超かぐや姫!~"はじまり"、祈り。そして、”はじまり”~ 作:tomine1411
《月見ヤチヨの果てなきループへの考察//未来への決意》
(注:独自設定が含まれます)
A.D.202x。ツクヨミ某所。
-そう 気づいていたのに 誰もが知らないフリしてた-
-もう全て 終わってしまえばいいと思ってた-
...ああ。視聴者からおすすめされたこの曲だけど。
どうにも、私の境遇を見ているような気分になった。
...こんな日は、無性にこれまでを振り返りたくなる。
思い出そう。これまで起こったことを。この...”ループ”を。
ループ。私達が現在遭遇している事象は、まさにそれである。
さて、私達はどのような条件でループを重ねうるのだろうか。
これには、主に2つのパターンが存在する。
1つ目は、”決定論(因果的決定論)"だ。これは、ある時刻における世界の全状態。
すなわち運命は先行する状態によって一意に決定されることで
”過去が未来を決定する”といった状況になる。
このため、過去を改変することは基本的に不可能であり、
そうした状況を語ることはできない。
また、平行世界についてもこの解釈では存在しないこととなる。
2つ目は、”非決定論的運命論”だ。創作などにおいては”世界線”
といった方が分かりやすいだろうか。
(私もネットの海で見つけたものではあるのだが。)
これは、相対論的空間内では無数の可能性がこの世界以外にも存在し、
それらの可能性が適用された世界が”世界線”であるとして解釈する手法だ。
この方法では、・過去に何らかの情報/物資/人員 などを送ることで
世界線を超える=過去を改変することが可能になる。
さて、現在私が遭遇しているループはどちらになるのだろうか。
私が「ヤチヨ」になる運命。これは、事実上ほぼ確定したものだ。
これは、月人の精神構造が「目的型」であることに由来している。
読者には灯籠型を思い浮かべて貰えばいいと思うが、
(待て、この考察が読まれる前提で話してるのか?@FUSHI)
(仮象の)月の生命体は、基本的に創造者によて何らかの目的を与えられている。
これは、
そして、もう一つ。私のような(比較的)高位のものであれば
「存在目的は、更新できる」。
だから、生き残れた。私の定義を、あの卒業ライブの日に固定することで。
私の
-果てしなく遠い明日へ ぼくたちは息を切らして向かう-
ずっと、もう一度出会うために、生きてきた。
あの時にもう一度会えるって確信できたから。
-ずっと長い間 生きてきた気がするけれど まだ届かなくて-
まだ、届かない。はじまりには。
-眼の前に広がる世界に 意味のないものはひとつもなくて-
眼下に広がるはツクヨミ。かつて"わたし"が見た、あの夢のような世界。
今はまだできたばかりだけども。でもいつか、ここが賑わうことを私は知っているから。
-今、駆け抜ける日々 ぼくたちは思い出すだろう いつの日にかきっと-
これから駆け抜ける日々。
その日々を過ごせるようにするために、これからも歩いて行こう。
...これで、最後だから。
《出典:LIFE / 中島美嘉》