真女神転生VV二次創作 牛蛇相克 作:dwwyakata@2024
あらゆる古代の神魔がいるその場所は
文字通りのパンデモニウムといって良いでしょう。
ただし万古の神殿はアッシャー界の理が入り込んでいるため、アティルト界の住民は半端な状況に苦労しています。
そこにアッシャー界の存在でも、つけ込む隙が生じるわけですね。
シユウとは案の定戦いになった。凄まじい激戦の末に、煌がシユウの眷属達を切り払い、迫る。
シユウは牛のような頭を持ち、多数の腕に武器を手にしている。足もたくさんあり、とにかく色々たくさんあって強い、みたいな思想を体現している姿をしていた。そしてとにかく巨大だ。
だが、そういう相手とは。
散々やり合ってきたのである。
フィンとともにシユウと切り結ぶ。
シユウの剣技は優れているが、所詮は古代の剣技だ。洗練されていない。武芸なんかはどうしても鍛錬よりも才能がものをいう分野ではあるが、仮に鍛錬や蓄積が全く意味をなさないのであれば。武芸なんてものは発展しなかっただろう。
煌はその蓄積を背負ってきている。
今更、シユウに敗れる要素がない。
次々に腕をたたき落とし。シユウが顔をゆがめる。
この存在も、牛の神の系譜か。
だが、そのメインストリームから外れた。
おのれ。
そう叫ぶとシユウが腕を即座に再生させ。古い時代の武器を一斉に振り下ろそうとしてくる。
それはかなわなかった。
下半身が凍り付く。
マーメイドの長時間詠唱による魔法だ。それでも、全身を凍り付かせることは出来なかったが。
「人魚だと! そんな下級に、この武神が……!」
「下級と侮っているから負ける」
「おのれええええっ!」
無理矢理下半身を砕きながら、氷の束縛から抜けてくるシユウ。
だがその時には、煌は既に上空に向けて、天叢雲剣を掲げ。
シユウがそれに対応しようとする前に、その顔にはフィンが大火力の火炎魔法をたたき込んでいた。
シユウが火炎を吹っ飛ばして上半身だけで躍り出てくるが。
今のはただ、視界を塞ぐためだけの行動だ。
煌はこのとき、既に移動し。
背後から、シユウを唐竹にたたき割っていた。
凄まじい絶叫を挙げながら、古代中華の雄が消えていく。
それを見て、逃げ散る雑多な中華系の怪異達。追っても仕方がない。まだ刃向かってくるシユウの眷属を片付けて、それで被害をまとめた。
かなりやられている。いきなりこれだけの強大な神が出てくるとは。流石に万古の神殿か。
「煌ちゃん、こっちこっち!」
ボロボロになりながらも、生きていたモーショボーが手を振っている。
龍穴だ。
とりあえず一息つけるか、
皆の無事を確認。仲魔や眷属はかなり倒されていたが、それでも皆生きている。龍穴で回復をするが、少し時間が掛かる。
それでも回復をしておくべきだ。
そう越水長官はいい。
それに異論はない。
今のシユウの戦力を見る限り、この先強行突破は無謀だ。少しずつ、確実に進むしかない。
それにほとんどの神魔には、座に着く資格さえないだろう。
焦らず、少しずつ進むしかないのだ。
ギュスターヴはいて、回復してくれる。
ただ、警告はされた。
「ここはちと変わった場所でな。 こっからアッシャー界に戻ることは出来るが、逆は出来ねえぞ」
「一方通行と言うことか」
「そうなるな。 まあそれだけ特殊な場所と言うことだよ。 もし戻ったら、一からやり直しだから、気をつけてくれな」
「分かった」
ともかく戻り、回復しながら皆にそれを伝える。
一応物資は相当量を持ち込んでいる。今の時点で不足はないが、大事に使わないといけないか。
「回復のためにマッカは惜しまず使ってくれ。 戦力も、最終調整をしておいた方が良いかもしれないな」
「私、回復を促進します!」
「頼むぞオデット」
頷くと、オデットが魔法の増幅のためのフィールドを展開する。どんどん力が上がっているようで、無力で何も出来なかった時代が長かった事の鬱憤を晴らすかのようである。
