真女神転生VV二次創作 牛蛇相克   作:dwwyakata@2024

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18年前に何が起きたのか。

原作でもとても印象的なシーンだった場面は、本作でも変わりません。





砂漠に落ちた議事堂
序、大魔王の記憶


東京タワーは歪んで、あちこち痛んでいた。ヒュドラが倒されてからは、恐る恐る悪魔が集まってきて。

 

ほっとしているようだった。

 

礼を言ってくる悪魔もいる。それはそれとして、縄張りを主張しようとして襲いかかってくる者もいた。

 

周囲を調べながら、そういった悪魔を退ける。

 

一番厄介なのが、翼を持つ人影。

 

堕天使であるらしい。

 

それらが、こちらを伺っていること。

 

小さな悪魔達と比べると、段違いの実力を持っていることが分かる。

 

ともかく、この先どう進むか判断しなければならない。周囲をまず調べてから、である。

 

そうしていると、アオガミが記憶の一部を修復できた、という。

 

「何か分かったんですか」

 

「ヒュドラの情報を煌が取り込んだことにより、情報の一部を復元できた。 今、煌にも共有しよう」

 

「お願いします」

 

映像が流れ込んでくる。

 

危険があるかもしれないので、ユヅルを呼んで側で護衛して貰った。映像を見ているときに襲われたらたまらないからだ。

 

空を見上げている。

 

アオガミの視点なのだろう。

 

其処には、凄まじい数の翼持つ人影がいた。

 

天使、なのだろう。

 

厳しく武装している天使が多い。赤い鎧を着て、槍を装備している天使が特に目立った。中級三位、パワーというらしい。

 

悪魔と最前線で戦う天使だそうだ。

 

天使達は非常に美しい方陣を組んでいる。各部隊が数千体ずつ、完璧な秩序で陣列を組み。

 

更にはそれぞれが役割に応じて、配置されていた。

 

パワーが特に多いが、それ以上の力を持つらしい天使もかなりの数が見受けられる。一大軍勢だ。

 

地上にも、渋々という形で、この軍勢に参加しに来たらしい悪魔の姿が見える。それらは雑多で、見るからにやる気がなかった。視界からして、アオガミもその一端にいるようである。

 

天使達のリーダーらしい。褐色肌で、黄金の鎧を着た女性の天使が上空にいる。方陣の最前列にいて、剣を手にして浮かびながら微動だにしない。アオガミの視界だからだろう。それもクリアに確認できた。その強さも。

 

見るからに格が他の天使達とは違う。

 

天使の中で、最高位の天使、上級一位を熾天使という。これについては、煌も知っている。熾天使は七体とも四体とも言われ。中でも確実に選ばれる四体。ミカエル、ウリエル、ラファエル、ガブリエルは。ウリエルを除くと、頻繁に人名に使われるくらい有名だ。

 

天使には九つの階級があり。上中下の三つ、更に一位から三位までにそれぞれが別れる。

 

その中の下級二位をアークエンジェル、大天使というが。

 

それとは別に、天使達の長を大天使というカテゴリに分類する。

 

これは古くにはアークエンジェルが最高位天使だった名残だったとも言われるが。いずれにしても、下級二位のアークエンジェルと、大天使はそれぞれ別として考える方が無難だ。

 

あれは恐らくは大天使。

 

その中でも、かなりの高位の存在だろう。

 

伝令らしい天使と、大天使が話をしていた。

 

「やはりミカエル様は連絡がありません。 そのほかにも、天の重鎮の方々はほとんどが……」

 

「やむを得ん。 ここに集まった私麾下の精鋭だけで仕掛ける。 悪魔の王が相手であろうとも、勇気を示せ。 私は古くには、大魔王の謀反に反対し、その誘惑をはねのけた。 精神を強く持て。 悪魔には負けたと思った瞬間に負ける。 勝つと思えば、必ず我らが主が守護してくださる!」

 

