アルセウス様。私の知ってるカントーじゃないです   作:静かなるモアイ

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国立セキエイ学園!!担任のキャラが濃すぎる!!

国立セキエイ学園。昔から実はある学舎であり、これまで多くの有名人を輩出してきた。しかし、数年前…ジャリボーイことサトシくんが旅立つ前後は、学校に通うポケモントレーナーは非常に少なく、大半のポケモントレーナーは10歳になると最初のパートナーを貰ってそのまま旅に出るのが普通だった。

だが、全てのトレーナーが大成出来るとは限らない。中にはトレーナーとして強くなることが出来ず、犯罪行為に手を染めたり、トレーナーとして旅先での日雇いバイトしか社会経験がなく就職出来なかったりと社会問題も有るのだ。

しかし、学校に通えば無学で就職するのとは違う結果になるのは明らか。それに3年前に起きたアローラリーグの第一回開催ではサトシを含めてメレメレ島ポケモンスクールに通っていた生徒が優秀な成績を出しており、サトシなんて優勝してチャンピオンになっている。学校に通っててもトレーナーとして優秀になれるのはサトシ達が証明しており、未来のためにもスクールに通うトレーナーが増えているのだ。

 

「ここがセキエイ学園…よし!!頑張ってチャンピオン目指すぞ!!」

 

山吹色の制服に身を包み、いよいよミヅキちゃんはセキエイ学園の正門を潜り、楽しいスクールライフを夢見て新しい門出のスタートを向かえた。

セキエイ学園は10歳~の子供が3年間通う初等科(現実日本の小4~小6)、13歳~15歳の子供が通う中等部(現実日本で中学校)そして年齢制限無しの16歳~の高等部である。高等部は夜間にも対応しており、社会人でありながら学び直したい大人も通っているそうだ、つまりSVに出てきたおっさんおばさん生徒のことである。もちろん、ミヅキちゃんは勿論初等科であり…オーキド博士が言う最強の問題児ホワイトは中等部に在籍している。

 

ミヅキちゃんは気合いを入れて、セキエイ学園の敷地に入ると…そこでは様々な学年の生徒達が各々のパートナーを出して談笑していたり、共に敷地内を歩いている。

中にはミヅキちゃんと歳が余り変わらないであろう生徒がピジョットやケンタロスなどの世間では「強い」と言えるパートナーを連れた生徒も居たのだ。

 

「お前何処から来たの?俺はニビから。数年前から硫黄の臭いと炭鉱場の煙がキツくて来たぜ」

「俺はヤマブキさ。都会は良いぜ、金さえ有れば何でも手に入るよ」

 

カントーの様々な所から新人トレーナーが集まるようだ。ミヅキちゃんと同じくピカピカの初等科1年生はニビやヤマブキ、セキチクなどの様々な所からやって来ている。

 

そしてそんなピカピカの1年生の中には、ミヅキちゃんが前世のゲームで最後にプレイしたポケモンSVに出てきたニャオハを抱っこした見覚えのある少女…間違いない、新アニメ主人公のリコちゃんだ。リコはミヅキちゃんと同じく無事に入学できたが、残念なことにコミュ障で誰にも話しかけられずに居たのだ。

 

勇気を振り絞れ、ミヅキちゃん!!今こそ、友達を作るときだ!!

 

「はじめまして。私はミヅキ、こっちは相棒のフシギダネ!」

「ダネフシャ~」

「あっ…リコです。こっちはニャオハです」

「ニャア」

 

無事に新アニメ主人公であるリコと友人になれたミヅキちゃんであった。

 

「パルデアから来たの!?凄い海外じゃん!!」

「うん…本当はお母さんが働く、オレンジアカデミーに通う予定だったんだ」

 

しかし、リコの言葉に違和感を感じるミヅキちゃん。どうやらリコは本来ならオレンジアカデミーに通う予定だったが、なんらかの予定が有り…セキエイ学園にやって来たようだ。

 

「オレンジアカデミーは3年前、凄い不祥事があったらしいの。お母さんが言うには教員は全員ゲス、教頭は悪の親玉、虐めが横行してて…腐敗の塊だったそうなの」

「マジで!?」

 

