いわタイプにやさしいギャル   作:三笠みくら

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私だけに需要のあるギャルオリ主でございます


いわタイプはいーわなギャル

 

ブルーベリー学園。イッシュ地方の海に浮かぶその学園は、なんと大部分が海中にあるというとんでもない学校だ。だがその分ハイテクであり、テラスタルの技術を使って様々なポケモンの生息環境を再現しているという。

 

 

「ついに来たし……!!ブルーベリー学園!!」

 

 

そんなブルーベリー学園に、ある目的を持ってやってきた少女がひとり。少女の瞳は、野望に燃えていた。

 

 

「絶対ここであてぃしの野望叶えてやるっしょ。あ、その前に自撮りしよ」

 

 

……野望の前に自撮りをするのは、彼女なりの礼儀である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっほー。みんな見ってる〜?あてぃしはスズカ!ちょっとした癖つよのギャルだし!ガラル地方のラテラルタウン出身!あそこって遺跡しかないって思ってるっしょ?ぶっちゃけその通りだからなんも言えないw

 

そんなあてぃしだけどー。実は同年代の子と話合わないんだよね。いや流行り物は好きだよ?マリィの髪型とか好きだし、キバナさんの自撮りとかもチェックしてる。でもそれよりも大切なものがあてぃしにはあるんだよね。それが。

 

 

「あてぃしは!!いわタイプのポケモンが好きだーーー!!」

 

 

そう!あてぃしはいわポケモンがだ〜いすき!だってそうっしょ、あのごっついボディ!特にいわタイプの中でも化石ポケモンが群を抜いて好きなんだよね。特にチゴラスとか可愛すぎの最強ポケモン。何あのいかつい顔にちっちゃい体!でもみんなはフェアリーやらピカチュウやらが好きって言うんだよね〜。いや気持ちは分かるよ?可愛いのもわかる。でもあてぃしの中でのトップはやっぱりいわポケモンだし!!

 

 

「っていう感じでさ〜、あてぃしちょっとぼっち気味っていうか〜?」

 

「へえ、それは残念だ。いわポケモン、そして化石ポケモン……その素晴らしさがわからない人がいるなんて」

 

「まじダイゴっぴ分かってる!こないだなんかドサイドンのかっこよさ語ったら「でも水わざで一撃じゃん?」とか言われたんだよ?まじ腹立つ!」

 

「全くだ、それがいいのにね」

 

「ねー?あ〜あ、どこかにいわタイプ好きの楽園はないもんかね〜」

 

 

今あてぃしと話してるのは岩好きの謎のイケメン・ダイゴっぴ。こないだ生ダンゴロ拝もうとしてガラル鉱山に入ったらいたんよね。ぶっちゃけ完全に不審者だったけど、あてぃしのアマルスを見て絶賛してくれたから悪いオトナじゃないってのは分かった。そして仲良くなって今に至るってワケ。

 

 

「うーん、ホウエンに来てもらうのもいいけど……そうだ、ブルーベリー学園はどうだい?」

 

「ブルーベリー学園?どこそれ?」

 

「ああ、なんでも最近イッシュにできた学校でね。海中に人工ドームを作って、そこで野生ポケモンを観察できるらしいんだ」

 

「へぇ〜、最近の技術ってまじやばいね。でもそれがあてぃしとなんか関係あんの?」

 

「あるとも。ドーム内のエリアのひとつ…キャニオンエリアでは、なんと野生の化石ポケモンが生息しているらしいんだ」

 

「……は?ダイゴっぴ、それマジで言ってる?」

 

「ああ。現在確認されているのはまだズガイドスやタテトプスあたりだが……もし環境が整備されていけばもっと他の化石ポケモンが生息するかもしれない」

 

「何それ……最高じゃん!!

 

「ふふ、そうだろう?実はその学園の学園長からお達しが来ていてね。僕に見学に来ないかという連絡だったんだけど……もし君さえよければ、代わりにブルーベリー学園に行ってくれないかな?」

 

「えぇ!?むしろいいの!?ダイゴっぴマジ太っ腹!!あてぃし、生化石ポケモンもっと見たい!」

 

「決まりだね」

 

 

それからのダイゴっぴはすごかった。スマホロトム出してすっごいペラペラ喋っててさ。難しい単語ばっかだったからあてぃしはほとんど分かんなかったけど……とにかくすぐに入学していいってことになった。

 

 

数日後

 

 

「それじゃ、行ってきま〜す!」

 

「スズカ、大丈夫か?何かあったらパパに連絡するんだぞ?」

 

「だ〜い丈夫だってば!あてぃしにはポケモンたちがいるし!んじゃね〜〜」

 

 

こうしてあてぃしはブルーベリー学園にカチコミに行ったのでした。まじ楽しみ!!




スズカ
ラテラルタウン出身のギャル。いわタイプが大好き。みずとくさに弱いのが納得いかない。手持ちはいわ・はがね統一。


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