「おおっ! アブディエル様!」

 

「我らに光の加護あれ!」

 

天使達が、それぞれ手にしている武器を掲げて叫ぶ。

 

数が数だ。

 

天が揺れるようである。

 

だが。

 

それが一瞬にして、かき消されていた。

 

空が割れる。

 

そして、その存在が姿を現していた。

 

三対の翼を持つ、巨大な。あまりにも巨大な悪魔だ。東京タワーの何倍もある。険しい顔をしているそれは、全身が青黒く、それでいながら凄まじい威厳を放っていた。

 

天使達が動揺するのを、アブディエルと呼ばれた天使が静まれと一喝。一瞬で秩序を回復させる。

 

たいした統率力だ。

 

割れた空から現れた巨大な悪魔が、口を開く。声だけでも、人間なんぞでは手に負えない相手だと分かる。

 

「全ては終わった。 法の神を自称し、世界を好き勝手に蹂躙し続けた四文字たるものは滅び去った。 この大魔王である私がそれを為した。 私は奴を食らい、奴の知恵を全て手に入れた」

 

「戯れ言を! 貴様ごとき負け犬の裏切り者の寝言を誰が信じようか!」

 

アブディエルは気圧されていない。

 

気高い姿というよりも、圧倒的な神への狂信を感じられる。絶対的な信頼を通り越した盲信。

 

一神教特有のものだ。

 

アブディエル。覚えがある。

 

確か大魔王ルシファーが神に反逆したとき、その元から唯一離れた部下。そして神とルシファーとの戦いでは、先陣を切ってルシファーの軍勢に挑んだ猛者だ。

 

情報が多いが。

 

あの巨大な悪魔は、恐らくはルシファーだろう。

 

一神教における悪魔の中の悪魔。

 

今はサタンと混同されることもあるが、本来は何かの書物にあった文言がただ誤解され、悪魔の首魁とされたという話を聞いたことがある。一方でサタンは告発者だとか敵対者だとかされる存在で、本来は上級悪魔くらいの扱いで使われており。全能神である筈の一神教の神がいるのに、なぜ世界に悪がはびこっているかの理由として、悪さをしている天使がいるから、という理屈から作り上げられた存在だ。

 

ともかく、あれがルシファー。あんなに巨大なのか。

 

天使達の中の、一部隊が仕掛ける。

 

だが、ルシファーが叫ぶ。

 

「見苦しいぞ、昔の同志達!」

 

それだけで、襲いかかった数千はいた天使が、文字通り消し飛んでしまっていた。

 

怯むな。

 

アブディエルが士気を立て直させるが。

 

それでもどうにもならない。

 

大魔王はふっと笑うと、語りかける。

 

「私は至高天に上がり、神々の玉座についていた神を倒した。 その時に神を食らったことで、全ての情報を得た。 如何に神々の玉座の真実がくだらないものであるか。 この世界がどれだけ愚かな理に縛られていたのかを完全に理解した。 だからこそ、この世界に未来を作るために、私は最後の役割を果たさなければならない。 私の復讐心などくだらぬものだった。 私は未来の先駆けとなる存在を待つ。 今、するべきはそれだけだ」

 

「至高天に上がった……!?」

 

「ほ、本当に我らが主は……」

 

「おのれルシファー! 謀反を起こしたとき同様、天使達をその詭弁で惑わすか!」

 

叫ぶアブディエルだが、威圧感が違いすぎる。

 

それに。

 

ルシファーの体が崩れ始める。

 

最後の仕事。

 

それをしているらしい。

 

「アブディエルよ。 他の天使達もそうだ。 これから未来は誰の手にもある。 誰かが未来をつかむもよし、或いは最悪の場合にはまたあの四文字の神を復活させるのもまた良いだろう。 だが覚えておけ。 神々の王座は既に限界を迎えている。 根本的な対処が必要だ。 私は悪魔も神も越えた存在となって、待っているぞ……」

