アルセウス様。私の知ってるカントーじゃないです 作:静かなるモアイ
第3グラウンドのバトルフィールド前。休み時間を終えたミヅキちゃん達、初等科1年生はそこに集まっていた。既に休み時間は終えており、ネイサン先生も腕時計を見て時刻を確認している。そろそろ、ネイサン先生が話していたスペシャルゲストがやってくる頃である。
「そろそろね。時間になっても来ないから、ド派手に現れる仕掛けをやってるわね。全く…可愛い子ちゃん達」
授業開始時間になってもスペシャルゲストは現れない。しかし、その時だった。
ドカーン!!熱はなく、コンテストなどの演出用の火薬を用いたのだろう。熱くなく安全だけど、大規模の爆発が発生し、突風が吹き荒れる。まさか、いきなり爆発が起きるなんて思わず、ネイサン先生は「やっと来たのね。もう、子供なんだから」と呟き、スペシャルゲストの事を全く知らないミヅキちゃんを含めた生徒達は何が起きたのか分からず、えっ?と驚いて爆発の方を向いた。
「「「ハッハハハ!!1つ光有るところに闇がある!!」」」
「なんか…茶番が始まったんですけどぉぉぉ!!」
ミヅキちゃんのツッコミが響き、爆風で舞った砂煙が晴れていき…3人の人物が現れた。その人物はセキエイ学園中等部のバッジを着けた男の娘ホワイト、白い女性スーツ姿のミカン先生、そして筋肉で制服がパツンパツンとなった夏油スグリの3人である。もちろん、3人とも
戦隊ものの真似なのか、ポーズを決めている。
「「「2つオーキド博士の後頭部とワタル理事長の側頭部に10円剥げがある!!」」」
「いや、その情報要らないんですけど!!てか、ワタルってあのワタル!?四天王のワタル!?セキエイ学園の理事長だったんかぁぁあい!!」
そしてオーキド博士の後頭部とワタル理事長の側頭部には剥げがある。オーキド博士の場合はレッド世代とホワイト世代に振り回されて剥げてしまい、ワタル理事長は問題児集団(色んな意味で)の中等部1年生に振り回された結果…剥げた。
「シャキーン!ダイヤモンドは砕けない!鋼の新人教師ミカン!」
「やほー!僕はホワイト!後輩ちゃん達、宜しくね~!」
「他称テラパゴスバカ教師は裏切るけど、鍛え上げた筋肉とタンパク質そしてジャガイモハンバーグは裏切らない!!スグリ!」
ポーズを決めて名乗りを上げる中等部1年生の新人教師とその教え子2人、問題児2人ただし最強!!そして再び背後で爆発が起きて、日朝演出は完璧だ!!
「なんかジムリーダーの教師と男の娘の先輩、そして筋肉でパツンパツンのやべーやつが出てきたぁぁぁあ!!」
「あっ、私はもうジムリーダーじゃないよ。それは4年前の話ね。数年有ったら、ジムリーダーも変わるよ」
「この教師、ジムリーダー辞めてた!」
そしてミヅキちゃん。サトシの冒険が始まって8年経過していることもあり、ミカン先生などの一部のジムリーダーが代替わりしていることを知る。
「でもこの子、物知りだね。ミカン先生がジムリーダーだったことを知るなんて」
「本当だね。もしかして、シバと校長、教頭が四天王だったことも知ってるんじゃない?」
だが、新たな事実が明らかになる。夏油スグリとホワイトの何気ない会話から知ってしまったが…どうやら原作赤緑&金銀でリーグ本部四天王だったシバ、そして誰かはリーグ本部四天王を辞めているようだ。
(えっ!?シバ、四天王やめてんの!?でも校長と教頭は誰なんだろう?たしか、カンナとキクコのババアは金銀で四天王を辞めてたし……)
しかし、赤緑では四天王だったカンナ様とキクコの婆さんは続編の金銀で四天王をクビ?になっており、出てきていない。だとすれば、キクコとカンナ様が教頭Or校長なのだろうか?
