A:やりたかったから。以上
「(ズゾゾゾゾ)」
「影次郎、今日も製作お疲れ様です」
「また工房にいたのですね」
はい、織田信彦こと
前世はね、息子のユウジと、孫のユウタ*1に看取られながら死んだんだ。そして、気づいたら雷電姉妹の弟の雷神セトに転生してた
稲妻の地下に俺の工房を作り、前世にあった物を作ってる途中だ
作れるのかって?滝にエンジニア部に、白祇重工から製作技術を教わったのでね、作れるのですよ。むふー
後、鍛冶師に鍛冶の事を色々教えてもらって、刀とかを作れるようになった
「姉ちゃんか。大規模な計画をね*2」
城下町の食堂で獣骨ラーメンを食ってる俺を挟むように座る2人は、眞姉ちゃんと影姉ちゃんだ
俺の素性を全部明かすと信じた。よく荒唐無稽な話を信じたよね、原神の原作の事とかさ
俺の見た目?性転換したちょっと幼い影姉ちゃんみたいな感じで、普段は作業用アビ・エシュフ*3に乗ってるけど、さすがに飯を食う時は降りてる
姉ちゃんと同じ着物を着てるけど、着方はクレタと一緒で上半身は黒のインナーだけ。セクシーセトですまない
前世を含めて長い時間生きてたからか、性格と口調が何となくフリーレンとセイアを足して2で割った感じになった
「まさか、稲妻を仇なす計画を「するわけないだろ」
国崩じゃあるまいし。そんな事したら天理が黙っちゃないよ
「『NU計画』と言って、草龍みたいな巨大な存在と戦う事になった時に使うんだ」
「それで進捗はどうですか?」
「骨組みがまだ」
ソレとは別に魔神戦争に向けてMSとは他に巨大兵器が制作中だ。間に合うと良いけど…
「それで、私に武器が欲しいんですけど…」
「眞姉ちゃんは戦闘向きじゃなかったよね?こういうのは影姉ちゃん向きでしょ。それで何か要望ある?」
「では、薙刀をお願いします」
影姉ちゃんは考えた末、そう注文する
薙刀?薙刀ねぇ…。装甲に使った合金の端材を使えばいいかな
「私も薙刀使いたいです!」
「戦闘は影姉ちゃんに任せた方がいいよ」
「私にも薙刀下さいー!」
眞姉ちゃんが俺の肩を掴んで揺らしてきた
「作るから揺らすなっての。それと2人だけで来て。極力、場所を知られたくないから」
ホント、世話が焼ける姉だよ…
数日後、装甲に使った合金の端材で作った薙刀を2人にあげたら喜んでくれた
アレ、武器用じゃないけど
~武器を作ってから数日後&ヤシオリ島~
今日は散歩でヤシオリ島に来たんだけど…
「ほう、まさか雷神自らが来るとはな!」
あくおうの オロバシが あらわれた!▼
もしかして勘違いしてる?まぁいいや、アレを試してみるか
「最初に言っとくけど、死ぬとしてもタダでは死なないからね」
懐からゴツい銃とボトル型の小物を出す
<システムオールグリーン!ギャバリオントリガー アクティベート!>
この音声の通り、ギャバリオントリガーを作ったのだ。エモルギーの代わりに元素だからエモルギアならぬ、ゲンソギアをギャバリオントリガーに装填する
<イナズマ チャージ!>
「蒸着!」
粒子が俺を纏い、コンバットスーツに変わる
<イナズマ アクティベート!>
自分が映った海面を見る
色は紫で、ブシドーっぽいインフィニティだった。ライヤじゃないのか
名付けるなら、『ギャバン・セト』と言った所かな
「さて、一狩り行くか」
「フン!姿が変わったとしても、この私を倒す事は出来ぬぅ!」
お前はブロリーか何かなの?
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避けたり、トリガーで撃ったり、ブレードで斬ったりパリィしてから数十分が経つ。影姉ちゃんやモラクス師匠とシュバニキから、みっちり鍛えてもらってはいるんだけど、どうにも効いてる感じがしないな…
<エレメントバースト!>
「ふんっ!」
「(ドォォォン!)フン、さすがは雷神と褒めてやりたい所だ!」
本家で言うエモーショナルバーストをオロバシに当てると、そこそこダメージは与えられたようだけど、このままだとジリ貧だから、蒸着を解除する
というか、お前はブロリストか何かなの?
