超かぐや姫!~"はじまり"、祈り。そして、”はじまり”~ 作:tomine1411
普段は創作世界企画やMinecraftサーバーなどに関わっているものですが、
今回始めて創作という形でこちらに投稿させていただくことになりました。
不慣れな点も多いかと思われますが、楽しんでいただけたのであれば幸いです。
《はじまりの日、せめてもの祈りは。》
A.D.203x、 ある夏の夜。 都内某所
宇宙を、見上げる。暗い、群青。夜の色。
私は、そこには触れることはできないけれど。
”ずっと前にいた場所”だったから。時々、見上げてみたくなる。
...そうだ。あの日も、夏だったような気がする。
”この世界”を創って、もう数年は経ったけれど。
今日もこないかな、って思っていたけれど。
「流れ星!」「帝様の…」
虹色の、流れ星。月から落つる、流れ星。
...そうか、ついに始まるんだ。
あの、待ち望んでいた物語が。
もう一度、会えるんだ。話せるんだ。
今まで話せなかった分、いっぱい話そう。
ずっと見守ることしかできなかったけれど。これからは。
彼女が落ちてくる。月からの
ここからが最初の仕事だ。
”わたし”は、あの子を大切な人に送り届けなくちゃ。
それが、この物語で最初の仕事だ。
...そっちじゃないよ。そう、そっち。
ー大切なメロディは流れてるよ…あなたのハートに…ー
きみが
あとは…これで…おわり。
ー鼓動のよう 途絶えずにあふれてるよ…ラララララ…ー
無事に…送り届けることができた。
また…物語が始まるんだ。また出会って…また旅立って。あの、奇跡のような日々が。
終わらない輪廻だけど。せめて、私から祈っておこう。
その旅路に、あらん限りの祝福を。この日からの思い出で、”私は生き残れた”のだから。
ー大切なメロディは流れてるよ…ー
あの日から、八千代もの日々が過ぎ去って。
この
ずっと、ずっと。待っていた。
ウミウシの身体を得たときも。
はじめての友達を失ったときも。
ずっと、ずっと、
”わたし”は、その続きを知ることはできなかったけど。
でも、大切なあなたが書いてくれた曲だったから。
ずっと、ずっと、歌い続けてた。
変奏を続け、今ではだいぶ違うものになってきた気がするけれど。
もう、昔のこともあまり覚えていないけれど。
でも、それがあなたに届いたのなら。
”わたし”の覚えていたこと《Remember》が、あなたに届いたのなら。
”わたし”は、それだけで、幸せです。
...でも。最後に心残りがあるとしたら。
大切な人に、
...そんな
でも、わたしは信じてみたいと思ってしまうんだ。
《出典:Remember/yuigot feat. 月見ヤチヨ@超かぐや姫!》