いわタイプにやさしいギャル   作:三笠みくら

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化石ポケモンマジLOVE

 

リーグ部……?なにそれ、なんか堅苦しそうな気がする〜。あてぃし自由にやりたいんだけど。

 

 

「そもそもブルーベリー学園はかなりポケモンバトルに重きを置いた学園でして…学園公式で生徒のポケモンバトルを応援してるんですよ!」

 

「マジでぇ?あてぃしそういうのあんま興味ないかも…」

 

「そ、そんなこと言わずに!ブルーベリー学園では、ブルベリーグっていうランキングがあって…リーグ部に参加した生徒がそこにランクインするんです!上位の生徒にはいろんな特権が与えられるんですよ!」

 

「…特権?」

 

「はい!担当エリアのスクエアを自由に使えたり、ちょっとテラリウムドームの整備に口出しできたり…色々ありますよ!」

 

「それってさぁ、もしかしてポケモンの過ごす場所を増やしたりとかできちゃう感じ?」

 

「はい!もちろん限度はありますけど…」

 

「ふ〜ん…あてぃしちょっと興味出てきたわ」

 

「ほんと?おれはバトルそんな強くねえからなあ……」

 

「とにかく体験入部だけでもしていってください!待ってますからね〜!」

 

 

そう言ってタロちゃんパイセンは去っていった。どーしよ、あてぃしバトルよりもぶっちゃけ青春したい派っていうか。バトルするのもいいけどあてぃしはポケモンと触れ合う方が大事だし。

 

 

「スグぴっぴ、どうする?」

 

「うーん…おれも悩んでる。おれバトル強くないし…」

 

「だよねー。てかそうだ、スグぴっぴさ、一緒にテラリウムドーム行かん?あてぃしここで化石ポケモン見たいの」

 

「化石ポケモン?おれ見たことないから興味ある!」

 

「え、スグぴっぴ化石ポケモン見たことないの!?マジ損してるよ、あの可愛さは唯一無二だし!すぐ行こう、今行こう!!」

 

「スズカ、目がギラギラしてるべ……」

 

 

スグぴっぴを連れて、キャニオンエリアの高台にレッツゴー!!そこには……

 

 

「はわわ〜〜、可愛すぎる!!」

 

「あれは…ズガイドスとタテトプス?」

 

「そう!どっちもシンオウで発見された化石ポケモンでね、ズガイドスは攻撃、タテトプスは防御がマジぶち抜いてんの!しかもあの見た目でだよ!?あんなちっちゃい体で!可愛すぎ〜〜!!」

 

「へ、へえ……スズカは化石ポケモン好きなんだな」

 

「もちもち!化石ってマジロマンっしょ!化石ポケモンってさ、歴史の証人なんだよ?ズガイドスがこの生態で生きてこれたのは昔の環境が今と全然違うからだし、タテトプスは草食ポケモンだから生きてた場所も違う!そこから古代のことを研究すればどんどん広がっていくし!マジ興奮!」

 

「スズカ……楽しそうだな」

 

「うん!だからブルーベリー学園に来たんだよ!生化石ポケモン拝むために来たし!」

 

「わやじゃ……すごいパワーだ」

 

 

そこからずーっとあてぃしはズガイドスとタテトプスを観察してた。スグぴっぴもあてぃしと一緒に観察に付き合ってくれて……あれ、ちょっと迷惑だったかも?

 

 

「ふう…そろそろ寮の部屋帰ろっか。長い時間付き合わせちゃってごめんね」

 

「ううん、好きなものにまっすぐになる気持ち、おれも分かるから……それに、化石ポケモンを見てる時のスズカ、目がキラキラしてたべ。」

 

「えへへ、まぁね?あてぃしこれでも一途なタイプだから?それじゃあね、スグぴっぴ!」

 

「うん、またな!」

 

 

スグぴっぴに手を振って、あてぃしは寮の部屋に戻った。入学初日だけど…いい友達できてよかった!あてぃしっていわポケモン好きでみんなから引かれた事あるからぶっちゃけちょっと心配だったんだよね。

 

 

「ねね、メレシー。スグぴっぴとこれからも仲良くいれたらいいね」

 

「しゃらら!」

 

「さ〜て、部屋の片付け頑張るぞい!」

 

 

あてぃしは大量のダンボールとにらめっこして、その日は泥のように寝た。マジベトベターみたいに体溶けたし。

 

 

「にへへ……」

 

 

スグリは部屋の机で、スズカとの写真を見返していた。まさか自分に入学初日から友達ができるとは。おまけに自分とは正反対の、明るくて可愛いギャルだ。

 

 

「……よし、これからもけっぱるぞ!」

 

 




スズカ
いわタイプ大好きなギャル。いわタイプのゴツくて可愛いのが好き。

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