ハードボイルド探偵のなりそこねと名探偵プリキュア   作:素麺うまい

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趣味で書いていきます
投稿頻度は期待しないでね


俺は探偵じゃない

 

カチ…カチ…

時計の音が俺の耳に聞こえる

この音を聴きながら俺はカップを持つ

 

 

「この芳醇な香りを楽しみながらブラックを嗜む……それがハードボイルド」

 

小言でそんな事を呟きながら窓の外を見る

そしてカップのコーヒーを口に含み……

 

 

 

「まずい……」

 

俺はカップを置く

 

だめだ…どれだけ飲んでもこの味には慣れない…

やっぱりシュガースティックは入れないとだめだ

 

 

 

 

ガチャ!!

 

そんな事を思っていたら勢い良く扉が開かれる

 

 

 

「亮介君!!助けてくれ!」

 

 

 

「びっくりした…まさかドーパントが出たのおじさん?」

 

 

 

「そうなんだよ!お願い出来る?」

 

 

 

俺は椅子から立ち上がり帽子を手に取っておじさんの元に行く

 

 

 

 

「分かったおじさん、すぐ行くよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オラァ!!俺に敵うやつなんて居ないんだよ!さっさと俺の要求に応えてもらおう!」

 

 

 

大きな声で周りを威嚇するドーパントがそこに居た

周りの建物が壊れていて火の海になりかけている

 

周りの人達が逃げている

俺はそのドーパントの元に向かう

 

 

 

 

「居たよ!亮介君!」

 

 

 

「あいつが…」

 

 

そしてそのドーパントはこっちを見た

 

 

 

「ほぉ…お前が噂の生身でドーパントを倒すやつか」

 

 

そのドーパントはスーツ姿に骸骨の様な顔をしている

あのガイアメモリ…マスカレードだ

 

 

 

「そうだ、街を泣かせるやつは俺が許さない」

 

 

 

俺は右手でポケットの中に入っている物を取り出す

 

 

「なるほど…そのガイアメモリの力を使って戦っているというわけか」

 

 

ドーパントは冷静に俺を分析してくる

 

 

俺はそのメモリを起動させる

 

 

 

Skull(スカル)……

 

 

そしてそのメモリを右手で握り締めてドーパントに向かって走っていく

 

 

「そんな生身で俺に勝てる訳…グフォ!…」

 

 

俺はドーパントに右ストレートを打ち込む

その衝撃にドーパントは吹っ飛んでいき倒れる

 

 

俺は右手から左手にスカルメモリを持ち変えてまたドーパントの元に走っていく

 

 

「く!…油断してた…だがここまでだ!オラァ!!」

 

 

俺に向かって衝撃波のようなものを飛ばしてくるが俺はそれをかわしてドーパントの懐に入り込み左アッパー決める

 

 

 

「ガッ!…なんだ…このガキ……スピードやパワーが有りすぎる」

 

 

地面に倒れ込んだドーパントがそういってくる

これ以上は時間を掛けれない…とどめだ

 

 

 

俺は帽子を直して銃を取り出す

 

 

 

「さぁ…お前の罪を数えろ」

 

 

俺は銃のスロットにスカルメモリを入れる

 

 

Skull!マキシマムドライブ!

 

 

銃先の角度を変えてメモリを隠す形で真っ直ぐにする

 

そしてそのままドーパントに数発弾丸を撃ち込む

 

 

「ぐ…グハァァァ!」

 

 

そう言ってそのドーパントは爆発する

 

 

爆発からあけるとガイアメモリを使用したドーパントの中身がそこにいる

 

 

 

「俺が…まさか…ガキごときに……」

 

 

そう言っているのは俺と同じ人間だ

俺はその人の元に行き

 

「欲に溺れた貴方が悪い…後は大人しく警察の取り調べを受けてください」

 

 

それだけを伝えてその人から離れた

そして警察が到着する

 

 

後は警察に任せて…

 

 

 

「まったく、君は危険な行動ばっかりするんだから」

 

 

そこに来たのは見知った婦警さんだ

帰るのが少し遅かったな…

 

 

「俺は何もしてませんよ、ただ親父の力を借りてるだけです」

 

 

 

「ならばそのガイアメモリをこちらに渡してくれたら私としては嬉しいかな」

 

 

そんな事を言ってくるから俺はこの人が苦手だ

 

 

「これは親父の形見ですから、誰であろうと渡すことは出来ません…それに貴方達ではドーパントを倒せません」

 

 

そう嫌みたらしく言って俺はその場を後にする

どんな顔をしているとかそんなのはみない

 

 

 

 

 

警察から足早に去り一人になったところでゆっくり歩く

 

探偵の真似事をするわけではないが…やはり探偵と警察は相容れない関係だろう

 

 

 

 

「いや…俺は探偵じゃない…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

"君なら…彼女達の運命も、未来も可能性も変えられるだろう"

 

 

 

 

 

!!?

 

「誰だ?」

 

 

だがそこには誰もいない

 

 

「一体誰が…?」

 

 

 

 

 

"そして君自身の行く末もそこにある…"

 

 

 

「さっきから何を言ってるんだ?」

 

 

 

 

"彼女達の事を任せたよ"

 

 

 

 

その瞬間俺の足元が崩れていく

コンクリートのはずなのに地震なんてないはずだ

これは一体!?

 

 

「なんだこれ…早く逃げないと!…!!?」

 

 

落ちていく中俺は地面を掴もうと跳んでてを伸ばしたがその地面は掴めず

 

 

 

 

何者かの策略か…それともドーパントの仕業か分からない

 

 

だがもう助からない

死を待つのみとしか考えられない状態で俺はそのまま深い深い底へと落ちていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………きて………」

 

 

 

「…………」

 

 

 

「…………きて……さい」

 

 

 

声が…聞こえる

 

誰かが俺を…

 

「ん…んん…」

 

寝ていたのか?

俺は確か落ちたはず…

 

 

 

「大丈夫ですか?」

 

 

「みくる、救急車呼んだ方がいいんじゃない?」

 

 

俺は目を覚ます

 

 

 

「良かった!目を覚ましてくれて」

 

 

 

「ここは…一体?」

 

 

俺の目の前には二人の少女がいた

オレンジ髪に赤紫髪?

特殊な髪色だなと思った

体格は中学生くらいか?

 

 

 

「大丈夫ですか?!貴方のお名前は?」

 

 

 

「……俺は……鳴海亮介(なるみりょうすけ)だ」

 

 

そう俺が言うと彼女達は手を伸ばして答えた

 

 

「私は明智あんなだよ」

 

 

 

「私は小林みくるです!」

 

 

 

 

『貴方の事!私達に教えて(ください)!』

 

 

 

そう…これが俺と彼女達の最初の出会いだった

 

 

 

 

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