黙々とミヤズが回復を進め。回復に懸かる時間を減らす。
ミヤズ自身も地力をアマビエに増幅させているが、それでもなお回復には時間が掛かってしまう。
それはもう、仕方がないものとして諦めるしかない。
イチロウが悪魔合体を調べているが、アウズンブラ以上の切り札がなかなか見つからないらしい。
森可成が、なんなら自分も合体材料にしてくれて構わないと言うが。
イチロウは首を横に振っていた。
「確かに可成を素材にすれば、信長が作れそうなんだよな」
「ならばそうなされよ。 拙者は所詮戦国の世では中堅程度の将にすぎぬ。 我が主君であれば、これ以上もないほどに活躍できよう。 武芸に関しても、生半可な将よりも優れていたのだ」
「ああ、それは分かるんだ。 だけど、俺はまだまだ未熟だ。 可成のおっさんには、まだ幾らでも教えてほしいんだ。 人間として完成形になったなんて考えるようになったら、そいつは終わりだ。 俺は色々見てきて、それが分かってきた。 大人なんていってる連中に、まともな大人なんてほとんどいないってこともな。 だから、まともな大人である可成には、まだ色々教えてほしい」
「そうか。 ならば最後まででもお供いたそう。 拙者も信長公の道を、最後まで一緒に供出来なかった。 今回こそは、主君の旅路の最後まで供にありたいものよ」
とても立派な決断と覚悟だと思う。
煌としては、ホルスとテュール、ガイアがいる。
主神級三体がいる時点で、手持ちに不足は感じていない。
消耗が大きい主神級の三体に加え、他化自在天やフィン、義経公などの取り回しがいい中堅もいるし。
マーメイドとアマノザコはどちらも両翼として支えてくれる。
まだアリスは力を引き出し切れていないが、それでも強い。
わーはほとんど後見役だ。
なんとなく分かってきたが。
わーは煌を見極めて、もしも悪辣な存在だったら、寝首を掻くつもりだったのだろう。
八雲ショウヘイの悲劇を間近で見ていたのだ。
それくらいは考えていてもおかしくはない。
それにずっと正体を煌に悟らせないくらいの格の存在でもあったのだ。
眷属としての存在に甘んじず、いざとなったら煌を殺すことは出来たのかも知れない。
そんなわーが認めてくれた。
煌としても、それを可とするべきだった。
しばしじっとして回復に努めていると、いつの間にか中年の男性が二人、歩み寄ってきていた。二人とも燕尾服を着ていて、シルクハットを身につけていた。
皆がさっと戦闘態勢にはいるが、煌には分かる。
あれは、アリスの保護者達だ。
アリスが明るい顔になると、手を振る。
「赤おじさん! 黒おじさん!」
「おお、アリスや! 元気なようでなによりだ!」
太った赤い中年男性と、痩せて背が高い黒い中年男性。どちらも高位の悪魔であるのは分かるが、少なくとも敵意はない。
煌は座禅を解いて、立ち上がると、礼をする。
アリスはまだ力を出し切っていないが、それでも要所では役に立ってくれている。
アリスが二人に笑顔で抱きつくのを見て、本当に信頼されているのだなと分かる。二人も、悪魔だろうに。
そうとは思えないほど、優しい顔をしていた。
赤い太った中年男性が、自己紹介をする。
「少し前から見ていたが、君が夏目煌だね。 私は堕天使ベリアル。 そちらが堕天使ネビロスだ」
「ベリアルにネビロス!」
ユヅルが驚愕。
イチロウに説明する。
ベリアルはソロモン王72柱の中でも最強とされる存在で、無価値という意味があるともされる強豪悪魔だ。
ネビロスも同じく強豪として知られる存在で、降霊術に関して魔界でもっとも優れた力を有している。
だが、それらの恐ろしい設定とは裏腹に。
アリスとともにある二人は、気の良いおじさんにしか見えなかった。
ネビロスが言う。
口調もとても穏やかだった。
