順に高くなって、Dクラスが一番低いなんて」
「いい着眼点だ、平田。その通り、この数字は最初から決まっていたようなものだ」
茶柱は残酷な事実を、まるで天気の話でもするように淡々と告げた。
「この高度育成高等学校は、実力至上主義を謳っている。優秀な生徒を集め、国を背負う人材を育成するための施設だ。……ゆえに、入学の段階で、生徒たちはその優秀さによってクラス分けされている。最も優秀な者がAクラスに、そして順にB、Cと続き……」
茶柱の冷徹な視線が、教室の生徒たちを舐め回すように動いた。
「最も劣った生徒。出来損ないの不良品、それがお前たち『Dクラス』というわけだ」
ドンッ! と、誰かが机を叩く音が響いた。
「ふざけるなッ!!」
立ち上がったのは、眼鏡をかけた知的な風貌の男子生徒――幸村輝彦だった。
彼は学力においてクラスでもトップクラスの成績を収めており、勉強に対するプライドが人一倍高い男だ。
「なぜ俺がDクラスなんだ! 俺は中学の頃からずっとトップの成績を維持してきた! それが、出来損ないの不良品扱いだと!? 納得いくわけがない!」
顔を真っ赤にして激昂する幸村。
彼のように「自分は優秀だ」と信じて疑わなかった人間にとって、この現実はアイデンティティを根底から破壊されるに等しい絶望だろう。
(……だが、この学校の評価基準は学力だけじゃないってことだろ)
俺は冷ややかに分析した。
学力がいくら高くても、協調性が皆無だったり、コミュニケーション能力に致命的な欠陥があったりすれば、それは社会において『不良品』と判断される。そういうことなのだろう。
不意に、俺の斜め後ろ――堀北鈴音の席から、ギリッ、と強く歯を食いしばる音が聞こえた。
振り返らなくてもわかる。彼女は今、凄まじい屈辱と怒りに身を焦がしているはずだ。孤高を貫き、誰よりも優秀であろうとする彼女にとって、「お前は最も劣ったDクラスだ」という烙印は、耐え難いほどの屈辱に違いない。
「お前の納得などどうでもいい、幸村。学校がそう判断した、それがすべてだ」
茶柱は幸村の怒りを冷たく一蹴し、さらに決定的なトドメを刺した。
「それに加えて、お前たちに一つ重要な事実を教えてやろう。この学校が謳っている『希望する就職、進学先にほぼ100%応える』という特権。……それは、卒業時に『Aクラス』であった生徒のみに与えられるものだ。Bクラス以下の生徒には、何の特権もない。ただの一般的な高校と同じだ」
「な……っ!?」
教室中から、悲鳴にも似たどよめきが上がった。
特権。それこそが、この厳しい全寮制の学校に生徒たちが集まってきた最大の理由だ。それがAクラスにしか与えられないというのなら、今Dクラスにいる俺たちには、未来への保証など何一つないということになる。
「嘘だろ……?」
「じゃあ、俺たちどうなるんだよ……」
池や山内が、完全に魂の抜けたような顔でへたり込んだ。
教室全体が、深い絶望の淵――阿鼻叫喚の地獄へと突き落とされた瞬間だった。
「フッ……ハハハハハ! これはまた、醜いねぇ!」
そんな重苦しい空気を切り裂くように、場違いな高笑いが響き渡った。
声の主は、金髪をオールバックにした美丈夫――高円寺六助だった。彼は手鏡で自分の前髪を整えながら、パニックに陥るクラスメイトたちを嘲笑うように見下ろしている。
「高円寺! お前……悔しくないのか! 俺たちは学校から『不良品』だと判断されたんだぞ!」
幸村が、怒りの矛先を高円寺に向けた。
だが、高円寺は不敵な笑みを崩さず、優雅に足を組んだ。
「悔しい? なぜ私がそんな感情を抱かねばならないのかな。学校というちっぽけな組織が、私の真の美しさと実力を見抜けなかった。ただそれだけの話だろう?」
「なんだと……!?」
「それにね、私は将来、高円寺コンツェルンを継ぐことが約束された特別な存在だ。この学校のくだらない特権など、最初から必要としていない。私がAクラスだろうがDクラスだろうが、私の価値はいささかも揺るがない。……実に些細なことだよ」
傲岸不遜。唯我独尊。
高円寺のその異常なまでの自己肯定感の高さに、幸村は毒気を抜かれたように言葉を失った。
(……ある意味、最強のメンタルだな、あいつ)
俺は内心で少しだけ感心していた。
他人の評価に一切依存せず、己の価値を完全に信じ切っている。暗殺者として最も厄介なのは、ああいう『自分のルール』だけで動いている人間だ。彼がDクラスに配属された理由は、その規格外すぎる協調性のなさだろう。
「高円寺の言う通りだ。学校の評価に納得がいかないのなら、お前たち自身の力でそれを覆してみせればいい。……まあ、それができればの話だがな」
茶柱は冷ややかに言い放ち、手元のクリアファイルから数枚のプリントを取り出した。
「絶望している暇があるなら、現実を見ろ。数日前に実施した小テストの結果を開示する」
黒板にマグネットで貼り出されたのは、クラス全員の小テストの点数一覧表だった。
俺は自分の名前を探す。
『呉 刃叉羅:78点』
完璧な調整だ。目立ちすぎず、かといって低すぎない、無難なライン。
しかし、表の下の方に目を向けると、そこには悲惨な数字が並んでいた。
須藤健:14点。
