うたって☆メロディランド♪   作:あいライス

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今回のお話は、ことりちゃん初出勤日の一日。


以降ドラマのようなオープニング付w(←どうでもいい)


第2話「ドキドキ☆初出勤」
第2話「ドキドキ☆初出勤」①


朝7時

 

◇南家 ~ことり自室~

 

ピピピピッ! ピピピピッ!

 

 

ことり「Zzz…う~ん………」

 

 

ことり、目覚まし時計を止めて、起き上がる。

 

 

ことり「ん……ふぁ……」

 

 

カーテンを開けると、朝日の光が部屋の中へ入る。

 

 

ことり「……」

 

 

スマホで日付を確認。

 

 

(挿入歌:ラジオ体操のうた)

 

 

『4月5日 火曜日 07:01』

 

 

ことり「今日からいよいよ…!  うふふっ、よぉ~し!」

 

 

* * *

 

 

ことりは私服に着替え終え、1階のリビングへ。

 

 

ことり「おはよう! お母さん!お父さん!」

 

飛鳥「おはよう」

 

鷹夫「おはよう。 今日からだったな、初仕事」

 

ことり「うん!」

 

 

食卓に座る。

 

 

ことり「いただきます」

 

 

朝ご飯メニュー:トースト、目玉焼き、ミルクティー

 

 

鷹夫「大丈夫か? 緊張してるんじゃないか?」

 

ことり「確かに緊張はしてるけど、でも今はそれ以上に楽しみなの!」

 

鷹夫「そうか!」

 

飛鳥「ふふっ、自信持ってやりなさいね」

 

ことり「うん、ありがとう!」

 

 

朝食を食べ終わって、家を出る時間。

 

 

◇玄関

 

ことり「行ってきま~す!」

 

飛鳥「行ってらっしゃい!」

 

鷹夫「頑張れよ!」

 

ことり「うん!」

 

 

* * *

 

 

◇秋葉原駅

 

 

(SE:改札誘導音)

 

 

昨日作ったばかりの定期券を取り出して、IC改札にタッチ。

 

 

ピッ

 

 

ことり「よし」

 

 

◇山手線内

 

多くの通勤客でやっぱりいっぱいだった。

 

ことりはバッグの中に入れていたスマホを取り出し、なんとなくロックを解除すると、μ’sのグループLINEの通知が届いていた。

 

 

ことり「μ’sの…!」

 

 

 

穂乃果:『ことりちゃん! 初出勤ファイトだよ!』

 

 

海未:『忘れ物のないように。 落ち着いて、ことりらしく頑張ってください。』

 

 

にこ:『ことり、胸張って行ってきなさい!』

 

 

花陽:『ことりちゃんの歌でいっぱい笑顔を届けてね!』

 

 

凛『ことりちゃん、頑張ってにゃ〜!(>ω<)b』

 

 

真姫:『緊張してるなら腹式呼吸を思い出しなさい。 ことりなら大丈夫よ、応援してるわ。』

 

 

希:『笑顔は伝染するんよ。 ことりちゃんが笑えば、みんなも笑顔になるんやから♪』

 

 

絵里:『きっと最高のスタートになるわ。 自信を持ってね、ことり』

 

 

 

ことり「(みんな…!)」

 

 

目頭が熱くなる。

 

 

 

ことり:『ありがとう! 今日から頑張るね♪』

 

 

 

ことり「ふふっ」

 

アナウンス「次は、渋谷、渋谷。お出口は左側です」

 

 

スマホをバッグに入れて、ことりは顔を上げた。

 

 

ことり「(さあ、行こう! 今日から私の、新しい毎日が始まるんだ!)」

 

山手線「【警笛】」

 

 

 

(オープニング:NEO SKY, NEO MAP!【サビ】)

 

 

ことり、千砂都『♪ どこに向かうかまだわからないけど 面白そうな未来が待ってると 笑いあえる君がいれば』

 

【挿絵表示】

 

 

ことり、千砂都『♪ 嬉しい 今日も ありがとう』

 

 

※スポンサー紹介

 

ことり、千砂都『♪ さあこれからはそれぞれの地図マップ 広げたら気軽に飛びだそう 夢見て憧れて また夢が見たいんだ 見たい、見たいんだ!』

 

※スポンサー紹介終了

 

 

 

(BGM:大歓迎)

 

 

◇渋谷スクランブル交差点

 

ことり、結ヶ丘テレビ局を目指して、渋谷の街を歩く。

 

 

◇結ヶ丘テレビ局

 

ことり「着いた…!」

 

 

エントランスへ入り、受付へ。

 

 

ことり「おはようございます」

 

受付:こはく「おはようございます。 あ…、あなたは面接のときにいらした」

 

ことり「はい。 あの…、今日から『うたって☆メロディランド♪』の歌のお姉さんとしてお世話になる、南ことりと申します」

 

こはく「合格されたのですね。 おめでとうございます」

 

ことり「ありがとうございます。  それでスタジオはどちらに――」

 

???「南ことりさんっすよね!?」

 

ことり、こはく「…?」

 

 

声のするほうを向くと、そこから走ってきたのは、面接で会ったADのきな子だった。

 

 

きな子「よかった〜! 間に合ったっす〜!」

 

 

だがその刹那、きな子はスニーカーのつま先をロビーのカーペットに引っかけてしまい…

 

