遊戯王ARC-V DIMENSIONAL WARS 作:白銀蟷螂
シンクロ次元に存在する大都市シティ。
そこは常軌を逸した競争社会により成り立つ街であり貧富の差が激しい格差社会。
上流市民であるトップスと下流市民であるコモンズという二つの階級があり、トップスの市民はシティ全人口の1%しか存在しないにもかかわらず、シティの資産99%を所有している。
ジャック・アトラスはコモンズ出身者でありながら、デュエルの腕で一つの成り上りシティの王者キングとして君臨している男である。
そんなジャックにシティの最高意思決定機関、行政評議会から呼び出しがかかった。
指定された会議室に行くとそこにいたのは治安維持局に所属するセキュリティの男性。
その男は牛尾と名乗った。
「キング。あんたも知ってると思うが融合次元の脅威が迫っている」
次元戦争はシンクロ次元において周知の事実。
「そのためにはシティが一丸となって侵略者の脅威に立ち向かわなきゃならねえ」
「俺に何をさせるつもりだ」
既にプロパガンダの一環として開催されるフレンドカップというデュエル大会に参加するようにジャックは評議会から指示を受けていた。
こうして改めて呼び出しを受けたということはフレンドカップとは別件ということ。
「嘆かわしいことにコモンズのクズ共の中に融合次元と結託する売国奴がいる」
牛尾が一枚の写真を取り出して会議室の机に置く。
その写真には青い稲妻のような髪型をした男が写っていた。
「こいつはシンジ・ウェーバー。革命家気取りのクズだが、この非常事態によりにもよって融合次元と組んでトップスを陥落させようとしてやがる」
「……それは確かなのか」
無実のコモンズがセキュリティによって逮捕されるというのはシンクロ次元では珍しくない。
「ほぉ、元お仲間に情でもわいてるのか」
「……そういうわけではない」
「あんたにとっては残念なことだが事実だ」
牛尾は更に二枚の写真を机の上に並べる。
二枚目の写真に写っているのは銀髪の女。
「この女はグレース・タイラー。融合次元の軍事組織アカデミアの構成員。現在このシンクロ次元に入り込んでいるスパイだ」
「随分と詳しいな」
「治安維持局の副長官ロジェは融合次元からの亡命者でね。奴はアカデミアに所属していた」
本来であればそのような人物に副長官という役職を与えることはない。
だが提供された情報と本人の能力の高さを考慮した上で長官の裁量によってジャン・ミシェル・ロジェは現在の地位にいる。
「そしてこれがコモンズのクズ、シンジ・ウェーバーが売国奴だという動かぬ証拠だ」
三枚目の写真にはシンジ・ウェーバーがグレース・タイラーからレアカードを受け取っている光景が写っていた。
「それでも疑うなら自分の目で確かめてみるといい。こいつらが密会する時間と場所は既に抑えてある。キング、あんたにはそこでシンジ・ウェーバーとデュエルをしてもらう」
「貴様は高みの見物か」
「まさか。俺はグレース・タイラーをデュエルで拘束する」
ジャン・ミシェル・ロジェが亡命したのは数年前であり、グレース・タイラーを尋問して情報を引き出すことに成功すれば現在のアカデミアの機密情報が手に入る。
「それからこのデュエルディスクを渡すように評議会から言われている。こいつは次元戦争に向けて量産された人間をカード化するデュエルディスクだ」
ジャックは行政評議会の意図を理解した。
「グレース・タイラーからは融合次元の情報を引き出せるが、このコモンズのクズは単なる売国奴。シンジ・ウェーバーをデュエルでカード化しろと行政評議会はご仰せだ」
これは踏み絵だ。
ジャック・アトラスがトップスとコモンズ、どちらの側なのかを示すための。
◇
三日後。
シティの下層地区にて密会する二人の男女がいた。
一人はシンクロ次元の下級市民コモンズの男性、シンジ・ウェーバー。
そしてもう一人はグレースという女性だ。
グレースは革命に賛同してくれるよき協力者であった。
数か月前にシンジの前に現れたこの女性はコモンズへの金銭とレアカードの支援を申し出た。
物資が常に不足しているコモンズにとってその申し出は渡りに船だった。
これならばシンジが以前より計画していたコモンズによるトップスへの下剋上、革命を起こすことが現実的になる。
「革命の準備は順調みたいね」
「ああ! 君のおかげだ。協力者は順調に増えている」
コモンズはトップスにより日々理不尽を強いられてきた。
子供たちが満足な食事にありつくこともできないなど日常茶飯事だ。
それでも力がないため我慢するしかなかったが、レアカードの供給により状況は変わった。
「もうすぐだ。もうすぐこの腐った社会をひっくり返すことができる!」
レアカードでデッキを強化したコモンズの群衆を集めてトップスを襲撃。
デュエルによる暴力革命でトップス市民を支配者の地位から引きずり下ろす。
「聞いただろ、キング。このコモンズのクズ野郎は正真正銘の売国奴だ」
「誰だ!」
シンジが目を向けた先にいたのはセキュリティの男性。
そしてその隣にいるのは……。
「ジャック・アトラス!」
