ポケットモンスター 〜The Legend of Master〜【完結】   作:マイマイ

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カイリとのリターンマッチを制し、決勝に進んだレイジ。
そして先に決勝へと進んでいたカグヤとのフルバトルが始まる。

果たして、勝利するのは………。


第66話 決勝戦〜幼なじみの限界バトル!!〜(前編)

「……ふぅ」

 

控え室で、少女のため息が木霊する。

少女の名はカグヤ、これから幼なじみの少年レイジと決勝戦を戦うと控え室で待機していた。

そんな彼女の足下には、一番のパートナーであるエネコロロが心配そうに見上げている。

 

「ごめんねエネコロロ、ちょっと不安になってるだけだから……」

 

エネコロロを抱き上げ、優しく頭を撫でる。

……勝てるのか、そんな不安が先程から彼女の頭の中を占めていた。

相手はレイジ、少なくともカグヤが適わないと思っているトレーナーの1人だ。

ポケモン達はともかく、トレーナーとしての腕は間違いなく向こうが上。

そんな相手に、戦って勝てるとは……。

気持ちで負けてはダメだ、そう思っているのだが……。

 

「ニャー……」

「……エネコロロ」

大丈夫、心配するなと言わんばかりに、カグヤに頬擦りするエネコロロ。

レイジのようにポケモンの言葉がわかるわけではないが、彼女がそう言っているように思えたのだ。

 

「……不安なの?」

「っ、シロナさん……」

いつの間にいたのか、顔を上げると優しく微笑むシロナの姿が。

 

「カグヤはすぐ顔に出ちゃうから、端から見てるとすぐにわかっちゃうわよ?」

「あはは……」

「……自分を見失ったら、自分らしいバトルはできないわよ?」

「自分らしいバトル……」

「準決勝でのフルバトルは本当に凄かった。

 見ていて、今すぐにでも参加したいくらい楽しそうなバトルだった。

 ――あの時の気持ち、今も覚えてる?」

「……あの時の、気持ち」

 

忘れるわけがない、否、今までのどのバトルも忘れた事なんてなかった。

特に、ヒメカとのフルバトルは本当に楽しかった。

……あの時の気持ちは、今だって鮮明に思い出せる。

 

「覚えてます。忘れる事なんてありえません」

「なら、その気持ちのままにバトルすれば大丈夫よ。それに、カグヤは一つ勘違いをしてるわ」

「勘違い……?」

「貴女は、レイジくんと比べて自分はトレーナーとしての力量が劣ってると思ってるだろうけど、私からしたら貴女もレイジくんもトレーナーとしての実力は互角よ。

 もちろん、ポケモン達も同じくらい強い。だから後は……心の強さが、勝敗を決める」

「心の、強さ……」

「楽しくバトルをすればいいのよ貴女は、競争するんじゃなくて……貴女らしく楽しめばいいだけ。だって、それがカグヤらしいバトルだと思わない?」

「…………」

 

自分らしいバトル。

……そうだ、精一杯バトルすれば充分ではないか。

ポケモンマスターを目指す自分としては、確かに戦いに勝つ事も重要だ。

けれど、自分はまだまだ半人前のトレーナー、その道は遠い。

だから今は、楽しめるバトルをやっていこう。

 

「ありがとうございますシロナさん、私……頑張ってみますね!」

「……ええ。頑張ってねカグヤ」

いつも通りの笑顔を浮かべるカグヤに、シロナも笑みを返す。

これなら、レイジとのフルバトルも楽しめそうだ。

 

「でもシロナさん、私ばっかり応援してていいんですか?」

「ふふっ、確かにカグヤはトレーナーとしても恋敵としてもライバルではあるけど、大切な友達でもあるから応援するのは当然じゃない」

「えへへ……ありがとうございます」

「……フルバトル、頑張ってね?」

「はい!!」

 

………。

 

『――さあ、セキエイ大会もいよいよ決勝戦。

 数多くの強豪達を打ち破り、優勝するのはレイジ選手か、それともカグヤ選手か!!』

「うはぁ……すげえ人だな。決勝戦だからっていうのはわかるけど、それ以上だ」

席はもちろん満席、立って観戦している人も沢山いる。

決勝戦だから当然かもしれないとはいえ、それでも凄まじいまでの観客だ。

 

「2人とも、準決勝でのバトルが凄かったから当然よ。

 あの2人は気づいてないかもしれないけど、憧れの存在としてファンができてるらしいわよ?」

「すげぇな……俺にもファンとかいればいいのになぁ……」

「それはダメよ」

「それはダメです」

 

即座に入るヒメカとミカンのツッコミ。

当然だ、男はともかく女のファンができるなど彼に恋慕している自分達が認める事などできるわけかない。

 