「アリスを孤独から救ってくれてありがとう。 今の楽しそうなアリスを見ていると、君に救われたのだとよく分かるよ」
「いえ。 僕はやれることをしただけです」
「それが出来る人間は少ない。 アリスがもの同然に使われているようだったら、連れて帰るつもりだったが。 その恐れはなさそうだね」
咳払いすると、二人が向き直る。
悪魔らしい威圧感が生じていた。
ベリアルが言う。
影が長く伸びていて。其処には悪魔らしい恐ろしい姿が浮かんでいた。
「この先には古代の強大な神格が多数いる。 それらの目的は、君たちを倒して、力を得ること。 創世をしたいと願っている神もいるが、それらはただ自分の事しか考えていない。 貶められ、忘れられた存在達は、今でも人間を憎んでいる」
「だが、それでは何も解決しない。 創世をしてこの世界を良くしようと考えるものが座に着かなければ、何も変わらない。 君は己の権力やら欲望やらを満たすために座を目指しているわけではないな」
「はい。 人類を次の段階に進める。 それが僕の目的です」
「そうか、それを聞いて安心した。 ならば、我々は遠くから君を見守ろう。 我らは堕天使であり、神の敵。 それ以上でも以下でもない存在だ。 だからこそ、君がもしも世界をよくしてくれた時には、アッシャー界で役割を終える」
ベリアルはそういうが。
その顔に、怒りや悲しみはない。
アリスの頭に手を置くベリアルは、むしろそれが本望のようだった。
「この子は、英国の産業革命の時に、ゴミのように使い殺されて、ドブに捨てられていた亡骸を我らが拾い上げ。 魂まで砕かれ尊厳を全て奪い捨てられていたその終わりを見て、神に対する怒りを示し反逆するためによみがえらせたものだ。 最初は力を誇示するためだった。 だが、今は誰よりも大事な存在だ。 君に託す。 創世の先で、この子が幸せに生きられるようにしてほしい」
「……分かった」
「アッシャー界で我らが役割を終えた時、我らはアリスと永遠にともにある。 だから、それは心配しなくてもいい。 我らはアリスの中で永遠に生きる。 君ならば、そうしてくれるはずだ」
ある意味究極の子に対する献身だな。
シルクハットをとって一礼すると、二人は去って行く。
嘘を言っていないとアマノザコは言う。
イチロウは、アリスを見て、悲しそうにした。
「そんな酷いことがあったのか……」
「強者の理論が蔓延ると、そういうことが起きる。 そして「必要な犠牲」などと言って顧みられる事もない。 人がいくらでもやってきた事だ」
越水長官の言葉には、ヨーコでさえなにもいわなかった。
アリスは、それでも今は笑っていられる。
それだけで、あの二人は幸せなのかも知れなかった。
回復を済ませて、先に進む。
巨人が道を塞ぎ、巨大な蛇が道を塞ぐ。いずれもが古代神格なのは明らかだった。どれもこれもが飢えていて、怒りにこちらを睨んできた。
先に入り込んだ神魔に、殺されている古代神格も多く。
逆に、古代神格に殺された神魔が山積みになっている場所もあった。
まさに地獄だな此処は。
そう思いながら、煌は皆と進む。
敵は強い。
だが、今の時点では、ゼウスやオーディン、シヴァといった存在ほどの強敵は出てきていない。
ただ、奥からはどんどん強い気配が漏れ出てきている。
更に奥には、想像を絶する何かがいる。
それが少しずつ分かり始めてきていた。
神殿の六階、だろうか。
五回階段を通った。だからそう判断するしかない。同じ階層でも複雑に入り組んでいて、完全に迷路だ。攻略には時間が掛かる。龍穴をその間三回発見したが、かなり物資は減ってきている。これに関しては仕方がない。
惜しみなく使ってくれ。
越水長官がそういった物資だ。
物資を惜しんで、誰かが死んだら意味がない。それに、この先にいる相手に対して、力を温存できるなら、それ以上に良いことはない。
かなり広い空間に出た。
