人生を謳歌したい   作:jtgm"8

1 / 2
ど初心者です
よろしくお願いします!
勢いで書きました!


第1話

はぁ…はぁ…はぁ…

走る体力がある限り足を動かす

 

はぉ…はぁ…

躓きながらも我武者羅に只管に前へ

 

はぁ…はぁ…ゴホッゴホッ…

咳き込みながら体力が限界でも走る

 

「なんっ…でっ……なんでっ……こんなことにっ!」

俺は一瞬だけ後ろを振り返るがすぐ前を向きアレから逃げながら悪態を言い捨て走り続ける

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

ある高校の昼下がり教室

1クラス30人程の教室には今10人程の生徒がいる

寝ている者、友人と話して姦しくしている人たち、授業の予習をする者

 

そんな中

 

ドンっ!!と、教室に鈍い音が鳴る

 

「異世界に転生もしくは転移して俺TUEEEEEEっして女の子にモテモテになってハーレムになりたいっ!」

 

俺は拳を机に叩き込み目の前の友人に言った

 

「何かと思えばいつも通りだね…勝手にすれば唯斗」

そう冷めたことを言うのは俺の数少ない友人、坂本春樹

 

「そんな冷たくしないでちょっと聞いてくれよ〜」

ちなみに唯斗こと有村唯斗が俺の名前だ。

 

「ハルっ!これには浅い理由があってだなー」

 

「深くないのか…はぁー、それで」

 

ハルは呆れながらもなんだかんだ聞いてくれる優しい所が俺は好きだぜ

 

「最近、俺はネット小説に嵌ってな最初は転生ものとかは忌避してラブコメ系を読んでいたんだけどマンネリしてきたから試しにそれ系も読んでみるかと思ってな、読んでみたらとても面白かっただから俺も物語の主人公みたいに転生とか転移してみたい!」

 

「思考回路が単純すぎだろ」

 

「高2になって2ヶ月経ったのになのに今までに彼女なんて出来たことないこんな灰色の青春を送ってて悲しくなったから、こんなくらいの夢は見ていいだろうっ!!」

俺は慟哭した。周りのクラスメイトが少し引いてた気がするが気にしない…

いやちょっと傷ついたから自制しよう

 

「ドンマイ」 ハルが肩に手を添えて 優しい声音で言われた

 

「この彼女持ちがー!!」

俺はそう言って項垂れた。彰はすごいイケメンではないけど清潔感があってそれなりにモテるのだがコイツには幼馴染の彼女がいる。ちなみに俺は本人には会ったこと無い、写真を見せてもらったが可愛かった。 彼女は家庭の都合で遠くに引っ越して今は遠距離恋愛らしい

俺に彼女が出来ないのは世の不条理だと思う

 

 

 

 

ーそんななんでも無いありふれた日常

 

ー周りにいるクラスメイト達は友人達と休日の予定を決めたり、次の試験に向けて勉強する者もいたりする平和な時間

 

ー誰もがいつも通りのなんでも無い1日を過ごすもんだと思っていた…

 

 

 

 

ーそんな日常に終わりの幕は突然降りた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺と彰は生産性の無い話をしながら過ごしていたら、

ガシャンと突然扉が開け放たれたかと思えば知らない人が目に入る

最初の印象は白いその後にもやしみたいだなと俺は思った、その人物の背は180センチ以上ありそうだが栄養失調かと心配になるぐらい線が細く肌も病的に白い、顔も頬が痩けて目を閉じてるんじゃないかと思うくらいの糸目で服装も全身白で揃えたスーツに身に着けた白髪の男が後ろ手に扉を締めながら入ってきた

 

「は~い、皆さんこんにちはー」

顔に似合わなず爽やかに挨拶をし教壇に立つ

 

突然の状況に周りの皆は動揺した

そんな中このクラスの委員長の柏崎くん ー本名は柏崎満ちなみに男 ーが声をかける

 

「すみません、あなたは誰ですか?」

 

「私?私は…んー不審者?」

男は少し悩み、にこやかにそう答えた

「はぁ…ふざけてるんですか?それなら警察に連絡し、それから職員室に連れていきますがいいですね?」

 

委員長は言い詰め寄りながら男に近づく

 

 

 

 

ドンっ

 

 

重たい物が床に落ちゴロゴロと転がる鈍い音が静かに響く

 

「少し煩わしいかな〜」

男が何かを喋っている

 

 

 

俺は最初何が起きたのか分からなかった、いや分かりたくなかった

理解したくなかった

 

 

 

 

 

床には委員長の頭が転がっている

 

 

時間差で赤が咲いた。そして赤が広がる。

 

鉄の臭いが教室を一瞬で包んだ

 

 

なんだ?

