怪獣王 トレセン学園へ征く   作:みかんの白い部分

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こんにちは!
みかんの白い部分です!
ゴジラ-0.0楽しみですね…!11月の3日にIMAXでの上映…めちゃんこ楽しみです

では本文どうぞ!


プロローグ

現在地_イタリア コロッセオ_

 

戦士達が死闘を繰り広げ、はるか昔に栄光を手に入れていたローマ時代の象徴でもあるコロッセオ、そこには一匹…いや一体の怪獣が眠っていた

 

『怪獣王・ゴジラ』

 

100メートルを優に超える巨体、引き締まった肉体、マゼンタ色に光る眼光に背中に連なる巨大な背鰭群、長くしなやかな尻尾

 

この間まで、ホロウ・アースでのスカー・キングと操られていたシーモをホロウ・アース、ブラジルに渡る大激戦の末に勝利し、再び地球の均衡を取り戻すことに成功した、ゴジラは今まで通り地上の王として君臨しコングは名実とともにホロウ・アースでの王となり同族達に認められる存在となった……

 


 

現在地_ローマ・コロッセオ_

 

 

バララララララララ!

 

ヘリのローター音を響かせコロッセオ周辺ではモナークの研究施設や動向を観察するためにヘリなどが動員されている…

 

 

 

ゴジラ「……煩い…コロッセオは居心地はいいのだが…いかんせん人間共が調査調査と言って近くに拠点を建てたが…ヘリやら戦闘機やら轟音を立てては俺の眠りを妨げる……いっそ咆哮で退けたいが…」

 

モスラ『王様!一つ言っておきますがあなたは短気すぎるのです!少しは我慢というものを覚えてください!』

 

ゴジラ「と釘を刺されてしまった…俺は自分でもいうがかなり穏便な方だと思うが…まぁいい、眠りに付けば他のタイタン達が暴れない限り睡眠が取れる…」

 

そうして王は眠りについた…再び目覚める時まで…

 

 

 


 

 

 

 

 

 

現在地_????_

 

ゴジラ「………ん…?」

 

眩しい日光の光とコロッセオの中では絶対に感じられない水の感触が全身に広がりゴジラは目を覚ました

 

 

ゴジラ「(なぜ俺は水中にいる…?コロッセオで睡眠をして…それからの記憶はない…だから睡眠状態だったことは分かっている…だが肉体も変化している…これは…人間の体だな…とりあえず海面に上がろう…話はそれからだ)」

 

ゴジラ「(尻尾はあるようだ泳ぎも安定できるのはありがたいが…人間の体で泳ぐのには慣れん…それにしても人間には鰓呼吸が出来るような器官がないはずだが…なぜ水中でも呼吸ができるのだ…?」

 

ゴジラ「(ふむ…いや考えるよりはまずは行動だ人間の住処に近かったら警戒するべきだと思ったが、人間の姿である以上は警戒は不要か…)」

 

思考を回しながらいつの間にか海面が見えて来ていた…

 

ザバァン!

 

勢い良く海面に顔を出し辺りを見回すと遥か水平線の彼方に海岸が見え、よくよく目を凝らすと観光客などで賑わっているような光景が見えた

 

ゴジラ「……なるほどここはそれなりに陸地から遠いのか…それは確認できたな…さてここがどの国か調べる必要があるが…この海の透明度に加え暖かい水温…何よりプランクトンの多さ……なるほど特徴としては…日本の沖縄付近が正しいか……ん?無意識にしていたが人間の声も発せられているな…人間の体になったがあまり不自由はないみたいだ、」

 

ゴジラ「さて、陸地に上がるとしよう」

 

自身の尻尾を蛇のように左右に動かし潜水をしながら高速で陸地へと向かっていく…

 

ゴジラ「それにしても、なぜ人間の姿になっているのだ?放射線の急性変質と考えにくい……太陽風か…?それとも…いや…ティアマットのDNAを取り込んでも人間細胞は一つもないはずだ……うむ……いやまずは行動だ」

 