オレンジアカデミーは3年前…不祥事の塊であり、腐敗が横行しまくり…虐めっ子が生徒を虐めても金で揉み消したり、見て見ぬふり処か荷担したり…兎に角腐敗の塊だったとのこと。

 

「でも3年前だったかな?オレンジアカデミーで学会が行われて、オーキド博士が化石から甦ったコライドンの発表でオレンジアカデミーにやって来たんだ。当時セキエイ学園の初等科だったホワイトさんとホワイトさんのパートナーとなったコライドンと共に」

 

「そしてホワイトさん、ホワイトさんが心配で着いてきたホワイトさんの両親が大暴れしちゃって…悪い教師は全員捕まって、虐めっ子達もトラウマを発祥して引きこもっちゃったって」

 

「本当にマジでなにやってんの!?ホワイトって先輩!!顔知らないけど…名前しか知らないけど…悪党教師と虐めっ子を成敗しちゃったよ!!」

 

名前しか知らないホワイト先輩とその両親、旧体制のオレンジアカデミーを完全粉砕。勿論、オーキド博士の胃袋は二次被害の責任追及で散った。

 

「あっ…ホワイトさんってこの人だよ」

 

リコはスマホを出して、1枚の写真を見せてくれた。その写真には7歳ぐらいのロリなリコ、サンバイザー帽子を被ったポケモンBW2の男の娘主人公、そしてどや顔のブルーが二十代前半まで育った美女が写っていた。因みに後ろではコライドンが戦闘形態こと完全形態でどや顔ピースしている。

 

(ホワイトってBW2の男の子やんけぇぇぇぇえ!!そして母親ってピカブイに出てたブルー!?えっ?…どう言うこと!?)

 

そう、ホワイトとはBW2の主人公だったのだ。どういう経緯か知らないが、彼がブルーに養子として引き取られてカントー地方で育ったようである。

 

 

 

その後、暫くリコと談笑して教室に向かい、暫く経つと担任の先生だと思われる人物が入ってきた。

 

だが、その人物はオカマであった!!スポーティーに引き締められた肉体!!生来的に持つ褐色気味の肌!!丸刈りに剃り込みを入れたスタイリッシュなピンクヘアー!!深紅のスーツに身を包み、派手に胸元を開けて漢っぱい…という大胸筋をセクシィーに見せ付けるオカマである。

 

「なんかオカマがきたぁぁぁぁあ!?」

「元気な女の子ね。私、元気な子は大好きよ。ポケモンが好きならもっとね」

 

ミヅキちゃんのツッコミに対してウィンクを決めてそう言うオカマ。そのオカマは教壇に立つと、チョークを持って黒板に文字を書いて自身の名前を記す。オカマの名前はネイサン・ドクダミ…ポケモン世界あるあるの植物に関する名前だろう。

 

「私はネイサン・ドクダミ。今日から皆の担任の先生となるわね。

ここで質問。私が来たとき、げっ!!オカマが来た!!と思った子、正直に手を上げて」

 

オカマの先生ネイサンの言葉で多くの生徒が手を上げる。

 

「正直で宜しい!でもね、人は外見で判断することが多いけど、ポケモンはそうじゃダメよ。

強いポケモン、弱いポケモン…かっこ良いポケモン、可愛いポケモン、見た目が万人受けしないポケモン…世の中には沢山のポケモンが居るわ。

でも彼らには外見で判断出来ない個性も有るの。パートナーの個性を確り意識や認知し、パートナーに愛情を注げる立派なトレーナーとなりなさい」

 

まさかのオカマの先生!!しかし、クラスメートの全員が1ヶ月以内に、このオカマのネイサン先生を超慕うのは内緒である。




因みにネイサン先生、ガチ仕様のジムリーダーや四天王レベルに強いです

ツッコミ増やす?

  • 増やしてくれ…増やしてくれぇ!
  • ミヅキよ。目指せポケモン界のツッコミ柱
  • もういっそ、全員ボケてしまえぇぇ!!
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