真女神転生VV二次創作 牛蛇相克   作:dwwyakata@2024

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カナンのバアルは座に着いていた経験者です。正確には座に着いていたバアルの一柱、ですが。

というわけで聴取です。

実際に本当に多数の神が座につけるか、確認しておく必要があるわけですね。





太陽神の成れ果て
序、バアルからの聴取


台東区の龍穴付近に、エジプト支部の神々が到着。同盟を組んだコンスとその軍勢が、陣を組み始めている。

 

これに加えて天津の神々が陣を組んでおり、簡単に侵入できない状態が作り上げられ始めた。

 

国津もまもなくこれに加わる。

 

既に台東区以外……東京駅付近や新宿の魔界からはほとんどの神魔が消えており。

 

此処に人員を集中しても問題ない、という結論になっていた。

 

煌はカナンのバアルの討伐を、陣頭で防御陣地の構築指揮を取っていた越水長官に報告する。

 

越水長官は、エジプト支部に対してはあくまで対等の立場を取るために、それぞれに守りの部署を決め。

 

相手の部署には命令を出さないという厳格な同盟態勢を維持。

 

エジプトの神々の反発を買わないように、注意深く行動しているようだ。

 

コンスもミヤズの事がある。

 

基本的に越水長官を尊重していて。

 

今の時点でエジプト支部の神々が、天津の神々を敵視する様子はない。

 

ただどちらにも荒々しい神格はいるので。

 

それらが対立しないように、配置には気を配っているようだが。

 

バアルとの戦闘。フィンが眷属になったこと。

 

それらの細かい話を終えると。

 

越水長官は頷いていた。

 

「今まで煌くんはベルフェゴール、バエル、モロク、それにカナンのバアルも倒してきたな。 それらの眷属化は出来るだろうか」

 

「ベルフェゴールとモロクは出来ます。 カナンのバアルについては、かなりギリギリではありますがどうにか」

 

「分かった。 カナンのバアルの眷属化を頼む。 マッカについては私の方から支援しよう」

 

「了解しました」

 

即座に龍穴に潜る。

 

まずはマッカをと思ったら、ギュスターヴのところに大量にミマンが増えている。確か200体くらいと言っていたが、明らかにそれを越えているようだった。

 

「よう。 色々持ってきてくれたか?」

 

「あまり人間の間では価値がつかないレトロな品物をそれなりに」

 

「どれ、見せてみな。 おおおおお! 俺にとっては素晴らしい品ばかりだ! どれもこれも宝だよ宝!」

 

手を叩いて喜ぶギュスターヴ。

 

気前よくマッカに換えてくれるが、その間に話を聞いておく。

 

ミマンが異様に多いようだが、と。

 

ギュスターヴがそれに答えてくれた。

 

「ああ、どっかの誰かがミマンを増やしてやがるなこれは」

 

「ミマンは貴方の眷属ではないのか」

 

「ちょっと違うんだよ。 ミマンどもは、俺が面倒を見てやっている存在なのさ。 こいつらは色々訳ありでな」

 

「……」

 

ギュスターヴは相当な悪魔の顔役らしいが。

 

それが面倒を見るとは、どういうことなのだろう。

 

ともかくだ。

 

大量のマッカを受け取り、更にはおまけだといって、回復に使えそうな道具類もたくさんもらった。

 

余程嬉しかったらしい。

 

そして今ギュスターヴと接してみて分かった。

 

ギュスターヴは恐らくだが、時間というものを移動することが出来るようだ。下手をすると平行世界も。

 

平行世界を観測できる悪魔は何体か見てきた。

 

だが、もしも時間も空間も移動できるとなると、更にそれよりも高位の存在となってくる。

 

だが、圧倒的な力みたいなのは感じない。

 

どちらかというと、戦っても無意味、みたいな力を感じる。

 

此奴は一体何者なのだろうか。

 

ともかく、今は利用できるのなら、利用するだけだ。相手もそうしている。利害関係と割り切るだけである。

 