 

ルシファーが崩れ、溶け、爆ぜ。凄まじい流星群のような光が、辺りにほとばしった。

 

それで、記憶が途切れていた。

 

「煌!」

 

「大丈夫だ、問題ない」

 

ユヅルの声に返す。

 

今起きたことが、18年前にあったのか。

 

今まで、複数の悪魔の証言で、18年前に何かが起きたと知らされた。

 

ルシファーとやらとの最後の戦いというが。

 

あの様子を見る限り、何かもっと全然別のことが起きていたのではないのか。

 

それに、だ。

 

そもそもとして、ルシファーが現れた時。この辺りは、既にここまで東京タワーが風化こそしていなかったが。

 

既に砂に覆われていた。

 

何かが起きた後、ただルシファーが現れて。そして自壊して、世界に何かをまき散らした。

 

そうとしか見えなかった。

 

ミカエルとは連絡が取れないと、そういう話も聞こえた。

 

アブディエルは強烈な武勲の逸話がある武闘派の天使だが、それほどメジャーな天使ではなかったはずだ。

 

そんな存在が天使達の指揮を執っていたと言うことは。

 

もっと高位の天使は、あらかたやられてしまった。

 

それくらいの大規模な異変が、ここで起きたのではないのだろうか。そうとすら思えてくる。

 

つまり、だ。

 

あのルシファーが現れた出来事は、むしろ18年前の事件の終わり、なのではあるまいか。

 

ともかく思考をまとめるのが難しい。

 

しばし考えてから、一旦切り上げることとする。

 

そして、ユヅルに見た情報を共有する。話を聞くと、ユヅルは考え込んでから、周囲を見る。

 

ヨーコは今、別の方を見に行っている。

 

ヨーコには聞かせたくないらしい。

 

「僕もそうだが、悪魔使いはあらかたベテルと言われる組織に所属しているんだ」

 

「ベテル?」

 

「そうだ、各地に支部がある。 僕が所属しているのは日本支部だな。 天使達が所属しているのはベテル本部。 だが、どうも本部の動きがおかしい。 今までは、神の力も含めて、圧倒的な力で各地の支部を抑えていた。 どんな神も、本部には逆らえなかったんだ。 だが、その統制が、明確に緩み始めている」

 

「……」

 

大天使の中で、アブディエルよりも上位の天使達があらかた敗れたのだとすれば。

 

それは、神の軍勢が壊滅的なダメージを受けたことを意味している。

 

一神教は現在世界的に見て圧倒的な信仰を得ている。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教。

 

更にこれらに様々な派生を加えると、間違いなく世界で最も信仰されている宗教だと言えるだろう。

 

歩きながら話したのだが、悪魔はアティルト界といわれる世界の住人で、其処は人間の思念の影響を受けるという。

 

悪魔は超自然的存在を全て内包するらしく、近年では都市伝説の存在も具現化しているそうなので。

 

だとすると、最大最強の信仰を受けている一神教関係者が最強であるのは納得がいく話ではあるが。

 

それが、統制が緩み始めているのか。

 

「僕はまだ末端だから詳しい話は知らないが、少なくとも大天使が姿を見せることが明確に減っているそうだ。 天使自体の総数も、相当に減っているらしい」

 

「……アオガミさんの記憶が全て正しいとすると、ひょっとしたら一神教は頂点を失い、大天使の過半を喪失したのではないのか」

 

「そうだな。 特に四大天使はずっと誰も見ていないという噂を聞く。 あり得る話だが……」

 

それについては、絶対に誰にも話すな。

 

ユヅルが、声を落とした。

 

ベテル本部は今でも強大で、人間社会の財界をほとんど掌握しているらしい。

 

いくつかの国は完全にベテルのコントロール下にあり、人間をその気になれば戦争させることなどたやすいそうだ。

 

この国は今の総理大臣が立て直したが、それでも色々とまだ立場が危うい。

 