「……それより、あの2人のどちらが勝つと思っているんだ?」

「えっ? うーん……どうなんだろうなぁ」

「トレーナーとしてもポケモンの実力を見たとしても、レイジとカグヤは互角だから……」

「正直、わからないですね……」

「……だろうな」

 

「――ねえ、レイジ」

「何?」

「楽しいバトルにしようね?」

「…………」

「私、レイジには負けたくないと思ってるけど、やっぱり競争だけのバトルなんて性に合わないから、精一杯ぶつかり合うような楽しいバトルにしようよ!!」

「カグヤ……」

 

彼女らしい言葉に、レイジは頬を綻ばせる。

ああ、やっぱり彼女はどんな時でも彼女らしい。

楽しいバトルができればいい、その通りだ。

 

「――そうだね、僕も精一杯力を出し切って楽しいバトルにするよ!!」

「うん!!」

互いに、一体目のボールを取り出す。

 

『さあ、一体目はどんなポケモンなのか?』

「…………」

本気で戦うと誓った。

たとえ相手が、大切な存在でも……。

 

「――ルギア、お願い!」

「―――っ」

『おーっと、レイジ選手いきなりルギアを場に出してきました!!」

 

「げっ、いきなりルギアかよ……!?」

「カグヤにプレッシャーを掛ける気なのね……」

「相手がルギアだとすると、やっぱりカグヤさんはラティオスを出すんでしょうか……?」

「…………」

確かに、ルギアの力は普通のポケモンを遥かに超える力を持っている。

通常のトレーナーならば、同じく強大な力を秘めているラティオスを出すだろうが……。

 

――彼女の選択は、普通ではなかった。

 

「――ムウマージ、レディーゴー!!」

 

「えっ!?」

「ムウマージ……か」

(カグヤ、貴女の楽しいバトルを見せてみて)

 

「ムウマージ、相手はアホみたいに強いけど頑張ろうね!」

「ムゥ、ムゥマ!!」

「これカグヤ、強いという言葉には反論せぬが、アホみたいにとは一体どういう意味だ!!」

「だって、本当にアホみたいに強いから……」

「普通に強いと言えばいいだけではないか!!」

 

がーっ、と怒るルギアに対しても、あははー、と笑って誤魔化すカグヤ。

……なんだか、戦う意欲が萎えてしまったような気がする。

 

「〜〜〜〜っ、マスター、絶対に倒すぞ!!」

「………はいはい」

 

もしかして、これも彼女の作戦なのだろうか?

一瞬だけそう思ったが、すぐさまそれは間違いだと気づく。

だって、どうしてルギアが怒ってるのかわからずにポカンとしているから。

 

「………はは」

「………?」

「マ、マスター。なにを笑っているのだ!!」

「ごめんごめん。でも……やっぱりカグヤらしいと思ってね」

「ほへ……?」

「むぅ……よくわからんが、とにかく余は怒っておるのだ!! カグヤ、覚悟せい!!」

「あはは……でも、私もムウマージも絶対に負けないよ!!」

「僕もだ………!」

 

「では、先攻はレイジ選手からとなります!!」

 

『…………』

闘志を燃やし合う両者。

「――試合、開始!!」

「カグヤ、行くよ!!」

「うん、どっからでもかかってこーい!!」

 

そして激闘が、けれど楽しいフルバトルが幕を開いた―――!

 

「ルギア、ハイドロポンプだ!!」

「ムウマージ、シャドーボール!!」

ルギアのハイドロポンプを、真っ向からシャドーボールで押し返すムウマージ。

パワーは互角、ルギアに少しも負けていない。

 

「サイケこうせん!!」

「そんなもの、避けるまでもないわ!!」

技も出さず、雄叫びを上げるルギア。

たったそれだけで、ムウマージの攻撃を防いでしまった。

 

「ムゥ!?」

「うわぁ……凄いねルギア!」

「ふんっ、当然だ!!」

「でも負けないよ! ムウマージ、れいとうビーム!!」

「かわして!!」

直線上に発射されるれいとうビームを避け、すぐさま反撃しようとした瞬間。

 

「なっ――」

その時には既に、ルギアの眼前にはムウマージが迫っており。

「10まんボルト!!」

至近距離での特大の10まんボルトが、ルギアを包み込んだ―――!