考えを後にし海岸に近づき足が砂底に触れ、サラサラとした感触を足に感じながら人気の無い砂浜に上陸した…

 

ゴジラ「やはりここは沖縄の離島か…服がないのがあれだが…探せばあるだろう…」

 

怪獣王最初の目標である服探しが始まったのである

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラ「……無いな」

 

砂浜などを探して回ったが人っ子ひとり見つからない砂浜には当たり前に服などは見つからなかった

 

ゴジラ「恥ずかしくはないがこのまま裸でウロウロしていたら必ず面倒事に巻き込まれる予感がする…何としても見つけたい所だな」

 

 

 

数時間後……

 

 

ゴジラ「…見つからん…」

 

岩肌に腰を下ろし尻尾を巻きながら悩んでいた…

 

「おぉ、そこの人、どうしたんじゃ?」

 

声が聞こえ後ろを振り返ると腰を曲げゆったりとした声を発しながらゴジラに話しかける老人がいた

 

ゴジラ「…お前は?」

 

老人「ただの老人じゃよ…それよりもあんた…裸でどうしたんじゃ?」

 

ゴジラ「…(害もなくただの善意で話しかけてくれたか…ふっやはり人間はいい者だ…少し手を借りるとしよう)」

 

ゴジラ「あぁ実はいつの間にかここにいてな裸で放り出されてしまった、服を探したいのだがこのように裸で彷徨えば面倒ごとに巻き込まれかねないからな…すまない服を持ってきて欲しいのだが…」

 

老人「なるほどのぉ……よし分かった!少し待ってろ買ってきてやろう!」

 

ゴジラ「良いのか?古びた服でも構わないが…」

 

老人「いいさ、代わりにあんたの話を聞かせてくれ、気になったのさ」

 

ゴジラ「…俺の話で良ければ」

 

老人「なら少し待ってくれ!すぐに持ってくるさ!」

 

 

数十分後____

 

老人「ほれ!持ってきたぞ!」

 

老人が持ってきた段ボールの中には下着、ジーンズに加え、コンプレッションウェア、黒いコートが入っていた

 

ゴジラ「助かる」

 

老人「良いってことよ!」

 

着替え完了_

 

 

 

 

ゴジラ「どうした?」

 

老人「そのでっかい尻尾…どうしたんだ?」

 

ゴジラ「あぁこの尻尾か…色々、事情があってだな」

 

老人「ウマ娘の尻尾とは違うよな?」

 

ゴジラ「…ん?待ってくれ…ウマ娘とはなんだ?」

 

老人「ん?何だいあんたウマ娘を知らないのかい?」

 

ゴジラ「知らん、俺はウマでも娘でもないぞ」

 

老人「そうかい…」

 

ゴジラ「ウマ娘については気になるが…服を寄越してくれたのは感謝しよう」

 

老人「良いってことさ、なら…あんたの話を聞かせてくれるか?」

 

 

 

 

 

ゴジラ「…さてどこから話そうか…まず聞きたいのだが…キングコング、キングギドラ、モスラ…この単語に聞き覚えはあるか?」

 

老人「きんぐこんぐ?すまんが知らねぇな」

 

ゴジラ「なるほどな…この世界は怪獣を知らないのか…」

 

老人「怪獣?なんか…映画で見たことあっけど…もう随分と昔の話だからわかんねぇ」

 

ゴジラ「いや、大丈夫だ…それでだ…考えると…俺は別の世界から来たと考えられる、先ほど言った単語を聞き慣れないとするなら俺の世界ではありえないからな」

 

老人「そんな影響力があるのか?」

 

ゴジラ「あぁ…良くも悪くも世界に多大なる影響を及ぼしたからな……俺にも言えない事だが」

 

老人「な〜るほどな…あんたの世界は色々起きてそうだな〜!!!」

 

ゴジラ「理解が早くて助かる」

 

老人「なぁに、老成持重ってやつさ…それで…あんた本人については聞いてないが?」

 

ゴジラ「やはりな……まぁ恩もあるそれぐらいは構わない…その世界では俺は王と呼ばれていた」

 