八咫烏という対魔組織が失われてからは、ベテル日本支部の奮闘がなければとっくに国を乗っ取られていた可能性が高いという話で。

 

本部はとにかく高圧的に振る舞ってきていて。

 

できるだけつけいる口実を与えたくないそうだ。

 

「確かに聞いているだけで危険な話だな」

 

「そういうことだ。 君は口が堅い。 僕に打ち明けてくれたのは嬉しい。 僕も、誰にも話さないようにする」

 

「分かった。 誰にも話さないと約束する」

 

「僕もだ」

 

ユヅルは真面目な人間だ。

 

この辺りは信頼できる。

 

さて、と。

 

ヨーコが苦虫をかみつぶしたような顔で戻ってくる。なんというか、とてもマッシブな人を連れていた。

 

肌は赤銅色とでもいうのか。赤黒く、とにかく逞しい。

 

全身はとても筋肉質で、素手で悪魔を殴り倒せそうである。

 

何かを背負っているが、同時に手に数珠も持っていた。極めて自他共に厳しそうな雰囲気がある。

 

「生存者か」

 

「生存者と言って良いのかどうかしらね。 この人、人かも分からないけれど」

 

「拙僧、悟劫(ごこう)と申す。 この魔界で、迷える魂に読経を捧げておる。 この辺りにて、不埒なる行いを繰り返していた龍が倒されたと聞いてな。 倒した者の顔を拝みにきたのだ」

 

そうして、じっと煌は見られた。

 

この人も、人間なのだろうか。ギリギリ人間なのか。

 

ともかく、この人も。

 

煌の視線から、目を背けなかった。

 

「ふむ、なるほどな。 素晴らしい若者のようだ」

 

「ありがとうございます。 魔界は危険です。 脱出を考えているのであれば、一緒に行きませんか」

 

「不要である。 拙僧はこれでも、この魔界程度であったら特に苦労せず行動が可能である故な」

 

「……」

 

自信満々というよりも。

 

ただの事実をそのまま告げているように見えた。

 

ちょっと毒気が抜かれる相手だ。

 

それに、強さに説得力があるのである。なんというか、戦っても勝てないというか。戦うべきではないというか。

 

そういう空気を感じるのだ。

 

「拙僧から、これを渡しておこう。 きっといずれ、役に立つ」

 

「これは?」

 

「鍵だ。 眷属が増えてきたのなら、龍穴で知恵の主と会うと良いだろう」

 

さらばだと、悟劫というお坊さんが消えていく。

 

というか、ひょいひょいと跳んで、険しい地形を移動していった。

 

あれは、多分人間ではないな。

 

煌も流石にあっけにとられた。

 

「人間か判別不能。 悪魔とも断言は出来ない。 いずれにしても敵対的ではないようだ」

 

「アオガミさん、この鍵は」

 

「恐らく龍穴という言葉からも、ギュスターヴに関係している。 後で話を聞くべきだろう」

 

「……そうですね。 分かりました」

 

とりあえず、皆で情報を交換する。

 

たくさんミマンを連れてきたツバメさんが、一人を紹介してくれる。

 

「この辺りで立ち往生してたんだ。 あんたがギュスターヴのところに連れて行ってくれるんだろ?」

 

「ああ、すぐにでも行けるが」

 

「助かったよ。 サボる以前の問題で、あの龍に食われかねなかった状態だったしな。 お礼にさ、あんたが喜びそうなこと教えてあげる」

 

「なんだろうか」

 

天使を見た、らしい。

 

そうか、それは助かる。

 

それだけじゃない。

 

アマノザコが、そっちの方だとミマンが言うと。ああ、あっちならと言った。

 

「あたいもあの辺りだったら、たまに天使を見たよ。 ただあの辺り、鳥の悪魔がたくさんいて、空から奇襲を仕掛けてくるんだ。 だから怖いんだよ。 毒を持ってる鳥が、特に凶暴だし。 すっごいでっかい鳥もいるよ!」

