アルセウス様。私の知ってるカントーじゃないです   作:静かなるモアイ

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初回の授業!

「は~い?最初の授業はトレーナーが使う道具を紹介していくわ。皆もここを卒業した後は勿論、校外学習でちょっとした冒険でも使うことになるわね。中には学校のカリキュラムやバトルでも、貴方達次第だけど使うことになる物を紹介するわよ!!」

 

ミヅキちゃんとリコ達が最初に受けた授業は最強のオカマ ネイサン先生による、冒険を含めたトレーナー生活で絶対に使うことになるアイテムや装備品を紹介してくれることになった。因みに、ネイサン先生の授業では「ポケモンちゃんと共に学ぶことも大切よ~。でも、流石にイワークちゃんやホエルオーちゃんのような教室に入りきれない子達は庭から見てね♡」とのことで、生徒達は教室に出しても問題ない程度の大きさのパートナーを1体出して、授業に参加していた。

勿論、ミヅキちゃんはフシギダネ、リコはニャオハを出して授業に参加している。周りを見ればゼニガメを出している生徒、ケンタロスを出している生徒、珍虫カイロスを出している生徒、そして自慢なのか特別許可証を過去に持っていて既にピジョットを手持ちに加えている男子生徒はピジョットを出していた。

 

「凄いね…もうピジョット持っている人とか、ケンタロスだしてる人も居る」

「ダネダネ~」

 

「さてと、授業の続きを始めましょう」

 

皆がパートナーを出したことでいよいよ本格的に授業が始まりそうな時だった。1人の生徒が手を上げる。その生徒はピジョットを出している青い髪の男子生徒であった。

 

「なにかしら?ヤマブキシティから来たシティーボーイのミトラくん」

「げっ!?なんで俺がシティーボーイだって!?」

「でも緊張は解れたんじゃないかしら?先生、プライベートな質問でもOKよ?勿論、授業に支障がない限りね」

 

手を上げて質問しようとした生徒はミトラ(名前の由来は空を飛ぶ実在する植物アルソミトラから)くん。特別許可証で今より小さい頃からポッポを手持ちにしており、現在ではピジョットに進化させており、1年生では現時点でトップの強さを持つだろう。

 

「先生がどんなパートナーを持ってるか知りたい!!」

「俺も!!」

「私も!!」

「確かに!!」

 

そんなミトラの言葉に反応し、次々と生徒達が声にだしていく。確かに教師であり、強烈なインパクトを出しているオカマのネイサン先生がどんなポケモンをパートナーにしているのか、皆が気になるようなのだ。

 

「それもそうね。それじゃあ、一部だけだけど…行くわよ?私の可愛い子ちゃん達!!」

 

そしてネイサン先生は自分のパートナーの一部を出してくれることになった。彼?彼女?オカマを示す三人称は分からないが、兎に角...ネイサン先生は腰のベルトに手を伸ばす。腰のベルトにはボールが6つ装着されており、ネイサン先生は既に手持ちの上限がMAXとなっている。その6つのベルトから3つを選び、そのボールを軽く投げる。

 

「チラー!」

「モフモフ」

「グルゥゥゴォォ!!」

 

その投げられたボールから出てきたポケモンはどれもが、全くタイプの異なるポケモンであった。

1体目は現実日本ではチンチラというフサフサの齧歯類を彷彿させ、スカーフのような体毛持つチラチーノ。チラーミィの進化形であり、連続攻撃の技を多く覚えるのが特徴だ。

2体目は大きな蛾のような炎タイプのポケモン ウルガモス。元イッシュチャンピオン アデクの切札としても有名であり、その強さは伝説(俗に言う準伝)に匹敵するとも言われる珍しいポケモン。

そして最後に現れたのは暴君の2文字が相応しい、悪・ドラゴンの複合タイプであるサザンドラ。野生は勿論のこと、飼育下でも狂暴で獰猛...手懐けるのが難しいポケモンである。しかし、ネイサン先生のサザンドラは良く仕付けられているのか、おとなしかった。因みに真ん中の首に…首輪と共にメガストーンが装備されており、メガシンカ可能である。

 

「見たことないポケモンだ!!」

「可愛い!!でもあのドラゴンはこえぇぇー!!」

 

始めてみるチラチーノ、ウルガモス、そしてサザンドラ。名前も分からないポケモンを見てリコ達は目を輝かせる。

 

(生サザンドラ…迫力半端ねぇぇぇー!!)