続いてソピアーのところに出向く。

 

其処でカナンのバアルを呼び出したいといい、マガツヒから得られた情報を提示する。少し考え込んだ後。

 

ソピアーは提案してくれた。

 

「カナンのバアルは貴様と同じ嵐の神でもある。 ただ現状では貴様とほぼ同等。 相性を利用して従えるしかないが、それでもいいか」

 

「構いません。 彼には聞きたいことがあります」

 

「聞きたいことに答えるかは微妙だろう。 ただ押さえがあれば話は別だろうが」

 

「押さえというと」

 

「配偶神だ。 アナトになるな」

 

アナト。

 

バアルの妻となる女神である。

 

極めて残忍で獰猛な女神で、大量殺戮を行うことも多い凶暴な性格をしている。古代神話らしくバアルの妹であり妻でもあるという爛れた関係だが。アナトの性格は極めて苛烈で、インド神話のカーリーを想起させるほどだ。

 

古代の女性神格は必ずしも後世で考えるような穏やかなものばかりではない。

 

アルテミス等は狩りの女神として知られるが、同時に冷酷極まりない存在としても知られているし。

 

ローマ神話で知恵の女神になったミネルヴァとは違い、ギリシャ神話でのパラスアテナははっきりいって大人げない性格をしている戦闘神格だ。

 

この間戦闘したイシュタル神も戦闘的な要素を持っているし。

 

古代の女性神格は決して優しいだけの存在ではなかったのである。

 

「カナンのバアルはアナト神に対して頭が上がらない。 そしてアナト神であれば、今の貴様は従えられるだろう」

 

「……分かった。 それでは呼び出してもらえるだろうか」

 

「二柱とも呼び出すとなると、相当なマッカを用いるが」

 

「用意はしてきている」

 

今までの様々な悪魔の情報をかき集めて、二柱を呼び出す準備に入る。

 

ソピアーのアドバイスに従ってピアノをかき鳴らし。

 

やがて二柱ができあがっていた。

 

ただ。これは戦闘で活躍して貰うのは厳しいな。

 

そう言わざるを得ない。

 

まずアナトだが。戦闘神格ではあるが、はっきりいって制御できる自信がない。他化自在天以上に面倒な性格をしている。

 

夫のバアルのためには創造神にすら喧嘩を売るような神格だ。

 

それに煌の力量では従えられるが。

 

従えるので精一杯である。

 

カナンのバアルは創世に対する野心を隠してもおらず。

 

下手に具現化すると、何を言い出すか分からない厳しさがある。

 

ただ。二柱同時であれば、従えることは可能だ。

 

しかしあくまで従えているだけ。

 

この二柱を、戦闘で活躍させることは無理だな。そう煌は判断していた。

 

だとすると、神社にでも祀って東京の守りに従事して貰うか。それが良いかもしれない。

 

既に信仰する民も存在しない神格なのだ。

 

それで機嫌を取るのが良さそうである。

 

まず、越水長官のところに戻る。

 

そして、先にアナトを呼び出す。アナトは厳しく鎧兜に身を固めた、目つきの鋭い女性神格として姿を見せていた。ちなみになぜか首がとても長い。

 

続けてバアルを呼び出す。

 

バアルは相変わらず魚みたいな兜を被っていたが。アナトを見て、ぎょっとしたようで。更には、なんだか萎縮してしまった。

 

アナトは煌に従う姿勢を見せたが、それ以上にバアルの守護が大事なようだ。

 

守護と言うよりもこれは独占だな。

 

いわゆるヤンデレという奴だろうか。今風に言えば、だが。

 

バアルも明らかにアナトの視線に怯えている。まあ、アナトの残虐な神話的なエピソードを見る限り、怯えるのは仕方がないのかも知れない。

 

「あなた。 どうしてそのように怯えてなさいます」

 

「い、いや別に怯えて等おらぬぞ」

 