床や天井がねじくれているようなこともなく、だいぶ平衡感覚がしっかりしてきた。そして、歩み来るのは、あれは何だ。
巨大な赤い人影。
顔が三つある。背中には翼。
背筋がぞっとする。
これまでに感じたことがないほどの、圧倒的な力。相手にまだ戦意はないようだが、この力。
シヴァをも上回るとみていい。
「ついにここまで来たか。 ナホビノとその仲間達」
「貴方は」
「私はサタン。 告発者と呼ばれる存在だ」
「……!」
サタンか。
この圧倒的な力、大魔王としての存在だろうか。感じる力があまりにも桁外れだ。アオガミの記憶にあったルシファーより上かも知れない。
無言で構える皆に、サタンは今戦うつもりはないと言って。
そして、指先で示す。
「あの先に座への入り口……至高天への入り口がある。 既にたどり着いた神魔が、それを巡って殺し合っている」
「貴方はそれに加わらないのか」
「私はよりよき創世が行われるのを、見届けるのが仕事だ。 一神教で私が作り出された時、「全知全能」などという言葉の矛盾を埋めるための苦し紛れとして、最初は私はあった。 だがそれが故に、その力は年々肥大化していった。 今の私は、神に対してその罪を告発さえ出来る存在であり、一神教の最後にして最大の強豪、天使の原点たる原天使となっている」
そうか。
そこまで拡大解釈された存在として、今はいるわけだ。
「今まで、デメテルやカディシュトゥ、更にはマンセマットを支援してきたが。 それらはあくまでよりよき創世のため、様々な創世をもくろむ者や、或いは創世の妨げになる障壁を作るためだ」
「……!」
「怒りはもっともだが、今までの創世のうちいくつかを私は見てきた。 あれらの愚行を二度と繰り返さないために、選別が必要だったのだ。 それは理解してほしい。 選別のためには壁も、様々な方法論も必要だった。 その過程で出てしまった犠牲については、よりよき創世が行われる事、それに私が創世とともに滅びることで詫びとしよう」
マンセマットは壁として。
カディシュトゥは蛇の神の祖たるティアマトの復活のため。
デメテルは、恐らくは場を引っかき回すための存在として。
支援を受けていたのだろう。
裏で黒幕を気取っていたわけだ。
よりよき創世、か。
サタンはこの様子では、今までの創世に大きな失望をしていたのだろう。実際問題、それはよく分かる。
特に一神教による創世は最悪だ。
自分だけが正しい。
その思想が、どれだけ他を迫害してきたか分からない。
現在一神教の世界では、多様性がどうのこうとのいっているが、その実「自分たちが決めた正しい多様性」を他人に押しつけているに過ぎない。
自分たち以外には思考能力がないと本気で考えている一神教徒もいる。
正義を担保する一神教というものは、創世に関わってはならなかった。それについては、煌も思う。
そして今まで創世に関与してきた神々も。
決して自分が行った創世を、よきものとは考えていないようだった。
「試練を用意してくださった、って訳か。 俺はあんたを最低だと思う」
「同感だ。 私も自分を好んではいないし、他に方法があればやっていた。 だが、他に方法がなかった」
イチロウの言葉に、素直にサタンは応じる。
そうか。悪魔の王も、嘘はつかないわけだ。こういう場面では。
悪魔だったら相手を口先三寸でたらし込んでなんぼだろうと煌は思うが。どうもサタンはそうではないらしい。
実際、サタンが言っていることに矛盾はない。
ただ、不愉快ではあるが。
とてつもなく。
「この先にいる神々が君たちを待っている。 それらを倒して、過去の神々の考え、失敗を吸収していくといい。 座に近づけば近づくほど、やってはいけないことを学習できる筈だ」
「お膳立てはありがたいが、一神教の神YHVHは、座に着く時それをやらなかったのか」