そういえば、影姉ちゃんって夢想の一太刀使えるんだっけ。やってみるか
…服と体型のせいで、谷間から出してるように見えるの、どうにかなんないのかな
「さて、第2ラウンドと行くか」
「いいだろう!」
両腕に俺が作ったとある最強種の技が使える籠手を装着して、胸から元素で出来た刀を出してオロバシに挑む
「断風!」
「うぐぅ!何だこの速さは!?」
これくらい避けられるでしょ。影姉ちゃんとモラクス師匠とシュバニキなら1フレームでも避けたぞ
「雷鐘!」
「あばばばばば!?」
刀を上に掲げ、広範囲に雷を落とす。デカいんだから、これくらい耐えるでしょ
モラクス師匠と影姉ちゃんとシュバニキなら平気で避けるのに…
「入道雲!」
「おぐっ…!」
雲の巨腕を作り出し、ジャイアンパンチする
「大時化!」
「がふっ!?」
オロバシの頭を地面に叩きつける。奴はデカいから相当ダメージがあるだろうな
「火砕龍!からの灰吹雪!」
「い、息…が…!」
お前蛇だろ、何で灰で窒息するんだよ
「晴天大征、流転と手向けを以って終極と為す。晴天転じて我が窮極の一太刀。我、龍をも断つ―――天晴!」
天晴でオロバシの頭や島どころか次元を斬った。…二度と夢想の一太刀&天晴を使うものか。そう決めた俺なのであった
斬った次元を覗くと、別のテイワットが見えた。どこのテイワットなんだろと思った直後、ファスナーのように閉じた
とりあえず、解体用に換装した作業用アビ・エシュフでオロバシの死体を解体して鱗や骨や骨髄等を採取する
「帰ったらコレで武器作ってみるか」
「影次郎、大丈夫ですか!?」
「何か凄い斬撃が見えたんですけど!」
姉2人が駆けつけてきて、俺が事情を話す
「なるほど、オロバシが私達に…」
「そして、影次郎の夢想の一太刀で斬ったら次元すら斬ったと…」
「切れ目は元に戻ったけどね。さて、解体も終わったから帰ろうか」
そして、オロバシの素材で各武器を作り、『くれなゐの珊瑚の薄重*4』『きるがきる笠槍の海神*5』『あかねさす珊瑚剣の朝斬*6』『なぐるやの海弓の真弦*7』『あまとぶや珊瑚の水珠*8』と名付ける事にした。刀身は様々な角度から見ると色んな珊瑚の色になってて、気に入ってるんだよね
まぁ、それはそうと名前がタマミツネの武器の訳は、よさそうなのがこれしか無かった。それだけ
~数週間後~
眞姉ちゃんが七神になり、どういうわけか俺にも神の心が出現した。そんな神の心をサイコフレームに組み込む
「システム、稼働テスト、共に問題無し」
NU計画でサイコフレームと共に作った『νガンダム』と、魔神戦争に向けて作った兵器『ギガンテス』をずっと寝ないで完成させ、遂にカーンルイアとの戦争が来た。凄く眠い
「影次郎!」
戦場に行こうとすると、眞姉ちゃんが来た
「来てしまったようだね、眞姉ちゃん。俺はこれからカーンルイアを殲滅しに行く」
「っ!」
「2人なら政治もうまくやれる筈さ。だからこの国の事は頼んだよ」
「影次郎、それじゃまるで「死にに行くようなもの、と言いたいのかい?」
眞姉ちゃんは動揺する。ま、止める気満々だろうね
「大丈夫、俺最強だから」
まぁ、そう言う事じゃないのは分かってる
どうしたものか…。あ、そうだ。折角だし…
「…なら、2人で行こうか。眞姉ちゃんにアレを見せたげる」
「え?」
2人で戦場に行く。割と戦火にまみれて酷かった
「バアル、セトを連れて来たのか!?」
「大丈夫だ師匠、秘策があるから」
「秘策とは何だ?」
「こんな事もあろうかと、アレを作って正解だったな」
「「アレ?」」
「「「「「(ドォォォン!)ぎゃああああああ!」」」」」
2人が疑問に思う中、ギガンテスを呼び寄せると空から降ってきて、着地点のカーンルイアの軍隊が下敷きになり、操縦席に乗って軍隊や遺跡守衛を殲滅する。なお、2人も同席中だ
「何だアレは!?」「そんなの、俺が知るか!?」
「…セト、コレは何だ?」
まずは前進してひき潰す
「グワーッ!?」「アバーッ!?」
「『広域殲滅型搭乗兵器:ギガンテス』だけど?カーンルイアいじめちゃおう」
次にミサイル連射する
「Door!?」「クソマァ!?」
「だけど?じゃないんですよ!?いつの間にあんな大きいものを作ったんですか!?」
クイックスピンで遺跡守衛すらもひき潰す
「νガンダムと同時進行で作った。あーかわいそう!あーかわいそう!」
「…セト、コレは流石にカーンルイアが可哀想だ」
「あーかわいそう!あーかわいそう!」
…マズイ、意識が朦朧としてきた
「マニュアルあるけど…、2人はギガンテスの操作を頼む…」
「セト、どうかしたのか?」
「俺は今…、ずっと寝ないでギガンテスとNU計画のアレを完成させたから…、物凄く深夜テンションになって意識が朦朧としてる…。即ち、過労死だ―――」
そう言うと、俺の意識が遠くなる―――