東方幻眼録   作:トマト2.5

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前回の続きです。
 あとこの回で第一章的なエピソード1的なやつは最終回です。



第6話 親子みたい

 

 

 

 よしとりあえず叫んどいて覚悟を決めたぞ。

それにしても不良っぽいけどなんだかんだ優しんだよなぁー妹紅は

 

 でもよかったこれで霊夢のところに行ける、なにをしよう、そんな見舞いのお菓子とかお詫びの物とか持ってきてないしなぁー

 まあいっか!とりあえず謝って、できたら仲直りみたいな感じで。

 

おれは、病院というよりお屋敷みたいな永遠亭に足を踏み入れた.....

 

  

  よしもっかい叫ぼう。

 

 「待ってろよー霊夢ぅー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.... side霊夢....

 

 

私が真鳥と戦って、永遠亭に運ばれた時、私は負けた悔しさより

真鳥に謝りたい気持ちだった。

 

 いきなりストレス発散のために真鳥を退治しようとしたり、真鳥の気にしてる容姿、声を馬鹿にしたり思えば思うほど胸が痛くなる。

 

 

 

 

  

 

 そんな後悔でいっぱいの中私は今永遠亭の布団で横になっている。

 もちろん頭、腕包帯だらけ。永遠亭の先生永琳が言うにはこのままでは全治一ヶ月らしい。

 はぁ〜自業自得だ

 なんでこんなことしちゃったのかしら。

 

 

「霊夢さーん体調の方はどうですか〜」

 

「鈴仙私は怪我してるだけで風邪とかの類じゃないのよ。」

 

病室に来た、永琳の弟子鈴仙が話しかけてきた。

 

 「へへちょっとからかっただけですよ。まぁ怪我の方は、我らが大先生である永琳先生があなた専用の特効薬を作っています!安心してください!」

 

「からかわないでちょうだいあとあなた永琳のことで興奮しすぎよ。」

 

 「だってしょうがないじゃないですかー本当にすごいんだから。

 そんなことより、あなたをボッコボコに倒した真鳥さん?について聞かせてください!」

 

「ボッコボコってまあいいわ

 ...真鳥なんだか初めてあったのに

 あいつと一緒だと既視感みたいな  他人とは思えないのよね。」

 

「ふーん親戚か何かですか?」

 

「それがわかんないのよ。

 今度紫に聞いてみようかしら。」

 

 でも本当に不思議だ真鳥と私は出会ってわずか一日なのに、会ったことがあるような不思議な感覚になる。

 

「じゃ霊夢さんが戦って倒された時の様子を詳しく聞かせてください!」

 あら、鈴仙はこの話に興味ないのね。まあいいっか。

「しょうがないわね

 えっと真鳥の服についていたお札が....」

 

 

 

 

 

 

 

 

side真鳥

 

 

  「ウォー霊夢〜何処だ〜!

  この部屋か!?

  違ううーん何処だぁ〜!」

 

「ここは、病室ですよ静かにしてください。あと霊夢さんは奥から二番目の部屋です。」

 

おれが探し回ってると背後から誰かが声をかけてきた

 顔を見ると、若いのになんか喋り方とか貫禄があった....って

 

 

   この顔何処かで...?

 

 うーん、まぁいいかどうせすぐ思い出す。

 

 「あっ申し遅れました私八意永琳と申します。」

 

「永琳か!ありがとう!」

 

おれは多分生まれて一番速い速度で霊夢がいる部屋に一目散に向かった。

 

「いえいえ(この感じ何処かで...)

あのお名前をってもういませんね」

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 ,....よしここが霊夢の部屋か

 ふぅ〜深呼吸、深呼吸

 

  

   ガタ

 

  「霊夢!あーやっぱりいた!」

 

「ま、真鳥!?」

 

霊夢は突然自分がこんなところで治療してる原因が現れたので驚いているようだった。

 まあサプライズ的な感じでって最悪のサプライズだな...

いやいや、ネガティブなことを考えるな!

  

ふぅーそれにしても永琳といい妹紅といいおれは人に恵まれてるなぁ...

よしとりあえず謝ろう。

 

   「ごめん!」

 

「ごめんなさい!」

「へ?なんで霊夢が謝ってんの?

 悪いのはおれなのに。」

 

「だって私が真鳥に酷いこっと言ったせいで....。」

 

あーなんだそんなことか。

 

  「そんなこと、もう忘れたよ」

 

「.....」

 

「それに謝るなんて霊夢らしくないよ。」

 

「まだ会って一日じゃない。」

 

「いいだろ!これ一度言ってみたかったんだよ!」

 

「はぁ〜あなたらしいわねー。」

 

「まだ会って一日だろ?そんなことより、その怪我おれが負わせたんだろ?直してやるよ。」

 

「ええちょと待ってください!今永琳さんが....」

 

おいおいいいとこなんだから邪魔すんなよ。

 

 「ちょっ今いいとこなんだよ!」

 

「ええ....」

兎みたいな人を気迫で黙らせた。自分でも結構怖かったなさっきの。

そんなことよりおれは、自分の服のお札を一枚はがして、服の眼を霊夢に見せて、

  霊夢の傷が治る幻を、見せた。

 

   ,....そしてその幻を具現化した。

 

 

  「あれ?治ってるわ。

 一体なにをやったの?」

 

「はぁはぁ、なに幻を見せただけ....ゼェゼェ。」

 

 

  「ちょっと大丈夫!?」

  

 やっぱり怪我を治すと結構疲れるな....こりゃ明日筋肉痛か?

 まあいいやそんなことより

「もう歩けるだろ?一緒に帰ろうぜ。」

 

....これでお詫びはできたかな。

 

 「ええ」

 

 

「おっそうだおんぶしてやろうか?」

「はぁ?するわけないでしょいつまでも子供扱いしないでちょうだい。」

「はいはい。」

 

  永遠亭の出口まで見送っていた鈴仙は、ポツリとつぶやいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

        「なんだか親子みたい。」




第二章お楽しみに!
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