妄想世界における独自視点からの観測および考察   作:アストロ流星群

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 記念すべき一話目です。何回か投稿をし直していて、内容自体はそこまで変化していないものの小説っぽくなりました。利用規約にSS以外の投稿禁止ってあったのにド忘れしておって投稿したら消されました(´・ω・)

 因みに他にも二次創作は書いています、そろそろ一月くらいの滞納か…?(さっさと投稿しろや)

 今回はふと思ったことを書きたかっただけです。タイトルの通り【罪】について考えました、ファンタジーなヤツです


【罪】

 ある時、私は王に言われ、我が国の勢力拡張のために隣の廃都に赴いた。かつて栄えた都は今では砂の王国と化しており、様々な怪化が跋扈する危険領域となっている。

 なんとか危険地帯を切り抜け、廃都の地下へと潜り込む。廃都の城の直下に大人がギリギリ一人入れるようなスペースを発見した。そこには表紙の劣化した薄い書物が安置されていた。そこに書いてあったことを以下に記す。

 

 

 

 

 

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反魂(はんごん)

 死者を呼び覚ますことは生命への侮辱であり、大罪である。

 命は死と共に輪廻の輪に還り、新たな命として生を授かる。それが自然の摂理である。

 にも関わらず、その摂理を自身の欲のために破壊することは決して許されることではない。死を否定することは生命の神秘を、自然の摂理を否定していることと同義なのだから。

 

忘却(ぼうきゃく)

 己の過ちを忘れることは過去から目を背けることであり、れっきとした大罪である。

 間違いを犯し、それを記憶し学習することで初めて我々は成長する。

 にも関わらず、己のした事から目を背け続けて逃げることは許されるべきではない。罪を、自分の非を認めないということはいつかまた同じことを繰り返す。これは罪であり、戒めなのだ。

 

黙秘(もくひ)

 知っている情報を出し渋り、情報を規制することは大罪である。

 我々は知識を蓄え、言葉を使いコミュニケーションを取る。故に正しい正しくない関係無しに情報に飢えている。

 にも関わらず、情報を自分の中に留めることはあってはならない。ましてや我々が欲している情報を停滞させることは言語道断である。進化の妨げであり、発想の固定化を招き、滅亡に突き進むレールとなるのは目に見えている。

 

無知(むち)

 知識を持たず、持つ努力をしないのは大罪である。

 先ほども記したように我々は知識に飢えている、()()()()()()()()()()()()

 にも関わらず、今ある情報に満足し、胡座をかくことは怠惰を超えた罪であるのは確かだ。「知は力なり」とはよく言ったものだが、「無知は罪なり」というのもまた事実なのである。

 

族喰(ぞくじき)

 同族喰らいは言わずもがな、れっきとした大罪である。

 仲間とは常に協力し、信頼を置ける者の集まりであり、裏切りなどあり得ない。

 にも関わらず、親を喰い、兄弟を喰い、友を喰うことはたとえどんな理由を持ち合わせていようがあってはならないのだ。もしこの罪を犯したのなら、そのものは全てから嫌われるであろう。それ程までに族喰は忌避されているのだということを忘れないように。

 

強制(きょうせい)

 自由の没収は人の権利を奪うものと同義であり、大罪であるのは間違いないだろう。

 我々は皆自由を持っている。ある程度の法という名の広く大きな鳥籠の中ではあるが選択権は平等に与えられる。

 にも関わらず、自由を縛り、己の思い通りに動かそうとすることは人としての尊厳を踏み躙る行為である。自由という名の翼を規制することができるのは法のみでなければならない。でなければ我々は民衆を法という名の鳥籠に押し込めることができなくなってしまう。そうすれば我々はすぐさま滅びることだろう。

 

臆病(おくびょう)

 過度に物事に怯えるのは未来を恐れているということであり、それ即ち大罪である。

 物事を慎重になって進めることは非常に好ましく、成功を掴み取る礎となるのだろう。だが、それらの設計図ともなる発想は大胆な一手を打つことで湧き出るものでもあるのだろう。

 にも関わらず、全てに慎重になりすぎた結果何も成長は訪れない。その者は成長を求めているのではなく、安寧を求めているのだろう。しかし、その行為こそが安寧を破壊し、われわれの未来を暗闇へと誘う非常に好ましくない選択なのだ。それを理解できていないのは保身にばかり走り根本から目を背けているからだというのに。

 

 

 

 

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 またこの手の文献だ、起源は不明であるが、最近どうもこの手の文献を多く見かける。現状38の國から発掘されているのだが、もし全ての國から見つかったとすれば47もの書が見つかるはずだ。

 そしてその内容は全て【罪】に関することであり、内容に少し差異があろうと、主に国にとって不都合を生み出すものを禁止するように思える。

 

「…数億年前の文献なんて見ても俺らにはあんま関係ない気がするが、一応参考迄に国に持ち帰るとでもしようか。」

 

そうして持ち帰った数年後、我が国はそれまでとは一変して民を管理するようになり、さらに数年後にはこの国は滅びてしまった。




 今回は実在する七つの大罪からは視点をずらし、あえて全く別の部分に目を向けてみました。名称…私からすると元からあるものが「大罪」、大罪の意味合いを強めたものを「原罪」と呼称しています。
 で、コレはなんなのか…って話ですね、自分もそう思って悩むこと小一時間、思い浮かびませんでした。
新しく作ったものなので「新罪」とか?空想のものなので「幻罪」とか?はたまた…ってやってたら時間だけが過ぎていきました。てかこれ別に罪ではないのでは?ただの業なのでは?もう「業罪」でいっか。

ってことでこちら「業罪」が何故生まれたのか、それによって生じたことについてでした!

 それではまた会えますたらお会いしましょう!
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