老人「王だって!?ハァ〜まっことたいそうな地位だな〜」

 

ゴジラ「王と言っても怪獣のだがな」

 

老人「王って称号を聞くと震えちまうよ…そうだ!あんたの名前はなんだ?聞いておきたくてだな」

 

ゴジラ「名前か…他称だが『ゴジラ』そう呼ぶが良い」

 

老人「ゴジラ!良いなだな〜!」

 

ゴジラ「…質問はもうないか?」

 

老人「もう無いさ、それで?あんたはこれからどうするつもりだ?」

 

ゴジラ「決めてはいない」

 

老人「なるほどな…まぁ自由にやればいいんじゃないか?」

 

ゴジラ「あぁ、そうさせてもらおう…」

 

老人「………その…現実的なことを言わせてもらうんだが……」

 

ゴジラ「なんだ?」

 

老人「…戸籍やらが必要なんだが……」

 

ゴジラ「………………ふむ」

 

 

 

 

数ヶ月後

 

 

老人「ありがとな!戸籍とか色々作ってもらう代わりに自分の漁を手伝ってくれて助かったよ」

 

ゴジラ「こちらこそ助かった、色々助けられてしまった」

 

老人「良いってことよ!」

 

ゴジラ「これがまいなんばーかーど?か」

 

老人「あぁそうさ!それがあれば職務質問を受けても大丈夫だ!」

 

ゴジラ「しょくむ…?よく分からんがありがとう、数ヶ月の間世話になった」

 

老人「こっちこそありがとな、こんな家族もいないただのジジイを手伝ってくれてな、漁もあんたのおかげで豊作だ!これはほんのお礼さ!持っていってくれ!」

 

その手に握られていたのは分厚くはち切れんばかりの茶封筒の中に入っている金一封だった

 

老人「一年は過ごせる金だ!使ってくれ!」

 

ゴジラ「良いのか?人間にとってはかなり貴重なものだと聞いたが」

 

老人「良いのさ!遺産もろくに残ってねぇからな、あんたのようなお人好しに使ってくれた方が良いってことよ!」

 

ゴジラ「…ふ…なら有意義に活用させてもらおう」

 

老人「おう!楽しんでくれ!」

 

老人が手を振る中、ゴジラは本州行きのフェリーに乗り込み本州へと向かった

 

 

 

 

 

現在地_鹿児島県_

 

フェリーが停まり、一日ぶりの大地にどっしりと足を付けた

 

ゴジラ「…日本か…訪れたのは何千年前だったか…まぁいい…これからどうするか…自由に決めるとしよう」

 

 

時は過ぎ…一年後…

 

 

 

持っていた金一封は諭吉5枚とかなり減っていた…食事や風呂は不必要とはいえ人間社会に紛れ込むというのはかなり難しく自身の尻尾などはコスプレとして警察に職務質問をされ、写真を撮られ鬱陶しい現実を味わいながら歩き続け都会へと辿り着いた

 

夜の繁華街は栄えており酒に酔っ払う大学生達、仕事と社会に揉まれ疲労困憊のサラリーマンの社会の光と闇が混じった光景を横目にこれからの金をどうするか考えていた

 

ゴジラ「…残り5万円…ここからどうするか…税金も払わなくてはいけない…面倒だな……アルバイト…というものをやる手段もあるだろうが……ん…?」

 

視線の先にあったのは『トレセン学園!事務員募集中!』という張り紙と共に周りの募集用紙の紙よりも20万円台弱多い金額に釘付けになる

 

ゴジラ「ふむ…トレセン学園…確か…ウマ娘の学舎だったな……」

 

自由に生きても良いんじゃねえか?

 

ゴジラ「…ふっ…あの老人の言葉に感化されるとはな…この世界では王である必要はないか…なら少し自由にさせてもらうとしよう…」

 

 

 

 

 

 

 

今後登場させたい怪獣は?(今考えている怪獣限り)

  • ギドラ
  • モスラ
  • ラドン
  • コング
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