俺の名前は才羽アオイ………ただのお兄ちゃんだ! 作:妄想垂れ流し部
今日もアオイ君がお兄ちゃんやってます
それではどうぞ!
やぁどうも、今日もいつもの1日が始まると思っていたのだが…
「さてと、ご飯もできたしモモイを起こしに行くか」
「おはよう……」
「おぉモモイ、珍しいな自分で起きてこれたのか」
「……うん…………」
なんか様子がおかしいな、いつものモモイなら寝起きでも歩いてこれるなら目は覚めてるはずだが…
「お姉ちゃん大丈夫?」
「うん……」
明らかに大丈夫じゃないな
「ちょっとおでこ触るぞ」
「…どう?」
「熱いな」
「何度かは分からないけど、熱あるな。とりあえずベッド行くぞ」
「だいじょうぶだよ?」
「大丈夫か大丈夫じゃないかは熱を測ってからだ」
「俺はモモイをベッドまで連れて行くから、ミドリは体温計持って来てもらえるか?」
「わかった」
「それじゃ、ちょっと抱っこするぞ」
「自分で歩けるよ…」
「そんなフラフラな状態じゃ危ないだろ」
「とにかく早く横になるべきだ」
「38.3°C」
「思ってたより高いな、今日はベッドでゆっくり寝てろ」
「でも、学校……」
「休みに決まってんだろ」
「とりあえず俺はミドリに伝えてくるからゆっくりしてろ、なんかあったらすぐ言えよ」
「お姉ちゃんは?」
「結構熱出てたから休ませてる、ミドリは移っちゃダメだから今日はモモイの部屋には入らないように、入りたかったらマスクをつけてからな」
「うん………お姉ちゃん大丈夫かな…」
「俺は医者じゃないから詳しくはわからない、後でちゃんと病院に連れて行くから、そんなに心配しすぎるな」
「うん…でも、心配はしちゃう…」
「ミドリは優しいな…大丈夫だ、モモイにはお兄ちゃんがついてるから、何かあっても対処できる」
「うん…わかった、お願いねお兄ちゃん」
「おう、任せとけ」
「それじゃあ、私は学校行ってくるね」
「いってらっしゃい」
「あつい………」
今日はなんだか朝から頭が痛かったけど、ゲームのやりすぎで疲れてるだけと思ってたら熱が出てた
「お兄ちゃん…まだかな…」
まだミドリのところに行ってから10分も経ってないのに、私にはもう何十分も経ってる気がしていた
お兄ちゃんには寝てろって言われたけど、なかなか寝付けない
………お兄ちゃん…いつ戻ってくるんだろう………
「すまんモモイ、遅くなった」
「お兄ちゃん…」
「寂しかったろ、遅くなって悪い」
「ゼリーと薬持って来たから、せめてこれ食べて胃に少しでも何か入れてから薬飲んで寝てろ」
「治るまではお兄ちゃんが看病するから、今は休む事を考えるんだ」
「今日は寝て過ごして、明日病院行こうな」
「でも、お兄ちゃんは学校……」
「そんなの休むに決まってるだろ」
「大事な妹が熱出してんだ、放置する兄なんていてたまるか」
「…………ありがとう……」
私はお兄ちゃんからゼリーと薬を受け取って、ゼリーを食べて、薬を飲んだ
「後は寝るだけだな、眠れそうか?」
「うん…」
…………
「お兄ちゃん、お願いがあるんだけど、いい?」
「ん?俺にできる事ならなんでも言ってくれ」
「その……私が寝るまで、頭を撫でて欲しくて…」
「なんだ、そんな事でいいのか」
「風邪を引いてると、心細くなるもんな。いいよ、モモイが寝るまで、お兄ちゃんが撫でてるから、安心して寝な」
「うん………ありがとう」
「モモイ復活!」
「すぐに治ってよかったね、お姉ちゃん」
「うん!ミドリ、心配してくれてありがとう!」
「お兄ちゃんも、看病してくれてありがとう!」
「うん!もう風邪ひかないようにね」
「お兄ちゃんからも、お願いだ」
「もちろん!」
アオイ君はお兄ちゃん、モモイは妹
甘えられる存在って、いいよね