「あの存在は、最初は愚かしい人間達を御するために厳しい戒律とともにあろうとした。 だがそれが人間にとっての都合が良い支配用ツールであることが分かると、人間によって瞬く間に滅茶苦茶にされていった。 唯一絶対の正義という言葉ほど、人間を思考停止させ、支配の道具として都合が良い猿にする言葉はない。 だから、ここに来た時YHVHは、他全てを否定し、知恵の全てを否定して進んだのだ。 ……楽園追放の逸話を知っているだろう」
「ああ、知恵の実を食べたことを悪とするあの逸話だな」
サタンは静かに言う。
あれは神話的なメタファーなのだと。
分かっている。
煌も、わざわざ言われなくても。
「知恵の実というのは、古くからの農耕民達が蓄えた様々な知識のことだ。 それを人々とともにあった大地の神々……蛇の系譜は、人間に惜しみなく与えまた受け取っていた。 だが支配を旨とする天空の神々は、自分とその手先だけで知恵を独占した方が良いと思いついた。 だから、あの逸話が出来たのだ。 最初は元々ただ知恵の実を皆で分け合っていた人間のところに現れた天空の神が、知恵の実を独占した。 それに抗議する蛇の神を撃ち殺し、或いは追い払い。 そして知恵を失った人間を思うがままに支配した。 知恵の実には魂が宿っていたという解釈があっただろう。 魂というのは、神々を作り出すような放埒な想像力のことだ」
「……」
そうだ。
一神教は、自分だけあればいいという思想だ。
だから他の神々を創造する思考力なぞ必要としなかった。人間を管理する人間だけが知恵にアクセス出来れば良かった。
活版印刷が開発された時、反対運動が大いに起こった。
理由は簡単だ。
一神教の文化圏の人間にとって、支配はそれだけ甘い果実だったのだから。
ある意味、知恵の実が解き放たれたのはその時だったのかも知れない。少なくとも、一神教文化圏の人間にとってはだ。
「この先には放埒な想像力の権化達がいる。 彼らは少しでも人間を良くしようと様々な知恵を絞って、そしてなしえなかった。 彼らの失敗を無駄にしないためにも。 桁外れの容量を持つナホビノである君が、是非この先に進め。 私は、その戦いを無為にしないようにだけ振る舞おう」
「……行こうぜ、煌」
「ああ」
イチロウが大股で歩き出す。
やはり皆、気分は良くないようだ。
越水長官が嘆息していた。
「一神教で最後に残った大物の言葉があれだ。 本当に四文字の神は死んだのだとよく分かるな」
「越水長官。 貴方も、知恵を配分してください。 この先は、恐らくは一人では結論を出すのは厳しいでしょう」
「うむ、それは当然のことだ。 私はな、自身としては多神教を主軸にした創世を行いたいと考えていた。 だが、君がそれよりずっと踏み込んだ創世を出来ると今は期待している。 その期待を、ともにかなえよう。 君だけには背負わせはしない」
「俺も微力だけどやるぜ。 俺程度でどうにか出来るなら、少しでも足しになるなら、それくらいはなんでもねえ」
そういって、イチロウは帽子を深くかぶり直す。
そういえば。
平行世界のイチロウは、壊れた時にあの帽子を常に捨ててしまっていた。
それを思い出して、此処では違うんだなと。
煌は少しだけ嬉しくなっていた。
※サタン
ついに直接登場です。
もう描写していたとおり、本作でのだいたいの黒幕です。これだけ色々やったのは、平行世界が観測できるから、ですね。
ろくでもない創世を散々見た結果、まともな創世をどうにかして為したい。そう考えて、試行錯誤した結果がああいう黒幕ムーヴだったのです。
ちなみにサタンにはこれだけやらかしたのだし殴られる気もあったのですが、煌くんは敢えて殴りませんでした。
一番頭に来ているだろうイチロウが、大人の対応をしたから、が理由ですね。
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