コモンズでありながらトップスに寝返った裏切り者。
「君は逃げろ! グレース!」
シンジにとってグレースは心を通わせた革命の同志だ。
革命が成就した暁には結婚するという約束も取り付けている。
セキュリティと裏切り者のキングなんかに自分たちの夢の邪魔はさせない。
「彼女には指一本触れさせないぞ!」
将来の伴侶を守るべくシンジはコモンズを裏切った王に啖呵を切った。
◇
グレース・タイラーはアカデミアの中でも一線級のデュエル戦士である。
故にあの場において即座に撤退という判断を下すことができた。
現れたのがジャック・アトラスだけならデュエルでカード化すればいい。
偶然居合わせた者の口を防げば情報の漏洩は避けられる。
だがセキュリティがいるとなれば話は別だ。
あれはシンクロ次元における警察のような存在であり個人ではなく組織。
シンジ・ウェーバーだけでなく、おそらくグレースの情報も把握されていると見て間違いないだろう。
情報の流出先には心当たりがある。
「残念だけどあの坊やはもう使い物にならないわね」
貧困層であるコモンズを支援して暴動を起こさせた上で、横合いからアカデミアの軍隊が攻撃を仕掛ける。
アカデミア本部の命令を遂行する上でシンジ・ウェーバーは都合の良い人材だった。
しかしこうして知られてしまった以上は捨て駒にするしかない。
「だけどこのシンクロ次元にはまだ火種があるでしょ」
グレースの面も割れている以上、これまでよりは動きづらくなるが、この場を逃げ切りさえすれば任務の続行は可能。
また別のコモンズを焚きつけて暴動を扇動すればいい。
「おい、融合次元のクズがこの俺から逃げられるとでも思ってるのか」
グレースの腕に赤い光線状の鞭デュエルアンカーが絡みついた。
「しつこい男ね。そこまでカード化されたいならそうしてあげる」
ひと先ずはDホイールに乗り追ってきたこのセキュリティをデュエルでカード化する。
両者のデュエルディスクが展開され、カードプレートがソリッドビジョンによって生成される。
GRACE / LP4000
VS
USIO / LP4000
「「決闘!!」」
先攻をとったのはグレースだった。
「私のターン。《アマゾネスペット仔虎》を召喚」
《アマゾネスペット仔虎》
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 500/守 500
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「アマゾネスペット虎」として扱う。
(2):このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドに「アマゾネス」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(3):このカードの攻撃力は、自分の墓地の「アマゾネス」カードの数×100アップする。
「魔法カード《融合》を発動! フィールドの《アマゾネスペット虎》と手札の《アマゾネスの斥候》を融合!」
《融合》
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。
「牙剥く密林の野獣よ。獲物を狙う戦士の目を得て、新たな猛獣となりて現れよ。融合召喚! 出現せよレベル7《アマゾネスペット虎獅子》!!」
《アマゾネスペット虎獅子》
融合・効果モンスター
星7/地属性/獣族/攻2500/守2400
「アマゾネスペット虎」+「アマゾネス」モンスター
(1):このカードが攻撃するダメージ計算時に発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ500アップする。
(2):自分の「アマゾネス」モンスターが相手モンスターに攻撃したダメージ計算後、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は800ダウンする。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手モンスターはこのカード以外の「アマゾネス」モンスターを攻撃できない。
「カードを一枚伏せてターンエンドよ」
「俺のターン、ドロー!《サムライソード・バロン》を召喚」
《サムライソード・バロン》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1600/守1200
1ターンに1度、相手フィールド上に守備表示で存在するモンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターを表側攻撃表示にする。
「更に魔法カード《二重召喚》を発動」
通常魔法
(1):このターン自分は通常召喚を2回まで行う事ができる。
「《ジュッテ・ナイト》を召喚だ!」
《ジュッテ・ナイト》
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/戦士族/攻 700/守 900