「カナンの主神でありましょう! たとえ敗れて従えられたとしても、背筋を伸ばすのです! あのモトに敗れた時も、私が仇を取ってあげたでありましょう」

 

「あ、う、うむ、そうだな……」

 

情けない姿だ。

 

だが、これくらいで良いのかも知れない。

 

強敵だったバアルが、しおしおになっているのを見て、またイチロウが遠い目で見ているが。

 

ともかく、煌は咳払いすると、皆の見ている中で核心から聞く。

 

「貴方が古くに座に着いていたことは分かっている。 ただし貴方は所詮は中東に数多割拠したバアルの一柱に過ぎない事も分かっている」

 

「ふむ、最低限の知識はあるようだな。 い、いや、アナト。 恐ろしいので、あまり怖い目で見ないでくれ」

 

「夏目煌様。 夫はこれでも一地方とは言え最高神です。 あまりその、衆目の中で恥をさらすような言動は避けていただきたいのですが」

 

「……」

 

ちょっと呆れた。

 

バアルが滅茶苦茶怯えているのは、主にアナトの恐ろしい視線が原因だと思うのだが。まあ、それは良いとする。

 

一つずつ順番に聞いていく。

 

「ラーの次に貴方が座に着いた、というのは間違いないか」

 

「ああ、それは間違いない。 ヒッタイトやヒクソスがエジプト文明と交戦し、一時期制圧した頃の話だな」

 

「了解した。 しかしバアルというのは必ずしも貴方だけを指す言葉ではない。 他にも高名なバアルは幾らでもいた。 ……カナンのバアルである貴方だけではなく、中東に数多いたバアルという「主」を意味する無数の神格が、座に着いていたのではないのか」

 

「……どこでその結論にたどり着いた」

 

やはり正解か。

 

表情が険しくなったバアルだが。

 

アナトは煌に協力的だ。

 

ただ、バアルに何かしたらブッ殺すという視線で周囲を見ているので、越水長官の護衛をしている自衛官達はみんな怯えきっていたが。

 

まあそれはそうだろう。アナトは相当な高位神格だ。暴れ出したら一個師団の火力でも対応できる可能性は低いのだから。巻き込まれたら瞬く間にミンチである。

 

「そうだ。 その前のラーもそうであったがな。 「ラー」という「太陽神」が座に着いていたエジプト時代の後は、「主」たるバアルが座についていた。 これは当時の中東が、馬の軍事利用の成功、鋳鉄の技術の確立などを世界に先駆けて成功させたからだ。 中東が世界の文明をリードする時代は、後にローマが勃興して、ユピテルの時代が来るまでは続いた。 最後にして最強のバアルであるカルタゴのバアルがローマに倒された時、それも終わったが」

 

「なるほど。 やはり座に複数の神格が着くことは可能なのだな」

 

「貴様はナホビノとしては戦闘力はまだまだだが、規格外の容量を持っている。 故に貴様であれば恐らく容易だろうが、それを求めて貴様にすり寄る神格も増えるぞ。 あらゆる誘惑もしてくるだろう。 それに耐えられるかな?」

 

「あなた?」

 

アナトの声に、ひっとカナンのバアルが背筋を伸ばす。

 

ともかく、一度二柱を戻す。

 

そして越水長官と、皆と一緒に、軽く話した。

 

流石に此処で話をするのはまずいので、東京の研究所に戻って、だが。

 

「やはり煌くんの結論は正しかったようだな。 カナンのバアルの証言を取ることが出来たのは大きい」

 

「なんだかあの神様も尻に敷かれていたな」

 

「イチロウ、こう考えてもいい。 古代の女性は逞しくて、決して男性の下についてばかりの存在ではなかったということだ。 天空神系統の信仰の極北である一神教が勃興する前は、女性はむしろ堂々と社会で生きていた、という証拠とみて良いだろう」

 

「う、うん。 なんとなく言いたいことは分かる」

 

イチロウが遠い目をしているが。

 