 

「一筋縄ではいかなそうだな。 空襲に対する供えが必要だ」

 

ユヅルが冷静に提案。

 

確かに、上は人間にとっての致命的弱点だ。

 

近年はドローンがその猛威を振るっているが。それ以前に、戦闘に影響を与える性能の戦闘機ができた時に。

 

世界の戦争はあり方を変えたのである。

 

「ユヅル、対空攻撃手段はあるか」

 

「一応手持ちにいるが、それだけでは心細いな」

 

「……僕の眷属には空を飛べる悪魔はいないな。 何か考えた方が良さそうだ」

 

「私は防御壁は張れるけれど、対空特化と言える手札はないわよ」

 

素直に自己申告してくれるのはありがたい。ヨーコの場合何か大きな隠し事があるように思うが。

 

それは今追求しても仕方がないことだ。

 

ともかく、一度手持ちの鍵について確認しておきたい。

 

もう一つ、用事がある。

 

マーメイドが言うのだ。

 

ここから西に下った先が水源だ、と。

 

それ以上は言わない。

 

だが、助けてほしいというのは分かる。今の時点では無理に進んでもドローン以上の脅威である飛ぶ悪魔から猛烈な空襲を受ける可能性があり、いくつか手を打っておかなければならない。

 

天使が組織的に活動しているという話もあるのだが。鳥の悪魔がたくさんいるということは、とてもではないが天使達がこの辺りでの覇権を握れているとは思えない。

 

何より。

 

手持ちの悪魔達の何体かは、非力すぎることを悲しんでいる。

 

特にスライムは、もっと役に立ちたいと、何度か嘆いていた。知恵ある存在がいるのなら、何か相談に乗ってほしいところだ。

 

とりあえず、周囲の警戒を頼んで、龍穴に入る。

 

ギュスターヴに鍵を見せると、おおと手を叩いて喜んでいた。

 

「おまえ面白い相手に見込まれたな、ケケケ」

 

「これは何か大事なものなのか」

 

「ああ。 そこから行けるから、行ってきな。 前に説明した、四文字の神の片割れと会えるぜ。 奴がぶっ殺されたからこそ、分離できた存在。 そいつなら、ちょうどおまえの願いを叶えられるはずだ」

 

どうもうまくいきすぎているな。

 

あの悟劫という人物、ひょっとして。これを見越してこの鍵を渡してきたのか。だとすると、ただの人間ではなさそうだ。あの動きからしても、前にユヅルが言っていたような、悪魔を倒しうる超越的な力を持つ人間か。それとも人間ではない何かなのだろう。

 

ともかく、今は行くしかない。

 

ギュスターヴに、多少集めておいたガラクタを渡しておく。壊れた機械やら、色がくすんでしまっているおもちゃやら。ユヅルがなんとかというアニメの古いグッズだと言っていたっけ。ミヤズが好きだったとか。それらを、大喜びでギュスターヴは受け取っていた。

 

此奴は利害が一致していれば無害な相手だ。それはここしばらく、何度か遺物を持ち込んで理解できた。今も嘘をついてはいないだろう。

 

言われた穴に手を突くと、すぐに其処へ移動できていた。

 

其処は、青い。ただ青いだけの空間だった。







※大魔王ルシファー

サタンと混同されたり大魔王とされたり忙しい方です。メガテンシリーズでは一神教がシナリオの主体となっているので、どうしてもこの人がラスボスになりがちですが、神話的に見ると元々は……。

いずれにしてもシリーズのファンからは閣下と呼ばれて愛されている存在です。

本作では失楽園を扱っていくので、この人はとても大事な立ち位置にいます。18年前に爆散して以降も、その影響力は世界各地にあり。そして、ある目的のために皆を急かします。

謀反の際に戦ったアブディエルでさえ、今は既に敵とは考えていないのです。


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