 

きな子「はにゃっ!?」ドサッ

 

 

派手に前のめりに、転んでしまった。

 

 

ことり「だ、大丈夫ですかっ!?」

 

こはく「はぁ……」

 

 

ことりは慌てて駆け寄り、こはくは呆れ顔。

 

 

きな子「す、すみませんっす…。はぁ~…、おっちょこちょいっすよね…」

 

 

きな子は体を起こすが、その膝にはうっすらと擦り傷ができていた。

 

 

ことり「あ…。ちょっと待っててください」

 

きな子「…?」

 

ことり「えっと……あ、あった」

 

 

ことりはバッグから小さなポーチを取り出し、ポーチからキャラクターの絵が描かれた可愛らしい絆創膏を取り出した。

 

 

きな子「えっ…? あ、あの…」

 

 

そしてことりはそっとしゃがみ込み、きな子の膝に絆創膏を貼る。

 

 

ことり「はい♪ これで大丈夫です」

 

 

絆創膏が貼られた瞬間、きな子の目にぶわっと涙がにじんだ。

 

 

きな子「て、天使っす…! やっぱりことりさんは天使っす~!」ウルウル

 

ことり「えぇっ?/// 天使って…そんな大げさですよぉ…///」

 

きな子「いやいや、ことりさんはきっと、子供たちにとっても光になる存在っす! 間違いないっす!きな子、確信したっす!」

 

ことり「あ、ありがとうございます。 そうなれるように頑張りますね♪」

 

きな子「っ…! はいっす!」ニコッ

 

 

きな子はぴしっと敬礼のようなポーズをしてから立ち上がる。

 

 

きな子「それじゃ、スタジオまで案内するっす! こっちっすよ!」

 

ことり「はい」

 

こはく「頑張ってください」

 

ことり「ありがとうございます!」ペコッ

 

 

◇エレベーター前

 

きな子は上のボタンを押す。

 

 

きな子「メロディランドの制作部は6階っす」

 

ことり「6階…。行き方覚えないとですね」

 

きな子「大丈夫っす。 6階全フロアがうたって☆メロディランド♪の制作部っすから」

 

ことり「えっ!? 6階全部がですか!?」

 

きな子「この局の看板番組っすからね~」

 

ことり「なにも勉強してなくてすみませんが、うたって☆メロディランド♪っていつから放送してるんですか?」

 

きな子「まあ確かに子供番組って、子供がいないとなかなか見る機会ないっすよね。 えっと…、2013年の4月からスタートしてるみたいっすから、今年で……4年目になるっす」

 

ことり「4年目!? すごいですね…!」

 

 

チンッ

 

 

きな子「あ、来たっす」

 

 

(BGM:青い海とみかん畑の日々)

 

 

◇エレベーター内

 

ことり「そういえばお名前って、『きな子さん』でしたっけ?」

 

きな子「合ってるっす」

 

ことり「それじゃ、これからよろしくお願いします。きな子さん!」ペコッ

 

きな子「こちらこそっす!」ペコッ

 

きな子「(なんて礼儀正しい子っすか…!それに、このふんわりした雰囲気。 『ことりちゃん』って呼んだら、もっと仲良くなれるっすかね? あ、でも…きな子は一応一年先輩っすし、いきなりちゃん付けって馴れ馴れしいっすか? だけど、この天使みたいな子と距離を置くなんて、きな子の人生の損失なるっす!)」

 

きな子「あの…、『ことりちゃん』って呼んでもいいっすか?」

 

ことり「あ、はい! それじゃ、ことりちゃんでお願いします!」

 

きな子「はいっす♪」

 

きな子「(この笑顔…! やっぱり天使っす~!)」

 

ことり「きな子さんは、いつからここでお仕事されているんですか?」

 

きな子「実はきな子、今日でちょうど入社して1年経ったっす」

 

ことり「そうなんですか?」

 

きな子「はい。だからまだまだ慣れないことも多くて…、みんなに迷惑かけっぱなしで…」

 

ことり「私も今日から新入りですから。一緒に頑張りましょう♪」

 

きな子「ことりちゃん…!」ジーン

 

きな子「(あれ? これじゃどっちが先輩かわからなくなるっすね…。 励まされてどうするっすか、自分…。  少しは先輩らしく見せないと! オホン!)」

 

 

きな子は人差し指を立てて、いかにも業界人らしい表情を作った。

 

 

きな子「あっ、ちなみにテレビ局では、何時であっても挨拶は『おはようございます』って言うんすよ!」

 

ことり「えっ?『こんにちは』とか『こんばんは』とかは言わないんですか?」

 

きな子「そうっす。どんな時間でも、爽やかな気持ちで仕事ができるようにっていう。まあ業界用語みたいなもんっすね」

 

ことり「へぇ~、勉強になります♪」

 

きな子「(可愛い笑顔っす!)」

 

 

きな子はエレベーターの階数表示を見上げた。

 

 

きな子「あっ、そろそろ着くっすよ」

 

ことり「はい」

 

 

チンッ




NEO SKY, NEO MAP!は本来EDって言わないでw
まあ、

どこに向かうかまだわからないけど 面白そうな未来が待ってる。

ってのが、子供番組のお姉さんをやるなんて、どうなるかわからないけど、面白そうな未来だよねってのをやりたかったのw
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