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して表側守備表示にする。
「レベル4《サムライソード・バロン》にレベル2《ジュッテ・ナイト》をチューニング! シンクロ召喚! レベル6《ゴヨウ・ガーディアン》!!」
《ゴヨウ・ガーディアン》
シンクロ・効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻2800/守2000
地属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
「バトル!《ゴヨウ・ガーディアン》で《アマゾネスペット虎獅子》を攻撃! ゴヨウ・ラリアットォ!!」
「トラップカード発動!《アマゾネスの秘湯》!」
《アマゾネスの秘湯》
永続罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「アマゾネス」モンスター1体を手札に加えるか、「アマゾネス」Pモンスター1体を選んで自分のPゾーンに置く事ができる。
(2):自分フィールドに「アマゾネス」モンスターカードが存在し、自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。
受けたダメージの数値分だけ自分のLPを回復する。
「まずはデッキから《アマゾネスの戦士長》を手札に加えるわ」
GRACE LP3700
「そして受けた戦闘ダメージ分、私のライフはアップする」
GRACE LP4000
「ちっ! 融合次元のクズが姑息な真似を。だが、ここで《ゴヨウ・ガーディアン》の効果発動! 戦闘で破壊したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚するぜ」
「何ですって!」
「ウェェェルカァム!《アマゾネスペット虎獅子》ちゃ~ん!」
《アマゾネスペット虎獅子》
融合・効果モンスター
星7/地属性/獣族/攻2500/守2400
「くっ! 私の虎獅子を」
「これが権力だ! もっともてめえらみたいなクズの侵略者に文句を言われる筋合いはねえがな。カードを一枚伏せてターンエンド」
「私のターン、ドロー。自分フィールドにモンスターが存在しない時、このカードは手札から特殊召喚できる。アマゾネスの戦士長を特殊召喚」
《アマゾネスの戦士長》
効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻1900/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターが、存在しない場合または「アマゾネス」モンスターのみの場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「アマゾネス」魔法・罠カードまたは「融合」1枚を選んで自分フィールドにセットする。
このターン、自分は「アマゾネス」モンスターでしか攻撃できない。
「効果でデッキから《融合》をセットするわ。更にアマゾネスモンスターが特殊召喚されたことで、墓地から《アマゾネスペット仔虎》を特殊召喚」
《アマゾネスペット仔虎》
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 500→600/守 500
「魔法カード《融合》を発動して《アマゾネスペット仔虎》と《アマゾネスの戦士長》を融合! 融合召喚! 出現せよレベル9《アマゾネスペット虎獅王》!!」
《アマゾネスペット虎獅王》
融合・効果モンスター
星9/地属性/獣族/攻2900/守2800
レベル5以上の「アマゾネス」モンスター+「アマゾネス」モンスター
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手モンスターはこのカード以外のモンスターを攻撃できない。
(2):自分フィールドの「アマゾネス」カード1枚と自分の墓地の戦士族の「アマゾネス」モンスター1体を対象として発動できる。
対象のフィールドのカードを破壊し、対象の墓地のモンスターを特殊召喚する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
「バトルよ!《アマゾネスペット虎獅王》で《ゴヨウ・ガーディアン》を攻撃!」
USIO LP3900
「カードを一枚セットしてターンエンド」
「俺のターン、ドロー! 魔法カード《おろかな重葬》を発動!」
《おろかな重葬》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は魔法・罠カードをセットできない。
(1):LPを半分払って発動できる。
EXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。