池寛治:20点。
山内春樹:22点。
「この小テストの点数は、お前たちの現状の実力だ。……そして」
茶柱は赤いチョークを手に取り、表の『32点』のラインに、横一本の赤い線を引いた。
「今月末に行われる中間テストにおいて、この赤いライン……つまり『赤点』を取った者は、その時点で即刻、退学処分とする」
「「「「――――えっ?」」」」
教室の空気が、完全に凍りついた。
特権がない、ポイントがゼロ。それだけでも十分な衝撃だったのに、そこに追い討ちをかける『退学』という二文字。
「た、退学って……嘘ですよね!? たかがテストの点数が悪いだけで!?」
「冗談キツいぜ先生……!」
池や山内が、今度こそ本気の涙目で茶柱に縋り付く。
だが、茶柱の表情は微塵も揺るがない。
「私は冗談など言わない。この学校は実力至上主義だ。基準に満たない不良品は、速やかに排除される。それがルールだ」
圧倒的な現実の前に、赤点組の生徒たちは言葉を失い、机に突っ伏して絶望の声を上げた。
(……なるほどな)
俺は、貼り出された点数表を冷静に分析していた。
クラスの平均点は、ざっと計算して64点台後半。そして、赤点のラインは32点。
(クラス平均点の半分以下が、赤点の基準ってことか)
テストの難易度に関わらず、相対評価で足切りが行われるシステム。
つまり、一部の優秀な生徒が点数を稼いで平均点を釣り上げれば上げるほど、下位の生徒たちの首を絞める結果になる。
個人主義では生き残れない。嫌でもクラス単位で協力し、全体の底上げを図らなければならないという、悪魔のようなシステムだ。
「ホームルームは以上だ。お前たちの健闘を祈るよ。……せいぜい、無様に足掻いてみせろ」
茶柱は冷酷な笑みを残し、教室を後にした。
残されたDクラスは、お通夜のような、いや、それ以上の重苦しい絶望感に包まれていた。
誰も口を開こうとせず、ただ重い溜め息と、女子生徒の微かな啜り泣きだけが聞こえてくる。
そんな中、一人の男子生徒が立ち上がった。
「みんな、聞いてくれないか!」
平田洋介だ。
彼は悲痛な顔をしながらも、クラスの空気をなんとかまとめようと、声を張り上げた。
「このまま絶望していても、何も始まらない。先生が言った通り、僕たちの行動がポイントに直結しているのなら……まずは、減点を防ぐために、今日から授業態度や普段の生活を徹底的に見直そう!」
平田の言葉に、何人かの生徒が顔を上げる。
「それに、赤点の件だ。須藤くん、池くん、山内くん……それに点数が危なかった子たち。僕たちで勉強会を開こう。得意な人が、苦手な人に教えるんだ。そうすれば、退学なんて最悪の事態は絶対に防げる!」
まさにクラスの中心、リーダーにふさわしい、真っ当で建設的な提案だった。
彼の善意は本物だ。誰一人見捨てることなく、全員でこの絶望的な状況を乗り越えようとしている。
「だから、今日の放課後、みんなでこの件について話し合いの場を設けたい。……お願いだ、みんな協力してほしい!」
平田が深々と頭を下げた、その時だった。
「……ふざけんじゃねえぞ、おい」
教室の空気を引き裂くような、ドスの効いた低い声。
立ち上がったのは、赤髪の不良――須藤健だった。彼の顔は怒りに歪み、拳は白くなるほど強く握りしめられている。
「須藤くん……」
「勉強会だぁ? 授業態度を見直すだぁ? ふざけてんじゃねぇぞ平田!」
ドンッ! と須藤が机を蹴り飛ばした。
「俺たちが真面目にやったところで、来月ポイントが貰えるって保証がどこにあるんだよ! そんな馬鹿馬鹿しいことに付き合ってられるか!」
「須藤くん、落ち着いて。でも、マイナス要素を排除しなければ、いつまでもプラスにならないんだ。これ以上の減点を防ぐためにも……」
「うるせえ! 俺はバスケで結果を出せばいいんだよ! 勉強なんてクソ喰らえだ!」
須藤は平田の正論を完全に拒絶し、鞄を乱暴に肩に担いだ。
「俺を巻き込むな。お前らは勝手にやってろ!」
吐き捨てるようにそう言い放ち、須藤は教室のドアを乱暴に開けて出て行ってしまった。
平田の必死の呼びかけも、彼の背中に届くことはなかった。
「……」
残された教室には、再び重苦しい沈黙が降りた。
須藤の離脱をきっかけに、他の生徒たちも「ポイント貰えないんじゃ意味ないよな……」「勉強会なんてやってる余裕ないよ……」と、次々と教室を去っていく。
平田の善意は、彼らの自己中心的なパニックの前に、脆くも崩れ去ってしまった。
(……あいつ、終わってるな)
俺は須藤の消えたドアを見つめながら、内心で冷たく切り捨てた。
退学がかかっているというのに、意地とプライドだけで生存ルートを自ら閉ざす。暗殺の世界であれば、あんな感情で動く人間は真っ先に死ぬ。
だが、ここは学校だ。彼が退学になれば、それはクラス全体のマイナスに直結する。
(俺の平穏な青春を守るためには……少し、面倒なことになりそうだな)
窓の外では、春のうららかな陽光が降り注いでいる。
しかし、俺たち1年Dクラスの頭上には、希望の光すら届かない、真っ暗な絶望の暗雲が立ち込めていた。
暗殺者の少年は、一人静かに息を吐き、これからのサバイバルに向けて思考を巡らせ始めるのだった。