「校長はワシじゃよ」
そしてそこに現れる第3者!この声は間違いなく男性であり、カンナでもキクコでもない。その人物は太陽光で禿頭が反射する白衣姿の爺さん、そう!!グレン島のジムリーダーだったカツラである!!
「あっ!じっちゃん校長!やほー!!」
「グッドモーニング!!ホワイトくん。斬新な登場良かったぞ!!」
「えっぇぇぇぇえ!?ジムリーダーでしたよね!?」
「新入生のミヅキだったの。そう、今でもジムリーダーじゃ。若い頃は四天王だったんだぞ~こうみえて」
そう、カツラ校長は若い頃は四天王だったのだ。どうやらジムリーダーを今でもしてるようだが、グレン島はどうしたのだろうか?
「実は2年前、グレン島の海底火山が再度爆発噴火しての~ジムが木っ端微塵に吹き飛んだんじゃ!いや~奇跡的に怪我人出なかったら笑い話で済んで良かった!!
今は電話予約、セキエイ学園の門番警備員に伝えて日時を予約したら、ジム戦やっとるよ」
なんということでしょう。ニビシティが炭鉱町になってたり、ヤマブキが天空浮遊都市となっていたり、天変地異が8年間で起きていたが…グレン島は2度の噴火で跡形もなく消し飛んでしまったようだ。奇跡的に怪我人は無しであり、カツラはワタル理事長の推薦でセキエイ学園の校長となったのだ。
「あの…シバさんはどうしたのでしょうか?」
「シバはの…3年前はホワイトにボコボコにされ、2年前はスグリにボコボコにされ、去年はミカン先生にボコボコにされてメンタルブレイクしての。今はイワーク、色ちがいカイロス、ルージュラを連れて旅しとる」
「なにがあったぁぁぁぁあ!!なんでその手持ちチョイス!?しかもカイロスは色ちがいかよぉぉぉ!!」
そしてシバは立て続けにホワイト、スグリ、そしてミカン先生にボコボコにされてしまい…メンタルブレイクし、イワークと色ちがいカイロスそしてルージュラを連れて旅に出たそうだ。
「それじゃ、ワシは行くぞ。これから理事長であるワタルの小僧と会議じゃ」
そしてカツラ校長は去っていった。
「さて、授業を始めるわ。バトル学で、バトルの基礎を学ぶわよ~!!
スペシャルゲストは中等部1年生担任で元ジムリーダーのミカン先生、中等部1年生で生徒会長のホワイトくん、中等部1年生で副会長のスグリくんよ」
役者は揃った。
「因みに、スグリくんとミカン先生はリーグ本部の四天王より強く、国内の他地方なら余裕でチャンピオンになれるわ。そしてホワイトくんは2人よりも、私よりも強く…イッシュとシンオウで殿堂入り…早い話、現チャンピオンを倒した実力者よ!…しかも初等科入学前に」
「「「あの噂、本当だったぁぁぁぁぁあ!!」」」
「僕、本業コンテストなんだけどな~」
「「「この先輩、コンテスト序でにチャンピオン倒しやがったぁぁぁあ!!」」」
スペシャルゲストの出鱈目具合に、1年生の心が1つとなったのだった。
「私達の指導の前に…バトル未経験者の動きを見たいから、バトルまだだよって子、手を上げて!」
ミカン先生の言葉でバトルをしたことがない生徒が手を上げる。もちろん、その中には当然…リコとミヅキも入っている。
「良し、君と君でバトルしよう。感じるままにポケモンを信じて戦ってみて」
ミカン先生がリコとミヅキを指差してそう言った。そう、スペシャルゲストの指導の前にリコとミヅキのデビューバトルの始まりである。
次回…リコVSミヅキのバトルからの……
デカヌチャン「ヌチャ」ガチャン!!
ツッコミ増やす?
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増やしてくれ…増やしてくれぇ!
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ミヅキよ。目指せポケモン界のツッコミ柱
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もういっそ、全員ボケてしまえぇぇ!!