 

因みにミヅキちゃんは生で見るサザンドラを見て、軽くチビりそうになっていた。ゲームと違ってリアルキングギドラのような外見のサザンドラは迫力満点である。

 

「さてと。トレーナーの大事な道具の1つ、それがポケモン図鑑よ。ポケモン図鑑は十数年前に、オーキド博士が開発した物で、ポケモンをスキャンするだけで自動で教えてくれるの。自分のポケモンが覚えてる技も教えてくれるわ。因みに、これが最初期モデルよ」

 

ネイサン先生は先ず最初にポケモン図鑑の説明を行い、ポーチからポケモン図鑑の最初期モデル ポケモン赤緑に出てきたモデルを取り出してそう言ってくれた。

 

「今はこのような立体映像投影モデルだったり、スマホのアプリがポケモン図鑑となってるわ」

 

次に写真でXYに出てきた最新型モデルを見せて、スマホロトムを取り出したネイサン先生。今ではこのような立体映像を投影してくれる便利なモデルだったり、お手軽にスマホのアプリがポケモン図鑑となるのだ。事実、生徒達のスマホにはポケモン図鑑が元からインストールされており、アプリを起動してポケモンを読み取れば…分かるのである。

 

「さあ。皆、早速…図鑑か図鑑アプリで私の可愛いパートナーを読み取ってちょうだい!」

 

ミヅキちゃん達は早速、図鑑アプリでネイサン先生のパートナーを読み取って説明を見ていく。勿論、ミヅキちゃんは前世の知識からサザンドラ、ウルガモス、チラチーノを知っているが…リコを含めて生徒の大半はここで彼らの種族名を知るのである。

 

「すげー!!ウルガモスって言うのか!!」

「チラチーノ可愛い!!私もいつか欲しい!」

「サザンドラって言うのか…図鑑の説明怖すぎ!!」

 

これで図鑑の説明と使い方はバッチリだろう。きっと校外学習や授業、そして卒業した後の冒険や日常生活で分からないポケモンが居れば、これで分かるはずだ。

 

「次はモンスターボー「先生!質問が有ります」あら、ミヅキちゃん?どうぞ」

 

「ネイサン先生のパートナーはニックネームは有りますか?」

「ありがとうミヅキちゃん。そうね、私ったら大切なこの子の名前を言ってなかったわね」

 

トレーナーはパートナーにニックネームを着けがちだ。勿論、ミヅキちゃんのママやサトシのようにパートナーにニックネームを着けないトレーナーは多いだろう。しかし、パートナーは家族も同然であり、着けているトレーナーも多いのだ。

ネイサン先生はサザンドラの頭を撫でて名前を教えてくれた。

 

「この子の名前はホープ。悪タイプだって希望にすがって良いじゃないってことで、私が着けたの」

 

「ホープとの出会いは気になる!!」

「俺も俺も!!」

 

「ホープとの?もう、授業が脱線しちゃうわよ?あれは私が訳有って、イッシュ地方の進学校を休学し、イッシュを旅してた頃ね」

 

と、生徒の質問に答えようとした瞬間、チャイムがなり、授業は終わってしまった。

 

「あらやだ!モンスターボールの説明はしたかったけど、これは来週の校外学習でやるわね!

次はバトル学だから、第3グランドに集合よ!!遅れないでね~。スペシャルゲストも呼んでるから!!」

 

ネイサン先生、パートナーと共に教室を出ていく。

 

「バトルか…楽しみだな!」

 

しかし、ミヅキちゃんは知らない。ゲームのバトルと、現実としてのバトルは全然違うものだと。




因みに、スピネルさんは後日、エスパーポケモンでネイサン先生のトラウマを刺激する卑怯戦法を使うが…はね除けたネイサン先生&メガサザンドラに粉砕されます。

次回…生徒会長ホワイト

ツッコミ増やす?

  • 増やしてくれ…増やしてくれぇ!
  • ミヅキよ。目指せポケモン界のツッコミ柱
  • もういっそ、全員ボケてしまえぇぇ!!
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