まあ、正直な話。

 

一神教が世界を席巻した後でも、普通に女性は自由に生きていた。それを思うと、男性優位の天空神信仰の極北の時代だけがおかしかったのかも知れない。

 

勿論それも文明によって色々と差異はあるのだが。

 

少なくともバアル信仰の時代はそうだったということだ。

 

咳払いして、話を進める。

 

「今の話を整理する限り、やはり座に複数神格が着くことは可能だ。 煌くん、君が座を確保したら、私も座に加わろう。 政治的な話や頭脳活動は私も支援する」

 

「ありがとうございます。 他には」

 

「民主的とでもいうのかしらね。 ただそれがうまくいくかしら?」

 

「今までの座に着いた神格の情報が一通り欲しい。 それらの情報を得てから、全ての欠点を洗い出し、それらを補う形で創世をするつもりだ」

 

そう説明すると。

 

皮肉交じりの言葉を口にしていたヨーコは黙り込む。

 

その手があったか。

 

そう顔に書いていた。

 

恐らくだが、ヨーコは煌を信頼はしてくれたが。創世に対しては、ずっと冷笑的に見ていたのだと思う。

 

だがヨーコは、煌の論理的な説明に対しては、常に面白がっていた。

 

意見が違う存在でも、きちんと理屈が正しければ受け入れられるくらい、ヨーコも理性的だし。

 

感情で考える存在ではないということだ。

 

だからこそ、こちらにとどまってくれた。

 

「そうなると、アモンの討伐を急いだ方が良いだろう。 それに……」

 

「はい。 後はゼウスとテングリですね。 テングリについては、どこからか情報をえなければなりませんが」

 

「ティアマトはどうするんですか」

 

「協力を仰いでみる」

 

ミヤズが聞いてきたので、煌はそれにも答えておく。

 

ティアマトは、かなり友好的な神格だった。今度の創世は、今までの欠点を全て解消したものとしたい。

 

そういう発言をすれば、恐らくは協力して情報をくれる筈だ。

 

人間の出力では、誰もが幸せな世界、なんてものは実現できない。どれだけ超人的でもだ。

 

例えば普遍的無意識にアクセスして、世界そのものをある程度変える事は可能かも知れないが。

 

それにもどうしても限界が出てきてしまう。

 

だが、今の煌であれば。

 

神々のバックアップがあれば。

 

現状の地球は、既に限界が近づいてきてしまっている。

 

それもあって、しっかりとやるべき事はやってしまわなければならないだろう。

 

ちなみに四文字の神については問題ない。

 

というのも、三位一体説なんて言葉があるように、その性質は天使にも引き継がれている。

 

無数の天使の情報を取り込んだ今は。

 

わざわざ四文字の神の情報は必要としていない、というわけだ。

 

越水長官が、皆を見回して言う。

 

「マガツヒには、取得限界がある。 ベテランのデビルサマナーでも、今の君たちにはかなわないのを見ているだろう。 あれはマガツヒの取得限界を超えてしまっているからだ。 ツバメくんのような例外や、君たちのようなナホビノ候補は話が別だが、そうでない存在は、強くなれる限界がある。 ただ、君たちはすでにナホビノとしてマガツヒを幾らでも取り込むことが可能な状態にまでなっている。 瞳が金色になっている事には気付いているな? 君たちは縄印に集められた時点でナホビノの素質があった。 今、それがデビルサマナーとして、最大限に生かされ、マガツヒを幾らでも取り込める状態につながっているのだ」

 

皆、既にそれには気付いているようで、頷く。

 

越水長官が、更に補足で説明してくれた。

 

瞳が金色になるのは、それが神性の表れだからだ。

 

皆既に人でありながら、人ではなくなっている。

 

それは不幸なことかも知れないが、歴史が変わる時には必ずそういった存在が多数現れるものなのだ。

 

そのまま、人として生き、人として振る舞うこともその気になれば出来る。

 