 

「ルギア!!」

「ぐ……っ、な、なんだと……!?」

幸いにも致命的なダメージにはならなかったが、決して小さくはない。

しかしそれ以前に、あのムウマージのスピードは異常ともいえる程だ。

 

「凄いでしょレイジ、私のポケモン達の素早さをできる限り高めておいたの。

 エネコロロやムウマージは、どうしてもパワー不足だからね」

「……なる程、ね」

それにしたって、ムウマージのあのスピードは驚愕に値する。

おそらく、努力家らしい凄い特訓を繰り返していたのだろう。

 

「くっ……見くびっていたわけではなかったが、存外にやるではないかカグヤ!!」

「まあね!!」

「ルギア、まだいける?」

「無論だ! 余を見くびるでないわ!!」

「了解。ならこのまま行くよ!!」

「うむ!」

 

「ふぶき!!」

強烈なふぶきが、フィールドを凍らせながらムウマージへと向かっていく。

「フレイムシールド!!」

それを、ヒメカとのフルバトルでも使ったフレイムシールドで防ぎ、すぐさま反撃に移った。

 

「マジカルリーフ!!」

「エアロブラストで薙ぎ払って!!」

迫るマジカルリーフを、エアロブラストですべて薙ぎ払い、そのままムウマージに向かっていく。

それを回避し、次なる攻撃を仕掛けるムウマージ。

 

「サイコウェーブ!!」

「サイコキネシス!!」

互いのエスパー技をぶつけ合い、その余波でフィールドに亀裂が入っていく。

 

「パワーは――」

「――互角だね!!」

 

「ぐっ……なめるでないわ!!」

気合いを込めた声が、サイコキネシスのパワーを飛躍的に上げる。

それにより、サイコウェーブを弾かれフィールドに叩きつけられるムウマージ。

 

「ムウマージ!!」

「今だ、アクアテール!」

地面に埋まったムウマージに、渾身のアクアテールが叩きつけられる!!

 

(決まったか………!)

粉塵が舞い、ムウマージの姿は確認できないが、おそらくまともにダメージを与えられたはずだ。

ルギアもそう感じているのか、口元には笑みを浮かべている。

「…………」

「………?」

しかし、カグヤの顔に不安の色はなく……むしろ笑みさえ――

 

「っ、ルギア。すぐに離れるんだ!!」

「なっ―――」

「れいとうビーム!!」

レイジの声と、カグヤの指示はほぼ同時に飛び出した。

瞬間、粉塵の中かられいとうビームがルギアへと放たれ彼女を包み込んだ!!

 

「ぐっ――うぁぁぁぁぁぁっ!?」

「ルギア!!」

まともに受け、フィールドに倒れ込むルギア。

 

「くっ……すまぬ、調子が出ぬわけではないのだが……」

「――ルギア、戻って」

ダメージが大きいのか、顔をしかめながら起き上がるルギアを、ボールに戻す。

その光景を見て、カイリ達は驚愕の表情を浮かべていた。

 

「う、嘘だろ……? ルギアを圧倒しやがった……」

「で、でもどうしてムウマージは無事なんですか……? ルギアのアクアテールが命中したはずなのに……」

「――いいえ」

「ルギアのアクアテールはムウマージに命中していない」

「えっ……?」

 

「フィールドに叩きつけられた寸前、ムウマージは自分の背中にフレイムシールドを展開していた。

 多少は身体が地面にめり込んだが、最小限の被害で済んだからこそ、ルギアの一撃を回避する事ができたのだろうさ」

「……すげぇ、カグヤあんなに強かったのか……」

 

侮っていたわけではないが、なまじルギアの力を知っていたからか、やはり心のどこかでカグヤが不利だと勝手に思っていたらしい。

しかし、そんな自分の軽率な考えが恥ずかしくなった。

カグヤは強い、それも凄まじいまでに。

たとえパワーが及ばなくとも、戦いにおいて重要な「心」が強いのだ、決してレイジにも引けを取らない。

 

「――ヒカリ、お願い!」

『レイジ選手、二体目はピカチュウを繰り出してきました!!』

「スピードにはスピードで対抗ね……」

「ムウマージ、ヒカリも強いから気をつけよう」

「ムゥ!!」

「ヒカリ、行くよ!」

「ピカッ!!」

 

「先手必勝、あくのはどう!!」

「でんこうせっか!!」

あくのはどうを回避し、一気に間合いを詰めるヒカリ。

「サイコウェーブ!!」

「アイアンテール!!」

サイコウェーブの見えない衝撃波にアイアンテールを当て、相殺させる。

 

「10まんボルト!!」

すかさず追撃したヒカリの10まんボルトが、ムウマージを捉えた。――だが

 

「しっぺがえし!!」

「何――!?」

電撃を受けながらも、ムウマージは攻撃を仕掛ける。

「ピカッ!?」

衝撃がヒカリを襲い、フィールドを滑っていく。

 

(上手い……! ヒカリの攻撃を逆に利用するなんて………!)

