アルセウス様。私の知ってるカントーじゃないです 作:静かなるモアイ
ポケモンの学舎であるポケモンスクールは世界中に存在するが、その授業で共通しているのは校外学習だろう。学校で座学や実技も良いのだが、やはりポケモントレーナーは旅に出て様々な土地や場所でパートナーとなるポケモンをゲッチュしたり、共に冒険したりするのが当たり前であり…新しいパートナーと出会うために或いはジムにチャレンジするために校外学習を効率的に使う生徒達も多いのである。
「うわ…ここがトキワシティ!私の実家、パルデアでも田舎の方だから都会って初めて!」
「トキワシティはリーグ本部に挑むためのジムの1つ、トキワジムがあるってさ。リーグ本部のジムリーダーはバッジの取得数で使うポケモンを変えるから、トキワジムは最初に挑むのがオススメだって。理由はトキワジムのジムリーダー グリーンは日本国内処か世界中でもトップクラスに強いからだってさ」
初めてのトキワシティに目を輝かせるリコ、そしてベンチに座ってスマホで調べた情報を話す少しダルそうなドット。しかし、そんな2人と比べてミヅキはベンチに腰かけて下を向いていた。
「いや……だってさ…ここ…」
ミヅキちゃんはそうぼやき立ち上がると、空を見上げる。今日もトキワシティの空はポッポやオニスズメの群れが飛んでおり、野生のポケモンが行き来している。
「私の育った町だから、勉強もなにも無いんだけど!!」
そう、ここはミヅキちゃんの育った町であり、勉強もなにもないのだ。だって物心が着いた頃からトキワシティで育ったので、トキワシティのデパートの全フロアを把握してるし、穴場のカフェも知ってるし、美味しいレストランも知っている。
ポケモンが町の中で出てきそうな場所もセキエイ学園に入る前からメモッており、知っている。そしてオーキド博士御用達の和菓子のお店も知ってるのだ。
「でもミヅキ。新しいパートナーを捕まえるとか、あるよね?」
「ネットではトキワシティ周辺で人気のポケモンはピカチュウだってさ」
しかし、ミヅキちゃんでも校外学習で行えることはある。それは野生のポケモンを捕まえて新しいパートナーをゲッチュすることである!!
「だよね!ピカチュウは可愛い!!マジで可愛いは正義だよ!!」
「それにミヅキはフシギダネだよね?それだったら、タイプ相性をカバーできるポケモンをゲットしたら?お月見山が噴火してから、トキワの森でも岩タイプや炎タイプが確認されてるよ」
ドットが調べてくれた情報だが、お月見山の火山活動が再開してからトキワの森でも岩タイプや炎タイプが確認されている。良く見られるのはメラルバやヒトカゲなど森にも適応してる種類であるが、ヒトカゲは珍しく…メラルバなんて育て上げるのが大変なのだ。
「新しいパートナーなににしよ…めっちゃ悩む!」
とミヅキは悩むのだが…なにやら視線を感じて気配の方を見ると、そこには左目に傷跡があり隻眼のように左目を瞑ったボーマンダ、そしてその隻眼ボーマンダに乗った2歳程の幼女の女の子が居たのだ。その幼女は何処と無く…赤緑のリメイク作 ファイヤーレッド&リーフグリーンの女の子主人公 リーフに似ている。
「リーフ!マンダが着いてるからって、1人で動かないの!」
と、新たな声が聞こえると…今度は幼女の母親だろう。まだ若く20代の黒髪をしたスタイルバツグンの美女がカメックスを連れ歩きして、此方にやって来た。
「あっ!おかーしゃん」
「全く…ありゃ?君はセキエイ学園の生徒さん?頑張ってる?見た感じ、初等科よね?懐かしいわね~私はセキエイ学園に入らなかったけど、幼馴染みのバカども3人と一緒にマサラタウンから旅に出たの思い出すわ」
娘を回収し、ミヅキに向けてそう言う美女。すると、美女は今度はリコに気付いた。
「リコじゃん!来たのなら連絡すれば良いのに!!手料理ご馳走するわよ!!」
「お久しぶりですブルーさん。でもブルーさんの料理、暗黒物質になるのでいりません」
「うっ…何時かは上達するわよ…夫と息子位に!」
どうやらリコと美女は知人同士のようで、リコは美女をブルーと呼んだ。ブルーという名前を聞いてミヅキは思い浮かべる、ポケモンピカブイに出てきた『ブルー』というNPCという存在を。確かに言われてみれば目の前の美女はブルーを20代に成長した感じだった。
「リコ、知り合い?」
「うん。この人はブルーさん。ホワイトさんの養母さんだよ」
「宜しくね!私はブルー!こう見えて凄腕のトレーナーよ!!」
ブルーはそうなのに、ミヅキとドットに向けてウィンクする。
「此方はカメックスのカメちゃん。私のパートナーよ」
「ガメ!」
カメックスはブルーのパートナーのニックネームはカメちゃん。
「そんでボーマンダは夫のパートナーでマンダ。マンダに乗ってるのは娘のリーフよ!」
そして隻眼ボーマンダは旦那様のパートナーであるニックネームはマンダ。そしてマンダに乗る幼女は娘であるリーフである。
「ミヅキです!」
「ドットです」
「宜しくね!」
ミヅキちゃん、レッド世代のトレーナーと出会う!!
次回ミヅキちゃん、ポケモンの捕獲を学ぶ!!
ツッコミ増やす?
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増やしてくれ…増やしてくれぇ!
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ミヅキよ。目指せポケモン界のツッコミ柱
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もういっそ、全員ボケてしまえぇぇ!!