だが、同時に世界を書き換える機会を得ることも意味している。

 

どちらを選ぶかは、皆に任せる。

 

出来れば煌の味方をして、そのままよりよき創世を目指してほしい。

 

そういうと、イチロウが最初に言った。

 

「俺はやる。 このまま、弱い奴は死ねば良いなんて理屈が成立されてたまるか」

 

「僕もやるぞ。 人権屋に多様性が玩具にされたままでいいものか」

 

「私もやります。 東京を守りたいです。 苦しい思いをしている人を、一人でも救いたいです」

 

ユヅルもミヤズも気持ちは同じか。

 

静かにタオは頷くと。

 

いつの間にか、姿が変わっていた。

 

白い法衣みたいなものに身を包んだ、表情の消えた姿。だが、今までと同じように、どこか暖かだった。

 

背中からは、明確に後光が出ている。

 

理解する。

 

創世の女神として、完全覚醒したのだ。

 

「この場にいる皆が、創世のために心を合わせたのを感じ取りました。 これよりは、皆の支援に入ります」

 

「タオさん……」

 

「大丈夫ですイチロウくん。 私の自我はきちんとあります。 貴方の弱き者達を救いたいという切実な願い、受け取りました。 必ず、皆で創世として果たしましょう」

 

同時に。

 

側にいたヨーコもまた。

 

恐ろしいほどの闇を、体からにじみ出させていた。

 

「私もまた創世の女神。 ただし私は、天としての立場ではなく、地としての立場から。 地は生死と輪廻を司る。 私が見る創世は、世界の循環としての創世。 今まで正確に循環せず、少数の神格が独占した結果、世界を死に近づけていた創世を正しく元の姿に戻すのが役割。 貴方達の創世は、権力者が多数を支配するツールとしての信仰を利用するための創世とは違うと判断した。 故に、私もまた、力を貸すわ」

 

「ヨーコさん……」

 

「本当は全て一度無に帰すつもりだった。 人間全てをアティルト界から干渉して絶滅させればこの星の寿命は延びる。 だけれども、煌。 貴方が正論でいかなる神々も打ち破ってきた姿に私は希望を見た。 私は貴方であれば、牛の系譜の神ばかりが世界を独占し、人類を支配する信仰が権力者だけに都合良く使われる世界を終わらせることが出来、そして人間がこの先に飛躍できる存在に変われるようにできると信じる」

 

ヨーコもまた、黒い後光を背負っている。

 

皆が息をのむ。

 

それは邪悪とか悪辣とかとは違う。

 

その先にある、もっと何か違うものだった。

 

ティアマトがあれほど穏やかな性格であったことを煌は思い出す。

 

本来は。

 

大地の神は、天空神系統の信仰が主軸になる神話で、屈服させられるだけの存在などではなく。

 

自然そのものの立場から。生死というシビアなものを見守り。

 

人々にその厳しさを教えながら。輪廻転生という仕組みを与え。

 

人々を見守る存在であったのだと、理解する。

 

蛇は残虐なだけの生物だろうか。

 

それは違う。

 

人間の中には、蛇に生理的な恐怖を感じる者も多い。だが、だからといって、それはただ邪悪な生物か。

 

違う。蛇は生態系の守護者の一つ。人間が大地の神のシンボルとして、輪廻転生のシンボルとして考えたのは流石に大げさだが。

 

勝手に人間の好悪で、その存在を決めつけていい種族などではないのだ。

 

これで、ついに創世が始まる。

 

台東区での戦闘が、これより始まろうとしていた。







※アナト

メガテンシリーズではたまに出てくる神格です。なんか首が長いあの方ですね。

カナンのバアルの配偶神ですが、とにかく血の気が多い女神で、古い時代の女神が別に慈愛の権化でも何でもなかったいい実例です。

本作ではカナンのバアルが尻に敷かれる様子を描写しておきました。実際問題とんでもなく怖いので、バアルは接する時ヒヤヒヤでしょうね。


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