 

「くっ……!!」

「ふふっ、やっぱりヒカリは強いねレイジ!」

「えっ……?」

「だって、しっぺがえしでこれだけの攻撃ができるって事は、それだけヒカリのパワーが凄いってことでしょ?

 だから、ヒカリは凄いなぁと思って」

「…………」

 

ニコニコと笑みを浮かべるカグヤに、レイジも苦笑を返した。

 

(もぅ……なんて嬉しそうな顔をするんだか)

でも、自分の胸の中にもワクワクする感情がどんどん大きくなっていく。

やはり、自分も彼女とのバトルをただ楽しんでいるようだ。

「ヒカリ、戻って」

「へ………?」

『おっと、レイジ選手ここでピカチュウを戻してしまいました!』

 

「…………」

(……レイジ、なんだか嬉しそう)

穏やかな笑み、そして隠せない楽しげな感情。

それを感じ取り、カグヤはますます笑みを深めていく。

(やっぱり、大好きな人が嬉しそうだとこっちも嬉しくなるね)

 

「……カグヤ、次はこの子を出すよ。――ソウル、お願い!」

「ソウルか……よし、このままいくよムウマージ」

「ソウル、頑張って」

こくりと頷きを返し、ムウマージと対峙するソウル。

 

「シャドークローだ!」

漆黒の爪を展開し、ムウマージに向かっていくソウル。

「ムウマージ、かわしておに――」

「ムゥッ!?」

「えっ?」

指示を出す前に、ムウマージの悲鳴が響く。

見ると、ソウルがムウマージに向かってシャドークローを叩き込んでいる光景が……。

 

「は、速い――!?」

「れんぞくぎりだ!!」

今度は頭にある刃状の角で、ムウマージを連続で攻撃していく。

「ムウマージ、一度かわして距離をとって!!」

しかし、ムウマージは途中で攻撃をかわし、距離を離しながら空中でシャドーボールを作り出していると。

「かえんほうしゃ!!」

ソウルの口から放たれたかえんほうしゃがムウマージを包み込んだ――!

 

(は、速すぎ……)

「僕のソウルも、君のムウマージに負けないくらいのスピード力は持っているんだ。ソウル、ストーンエッジ!!」

自分の周りに岩を作り、それを一斉にムウマージへと放つソウル。

「サイコウェーブ!!」

それをサイコウェーブでまとめて破壊しながら、迫り来るソウルのシャドークローにもしっかりと反応し。

 

「読んでたよその動き。ソウル、着地する前にはかいこうせん!!」

顔だけ後ろに向き、ムウマージの背中へはかいこうせんを叩き込むソウル。

まともに受け、地面に倒れ込むムウマージは。

「ムウマージ戦闘不能!アブソルの勝ち!!」

ルギア、そしてヒカリとのバトルで受けたダメージもあり、戦闘不能へと陥ってしまった。

 

『決まったぁっ!! まず先制をとったのはレイジ選手だ、しかしカグヤ選手のムウマージは素晴らしい連戦を見せてくれました!!』

「ムウマージ、本当にご苦労様」

気絶したムウマージをボールに戻し、すぐさま別のボールを手に取る。

 

(……ソウルって色々なタイプの技を持ってるからなぁ……誰を出そうか迷っちゃうよ)

(……あれ、誰を出そうか迷ってる顔だ)

あわあわと慌てているカグヤを見て、レイジはつい苦笑を浮かべた。

そんなに慌てなくてもいいのに……とは思いつつも、暫くそんな彼女を鑑賞する事に。

 

「よし、じゃあ……クチート、レディーゴー!」

「――クゥッ!!」

「いだだだだだっ!!」

ボールから出た瞬間、方向転換してカグヤの手に噛みつくクチート。

相変わらずの光景に見慣れたのか、観客席の一部からも笑い声が。

 

「もぅ……クチート、いつも言ってるけど噛みつくならもっと優しくしてよ……」

恨めしげにクチートを見るが、当の本人はわかっておらずニコニコと笑顔を見せるのみ。

「はぁ……毎度毎度の事だけどもういいや。それよりフィールドに行って」

「クチッ!!」

言われた通り、フィールドに戻るクチート。

 

(……妙ね、ソウルはクチートに有利な炎タイプの技を持ってるのに)

シロナの考えているように、はがねタイプであるクチートに有利な技をソウルは覚えている。

予想ではエネコロロを出してくるかと思ったのだが……。

 

「先制は許しちゃったけど、ここから怒涛の巻き返しをするよ!!」

「さーて……そいつはどうかな?」

「やってみせるよ。クチート、いっけー!!」

「ソウル、迎え撃つんだ!!」

 

 

 

 

To.Be.Continued...

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