 

 

死んだ?

 

 

なぜ?

 

 

殺された?

 

 

どうやって?

 

そう疑問を持ち思考しながらも

それが現実だと認識した、周りのみんなも正しくこれが現実なんだと脳が理解し

 

「キャーーーーーー!」 「逃げろー!」 「ドア開けろっ」

「オエー!」

「ドアが開かないっ!」 「なんでドアが開かないんだよっ!」

「満っ!満っ!」

「なんでっなんでっなんでっ」 「早く開けろよっ!!」

 

教室から逃げようとする者、吐く者や恐怖で叫ぶ者、委員長に泣きながら呼びかける者、教室の隅で怯えてる者、教室中がパニックに陥った

 

何が起きた何があった何でこんなことに何なんだよっ。俺は恐怖で身を竦ませクラスメイト達を横目に白髪男を見た

 

男は変わらずニコニコした表情をしながらこちらを楽しそうに観ていた

 

「さて、皆さんお静かに」

妙な圧を放ちながら言い放つと、教室はあっという間に静寂になった

 

皆、理解した血の臭いが充満した教室で冷静な思考は出来ないがこの場を支配してるのはこの男で下手に動いてはならないと本能で理解させられた

 

 

 

「私の目的は資格あるものの選定です」

 

 

 

何を言ってるのか理解出来ない。資格?選定?ホントに現実なのか?

ネット小説じゃないんだぞっ!こんな非現実的なことが起きて言い訳がない!だが…クラスメイトが何かしらの方法で首を飛ばされた…

しかも教室に閉じ込められ、あんなに騒がしかったのに外からは何も 反応がない。ここがファンタジー世界なら魔法を使ってぶっ飛ばすのにでもここは現代日本なんだぞっクソっこちとら普通の一般高校生っ! クソっ

 

「………っ!」 「………」

 

妙な視線を送ってくる者たちに気づかず

俺は内心混乱したままの悪態まみれの思考で唸った

 

「では早速始めさせて頂きますね」

 

言うと同時にまた意味の分からない方法で6つの頭が飛んだ

俺の顔が血に塗れた、血塗られた顔を腕で拭うと

目の前のハルが居なくなっていた…

いや正確には頭が見当たらなかったが直ぐに見つけた

俺の机の上に合った。

ハルと目が合った。ハルの目がよく見える瞳孔が開いたその水面《みなも》

のように静かな瞳には俺の絶望した顔が映っている。

 

「おおっ!まさか2人も生き残るとはこれはいい結果になりましたね 嬉しい誤算ですっ!」

 

男は高らかにそんなことを言っていたがそんなことはどうでもいいっ!

 

「ハル…」

 

ハル…春樹とは中学からの腐れ縁だった

俺はいつも1人ぼっちだった、何か周りに迷惑を掛けて嫌われるようなことをしていた訳でもないし身だしなみも不潔だった訳じゃない、

それでも俺はいつも1人だったので人間不信になっていた

「なんでこんな目に遭わなくちゃいけないんだ」と

そんな中ハルだけは俺に話を掛けてくれた

何の偏見もなく俺に接してくれた、そんな掛け替えのない友人

 

「ハルっ…」

 

そのハルが死んだ…なぜ?…なんで?…

ハルが殺されなくちゃいけないんだっ

俺は目の前で友が死んだショックで膝から崩れ落ちた

だがそんなことをしていても今この事態が止まってくれる訳でも

好転するはずも無く更に悪化する

 

「それでは生き残った、いえ適正のあるお二方にはとある世界に向かって頂きます。良いお旅を」

 

パチンっ

 

男は言うと同時に指を鳴らす

 

 

 

そこで俺の意識は暗闇に落ちてった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてイレギュラーはありましたが予定通りいきましたね」

 

「 」

 

「ちょっと性急でしたがね」

 

「 」

 

「わかりました。では私は失礼します」

 

男は()()()()()()で誰かと会話を終え姿を消す

 

教室には只々静寂が包んだ

 




最後まで読んで頂きありがとうございます!
続くか分かりませんがよろしくお願いします!
感想もお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。