「ライフを半分払うことでエクストラデッキから《ゴヨウ・プレデター》を墓地に送るぜ」
USIO LP1950
「そして魔法カード《ミラクルシンクロフュージョン》を発動! 墓地の《ゴヨウ・ガーディアン》と《ゴヨウ・プレデター》を除外」
《ミラクルシンクロフュージョン》
通常魔法
(1):自分のフィールド・墓地から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、Sモンスターを融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):セットされたこのカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
「そのカードは! ロジェ、あの裏切り者!」
「正義の守護者の魂と誇り高き捕食者の魂が、今1つとなりて昇華する! 融合召喚!出でよ、荘厳なる捕獲者の血統を受け継ぎし者!《ゴヨウ・エンペラー》!」
《ゴヨウ・エンペラー》
融合・効果モンスター
星10/地属性/戦士族/攻3300/守2500
戦士族・地属性のSモンスター×2
(1):このカードまたは元々の持ち主が相手となる自分のモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
破壊したそのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
(2):相手がモンスターを特殊召喚した時、自分フィールドの戦士族・地属性のSモンスター1体をリリースして発動できる。
そのモンスターのコントロールを得る。
(3):表側表示のこのカードがフィールドから離れた時に発動する。
自分フィールドの全てのモンスターのコントロールは、元々の持ち主に戻る。
「《アマゾネスペット虎獅子》を攻撃表示に変更してからバトルだ!《ゴヨウ・エンペラー》で《アマゾネスペット虎獅王》を攻撃!」
「トラップカード発動!《アマゾネスの急襲》!」
《アマゾネスの急襲》
永続罠
(1):1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
手札から「アマゾネス」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力はターン終了時まで500アップする。
(2):自分の「アマゾネス」モンスターが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
その相手モンスターを除外する。
(3):フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、自分の墓地の「アマゾネス」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
「トラップカード《ギャクタン》!」
《ギャクタン》
カウンター罠
(1):罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのカードをデッキに戻す。
「このカードは罠カードの発動を無効にしてデッキに戻しちまうのさ!」
GRACE LP3600
「けど《アマゾネスの秘湯》の効果で私のライフはアップする」
GRACE LP4000
「《ゴヨウ・エンペラー》の効果発動! 破壊したモンスターを俺の場に特殊召喚するぜ!」
《アマゾネスペット虎獅王》
融合・効果モンスター
星9/地属性/獣族/攻2900/守2800
「そんな! 虎獅王まで!」
「融合次元ではどうだったか知らねえがここはシンクロ次元。お前らクズはセキュリティの権力には逆らえねえんだよ!《アマゾネスペット虎獅王》で攻撃!」
GRACE LP1100
グレースの場には既にアマゾネスモンスターが存在しないため《アマゾネスの秘湯》の効果は発動しない。
「最後はてめえのペットの攻撃で逝っちまいな!《アマゾネスペット虎獅子》でプレイヤーにダイレクトアタック!」
GRACE LP0
リアルソリッドビジョンの衝撃によって吹っ飛ばされたグレースは地面を転がった。
「今だ! 奴を捕まえろ!」
牛尾の指示を受けて待機していた数人のセキュリティがグレースを拘束してデュエルディスクを奪い取る。
「クズが、てめえにはきつい尋問が待ってるぜ」
捕縛されたグレースの髪を掴んで引っ張りながら牛尾は半笑いで恫喝した。
これで融合次元のスパイをデュエルで捕縛する任務は完了。
「さて、向こうはどうなったかねぇ」
ジャック・アトラスがシンジ・ウェーバーのカード化を躊躇するようなら代わりにカード化するように指示を受けている。
万が一、それを妨害するようならジャック・アトラスはキング足りえず、トップス市民の資格もないということ。
そうなった場合、牛尾がカード化するコモンズは一人増えることになる。
ジャック・アトラスがトップスからコモンズに戻り、元キングになるのであればカード化する。
それが行政評議会の決定だった。