超かぐや姫!~"はじまり"、祈り。そして、”はじまり”~ 作:tomine1411
今日と明日は連作ということで、あるテーマを基に作ったものになります。
ぜひお楽しみに。
A.D.203x、夏。ツクヨミ内、コラボライブ会場にて
演出担当からの合図。ランプが灯る。
「いざ、行こうか。」
彩葉が、静かにうなずく。リフトを起動。
リフトの到着を確認。全システム異常なし。
その事実を不可視ウィンドウで確認して、最後に時計を把握しておく。
「この緊張感、毎度ヒリヒリなんだよねぇ」
そう、これまではずっとそうだった。あなたの姿を、見つけたかったから。
でも、今日だけは違う。今日だけは、あなたが隣にいるから。
「ねぇ、ヤチヨ。」
「なんだいなんだい?」彩葉からの質問。何かあっただろうか。
「ヤチヨのデビュー曲って、もう歌わないの?」
...やっぱ、聞かれちゃうか。
でもね、あの曲は。
「あれは
あなたのためだけの、曲だったから。
「...ほらっ!時間だよ!」
服装を、今日のために用意した特製のものに入れ替える。
...さぁ、
- 「世界で一番お姫様 そういう扱い心得て...よね!」-
ああ、私にとっての
そんな扱いをしてくれるのなら、私は幸せになれるから。
- 「その1!いつもと違う髪形に 気がつくこと!」-
- 「その2!ちゃんと靴まで見ること いいね?」-
私だって、負けたくはないけれど。
- 「その3!私の一言には、3つの言葉で返事すること!」-
- 「わかったら 右手がお留守なのをなんとかして!」-
右手から寄りかかってみる。...フフッ、かわいい。
-「別に わがままなんて言ってないんだから」-
- 「君に心から思ってほしいの かわいいって」-
歌いながら、演出プランの変更を並列思考で手続きする。
こうなるとは思ってたから、分身を演出部屋に置いてあるのだ。
「ねぇねぇ、世界一好きになっちゃってもいいよー!」
さぁ、ここからはアドリブの始まり。期待してるよ、
カメラが切り替わる。
- 「世界で一番お姫様 気が付いてねぇねぇ 待たせるなんて論外」-
...よし、上手くいった。
さぁ、ここからは私の出番だ。
- 「私を誰だと思ってるの」-
私は、
- 「もうなんだか甘いものが食べたい 今すぐによ」-
ああ、でもね。
どうしても、悲しくなる。
感覚は、記憶だ。それも、二度と忘れられないほどの。
特に、楽しかった時のことは、猶更。
...さぁ、ここからだ。
「
さぁ、
《出典:ワールドイズマイン / kz》
《出典:Ex-otogibanashi / Ryo@超かぐや姫! (曲名のみ)》